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植物の香りあふれるクラフトジンで、リラックスできる時間を届ける「HOLON」(SOMA)(ICC KYOTO 2026)

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ICC KYOTO 2026 クラフテッド・カタパルトに登壇いただき3位に入賞した、SOMA 堀江 麗さんのプレゼンテーション動画【植物の香りあふれるクラフトジンで、リラックスできる時間を届ける「HOLON」(SOMA)】の文字起こし版をお届けします。ぜひご覧ください!

ICCサミットは「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場です。毎回500名以上が登壇し、1,200名以上が参加する。そして参加者同士が真剣に議論し、学び合うためのカンファレンスです。次回ICCサミット FUKUOKA 2027は、2027年3月1日〜3月4日 福岡市での開催を予定しております。詳しくは、こちらの公式ページよりご確認ください。

本セッションのオフィシャルサポーターはJ.フロント リテイリングです。

▶【速報】職人でなくとも一点ものの建築を。建築の民主化を実現する「VUILD」がクラフテッド・カタパルト優勝!(ICC KYOTO 2026)

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【登壇者情報】
2026年8月31日〜9月3日開催
ICC KYOTO 2026
Session 8A
CRAFTED CATAPULT 豊かなライフスタイルの実現に向けて 
Sponsored by J.フロント リテイリング

堀江 麗
HOLON (SOMA)
代表取締役
公式HP | 公式X

HOLON創業者。1992年生まれ。Google Japanに勤務の後、クラフト飲料ブランドHOLONを創業。“DRINKING AS MEDITATION” をテーマに東洋の植物を調合したクラフトジン、ノンアルコール飲料を展開する。千葉県の大多喜有用植物苑内にハーブの栽培と蒸留と調香の拠点を構えて活動をしている。
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堀江 麗さん(以下、堀江) 皆さん、こんにちは。

HOLON (ホロン) 代表 堀江 麗です。

“飲むアロマ”でリラックス時間を届ける

私たちは、お酒などの飲み物を通して、リラックス時間を届けています。

メインで作っているのは、クラフトジンですが、皆さんが思い浮かべられる、いわゆるジンとは異なります。

私たちのクラフトジンは、一言で言いますと、“飲むアロマ”です。

実は、作っている私は、お酒をほぼ飲めません。

しかしながら、大の香り好きで、元々、調香の経験があります。

香水のようなクラフトジンとの出会い

ある日、香水のようなクラフトジンに出会いました。

嗅覚のみならず、すべての五感が開くような感覚になり、これは究極のリラクゼーション体験だと思いました。

たった一杯で、わずか一口で、心が満たされる――このような体験を届けたいと思い、クラフトジンの世界に飛び込みました。

最初は独学で始めましたが、その後、知人の紹介により、蒸留家で、エシカル・スピリッツ株式会社 取締役CTO 山口 歩夢さんのもとで学ばせていただくことになりました。

