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この熱戦、この展開を誰が予想した!? ICCサミット10周年の新企画、カタパルト・グランプリの頂上決戦

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 3月2日〜5日の4日間にわたって開催されたICC FUKUOKA 2026。その開催レポートを連続シリーズでお届けします。このレポートでは、カタパルト・グランプリ出場をかけて行われた新企画のネクストステージ・カタパルトと、カタパルト・グランプリの模様をお伝えします。ぜひご覧ください。

ICCサミットは「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場です。毎回500名以上が登壇し、1,200名以上が参加する。そして参加者同士が真剣に議論し、学び合うためのカンファレンスです。次回ICCサミット KYOTO 2026は、2026年8月31日〜9月3日 京都市での開催を予定しております。詳しくは、公式ページのアップデートをお待ちください。

今回から、カタパルト・グランプリの仕組みが変更になった。カタパルト・グランプリに出場できるのは、過去のカタパルトでの優勝・入賞経験、もしくはそれ同等の実績がある企業とされてきたが、登壇後にピボットしたり、入賞ならずとも飛躍的に成長している企業もたくさんある。再び挑戦したい、今ならさらにいいプレゼンができると思っている過去のチャレンジャーも多いはずだ。

そこで新たに設けられたのが「ネクストステージ・カタパルト」。ここでまず7分間のプレゼンを行い、上位に入賞できれば翌日のカタパルト・グランプリに出場できる。

「もう一度、カタパルトに挑戦し、グランプリ出場を果たしたくないか?」そんなICC小林の呼びかけに多くの挑戦者たちが賛同し、今回は8組・9組に分かれた合計17名が、カタパルトの最高峰、カタパルト・グランプリを目指すこととなった。すでに登壇が確定している5組に、ネクストステージを突破した6組が加わる。

敗者復活ともいえるネクストステージのカタパルト2つを見終わって感じたのは、これだけでグランプリ級のカタパルトではないかということ。つまり今回のICCサミットには、グランプリ級のビジョンと実行力を持ち、将来性のある素晴らしい企業が、伝えたいことを山ほど抱えて集結していた。

3月3日、ネクストステージ・カタパルト グループA

ネクストステージ・カタパルトに参加してくださった素晴らしい企業を、簡単ながらご紹介していきたく思う。どの登壇者も充実したプレゼンで、以前に登壇したときよりも進捗した事業を伝えた。

ICC FUKUOKA 2025スタートアップ・カタパルトからの再挑戦

recriの栗林 嶺さんは、エンタメや芸術などのチケット販売のシステムを変えるゲームチェンジャー。1年前にこの福岡で、サブスク型券売という全く新しい概念で驚かせたビジネスモデルをさらに拡充、入手困難な公演は定価にプラスして払えば入手しやすく、逆に空席の多いものは価格を下げて売るダイナミックプライシングで、扱うチケットのジャンルも拡大している。

ICC KYOTO 2025 ソーシャルグッド・カタパルトからの再挑戦

青葉組の中井 照大郎さんは、半年前は起業のきっかけと自然資本産業を創ることについて語ったが、今回は切り口を変えてプレゼン。「審査員の方々がVCや企業経営者が多いので、数字や誰のペインをどう解決するかという構成で伝えたい」と言い、森林作りだけでなく、春の日本人を悩ます花粉源対策(現状のままだと281年かかるそう)など企業との共創の際の座組みや、青葉組がどう社会に貢献できるかを具体的に伝えた。

ICC KYOTO 2023 リアルテック・カタパルトからの再挑戦

HarvestX市川 友貴さんは、直前のスタートアップ・カタパルトで優勝を飾ったCULTAの影響を受けたかもしれない。しかし前回伝えたロボットによる受粉技術から、スケールアップしたイチゴの自動栽培植物工場を紹介し、ハチの受粉や栽培技術に頼らない生産を伝えた。その工場は大規模である必要はなく、たとえば大型スーパーや菓子店規模でもイチゴの生産が可能になる。

ICC KYOTO 2024 Digital Transformation(DX) CATAPULTからの再挑戦

CRISP宮野 浩史さんは、ICCサミット参加者の中でも数少ない外食業だが、美味しいカスタムサラダのファンは多い。労働集約型の現場のDXと優れたレストラン運営の融合を地道に続けており、初参加の3年前から店舗は倍増、今年は30店舗のオープンを計画している。

