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ICC KYOTO 2025のセッション「地方創生を実現する新しい街づくりとは?(シーズン3)」、全7回の③は、日本各地で街づくりをサポートするNEWLOCALの石田 遼さんが登場。石田さんが考える街づくりのセンターピンは「未来を担う覚悟ある地域リーダー」。複数の地域で同時多発に街づくりをするメリットとは? ぜひご覧ください!
ICCサミットは「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場です。そして参加者同士が朝から晩まで真剣に学び合い、交流します。次回ICCサミット FUKUOKA 2026は、2026年3月2日〜 3月5日 福岡市での開催を予定しております。参加登録は公式ページをご覧ください。
本セッションのオフィシャルサポーターは EVeM です。
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【登壇者情報】
2025年9月1〜4日開催
ICC KYOTO 2025
Session 7E 地方創生を実現する新しい街づくりとは?(シーズン3)
Supported by EVeM
(スピーカー)
岡住 修兵
稲とアガベ
代表取締役
石田 遼
NEWLOCAL
代表取締役
中村 直史
五島列島なかむらただし社
代表 / クリエーティブディレクター
中川 淳
PARADE
代表取締役社長
(モデレーター)
岩田 真吾
三星グループ
代表
各務 亮
電通
クリエイティブ プロジェクト ディレクター
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▶『地方創生を実現する新しい街づくりとは?(シーズン3)』の配信済み記事一覧
未来を担う覚悟ある地域リーダーと進む、NEWLOCAL石田さん

石田 遼さん(以下、石田) NEWLOCALの石田 遼です。
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石田 遼
NEWLOCAL
代表取締役
1986年東京生まれ。東京大学大学院 隈研吾研究室で建築・都市設計を専攻。卒業後、マッキンゼーアンドカンパニーにて国内外の企業・政府の戦略策定・実行を支援、主に都市開発、公共政策などを担当。2017年 都市·不動産向けのスマートシティ・スマートビルのプラットフォームを提供するIoTスタートアップを起業。
2022年 株式会社NEWLOCAL創業。「地域からハッピーシナリオを共に」をミッションに日本各地で不動産開発を中心としたまちづくりを行い、人口減少社会における持続可能な地域モデルの実現を目指す。現在は長野県野沢温泉村・御代田町、秋田県男鹿町、京都府丹後地域、石川県小松市、香川県丸亀市で展開中。半分は東京、半分は各地を飛び回る生活。
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よろしくお願いします。
この「地域からハッピーシナリオを共に」というのが、僕たちのミッションです。

人口が減っていてもちゃんと明るい未来を描けるというのが、ハッピーシナリオの意味です。
年の半分は東京にいて、もう半分は他の色々な場所に行っています。
僕らが思うセンターピンは、これです。

「未来を担う覚悟ある地域リーダー」で、中央は岡住君です。
右の、濱田(祐太、ローカルフラッグ)君も会場にいると思いますが、皆さんのような方たちです。
▶生まれ育った地域の衰退を止めたい! 地産ホップの「ASOBI BEER」で京都・丹後から挑戦する「ローカルフラッグ」(ICC KYOTO 2024)
この「覚悟」がすごく重要で、面白い事業を立ち上げるだけでなく、地域の未来を背負うというのは、レイヤーが違う覚悟です。
それを持てるか、そういう人がいるかが、地域が生き残る条件だと思っています。
僕らはそういうリーダーと共に、ジョイントベンチャーをつくっています。

男鹿では、男鹿まち企画という会社をつくっています。
合弁で会社を立ち上げ、関わり方としてはコンサルティングでなく、完全に事業主体としてリスクを取ってお金も人も出しながら、継続的に色々な地域で会社を立ち上げています。
岩田 出資をするということですか?
石田 出資をしています。僕らはマジョリティのケースが多いです。
人、金、知恵で事業をブースト

石田 ただ、リーダーだけでは、大変なことがすごく多いです。

なぜなら人口が減っている地域を10年、100年もつようにするのは、前代未聞のチャレンジだからです。
あらゆるリソースが必要になります。
僕らは外から、人、金、知恵を持っていきます。
それによって地域の街づくり事業、主に不動産を活用したものが多いですが、それをブーストさせています。
人については、会社を一緒につくりながら、だいたい地域の人半分、外からの人半分くらいで雇用して、NEWLOCALのメンバーも出向のような形で送りこんでいます。
金については、自分たちでエクイティ調達もしたり、地銀からお金を借りたり、あの手この手でお金を集めて、ひたすらそれを地域につぎこんでいます。
次に知恵ですが、僕たちは今、全国6地域でやっています。
会社のつくり方、宿のつくり方、雇用の仕方、集客の仕方など、すごい速度で知見がたまっているので、それを横で共有しながら、パートナーに伝えながら、という形でやっています。
これができれば、地域だけでやるよりもだいぶスピード、スケール、再現性が上げられるのではないかという思いを持ちながら、取り組んでいます。
まちづくりスタートアップとして6地域で取り組み
岩田 街づくりは自分のまちの特殊性を押し出したくなるし、特殊性はあると思いますが、一方で共通項が見えてきたということですか?
石田 むしろ特殊性にフォーカスして打ち出すために、共通のどこでもやる部分はあまり考えずに、これをやろうみたいな話ですね。
今3年が経ち、6地域で取り組んでいます。

探し方は、ひたすら面白い人を探して話すという方法です。
3年間で50〜60カ所で話して、そこから6地域で取り組み、5年で10地域にしようと思っています。
売上2億円というのはまだまだ小さいですが、資金調達もして、子会社やグループ会社を合わせて60名ほどの組織です。

意識的に「まちづくりスタートアップ」という言葉を使っています。
後半の議論にも関わってくると思いますが、「まちづくり」という言葉は、ひらがなだし、ふわっとしています。
「NPOですか?」「行政から発注を受けていますか?」みたいに聞かれますが、事業でやっています。
しかもスタートアップだから、ガチでスピード感を持ってVCからも調達を受けていますというポジションをあえて取ることによって、今までとは違う金、人を引き寄せて、違う立ち位置でやることを意識しながら取り組んでいます。
僕たちは、これから10地域でやっていきます。
人口が減ってもちゃんと立ちゆく、しかも「男鹿には岡住さんがいるから」みたいな話に絶対なるので、10地域の条件の異なる場所でも成立することを示し、売上は各地域10億円を目指します。

これができると、狂ったリーダーみたいな、こういう人もいるのか、みたいな人が出てきて、ようやくそれが横展開できるようになるので、そういう人があふれる日本にする、そして海外に持っていくみたいなことを考えながらやっています。
まだまだお話ししたいですが、詳しくは僕のXやnoteを見てください。

覚悟ある地域リーダーを探せ
各務 センターピンとして、皆さんに再現性ある言葉で街づくりはこうせよと言うとしたら、いかがですか?
石田 覚悟ある地域リーダーを探せ、もっと身も蓋もない言い方をすると、そういう人がいないとできないです。
いなかったらドンマイという感じなので、自分がそういう人になるか、他の人を開花させるかしかないなと思います。
各務 なるほど。
岩田 それは、よそ者でもいいですか?
石田 よそ者……、根を下ろせば。
(岡住)修兵君も移住者なので。
以上です。
岩田 ありがとうございます。
皆さん、拍手でお願いします。
(会場拍手)
各務 ありがとうございます。
続いて、(中村)直史さん、よろしくお願いいたします。
(続)
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編集チーム:小林 雅/星野 由香里/浅郷 浩子/戸田 秀成/小林 弘美


