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1. 日本発、世界を目指すWell-being産業のイベントで入賞した2組が登場

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ICC FUKUOKA 2025のセッション「-Well-beingビジネスの今後(シーズン6) -〜2025 くるぞ、ウェルビーイング〜」、全5回の①は、モデレーターの住友生命保険 藤本 宏樹さんが、「Well-being産業とは何か」から始まった過去シーズンを振り返ります。帝国データバンクの「企業が選ぶ2025の注目キーワード」の分析では、「ウェルビーイング経営」がキャズムを超えたそうです。ぜひご覧ください!

ICCサミットは「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場です。そして参加者同士が朝から晩まで真剣に学び合い、交流します。次回ICCサミット KYOTO 2025は、2025年9月1日〜9月4日 京都市での開催を予定しております。参加登録は公式ページをご覧ください。

本セッションのオフィシャルサポーターは住友生命保険です。


【登壇者情報】
2025年2月17〜20日開催
ICC FUKUOKA 2025
Session 7E
-Well-beingビジネスの今後(シーズン6) -〜2025 くるぞ、ウェルビーイング〜
Sponsored by 住友生命保険

「-Well-beingビジネスの今後(シーズン6) -〜2025 くるぞ、ウェルビーイング〜」の配信済み記事一覧


Well-beingビジネスの今後を語るシーズン6

藤本 宏樹ん(以下、藤本) このセッションにお越しいただいた、アンケートでは高評価をくださるであろう皆様に、我々から拍手をしたいと思います。

ありがとうございます。

Well-beingビジネスの今後(シーズン6)ということで、皆さんのおかげで、何とかシーズン6までやってまいりました。


藤本 宏樹
住友生命保険相互会社
常務執行役員兼新規ビジネス企画部長SUMISEI INNOVATION FUND事業共創責任者

1988年住友生命入社。通商産業省(現経済産業省)出向、秘書室長、経営総務室長等を経て、2011年ブランドコミュニケーション部を新規に立ち上げ、住友生命のリブランディングプロジェクトをリード。インナーブランディング、CXプロジェクトを展開すると共に、アウターブランディングでは1UPの統合プロモーションでACCグランプリ等を受賞。健康増進型保険Vitalityの日本ローンチに合わせてCSVプロジェクトを手がけた後、2019年に新規ビジネス企画部を新設。責任者としてWaaS(Well-being as a Service)構想の実現とデジタル保険の展開をテーマにオープンイノベーションを推進。2020年11月にCVCを設立し、スタートアップ企業への出資等も進めている。兵庫県出身。

登壇者の皆様、一言ずつ自己紹介をお願いします。

宮脇 一嘉さん(以下、宮脇) フィジオロガス・テクノロジーズ代表の宮脇と申します。


宮脇 一嘉
フィジオロガス・テクノロジーズ
代表取締役

フィジオロガス・テクノロジーズ株式会社 代表取締役・共同創業者。大阪大学大学院を修了後、日本エア・リキード株式会社に入社。フランス本社で5年間勤務後、日本法人では事業企画や再生エネルギー事業の統括責任者歴任。その後、大幸薬品株式会社にて新規事業開発やパートナーシップ戦略を統括。2020年にフィジオロガス・テクノロジーズを共同創業し、給水不要の在宅用血液透析装置を開発中。長年培った国際的なビジネス経験とサプライチェーン管理の知見を活かし、技術革新を通じて透析患者のQOL(生活の質)向上を目指している。

本日はありがとうございます、よろしくお願いします。

松本 友理さん(以下、松本) 株式会社Haluの代表取締役の松本と申します、よろしくお願いいたします。


松本 友理
Halu 
代表取締役 

2007年に大学卒業後、トヨタ自動車に入社。10年間にわたり、本社にてプロダクトマネージャーとしてカローラなどのグローバル戦略車の商品企画や、コーポレート価格戦略を担当し、ものづくりには人びとの暮らしをよりよく変える力があることを実感する。2016年に長男を出産し、脳性まひによる運動機能障害が判明。育児を通して、現在の日本では幼少期から生涯にわたり、遊び・学び・仕事などの生活の場が障害の有無によって社会構造的に隔たれていることや、日常で使うプロダクトも「障害者専用」と「健常者にしか使えないもの」に分かれていることが、両者の交流機会や社会における多様性の欠如につながっていることに気づく。「障害者と健常者の分断」という社会課題解決のため、2020年4月に株式会社Haluを創業。

私たちは、「インクルーシブデザインで多様性を価値に変え、分断のない世界をつくる。」というビジョンを掲げ、障害のある人とない人がともに使えるプロダクトやサービスの提供によって、彼らの交流を生み出すことにチャレンジしています。