ダイナミック時給システムでシフトの課題を解消など、未来の外食産業の基盤を着々と築きながら、サラダ以外の外食M&Aも進めており、2040年には外食産業のトップ5に入る企業になると宣言、本気で「日本の外食をひっくり返す」決意を伝えた。

ICC KYOTO 2025 カタパルト・グランプリ4位からの再挑戦

find 高島 彬さんは、このグループを予選1位で勝ち抜けた。半年前にグランプリに登壇したばかりだが、findだからできる伝えたい未来があるという。優勝は狙わず、「結果はあとからついてくると思って全力を尽くす」と語った。大切なものが見つかる社会がどんないいものかを語り、賛同企業との取り組みや、落とし物の保管やリユースサービスを伝え、落とす前サービスの事業や、世界への挑戦を語った。

ICC KYOTO 2023 ソーシャルグッド・カタパルトからの再挑戦

AiCANの髙岡 昂太さんは3年ぶりのICC登壇。説得力のある語り口で、児童虐待対応を人海戦術ではなくテクノロジーの活用で推進することを目指す。ソーシャルグッドとは異なる審査員たちに、3年前に伝えた深刻な課題を伝え、世界的にも市場があることを訴える。高岡さんはそこに登壇した意味があると語った。

ICC FUKUOKA 2025 カタパルト・グランプリ3位、ICC FUKUOKA 2024ソーシャルグッド優勝からの再挑戦

1年前はグランプリで3位、そのときの悔しさ、課題を解決して臨んだネクストステージを突破することは確実と思われたのに、テラ・ルネッサンスの鬼丸 昌也さんがここで消えたことは衝撃を与えた。世界的に困難が多く、平和が求められている現在、それに票を投じる余裕がないという現実は、鬼丸さんたちの取り組みがいかに難しいものかを物語っている。

「まだ足りないことがわかったし、プレゼンを準備する中でも学びはたくさんありました」。カタパルト終了後に鬼丸さんはそう語っていた。世界の紛争の解決、平和を目指す彼らが、このくらいで挫折するわけはないのだ。

直近はICC FUKUOKA 2024 スタートアップ・カタパルトにて同率2位からの再挑戦

投薬でがんを癒すというFerroptoCure大槻 雄士さんの道は長い。最初に登壇したのは2年前の京都のスタートアップ・カタパルトで、そこからクラフテッド以外のカタパルトを転戦しているが、認知してもらうことが大切だと言う。それほどまでに創薬の研究開発には時間がかかり、道のりはまだ50%ほど。資料を見なくても全て語れるほど覚え込んだプレゼンで、ステージ中央に立ち、支援を訴えた。

グループAの結果は、findが首位で通過し、FerroptoCureとAiCANがそれに続いた。会場からライブ配信も行ったヒーローインタビューでは、落ち着いて翌日のグランプリへの抱負を語っていたfind 高島さんだったが、仲間の待つfind落とし物ブースへ戻ると「ICCサミットでのプレゼンは、未来の事実を伝える場所」と、新しいサービスを発表した理由を語った。

ネクストステージ・カタパルト グループB

グループBには、ソーシャルグッド・カタパルトの登壇者が多く集まっている。審査員もかなりビジネス寄りで、全く異なる目にさらされるというチャレンジがあり、グランプリに駒を進めればさらにシビアな目が待つ。ここで勝ち抜けたのは「Malme」「JiMED」「Sinumy」だ。

ICC FUKUOKA 2025 スタートアップ・カタパルト、ソーシャルグッド・カタパルトからの再挑戦

Tomoshi Bito廣瀬 智之さんは、Z世代に人気の社会課題を扱う1分間のショート動画「RICE MEDIA」を運営する。自社メディアだけでなく、企業のソーシャルグッドな取り組み動画の制作など、磨き抜いた社会課題でも届くフォーマットと若者を集めるプログラムで、メディアとしてだけでなく、よりビジネスとして強く成長していく意欲を伝えた。その根底にあるのは、社会課題を若い世代に知ってもらいたいという想いである。

