「KURADASHI(クラダシ)」は行き場のない廃棄商品の再流通で、フードロス削減と社会貢献を目指す(ICC KYOTO 2021 )【文字起こし版】 | 【ICC】INDUSTRY CO-CREATION

「KURADASHI(クラダシ)」は行き場のない廃棄商品の再流通で、フードロス削減と社会貢献を目指す(ICC KYOTO 2021 )【文字起こし版】

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ICC KYOTO 2021 カタパルト・グランプリに登壇いただいた、クラダシ 関藤 竜也さんのプレゼンテーション動画【「KURADASHI(クラダシ)」は行き場のない廃棄商品の再流通で、フードロス削減と社会貢献を目指す】の文字起こし版をお届けします。ぜひご覧ください!

ICCサミットは「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場です。毎回250名以上が登壇し、総勢800名以上が参加する。そして参加者同士が朝から晩まで真剣に議論し、学び合うエクストリーム・カンファレンスです。 次回ICCサミット FUKUOKA 2022は、2022年2月14日〜2月17日 福岡市での開催を予定しております。参加登録は公式ページをご覧ください。

本セッションは、ICCサミット KYOTO 2021 プラチナ・スポンサーのAGSコンサルティング様にサポート頂きました。

【速報】経営管理データを迅速に一元化できるプランニング・クラウド「Loglass」がカタパルト・グランプリ優勝!(ICC KYOTO 2021)


【登壇者情報】
2021年9月6〜9日開催
ICC KYOTO 2021
Session 6A
カタパルト・グランプリ
– 強者が勢揃い –
Sponsored by AGSコンサルティング

関藤 竜也
株式会社クラダシ
代表取締役社長CEO

1971年大阪生まれ。1995年総合商社に入社し、高度経済成長期の中国駐在を経て独立。
戦略的コンサルティング会社取締役副社長を経て、2014年フードロス問題を解決するため、株式会社クラダシを設立し代表取締役社長CEOに就任。SDGs採択の7カ月前に社会貢献型ショッピングサイト「KURADASHI」を開始。その売上の一部を社会貢献活動団体に寄付している。


1.5次流通という新しい流通網でフードロス問題に挑む

クラダシは、フードロスの削減に挑戦しています。

皆さん、フードロス問題を聞かれたことがあると思いますが、何となく漠然としていませんか?

「食べ物を残しなさんな」と子供たちに言う大人が、食べ物をめちゃくちゃ残しています。

このまま放っておくと、子供たちの未来が危険です。

なぜかと言うと、地球温暖化に直結しているからです。

温室効果ガスの8~10%は、この問題に由来します。

さらに、日本は食料の3分の2を輸入に頼っているという事情があります。

2050年には世界の人口が100億人を突破し、世界食料危機が起こります。

だからこそ、今、クラダシは1.5次流通という新しい流通網を作り、この問題を解決したい。

これがクラダシの挑戦です。

行き場がない廃棄商品を最大97%オフで販売

これらは、クラダシがいなければ、全て廃棄されていた商品です。

美味しいお肉も飲食店に納品できません。

疲れたなんて言ってられないですよね、こちらもお得に買うことができます。

食品以外も扱っています。

なぜ廃棄されてしまうかというと、メーカーは、ブランドイメージを下げたくない、市場価格を下落させたくないため、廃棄を選択するからです。

日本のフードロス量は年間約600万トン

特に食品のサプライチェーンにおいて、特徴的な「3分の1ルール」というものがあります。

たとえば賞味期限が6カ月のものは、製造から2カ月以内に店頭に並ばなければ、食べられる期間が残り4カ月あっても、廃棄してしまうのです。

納品基準はアメリカでは2分の1、イギリスでは4分の3なので、日本の3分の1はめちゃくちゃ厳しいです。

これらがフードロス問題で、日本では、年間約600万トンが廃棄されています。(2018年度推計値)