この出会いが、「HOLON」の構想を、大きく動かします。

お酒のみならず、嗅覚の専門家でもある彼の知識によって、商品開発が一気に加速しました。

未知なる植物を求めて、世界の秘境へ

クラフトジンは、柑橘やヒノキなどの植物で香り付けする飲み物です。

そのため、植物は香りそのものとなります。

私は、未知なる植物を求めて、北は北海道、南は沖縄、さらにスリランカや中国・雲南省、バリ、コスタリカまで、世界中の秘境を訪れました。

嗅いで、食べてを繰り返し、500種類以上の植物と出会ってきました。

発酵や焙煎で植物の香りを最大限に引き出す

さらに、私たちの最大の強みは、植物の香りを最大限に引き出す加工技術です。

一般的なジンは、植物とアルコールを合わせて蒸留しますが、私たちは、植物自体の香りを発酵や焙煎で引き出します。

この加工技術により、香りのバリエーションが無限大になります。

nomaの素材開発を参考に独自の手法を確立

実は、こちらの手法は、デンマーク・コペンハーゲンにある世界のトップレストラン「noma(ノーマ)」で行われている素材開発と、同じものです。

SNSを通じて、こちらの手法を知り、クラフトジンの世界を広げるものだと確信しました。

パッションを伝えて、奇跡的に、現地デンマークで視察する機会を頂くことができました。

実際に素材を持ち寄り、フィードバックやインプットも多く頂きました。

デンマークから帰国後は、ハーブ農家と提携して、評価の分析を繰り返し、独自の手法を確立してきました。

このようにして、ブラッシュアップを重ねた私たちの素材は、実際に「noma(ノーマ)」のコースにおいても採用されています。

様々な角度から香りと向き合い、商品化

私たちは、様々な角度から香りと向き合っている、香りのスペシャリスト集団なのです。

香り豊かな素材を使って商品化されたのが、こちらのクラフトジンです。

ハーバルで、リラックス感のある仕上がりとなっています。

さらに、日本の四季の移ろいを表現した季節シリーズや、香りから雨や晴れなどの情景が浮かぶ天気のシリーズを作りました。

いずれも、飲むだけで五感が開き、自然の中で深呼吸するような感覚になれる、忙しい日常のお守りのような存在です。

デザインは、透明感とキャッチーさを両立しています。

実は、これらは、ユーザーの投稿写真で、宣材写真ではありません。

従来のお酒にはない、ライフスタイル雑貨のような佇まいで、ご自宅に置いていただけるようになりました。

サードプレイスで広がる“HOLON時間”

発売当初は、コロナ禍で家飲み需要が高まっていました。

私たちのお酒は、ご自宅でのご褒美時間を楽しむ、“HOLON時間”として広がっていきます。

リラックスタイムに、「HOLON」を楽しまれているご様子を、SNSで多く目にしました。

香りへのこだわりが、お酒の世界で、新たなお客様との新しいシーンを生んだのです。

コロナが明けてから、お取り扱いいただきたいお店に、一軒一軒、足を運び、「HOLON」の価値観に共鳴するお店に、共感の輪を広げていきました。

中でも相性がよいのは、“サードプレイス”、具体的にはカフェやサウナ、美容院、そして、本屋などです。

本来、お酒を提供するような場所ではありません。

しかし、リラックスを提供する飲み物として受け入れられ、ムーブメントとなり、お取り扱い店舗は5年で徐々に増え、1,000店舗を超えました。

ノンアルコールのジンも登場

しかしながら、私には気になっていることがありました。

それは、「HOLON」を提供させていただいているお店で耳にした言葉たちです。

「このあと、運転するので飲めないのです」「まだ、仕事が残っていて、飲むのは控えておきます」「今、妊娠していて、飲めません」――お酒には、体質的な制約に限らず、場面的な制約もあります。

気がつかないうちに、あらゆる人を置いてきぼりにしていたかもしれないと、ハッとさせられた瞬間でした。

アルコールの有無に関係なく、リラックス時間を届けたい。

こうして生まれたのが、ノンアルコールジンです。

2026年8月に、発売されました。

妊娠中の方も、運転する方も、さらには国境を越えてお酒を飲まない文化の方々も、誰もが、同じ体験ができる――私たちは、飲み物のユニバーサルデザインに、取り組んでいきます。

HOLONが提案する、ジンの3ステップの楽しみ方

本日は、ぜひ、この場で体験してみてください。

▶編集注:会場でジンとノンアルコールジンが提供されました。

会場にお持ちしたジンとノンアルコールジンは、どちらも同じ植物を使用したものです。

熊本県のいぐさ農家の中山さんご夫妻と北海道の薔薇(ハマナス)農家の森さんのご協力で、作ることができました。

アルコールをお飲みになれる方は白いコップを、お飲みにならない方は透明のコップを、手にお取りください。

今から、3ステップで、お楽しみいただきます。

それではまず、香りをお楽しみください。

次に、一度、深呼吸していただきます。

スライド44

最後に、口をつけて飲んでみてください。

そして、今から10秒間、瞑想の時間を設けます。

自然の中、木々や草花が揺れる様子を思い浮かべながら、余韻を感じてみてください。

ICCは、熱いプレゼンテーションが続く場です。

呼吸することを忘れていらした方も、多いのではないでしょうか。

HOLONで、ふと立ち止まる時間を

今のように、ふと立ち止まる時間を、自分に贈ってみてください。

そして、大切な誰かに、贈ってみてください。

私たちは、香りのスペシャリストとして、これまでにない、豊かなドリンク体験を届けていきます。

HOLONでした。

ありがとうございました。

▶︎実際のプレゼンテーション動画もぜひご覧ください。

(終)

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編集チーム:小林 雅/星野 由香里/浅郷 浩子/戸田 秀成/中村 瑠李子

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