本日はどうぞよろしくお願いいたします。

奥本 直子さん(以下、奥本) シリコンバレーから参加しております、NIREMIA Collectiveの奥本直子と申します。


奥本 直子
NIREMIA Collective(ニレミア・コレクティブ)
創業者 兼 マネージング・パートナー
ボストン大学大学院修士課程修了後、シリコンバレーに拠点を移し、 米マイクロソフトに勤務。

2000年、米TIBCO SoftwareのAPAC担当ディレクターとして、中国、シンガポールをはじめとする各国オフィス開設に従事。2003年に米国ヤフー本社に転じ、ジョイント・ベンチャー統括担当バイス・プレジデントを務める。2017年に独立し、日米間の投資・事業開発のアドバイザリー会社 アンバー・ブリッジ・パートナーズを創業。 孫泰蔵氏率いるファンド、ミスルトウの米国マネージング・ディレクターのほか、ソフトバンクグループ傘下のZコーポレーションのエグゼクティブ・アドバイザーとして、CoinDesk Japan設立に参画し、取締役副社長を務める。2021年12月、ウェルビーイング・テクノロジーに特化したベンチャー・キャピタル(VC)ファンド、二レミア・コレクティブを創業。マネージング・パートナーとして、ファンドを組成し、スタートアップ投資を開始。英国上場会社S4 Capital社外取締役、株式会社ヤプリ社外取締役など多数の要職に就く。

NIREMIA Collectiveは、シリコンバレーを拠点とするウェルビーイング・テクノロジー特化型ベンチャーキャピタルです。人々の幸福と健康を核に、一人ひとりが自己のポテンシャルを最大限に発揮できる革新的テクノロジーへ投資し、より豊かな未来の実現を目指しています。

どうぞよろしくお願いいたします。

藤本 奥本さんは、このセッションのためだけに、シリコンバレーから日本に来ていただきました。

ありがとうございます。

石川 善樹さん(以下、石川) いつも思うのですが…あまりにも自分が平凡だから、自己紹介をせざるを得ないわけですよね。


石川 善樹
公益財団法人Well-being for Planet Earth
代表理事

予防医学研究者、博士(医学) 1981年、広島県生まれ。東京大学医学部健康科学科卒業、ハーバード大学公衆衛生大学院修了後、自治医科大学で博士(医学)取得。公益財団法人Well-being for Planet Earth代表理事。  「人と地球が調和して生きるとは何か」をテーマとして、雲孫世代(8世代後)にまたがるような長期構想に取り組む。  近著は、『むかしむかしあるところにウェルビーイングがありました-日本文化から読み解く幸せのカタチ』(KADOKAWA)、『フルライフ』(NewsPicks Publishing)、『考え続ける力』(ちくま新書)など。

例えば、長嶋 茂雄さんは自己紹介をしますか?ということです。

(一同笑)

それまでの人生で頑張ってこなかったからこそ自己紹介をする羽目になっているという、屈辱の儀式ですよね、これは(笑)。

僕は、こんな恥ずかしい行為は、この世からなくした方がいいのではないかと、今後は他己紹介の方がいいのではないかということを、最近考えております。

このセッションの6回全てに参加しています、Well-beingについてますます頑張りたいと思っている石川です。

よろしくお願いいたします。

藤本 善樹さんは今、ICC FUKUOKA 2025の開催地である福岡市に雲孫高原を創れないか考えておられるのですよね。

石川 少しだけ福岡市の話をすると、福岡市は世界の中でもかなり珍しい都市です。

なぜなら、60年前から、人と環境と都市がうまく調和する都市計画を立てているからです。

通常、都市というものは郊外に向かって、自然を破壊しながら広がっていくのです。

郊外に広がることを、スプロール化といいます。

ただ、60年前の市長が立派な人で、スプロール化を防ぐために開発エリアをぎゅっと制限したのです。

ですから、福岡市では都市と空港が近いのです。

都市の周りには手付かずの自然環境がたくさん残されており、山がきれいなので、海もきれいになります。

人と地球のWell-beingを考える上で、環境も経済も人々の暮らしも、「Well-beingを考えるなら福岡市」と世界的になっている場所なのです。

▶参考:福岡市 Well-beingについて (福岡市HP)

