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AIカメラで24時間異常を検知し、人に依存しない施設経営を実現する「Opt Fit」(ICC FUKUOKA 2025)

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ICC FUKUOKA 2025 カタパルト・グランプリに登壇した、Opt Fit 渡邉 昂希さんのプレゼンテーション動画【AIカメラで24時間異常を検知し、人に依存しない施設経営を実現する「Opt Fit」】の文字起こし版をお届けします。ぜひご覧ください!

ICCサミットは「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場です。そして参加者同士が朝から晩まで真剣に学び合い、交流します。次回ICCサミット KYOTO 2025は、2025年9月1日〜9月4日 京都市での開催を予定しております。参加登録は公式ページのアップデートをお待ちください。

本セッションのオフィシャルサポーターはAGSコンサルティングです。

【速報】アフリカから誠実な努力が報われる世界を!信用スコアで車両購入を支援する「HAKKI AFRICA」がカタパルト・グランプリ優勝!(ICC FUKUOKA 2025)


【登壇者情報】
2025年2月17〜20日開催
ICC FUKUOKA 2025
Session 6A
CATAPULT GRAND PRIX (カタパルト・グランプリ)- 強者が勢揃い –
Sponsored by AGSコンサルティング

渡邉 昂希
Opt Fit
代表取締役
公式HP | 公式X

体育水泳部を卒業後、株式会社ベーシックにてSaaS事業とメディア事業のバリューチェーンに幅広く従事。その経験を活かし24歳でフィットネス業界のメディア事業を展開し上場企業へ事業売却を実施。「人に頼らない施設運営を実現」といった思いから、CTO荒川とともに、株式会社Opt Fitを設立。『Forbes 30 Under 30 Asia 2024』選出、B Dash Camp Pitch 2023 ファイナリスト、J-startup CENTRAL認定。


渡邉 昂希さん Opt Fitは、人に依存しない施設運営を実現するために、AIカメラソリューションを提供しています。

広告営業で知ったスポーツジム運営の現実

なぜやるか。

6年前、私はスポーツジム向けに、広告の営業をしていました。

施設運営は、とにかくカオスでした。

原因は電話対応、安全管理、接客対応、事務作業などで、問題なのは、それらを管理職や経営層もヘルプしないと現場が回らない状況だったことです。

そう、労働集約型の施設運営の限界だったのです。

スタッフ不要で施設運営できるAIカメラを開発

そこで思ったのです、人に依存せず施設運営ができるシステムを作らないといけないと、それが必要だと。

それで開発したのが、スタッフを施設に置かなくてもジム運営ができるAIカメラソリューション「GYMDX」です。

既に、2,000施設に導入いただいています。

異常を検知したら警備会社が駆けつけ

デモをご覧ください。

GYMDXは、ジム内に設置した防犯カメラから、倒れた人などの異常行動を検知することができ、無人でも緊急の際は、警備会社が駆けつけるまでを一気通貫して提供しています。

これにより、施設にスタッフを置かなくても、高水準の安全管理ができます。

さらに、顧客動向もAIが分析しており、マシンの稼働率やエリア分析などを管理画面からいつでも簡単に把握可能です。

これにより、施設にスタッフを置かなくても、顧客のニーズに合わせた経営判断が可能になります。

高水準の施設運営が月額10万円以下で実現

その他にも、入口のカメラから、友達や家族などを勝手に連れて来てしまう不正利用を検知したり、エンドユーザー向けにはエリアやマシンごとで、リアルタイムの混雑状況の配信をしたりすることも可能です。

これらのAI機能を一気通貫して提供することで、管理者が施設に不在でも、質の高い施設運営を実現します。

しかも、これだけの機能で、月額10万円以下で提供可能です。

人件費の3分の1以下です。

いかがでしょうか。

大手スポーツジムを含む2,000施設が導入

導入実績は、大手スポーツジムなどを中心に2,000施設を突破、マーケットシェアは10%を超えています。

導入はまだまだ加速しており、圧倒的なマーケットリーダーを目指します。

人手不足は他業界でも同様

ですが、Opt Fitはスポーツジムだけで終われないのです、終わるわけにはいかないのです。

少子高齢化、労働人口の減少、人手不足によるワンオペの増加など、どの業界も人が足りない、これは日本の課題ですよね。

そう、人に依存しない施設運営は、どの業界でも必要なのです。

介護施設向けサービスを実用化

実は、既に半年前から介護施設で実証実験を開始し、わずか半年で実用化しました。

Opt Fit、グローバル総研と「介護施設におけるAI活用」の実証実験を開始(PR TIMES)

