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“スキル保証型採用”で、才能あるエンジニアが実力で評価される世界を目指す「ハイヤールー」(ICC FUKUOKA 2025)

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ICC FUKUOKA 2025 ガーディアン・カタパルト(シーズン4) に登壇いただき、見事優勝に輝いた、ハイヤールー 葛岡 宏祐さんのプレゼンテーション動画【“スキル保証型採用”で、才能あるエンジニアが実力で評価される世界を目指す「ハイヤールー」】の文字起こし版をお届けします。ぜひご覧ください!

ICCサミットは「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場です。そして参加者同士が朝から晩まで真剣に学び合い、交流します。次回ICCサミット KYOTO 2025は、2025年9月1日〜9月4日 京都市での開催を予定しております。参加登録は公式ページのアップデートをお待ちください。

本セッションのオフィシャルサポーターはICCパートナーズです。

▶︎【速報】“スキル保証型採用”で、エンジニアが実力で評価される仕組みをつくる「ハイヤールー」がガーディアン・カタパルト優勝!(ICC FUKUOKA 2025)


【登壇者情報】
2025年2月17〜20日開催
ICC FUKUOKA 2025
Session 2A
ガーディアン・カタパルト (シーズン4) – 頂上対決 –
Sponsored by ICCパートナーズ

葛岡 宏祐
ハイヤールー
代表取締役
公式HP | 公式X

1996年生まれ、京都府出身。バックパッカーとして世界一周を経験後、独学でiOSの旅行アプリ『AminGo』をリリース。2018年にAIエンジニアとして株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)に入社し、数々のイベントに登壇。2020年2月、画像検索プロジェクトのテックリードとして株式会社メルカリに入社し、在籍中の2020年12月に株式会社ハイヤールーを創業。


葛岡 宏祐さん こんにちは、ハイヤールーです。

我々は、「日本をもう一度、『モノづくり』で一番へ。」をミッションに掲げている、設立して約4年のスタートアップです。

スキルミスマッチを解決する「HireRoo Skill Interview」

我々ハイヤールーは、採用、評価、育成までを行える、一気通貫のエンジニアリング組織プラットフォームを構築しています。

まず、企業が求める質の高い母集団を形成し、その後、選考プロセスを通して優秀な人材を見極め採用します。そして継続的な評価育成を行い、強いエンジニアリング組織の構築を支援します。

そこで、最初に展開した事業が、Big Tech水準の採用を誰でも簡単に実現できる、スキル面接サービスの「HireRoo Skill Interview」です。

これは、採用する企業の8割以上が経験しているスキルミスマッチという問題を解決します。

このミスマッチは、1件あたりにかかる費用は何と500~700万円にものぼります。

この人が入るとプロダクトが変わる、そんな期待を持って採用したけれど、実際はそうではなかったという経験は、ここにお集まりの経営者の皆様にも、一度はあるのではないでしょうか。

では、活躍するエンジニアを採用するには、選考で何を見ればいいのでしょうか。

企業がエンジニア採用において重視すべき点は、技術力とコミュニケーション能力です。

▶︎ エンジニア採用でコミュニケーションを見る理由(ハイヤールー)

ですが実態は、学歴や職歴といった分かりやすい指標によって評価されてしまっており、結果としてミスマッチが生じてしまっています。

この課題を我々は、Googleも実践する手法であるスキル面接で解決します。

▶︎ 失敗しないエンジニア採用その⑦:Google選考事例(海外編)(ハイヤールー)

スキル面接でソフトスキルとハードスキルの両方を可視化

このソリューションは、事前に候補者にコーディング課題を出題して解いていただき、その提出結果を用いて、フォローアップとして面接を実施します。

そうすることで、ソフトスキルとハードスキルの両方を可視化します。

デモをご覧ください。

まずは事前課題を作成します。

課題の作成は簡単2クリックで完了、もう問題を1から考える必要はありません。

リンクを受け取った候補者は、オンラインで受検します。

アルゴリズムを実装するようなコーディング課題や、アプリケーションに変更加える実践課題、さらにAWS、GCPを用いて、実務システムの設計を行う課題まで、様々な観点でスキルを可視化します。

結果はこのように、定量的なレポートとして表示されます。

対話面接時の質問項目として、様々な観点からの質問が自動生成されます。

さらに、成果物に至るまでの過程や、Google、ChatGPTの履歴など、後から全て参照可能です。

続いて、対話式面接では、候補者とコミュニケーションをとりながら、一緒に課題を解きます。

提出課題をもとに、事前に用意された様々な観点からの深掘り質問に沿って、候補者と対話を行います。

このように、ハードスキルに加え、ソフトスキルの評価が可能となり、ミスマッチを徹底排除します。

このサービスは好評を頂いており、スタートアップ、メガベンチャー企業を中心に、現在約150社に導入いただいております。

インバウンドを中心に、MRR、選考数はいずれも順調に推移しています。

▶︎ 1年で2万回増加。エンジニア選考受験数が3万回を突破!幅広い対応言語数とエンジニアの思考プロセスを測定できるコーディング試験サービス「ハイヤールー」(PR TIMES)