ICC KYOTO 2025 ソーシャルグッド・カタパルトからの再挑戦

10年前に発足した須磨ユニバーサルビーチプロジェクトの土原 翔吾さんは、高齢者や障がいをもつ人が海を楽しめる”ユニバーサルビーチ”の仕組みを作り、最終日のソーシャルグッド・カタパルトで2位に入賞したWheeLog織田さんの活動のきっかけとなるなど、約1万件の変化を起こしている。今回のプレゼンでは、海だけではなく、企業とのさまざまなユニバーサル化連携の計画や全国展開の展望も伝えた。異なるカタパルトの審査員たちにこそ、伝える意義があるプレゼンだった。

ICC KYOTO 2023 ソーシャルグッド・カタパルトからの再挑戦

地域・教育魅力化プラットフォーム尾田 洋平さんは、居住地や偏差値にとらわれない、高校生の地域留学の仕組みを作っている。「社会は変えられる」と考える子どもたちが20%を切る日本で、自分の意志や興味で進路を選び、地域の人との体験や挑戦で意欲と自己効力感を育む。現在、そんな”国内留学”を選んだ高校生は、海外留学の1.5倍にも達したという。社会を担う若者の育成にも、地域の活性や企業との共創で、より循環を高めて全国への展開をにらむ。

ICC FUKUOKA 2025 ソーシャルグッド・カタパルト5位、フード & ドリンク アワード優勝からの再挑戦

ジーバー永野 健太さんは、あと1点というところで、グランプリ進出を逃した。前回は仙台、今回は北海道のジーバーメンバーが作った豚汁を配布しながら、シニアにできることを奪う、年齢で線引きする社会を訴え、全国展開を始めている。

前夜は決起集会で80歳のおばあちゃんもジョッキを空け、豚汁は朝の7時から仕込むはずが、勢い余って5時から作り始めたらしい。参加したおじいちゃんの一人は会期中が誕生日で、福岡で祝う予定だそうだ。こんな元気なシニアたちの手作り料理が味わえる食堂が、全国制覇の勢いで今、66市区町村に広まり続々増えているのである。

ICC KYOTO 2024 クラフテッド・カタパルト3位、フード & ドリンク アワード優勝からの再挑戦

AlgaleX 高田 大地さんは、沖縄で藻を作っている。2年前のフード & ドリンク アワードで優勝した、ICC折り紙つきのうまい藻である。魚を育てる餌が魚であることを知った高田さんは、漁獲量が減り続ける海でこれ以上魚を減らさないために、魚の栄養の原点である藻の生産者になった。ICCサミットで語られる海の課題は多いが、AlgaleXは2030年には資源が減らない海への第一歩、藻による魚の養殖を実現する予定である。

ICC KYOTO 2024 リアルテック・カタパルトからの再挑戦

JiMED 中村 仁さんが作るBCI(Brain Computer Interface)は、海外製の電極を差し込む大手術とは違い、腕時計程度のシート型電極を3時間程度の埋植手術で、ワイヤレス給電で使い続けることができ、患者は手でモノを実際に動かすイメージだけで、タブレット操作で家族と会話、PCを操作して動画を見たり、車椅子を動かすことができる。

研究開発が完了し、JiMEDのBCIは今年から治験に入る。大阪大学の研究開始から15年、いよいよ2029年への医療機器承認を目指す計画が現実味を帯びてきた。

ICC FUKUOKA 2025 カタパルト・グランプリで5位からの再挑戦

CuboRexの嘉数 正人さんが作る製造業の工場内外の運搬を担うロボットは、運ぶだけでなく製造業の労災をも改善する役割をも担う。

小さな磁石マーカーに沿って等間隔で走り続けて作業の自動化が進められるうえに、他社の既存車両も後付けが可能で、現在は大型化も可能と大きなアップデートを遂げており、自動搬送ロボット市場で唯一無二のポジションを築きつつある。トヨタグループ、愛知製鋼との戦略的業務提携が決まり、まさに自動車業界、製造業を舞台に飛躍的な成長を続けている。

ICC KYOTO 2025 スタートアップ・カタパルトで5位からの再挑戦

Sinumy 倉内 亮弥さんは、改札はおろか、コンビニやスーパー、駐車場やオフィスといった、触れる、かざすことが難しいときの課題を解決する「人型ETC」で、次世代のインフラを作る。登壇の前日にタッチレス改札の実証実験が開始されたばかりで、プレゼンではその映像を紹介した。ベビーカーを押した男性が何もかざさず、ただ地下鉄の改札を通過して認証が完了する。これは何よりも説得力がある未来の社会を写していた。