食品ロス量が前年度より30万トン減少しました(農林水産省) – 2019年度の推計値

国民1人当たりが毎日、お茶碗1杯分を捨てていることになり、これは、世界の1億3,000万人を救う国連等の活動による食糧援助量の1.5倍です。

▶参考:食品ロスの現状を知る―農林水産省

これは大きな社会問題です。

そこでクラダシは、あらゆる工程で発生する食品をオンラインでマッチングすることで、この問題を解決します。

こちらがクラダシのサイトです、ぜひ職場でお使い頂ければと思います。

売上から1~5%を支援に回し社会貢献

単なる安売りではなく、売上の1~5%を支援に回し、きちんと社会貢献をします。

クラダシは、社会的、環境的、そして最も重要な経済的側面と、三方良しのビジネスモデルです。

1.5次流通というのは、現代で求められるESGやSDGsの観点で、コーポレートバリューを高めるための流通です。

支援総額は、6,500万円を超えています。

SDGsにより2030年までにフードロスの半減を明文化

とはいえ、8年前は「関藤さん、それは美論だね」と言われ、全く相手にされませんでした。

私は、1995年の阪神淡路大震災で被災し、その年、商社に入社したのですが、1998年から2000年まで中国で、今で言うフードロス問題について目の当たりにしました。

そして時代は変わり、2015年9月、国連がSDGsを採択しました。

▶参考:持続可能な開発目標(SDGs)採択までの道のり | 国連開発計画(UNDP)

おかげさまで多くのタイトルを頂いており、特に農林水産大臣賞、環境大臣賞、消費者庁長官賞と、省庁をまたいだ受賞は、これだけ国の大きな課題であることを示唆しています。

コロナ禍では、学校給食未利用食品のマッチングキャンペーン、国の事業である一次産品のマッチングキャンペーンを受託いたしました。

▶参考:【農林水産省支援】社会貢献型ショッピングサイトKURADASHI「食べて応援!学校給食キャンペーン」を本日スタート|株式会社クラダシのプレスリリース (prtimes.jp)

食品ロス削減推進法の出口戦略を担う

2年前の2019年、食品ロス削減推進法という法律が施行されています。

食品ロスの削減の推進に関する法律 | 消費者庁 (caa.go.jp)

また昨年度、環境白書に横浜市との連携協定が掲載されました。

全国1,740以上ある自治体の、その法律の出口戦略を担っていこうと思っています。

おかげさまで、連日連夜、ESGやSDGs関連で取り上げられています。

皆さんお馴染みの食品メーカーに、クラダシを導入頂いております。

To Cのサービスですが、25万人のユーザーがいます。

社会支援をしながら2期目から黒字経営

SDGsが採択される1年前の、2014年に創業しています。

特徴的なのが、社会支援をしながら、2期目から黒字経営ができていることです。

数年前にIPOを決断しましたが、これは社会的信用を得たいためです。

コロナ禍では、このような状況で成長しています。

食品マーケットは64兆円で、巣ごもりによりEC化が進んでいますが、食品は賞味期限の問題があり、安価なので流通コストがまかなえません。

それを私たちが解決したいと思っています。

現在のショッピングサイトに加え、マーケットプレイスを追加し、溜まったプライシングビッグデータを未来のサプライチェーンに還元します。

このような優秀なメンバーと共に、新しい未来を創っていきたいと思っています。

山積する社会課題を改善しサスティナブルな時代に

改めまして、クラダシのミッションは「ソーシャルグッドカンパニーでありつづける」です。

世の中に山積する社会課題を、ビジネスの力で改善する。

そしてビジョンは、「日本で最もフードロスを削減する会社」です。

ぜひ、戦略的投資家の皆さんと共にフードロスをなくし、子供たちに明るい未来を、サスティナブルな時代を作りたいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

実際のプレゼンテーション動画もぜひご覧ください。

(終)

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編集チーム:小林 雅/星野 由香里/浅郷 浩子/戸田 秀成/大塚 幸

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