介護施設は人手不足。インシデント対応で訴訟リスクも

介護施設も、とにかく人手不足で大変です。

それでも、食事介助、ご家族対応、事務作業など定常業務は盛りだくさんです。

それに加え、夜間徘徊や転倒、職員の目を盗んで施設外への逃げ出しなど、突発的なインシデントが発生しても瞬時に対応しなければなりません。

対応が遅れると訴訟問題へ発展する可能性もあります。

人の生死を分けることもあります。

AIカメラで介護職員の見守り業務の負担を軽減

それらの現場課題を解決するために開発したのが、介護職員の見守り業務の負担を軽減するAIカメラソリューション、「KaigoDX」です。

デモをご覧ください。

施設に設置した防犯カメラから、転倒などの異常行動を検知することができ、目が行き届きにくい部屋の中でのインシデントにも、いち早く気づくことが可能になります。

モザイク処理も可能です。

さらに、個人を識別することもでき、職員の目を盗んで施設外へ逃げ出してしまった際も、検知可能です。

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深夜など職員が少なく手薄になる時間に、入居者が部屋から出て徘徊を開始した際も、検知することができます。

インシデント発生の予防にも役立てることができます。

これらAIで検知したものは全て、インカムで職員に通知することができます。

ローンチから1か月で20施設以上が導入

トラクションとしては、GYMDXと同価格ですが、ローンチから1か月で既に20施設以上に導入いただいています。

そして、介護施設のマーケットはスポーツジムの約10倍です。

現在、GYMDX単体のARRはT2D3(※) のペースで既に4億円を突破しており、3年後には32億円まで成長します。

▶編集注:T2D3とは、ARR(年間経常収益)を毎年3倍(Triple)×2回、2倍(Double)×3回に成長させることで、5年で72倍の売上を目指すこと。スタートアップ企業に求められる成長のスピードとし、米VCのNeeraj Agrawalが提唱。

さらに、介護施設のマーケットは10倍のため、GYMDXと同様の成長曲線を実現することで、全社のARRは3年で72億円を目指せます。

AIカメラソリューションは様々な人手不足の業界に適合

我々のAIカメラソリューションは、他の領域にもまだまだ展開できます。

その裏付けとして、食品工場や給食事業者の食中毒リスクを回避したいニーズに対し、AIカメラで不正手洗いを検知できるソリューション(「手洗いDX」)をローンチしました。

これも、わずか半年で実用化しています。

高スピードかつ低コストでシステムを実用化

では、なぜこのスピード感で実用的なAI監視システムを作れるのか、その秘密はエンジニアチームにあります。

トヨタ出身の荒川(準也CTO)を中心に、高水準な画像解析AIノウハウを持ち、経験豊富なAIエンジニアが集まっています。

さらに、AI精度チェックから教師データ作成まで、24時間365日対応できるチームを内製化することにより、低コストかつスピード感を持って現場課題を解決できるAIシステムを作り続けることが可能です。

どの業界も人に依存しない施設運営が必要

繰り返しになりますが、人に依存しない施設運営が必要なのは、どの業界でも同じです。

つまり、市場は追い風、むしろ強風で、逆風なんてありえません。

無人監視システムのパイオニアとして標準化を目指す

皆さん、最後に思い浮かべてみてください。

この短期間で人の目に代わるAIを数千施設に提供した会社は、他にありますか。

これまで、バーティカルだからできたのだろうと言われたことがあります。

いいえ、違います。

実際に人の目に代わる、市場が求めるAIを、我々は愚直に作り続けてきたのです。

だから、これからも作れるのです。

そうです、無人監視市場を切り開き、パイオニアとして標準化していく、それがOpt Fitなのです。

応援よろしくお願いします。

▶︎実際のプレゼンテーション動画もぜひご覧ください。

(終)

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編集チーム:小林 雅/浅郷 浩子/小林 弘美/正能 由佳/戸田 秀成

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