ICC KYOTO 2024 Digital Transformation(DX) CATAPULTで優勝からの再挑戦

自然災害や戦争などにより破壊される社会のインフラ、それを修復し元通りにする知見や技術者が圧倒的なスピードで失われていく今、高取 佑さん率いるMalmeは、AIを活用した図面管理SaaSなどで土木DXを担う技術家集団スタートアップである。

衰退とともに属人的な知識の消失が止まらない土木業界であるが、DXには深いドメイン理解が必要で、膨大なステークホルダーがいるために、外部からのDXは難しかった。これが進むことは日本の技術継承の光明であり、道路橋、港湾、下水道といった公共インフラの老朽化が進む今だからこそ、”中の人”が立ち上がった意義は大きい。

喫緊の課題である日本の公共インフラを頼むぞという応援が集まったMalmeが1位で通過、長年の研究開発を越えて治験に入るJiMEDが2位、未来の社会を描くSinumyが3位で通過。これで翌日のグランプリ進出の6組が出揃った。

いよいよカタパルト・グランプリ本番

カタパルト・グランプリに出場が決まっていた5組が有利だったのか、前日決定した6組が弾みをつけて有利だったのかはわからない。しかしグランプリが始まる前から、会場はいつもと違う騒然とした雰囲気になっていた。

確定していた5組は前日まで誰と戦うかがわからないという不確定要素はあったが、プレゼンを準備する時間はあった。ネクストステージを勝ち抜いた6組は、果たして前日と同じプレゼンをするのか、それとも変えてくるのか? さまざまな想いが渦巻くようである。

カタパルト会場のすぐ外にあるS会場では今回から初開催となる、”カタパルト副音声”ならぬ、プレゼンを実況中継する過去のグランプリ優勝者たちが、手ぐすねを引いてグランプリの開始を待っていた。

左からモデレーターのアニマルスピリッツ朝倉 祐介さん、FUKUOKA 2024 優勝ECOMMIT川野 輝之さん、FUKUOKA 2025 優勝のHAKKI GROUP小林 嶺司さん、FUKUOKA 2023優勝クアンド下岡 純一郎さん、KYOTO 2023 優勝サグリ坪井 俊輔さんは、隣の会場の中継動画を見ながら、審査員同様に優勝予想も行った。

前回優勝者が、チャレンジャーたちを鼓舞する

「前回優勝させていただいたリージョナルフィッシュの梅川です。それで変わったことは若干あって、大きかったのは、 ICCのスタッフの方が会社にアプライしてくれるようになったことです。

あともう一つ、ここで優勝すると、例えばヘラルラルボニーや、我々もそうですが、ICCを代表する銘柄になれるんじゃないかと勝手に定義しています。そうするとICCの方々を含めて色々なチャンスをくれるので、そこをちゃんと掴みにいけるかどうかが大事だと思います」

そう話し始めたのは、前回この舞台で優勝を掴み取ったリージョナルフィッシュの梅川 忠典さん。11名の挑戦者たちに向けて、これでもかと思うほどの檄を飛ばした。

「登壇者の方々は気合十分でやってきていて、原稿もばっちり作り込んでいると思う。ここからブラッシュアップは不可能だと思うので、僕から激励の言葉を。

僕の好きな漫画(『ONE PIECE』)で、『覇気だけが全てを凌駕する』という言葉があります。

本当にそうだなと思うんですよ。僕もカタパルトの審査員のコメントとかで、『前回よりもレベルが高かった』とか『毎回レベルが上がってきてますね』という風に言われるんです。

そうはさせないぞ、と僕は前回臨んでいて、あの時のリージョナルフィッシュとOh my teethの戦いは歴史に残ったよねと言われるように、そのレベルを超えられないように、この場で頑張るのはすごく大事だと思ったので、覇気を持ってやりました。

【速報】世界で戦える日本の水産業をゲノム編集で実現する「リージョナルフィッシュ」がカタパルト・グランプリ優勝!(ICC KYOTO 2025)

この場で覇気を示せなければ、志を叶えることは難しいと思いますので、ぜひ登壇者の方々には、“覇王色の覇気”を出してもらって、せめて優勝できなかったとしても、印象に残って、あいつすごかったな、と言ってもらえるように頑張っていただければと思います」

自分の志を叶えるために、必ず勝つつもりで立ち向かえ。これ以上はないというほどの発破に、会場の熱気が高まった。

ここから始まるプレゼンは、動画の21:43あたり、AiCANの髙岡さんから始まる。梅川さんのいう”覇気”が、いずれも感じられる、誰もタイムオーバーなし、見応え満点のプレゼンが11組続く。

