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ビジネスの根幹である契約業務のDXで、生産性の向上と管理体制の構築に寄与する「Hubble」(ICC FUKUOKA 2024)

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ICC FUKUOKA 2024 ガーディアン・カタパルト (シーズン2) – 頂上対決 -に登壇いただき、見事優勝に輝いた、Hubble 町田 健太さんのプレゼンテーション動画【ビジネスの根幹である契約業務のDXで、生産性の向上と管理体制の構築に寄与する「Hubble」】の文字起こし版をお届けします。ぜひご覧ください!

ICCサミットは「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場です。そして参加者同士が朝から晩まで真剣に学び合い、交流します。次回ICCサミット KYOTO 2024は、2024年9月2日〜 9月5日 京都市での開催を予定しております。参加登録は公式ページのアップデートをお待ちください。

本セッションのオフィシャルサポーターはICCパートナーズです。

【速報】契約業務に変革を起こすクラウドサービス「Hubble」がガーディアン・カタパルト優勝!(ICC FUKUOKA 2024)


【登壇者情報】
2024年2月19〜22日開催
ICC FUKUOKA 2024
Session 12A
ガーディアン・カタパルト (シーズン2) – 頂上対決 –
Sponsored by ICCパートナーズ

町田 健太
株式会社Hubble
General Manager, Sales and Marketing
HP | X(旧Twitter)

大阪大学工学部卒業後、株式会社電通に入社。国内最大手の家電メーカー、健康食品メーカー、飲料メーカーなどを中心に、マーケティング・アカウントエグゼクティブとして、商品企画からマーケティング戦略構築・実行まで一気通貫で支援。 その後Amazon Japanにて、コロナ禍で消費者の購買行動に大きな変化が起きる中、ECを中心流通とした新時代のマーケティング戦略を設計し、普及。ゲームチェンジした市場の中で、酒類、飲料、製薬、トイレタリーなど業界大手のメーカーのEC戦略の根幹構築を支援。 2022年11月に株式会社HubbleにMarketing Managerとして入社。2023年12月より現職。


町田 健太さん こんにちは、Hubbleの町田です。

よろしくお願いします。

私たちは、契約業務のクラウドサービスを提供しています。

いわゆるコミュ障だった私がここに立つまで

ただ、私は創業者ではないので、私がどういう人間で、どういった思いでここに立っているのか、そんな話をさせていただきます。

群馬県で生まれ育った私は幼い頃、いわゆる「コミュ障」でした。

臆病で、吃音で、うまく伝えられない、そんな自分を変えたくて私は、大阪の大学に進学することを決めます。

よくしゃべるらしい大阪の人たちの中で何年間か過ごせば、自分もおしゃべり上手になれるのではないか。

そんなことを考え、大阪の焼肉店でアルバイトをします。

これが結構うまくいって、コミュニケーション能力は改善されました。

そして卒業後は、コミュニケーションに関する仕事をする広告会社で働きたいと考えました。

一方で、このままもっと自分の喋りを磨いて、漫才師になりたいとも考えていました。

どちらの道か悩んだ私は、どちらにもチャレンジしました。

電通での営業、マーケティング、そして社会人漫才師。

漫才に学んだ、人に伝えることの本質

二足のわらじを履く中で、漫才の経験には、営業やマーケティングの仕事に大きく通じるところがあることに気づいたのです。

ネタのオチであるとっても大きな笑い、これをお客様に感じていただくことをゴールに、想像を半歩超えることを、一番良いタイミングで、音で、表情で、身振り手振りで伝え続け、反応に応じた軌道修正を繰り返しながら、お客様の感情をコントロールし、自分の設計したストーリーにのめり込ませる。

この、いわば「体験設計」こそが、人に伝えるということの本質だと考えました。

その頃には、次にやりたいことができました。

価値が世の中に理解されていないものを売ってみたい

未だ売れていないものを、売ってみたい。

それまでにお付き合いしていたのは、主に大企業です。

それよりも、 本質的にものすごく重要なことに取り組んでいるものの、その価値が世の中に理解されていないようなものを、自分の力で売ってみたい、そんな思いが強くなったある日、私は一人の青年と出会いました。

「無駄な契約業務がなくなる世の中を作りたいんですけど、手伝ってくれませんかね?」、これが私とHubble代表の早川 晋平との出会いでした。

時間がかかる契約業務を一気通貫で効率化

契約業務は、その一連のプロセスにとにかく時間がかかります。

非効率な契約業務は取引の価値を40%下げることもあり、皆様の多くのように上場を目指していても、契約書の管理ができていなければ、IPOの際に足枷になることも。

How AI Is Changing Contracts(Harvard Business Review)