これは、ここから車で15分くらいのところの写真ですが、これから、もっと自然あふれるところにしていこうとしています。

藤本 ちなみに真ん中の木は、善樹さんの名前を取って、現地では「善樹」と呼ばれているようで。

石川 はい、現地の方々から(笑)。

シーズン1~5の振り返り

藤本 今日はぜひ、質問タイムを設けたいと思っています。

このシリーズは今回がシーズン6ですが、テーマは一貫しています。

最初、そもそもWell-beingとは何か、Well-being産業はありうるのか、という議論から始まりました。

シーズン1では、Well-beingは北極星であり、全ての産業はWell-beingに向かうという意見もありましたし、Well-beingは高い低いではなく、グラデーションや色みたいなものであるという意見もありました。

シーズン2では、善樹さんから、自社の事業を生活者の視点から見直す、Well-being transformationという概念の提唱があり、全ての産業はWell-being transformationすべきだという投げかけがありました。

例えば病院であれば、お客様を患者ではなく生活者として捉えると、病院内だけではなく外、または退院後など、ビジネスが広がります。

参加していた小林 正忠さん(楽天グループ Co-Founder and Chief Well-being Officer)は、Well-beingにおいては余白が大事であり、特に楽天では仲間、時間、空間の3つの間を大事にしているという意見でした。

シーズン3では、Well-being transformationの議論になり、生活者が自己決定できることが大事だということでした。

シーズン4では、善樹さんが、AI産業がないのと同じでWell-being産業というものはなく、Well-being transformationとは、全ての産業に対して刺さる横串のようなものだという投げかけをしました。

そして前回のシーズン5で、僕自身の大きな学びとなったのは、Well-beingビジネス、もしくは社会課題を解決しようとするビジネスでは、キャッシュポイントとバリューポイントを分けた方がいいという点でした。

社会的価値とお金儲けを同時にしようとすると破綻してしまうという議論になり、これは今日、深掘りしたいと思っているテーマです。

2025年の注目キーワード「ウェルビーイング経営」

藤本 2025年と言えば、「くるぞ、万博。」ですよね。

ですので、「くるぞ、ウェルビーイング」というテーマを設定していたのですが、実は、もう来ました。

「きたぞ、ウェルビーイング」ということです。

2025年、キャズムを越える注目キーワードとは 「自動運転」「ウェルビーイング経営」は新しい戦略の段階へ ~ 「トランプ2.0」から「Vチューバ―」までを徹底分析 ~(帝国データバンク)より

帝国データバンクの「企業が選ぶ2025の注目キーワード」に、「ウェルビーイング経営」があり、ついにキャズムを超えました。

2025年の注目キーワードに関するアンケート (帝国データバンク)

善樹さん、おめでとうございます。

何かコメントはありますか?

「スタートアップ」が一番下にあって、「大阪・関西万博」とほぼ同じ位置です。

ラガードは、「トランプ2.0」ですね。

石川 トランプさん、すごいですね。

藤本 もうラガードなので、終わった人みたいになっていますね。

帝国データバンク、つまり、データの銀行の帝国が言っていることなので、間違いないなと。

石川 恐ろしいですね。

藤本 ついにWell-beingが来たと。

「ウェルビーイング経営」は企業が選ぶ注目キーワードの中で、キャズムを超えて、アーリーマジョリティに入ってきたので、企業経営においてもかなり意識されているということです。

これを機に、どんどんWell-beingビジネスを世界に発展させたいと考えています。

少し宣伝になってしまいますが、自社の宣伝ではないのでお話しします。

WE AT、Well-being Economy Accelerator Tokyoという団体を立ち上げました。

ICCが新しい産業を興そうとしているように、いろいろな大学や企業と一緒に、日本発でWell-being産業を興して世界に展開をする取り組みです。

特に、Well-being領域のスタートアップ企業が世界に展開するのを応援していきたいというのが主旨です。

2024年11月に大きなピッチイベントを行いました。

トラックは3つあり、それぞれのテーマは、トラック1はクライメートテックと食糧と農業、トラック2がヘルスケアとウェルビーイング、トラック3が街と暮らし、スマートシティやテクノロジーでした。

かなり広いテーマを設定しており、スタートアップ企業や学生、大企業から、新しいサービスやプロダクトを紹介してもらいました。

各トラックに、ノンエクイティで優勝賞金1,000万円を贈っています。

ICCに参加されているスタートアップ、大企業の皆様、投資家の皆様、世界にWell-beingビジネスを展開する応援をお願いします。

今日は、トラック2と3の優勝者のお二方に登壇者として来ていただいているという経緯です。

▶︎アジア最大級のWell-Beingの祭典を目指すピッチコンテスト 「WE AT CHALLENGE 2024」開催。各受賞者を発表。(WE AT)

(続)

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編集チーム:小林 雅/小林 弘美/浅郷 浩子/戸田 秀成

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