グランプリに臨む、勝ち上がってきた6組

前日から勝ち上がって来た6組のプレゼンは大きく変わることはないため、少し時を戻して、登壇前の挑戦者たちの様子をお伝えしよう。前日も登壇しているためか、そんなに緊張の色は見られない。

登壇を待つネクストステージ突破者たち。左からSinumy倉内さん、JiMED中村さん、Malme高取さん

高取さんは1週間前に女の子が生まれたばかりで、昨日の優勝をプレゼントに持って帰る予定。他の登壇者たちと談笑しながら、「こんなに真剣にさせてもらえるのはありがたいです。優勝を目指します」と語った。

昨日の登壇を経て今日グランプリに臨む倉内さんは「二番目だから、あまり緊張しないポジションでいいかな」と笑顔。カタパルトに出れば必ず入賞するが、昨日見せたハンズフリーで改札を通る姿はまだまだ「スタートラインぐらい」と言う。

JiMED中村さんに、BCIを求める人たちが、最も実現したいことを聞いた。

「やはりコミュニケーションです。はい、いいえすら言えなくなって、意思疎通ができなくなる。子どもが外からただいまと帰ってきて、今日こんなことがあったよと教えてくれても、何も発することができない。患者さんも苦しいですし、それを見ていて何が苦しいかわからないご家族も辛い」

眼でキーボードを追う装置などとの違いは、「患者さんによっては目の動きでも、入力が難しくなる。BCIはそういった操作以外にも、実際に自分の手を動かすイメージを読み取ってアプリケーションを出せるので、例えば具体的にロボットアームを使って物を掴んだり、レバーを操作するイメージで、車椅子を移動したりとか、動いたりできます。

治験の段階だと軽症の患者さんは難しいのですが、今から入れられないですか?というお問い合わせをいただきます。そのぐらい、これから先に起こることを想像されていて使いたいということでしょう」

情報を探し尽くして、今すぐにでもほしいという患者さんが多いそうだ。今回の登壇で、この技術、このBCIの情報を求めている人へ届くことを願わずにはいられない。

写真左から、ペイトナー阪井 優さん、find高島さん、FerroptoCure大槻さん、AiCANの髙岡さん

FerroptoCure大槻さんがこんなにもカタパルトに挑戦する理由は「基本的にお声がけいただいたものは全部断らないです。我々は息が長く、特にお金の面でご支援いただきたくて」と言う。研究者の長い研究開発過程は、その成果を享受する人たちになぜか関係ないと思われがちだ。そうではないことを伝えに、今回も大槻さんは登壇する。

隣のAiCANの高岡さんに「プレゼン変えます? どうします?」と聞くと、髙岡さんは「ちょっと変えました」と答えた。「では変えます!」と大槻さんも言い、プレゼン資料に目を落とした。

高岡さんは、「子どもを虐待から守ることは市場が小さいんじゃないと言われますが、ちゃんと市場があることと、子どもの安全を守れてそれが再現できること、法律の実装も必要だから導入が進むとさらにインパクトが出る。この事業で世界まで視野に入れているスタートアップは僕らしかいない。世界共通の課題でもあることを伝えたい」と意気込んでいる。

find高島さんも、前日と様子はあまり変わらずリラックスして見えるが、花粉症で辛そうだ。

「成果で恩返ししていきたいと思います。花粉が辛い。写真に鼻水が写るんじゃないかと心配です」

と冗談めかして言い、プレゼンでも説明していたシールをくれた。

「あの時のきっかけで本当に作りました。これを大事なものに貼っておけば、findを導入している施設で紛失したときに連絡が来ると思います」

noteでも少し紹介しているが、このシールの話は、ICCオフィスでのリハーサルでまずICC代表の小林さんとひとしきり盛り上がり、偶然次の時間のリハーサルでやってきた稲とアガベの岡住さんが加わって様々なアイデアが出ていた。1カ月程度でそれを高島さんは形にして、試験的であってもICCサミットの会場で配布したというわけだ。

登壇確定5組のプレゼン

そんな6組を迎え撃つ登壇確定の5組、ペイトナーの阪井さんは、2年前の福岡でプレゼンした成功していた事業から、まったく異なる事業で大きな事業を作ってグランプリにエントリーした。個人事業主やフリーランスの働いてから入金までの時差に着目したビジネスで、このタイムラグを先払いで解消することで、お金の不安を解決する。