Hubbleはそんな契約業務を一気通貫で効率化して、さらに契約書の管理もできるサービスです。

メイン画面では、契約書と契約書に関するやりとりを見ることができ、ワンクリックでローカルのWordが立ち上がるので、いつも通り契約書を編集して保存、終了すると自動で契約書の版、バージョン管理がされて、変更点も一目で分かります。

社内のやりとりもSlackやTeamsと連携されているので、契約書に関する業務を非常にスムーズに行うことが可能です。

さらに、契約書を作成すれば、内容を読み取って自動で、一覧で見られる管理台帳を作ってくれます。

どれも非常に便利な機能です。

契約業務の本質的な問題点とは

ただ、いわゆるプロダクトの説明にとどまらない、Hubbleの本質的なバリューを伝えるメッセージを作ること、これが私のミッションになりました。

私たちとのコミュニケーションを通じて、お客様にどのような体験をしていただければ、Hubbleをパートナーとして見ていただけるのか。

試行錯誤を繰り返し、私たちは、契約業務の抱える本質的な問題点を伝えることにチャレンジしました。

それは、 契約業務はその専門性の高さや複雑さから、多くの人にとって積極的な関与が難しく、そもそも主体的に向き合おうと思える業務ではないということです。

しかしこれを放置すれば、企業にとって機会損失やリスクになります。

だからこそ、業務特性がもたらしてしまっている、社員が積極的に関与しづらい環境を取り組みやすいものに変革することこそが、事業の生産性を上げる大きなドライバーになる。

ですので、私たちのHubbleを使えば、法務だけではなく事業部も契約書業務の進捗や進行、経緯、過去のやりとりなどをスムーズに把握しながら、業務に当たれます。

その裏では自動で一覧、台帳が作られるので、皆さんの行う管理作業を大きく減らすことができます。

ですので、お客様にとっては重要な、生産性の向上と管理体制の構築、これらを同時に実現できるのです。

専門性の高さから関与しづらいというお客様の問題を踏まえ、私たちが提案する一連の課題解決を体験いただけるようコミュニケーションを設計するという方向に、舵を切りました。

数多あるDXの中、契約業務のDXの価値は伝わるか

これはいわば、契約業務のDXです。

当時の私たちの懸念は、 数多あるDXの中で、契約業務までDXする企業はどれだけいるのかというものでした。

ビジネスリーダーが評価!ガーディアン・アワード準優勝

そこで、世のビジネスリーダーにこの考え方とメッセージを評価してもらおうと考え、前回のICCサミットで私たちは、ガーディアン・アワードに出展したのです。

審査員は総勢96名のスタートアップや大企業の経営者で、プロダクトのイノベーション性、提案力、ROIなどを評価いただくプログラムです。

ご覧の通り、私たちより圧倒的に有名でお金も持っている企業がたくさん出場していたので、どこまで戦えるのかという不安はありました。

しかし私たちの提案は、彼らビジネスリーダーにとって、強い体験を伴うメッセージになるという自信がありました。

そして結果、準優勝という評価を頂くことができました。

1位こそ取れなかったものの、私たちの、皆様のビジネス環境を作る、変革するお手伝いがしたいという思いを認めていただけたのだと思います。

Hubble、ICCサミット KYOTO 2023 「ガーディアン・アワード」初出場で総合2位を受賞しました(Hubble)

そこから売上も順調に推移しております。

あらゆるビジネスの根幹を支える契約業務を変革

最後に、今回のICCサミットでは、様々な成し遂げたい思いが語られてきました。

私たちHubbleの、契約業務の変革。

「変革」と大きなことを言っていますが、言葉を選ばずに言えば、地味なものです。

宇宙に行くわけでも、病気を治すわけでも、子供を救うわけでもない。

食料問題を解決するわけでも、埋もれた才能を見つけるわけでもない。

ですが、我々人類が太古より積み上げてきた叡智である法、それを以てビジネスの根幹を支える契約業務。

これの根底にある問題の変革にチャレンジする私たちの取り組みは、多くの挑む人たちの応援になる、そう信じています。

宇宙に行きたい、病気を治したい、子供を救いたい、食料問題を解決したい、埋もれた才能を見つけたい、どんな思いにも応えられる。

それが、私たちが契約業務を変革する意義であり、かつて伝えることが何より苦手だった私が、本日この場に立って皆様にお伝えしたいことであります。

以上です、ありがとうございました。

実際のプレゼンテーション動画もぜひご覧ください。

(終)

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編集チーム:小林 雅/浅郷 浩子/小林 弘美/正能 由佳/戸田 秀成

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