隠れた才能に目を向け、企業の採用につなげる

しかしながら、今日したいお話はスキル面接のことではなく、弊社のミッション実現に向けた、我々の次の挑戦についてです。

冒頭にお話しした通り、エンジニア力の底上げは、選考プロセスへのソリューションだけでは実現できません。

その手前にある大きな課題、高度ソフトウェア人材の不足を解決する必要があります。

この課題は非常に深刻で、2030年には、約80万人もの高度ソフトウェア人材が不足すると言われています。

ここにいるスタートアップの経営者の皆様も、日々この課題に直面しているのではないでしょうか。

一方、この課題は多くの企業が一部の層の候補者を取り合っているために生じています。

一部の限られた候補者にあまりにも多くの企業が集中するため、求人倍率は10を超えていますし、給与も実績以上に高騰しています。

一方、上位層以外にも優秀な人材はたくさんいます。

我々ハイヤールーは、この90%に属する隠れた才能に目を向け、企業の採用につなげるアプローチをとります。

それが、我々のミッション達成に向けた次の挑戦、スキルの可視化で隠れた才能を発掘する、スキル保証型採用「HireRoo Skill Hiring」です。

企業の選考リードタイムを短縮する「HireRoo Skill Hiring」

このソリューションは、スキル面接で採用する課題を用いた、採用コンペを行い、候補者のスキルの可視化を行います。

採用コンペの集客、スキルの可視化、企業の要件に合ったエンジニアとのマッチングは、全て弊社が行います。

そのため、企業側でハードスキルの評価は必要なく、ソフトスキルの評価とアトラクトに集中していただきます。

そうすることで、選考リードタイムをぐっと短縮していただけます。

この採用コンペでは、150社ほどの導入実績をもとにした弊社のスキル面接を通し、コーディング力、チーム開発力、コミュニケーション能力、思考プロセスといった、エンジニアとして成果を出すのに非常に重要なスキルを、高精度で可視化します。

スキルの可視化には圧倒的な自信があるため、ミスマッチ発生時には、スキル保証をさせていただく母集団形成のサービスです。

エンジニアの真のスキルは、経歴では測れません。

我々このソリューションを通して、これまでの経歴重視の採用ではなく、スキル重視の採用の実現を可能にします。

スキルを持つ人材の採用につなげ、深刻な課題であるエンジニア人材の不足を解決します。

このサービスは4月リリースを予定しており、現在、事前登録企業を募集しております。

もし少しでも課題を感じておりましたら、私にお声がけいただくか、ハイヤールーのブースまでお越しください。

エンジニアが正当な評価を受けられる世界を目指す

最後に、事業にかける思いと、今後の弊社の展望についてお話しさせてください。

このサービスを始めたきっかけは、私のこれまでのキャリアにありました。

私はこれまで、スタートアップ、メガベンチャーでエンジニアとしてキャリアを積んできましたが、ある大きなコンプレックスがありました。

それは、中卒という私の学歴です。 

中学卒業後、自分の手でモノを作りたいとエンジニアを志し、英語、数学、コンピュータサイエンス全てを独学で習得しました。

さあ、いざ転職と意気込み、会社に応募しようとしたその時に気づきます。

私には、応募する資格がないという現実です。

企業は、私が数年間死に物狂いで身に付けたスキルではなく、私を学歴だけで評価していました。

私はラッキーでした、なぜなら、私の真のスキルに目を向けてくれたスタートアップと出会えたからです。

ですが、正当な評価を受けていないエンジニアは、まだたくさんいます。

この現実を変えたい、そんな思いから生まれたのが、HireRoo Skill Interviewです。

そして、今日紹介したHireRoo Skill Hiringは 転職時にこんなサービスがあれば良かったと私が思えるものです。

エンジニアの力を最大限引き出し、日本をもう一度、「モノづくり」で一番へ。

私はこの事業、そしてこれから展開する新しい事業全てを通して、エンジニアの真のスキルに目を向けたいと考えています。

今後もこのようにスキルの可視化を通して、エンジニアの正当な評価を行い、選考プロセスから母集団形成、そして教育・育成、社内人材評価へと、ソリューションを広げていきます。

そうすることで、モノづくりの担い手であるエンジニアの力を最大限引き出し、モノづくりで一番になったこの国日本をもう一度、モノづくりで一番にします。

日本をもう一度、「モノづくり」で一番へ。

ハイヤールーでした、ご清聴ありがとうございました。

▶︎実際のプレゼンテーション動画もぜひご覧ください。

(終)

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編集チーム:小林 雅/浅郷 浩子/小林 弘美/正能 由佳/戸田 秀成

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