高島さんと談笑する阪井さん

「昨日からきた方は1回プレゼンして今日なので、強いだろうなって思います。以前に登壇したものとはまったく違う新しいサービスなので、今回は初心のつもりでグランプリに挑みます」

▶︎「ペイトナー」は支払い特化の請求書サービスを起点に、お金のストレスをなくすプラットフォーム化を目指す(ICC FUKUOKA 2024)

物腰柔らかに語る阪井さんだが、今回プレゼンした事業で登壇者の中でも最も大きなトラクションを上げている。建設業で人手不足による倒産が過去最多となっている原因は、多重下請け構造の多い建設業の現場の人々へのキャッシュが後回しになっているのが原因であると、プレゼンでは指摘した。現在最も多いユーザーはこの建設関連の労働者だという。

ICC FUKUOKA 2024スタートアップ・カタパルト登壇

働いた1、2カ月後、遅ければ半年後にしか報酬が得られなかった個人事業主は、働いたらすぐにその報酬を得ることができ、次のステップに進むことができる。ペイトナーの強みは高い回収率で、詳しくはぜひプレゼンを見ていただきたいが、新しい金融サービスで個人事業主の資金繰りや収入を安定させる社会を実現しようとしている。

ICC FUKUOKA 2024 クラフテッド・カタパルト優勝

LOOOFの丸谷 篤史さんのみ、登壇前後に話を聞くことができなかった。しかし本番のプレゼンは堂々たるもので、消えゆく日本の地域の文化邸宅を地域に残し、拡大する取り組みを具体的な計画とともに伝えていた。5年で20地域に再生と新築を組み合わせて町の風景を作り、バケーションレンタル市場を取り切る小規模高収益モデルを確立していく予定だ。

ものづくりや文化色の強いクラフテッドやソーシャルグッド出身の人たちは、ビジネス面も合わせて評価されるグランプリでは弱いと言われるが、丸谷さんはあと1点のところで入賞を逃した。4年前のスタートアップ・カタパルト初挑戦から驚くほどの力強い成長ぶり。カタパルトのジャンルを垣根なく戦っていける実力を示したプレゼンだった。

▶︎日本各地に、土地ならではの風景と文化を継承する古民家宿をつくる「LOOOF(るうふ)」(ICC FUKUOKA 2024)

カタパルトの最高峰は、カタパルト・グランプリだと感じる

ICC FUKUOKA 2022デザイン & イノベーション アワード優勝

Polyuse 岩本 卓也さんは、ICCのロゴを模った3Dプリンタで作ったコンクリート構造物を会場に持ち込んだ。作るのは3時間、乾くのに3日間。2021年に登壇したリアルテック・カタパルトではなく、2022年のデザイン & イノベーション アワードで優勝したのは、現物を展示したことが何よりの説得力を生んだためで、それをこのグランプリの場で再現しようとしている。

「僕らの強みは、絶対真似のできないMoat(参入障壁)。そしてマーケットが非常に大きいので、それによる産業変革を伝えられるといいなと思う」

Malmeとともに、このグランプリの場で土木関係が揃い踏みするのも珍しい。「嬉しいね、いい戦いをしましょうね」と話したそうで、「終わったあとは同じお客さんになりやすいので、シェアしましょうという話も。高取さんもいい人ですし、Co-Creationがもう生まれてます」と言う。

岩本さんは登壇が確定していた側。6組の決定を待ち受けた気分を聞いた。

「確定していた側としては、1回に集中できるのはすごくいい。一方で、昨日はものすごく見たくなかった。プレゼンを見ると、僕の中で想定していたことが変わりそうだし、プレゼンを変えなきゃとか、余計ドキドキしそうだったから。知っている方々が1位だったし、昨日は結果だけ聞いて寝ました。

今回のネクストステージの方式は、シンプルに面白いなと思いました。それにカタパルトの最高峰は、カタパルト・グランプリだという気持ちを感じたので、それが僕としてはいいなと」

▶︎「Polyuse」は、職人が不足するコンクリート型枠造形を、低価格のオンデマンド3Dプリンタで実現する(ICC KYOTO 2021)

ICC KYOTO 2024クラフテッド・カタパルト優勝、ICC SAKE AWARD初代優勝

▶︎男鹿の未来を拓く挑戦! サケ造りとまちづくりで、地域の希望の星になる「稲とアガベ」(ICC KYOTO 2024)

ICC KYOTO 2024 クラフテッド・カタパルトで優勝した稲とアガベ岡住 修兵さんは、ICCオフィスで開催した公開リハーサルでのプレゼンや受けたフィードバックで、おそらく自分に納得できず、それでも絶対に勝ちたいと、終始思い詰めた顔をしていた。クラフテッド・カタパルトやローカル・コネクテッド、そしてICC SAKE AWARDでは圧倒的な主人公感があるが、それが出てこないのだ。

おそらくあの日から必死で準備したに違いない。本番では毎回見ているほうが恐ろしくなるほど緊張する岡住さんだったが、この日の登壇前はなぜか雄弁だった。

「会場の8割の心を震わせることができると思っている。それができたらもう勝ち。普段のピッチでは絶対勝てないから、全然違うものを作ってきました。もし点が入らなくても悔いは全くない。8割の心を震わせることができたら、勝ちなんです」

プレゼンでは「これまでもこれからも、僕の真ん中は日本酒。今日はまちづくり屋ではなく、醸造家としてお話しさせてください」と改めて宣言した。熱を帯び、聞いたことのないような高いトーンで話し続ける姿には、あの主人公感が戻っていた。

ICC KYOTO 2024ソーシャルグッド・カタパルト優勝

この日の優勝候補の一人、LivEQuality大家さんの岡本 拓也さんはビジネスもハートもある起業家である。ソーシャルグッド・カタパルトで優勝しており、心底ソーシャルグッドを愛する人で、現職の前はNPOにも在籍していたことも。顔を合わせるなり、こう言った。

「前日あんなにいたソーシャルグッドの(カタパルトからネクストステージに挑戦した)人たちが減ってしまった。その分も背負って頑張らないといけません。

僕としては仲間たちが上がって来れなかったことに、使命感を持っていて、そこから優勝するのは重要なことだと思っています。みんな純粋にすごくて、そこに向き合ってる人たちばかり。僕はやっぱりその眼差しがすごく大事だと思うんです」

東京都とのタッグや、官民連携アフォーダブル住宅供給促進ファンドの組成など、シングルマザーの暮らしを支える日本版アフォーダブルハウジング産業の大きな流れを作っているのは、岡本さんたちだ。社会課題への深い理解と、そのための仕組み・座組みを描くに十分な過去の経歴。これを現在、できるのは岡本さん以上の人はいない。

「先月から色々とリリースが続いていますから、今日はいいタイミング。緊張はしていません」

▶︎「大家×NPO×ファイナンス」で、シングルマザーの課題を住まいから解決する「LivEQuality大家さん」(ICC KYOTO 2024)

圧倒された審査員たち

プレゼンした登壇者たちの覇気はいずれも過去一番といっていいほど強く、どれだけ圧倒されたかは、審査員のBoost Capital小澤さんのコメントが端的に表しているのではないかと思う。「人生をかける7分間」とはスタートアップ・カタパルトの代名詞だが、それが今回はこのグランプリだったかもしれない。

実況中継の優勝予測はLivEQuality大家さん

一方、外のS会場でオフレコ混じりの実況解説をしていた5人の優勝予想では、HAKKI GROUP小林さんのfind以外は、モデレーターの朝倉さんも含めLivEQuality大家さんを予想。その他、Polyuse、ペイトナー、稲とアガベ、LOOOFなどの名前が挙がっていた。

プレゼンスタイルや、業界に詳しい解説など、実況も超面白いので聴講おすすめ!

S会場の共通見解としては、ICCのカタパルトでは事業性だけでなく、ソーシャル性も加味される傾向があるとのこと。実況モデレーターを務めた朝倉さんは「万が一、LivEQuality大家さんが1位になれなくても、僕らがステージS賞を上げましょう」と言った。

実況解説ではPLがすごいのはこの企業、ビジネスモデルのここがいい、この事業はこうしたほうがいいのではないかなど、起業家ならではの視点で様々なことを話していたが、いよいよ優勝が発表されるのを待つばかりとなった。登壇者が再びステージに一列に並び、発表を待つ。下岡さんが「見るだけで緊張しますね」と言うと、優勝経験者たちも同意した。

2024年に優勝したECOMMITの川野さんは、自分の直前のSHE福田 恵里さんのプレゼンに感動して泣いてしまい、2位まで呼ばれず「ないな」と思っていたら優勝して驚いたというエピソードを、アフリカ在住の小林さんは「帰国して出場するかどうか迷っていたけれど、小林(雅)さんが『優勝する』と言ったので来て、『そうか、自分は勝つのか』と思って立っていました」と驚きの裏話を披露した。

結果が発表されると、歴代優勝者たちの予想は外れて、優勝はたった一人、HAKKI小林さんが「国民全員に関連するサービス」と予想したfindの高島さんに決まった。「LivEQuality大家さんが4位!」「ペイトナーないのか!」と、実況席は大盛り上がりだった。

会場では、熱い戦いの結果に大きな拍手を送った。何度も反対されたという「落とし物」での事業化を絶対に実現すると心に決め、着実に実績を積みながら次の手を打ち続けるfindは、3回目の挑戦でグランプリ優勝となった。高島さんは、梅川さんから旋風皿を受け取り、小林さんにハグされて写真に収まった。

▶︎【速報】ネクストステージ突破から下剋上! 落とし物DX「find」がカタパルト・グランプリ優勝(ICC FUKUOKA 2026)

表彰式が終わると、S会場ではヒーローインタビューが始まった。3位だったPolyuse岩本さんは、悔しさを伝えながらもやり切った表情で語った。

「ICCに最後に参加した4年前から、ひたすら潜って、制度整備など全部作ってきた。それを伝えようと注力しました。全力は出し切りましたが、単純にめっちゃ悔しいですね。それ以上でもそれ以下でもないです」

泣き笑いのような満面の笑顔で次に登場したのは、稲とアガベの岡住さんだ。

「めっちゃ悔しいんですけど、そこまで悔しくない自分もいるような気もしていて。本当に人生かけて全部準備したんですよ。何も緊張しないぐらい全てやり切ったから、もう出すだけだと。これで負けたら、勝ったやつがすごいだけっていう境地で今日は臨んだから、悔しくなくて、この清々しさがなんか新鮮ですね。やりきったらそうなるんだなって思いました。

僕は最初、静かに入ろうと思ったんですけど、梅川さんが覇気とか言うから、最初からなんかすごいテンションに入っちゃって途中わけわかんなくなっちゃって(笑)。同郷で仲良しなんですけど、梅川さんのせいですね(笑)。梅川さんから扇風皿をもらうと、登壇が決まった時からずっと言っていたから、その約束を果たせなかったのが悔しいです。

この10日ぐらいマジで会社の仕事をせず、家族も顧みずに、1日中カタパルトの準備をしていたんです。稲アガのメンバーは今、ローカル・コネクテッドに行っちゃって、誰も聞いてないみたいですけど、みんなのアドバイスで出来上がったプレゼンなので、優勝できなくてごめんと、家族も支えてくれてありがとうというのを伝えたいです」

最後に登場したのは、優勝したfindの高島さん。今回2度目のヒーローインタビューであるが、肩の荷が下りたのか、淡々と落ち着いていた。

「1年半で3回カタパルトに出た。結果は後からついてくると思っていて、絶対優勝っていうのを正直思ってなかったんですけど、ベストを尽くして嬉しいなと思います。

オリンピックのフィギュアスケートで金メダルのアリサ・リウ選手が、めちゃくちゃ楽しんだ結果金メダルを取ったと言ってて、僕も準備はできるだけするんですけど、絶対優勝だというのはあまり思わないようにして、とにかくこの場を楽しんで、自分たちの魅力を伝えようっていう、そこに集中していました。楽しかったです!

予選を1回できるというのは結構アドバンテージかなと思いました。昨日はメンバーも見ていたので、昨日から今日にかけてブラッシュアップもできて、自信を持って臨むことができました。

findは本当に自分たちだけじゃなくて、皆さんの力で大きい動きにしていくもの。ICCをきっかけに本当に成長しているので、このグランプリの優勝にふさわしい会社だったり、成果を出さなきゃいけないという責任も感じています。自分たちもそういう存在になれるように、これから頑張っていきたいなと思います」

特設ステージの下でヒーローインタビューを聞いていた小林さんが、再び高島さんとがっちり握手を交わして、マイクを握った。

「ネクストステージ・カタパルトを本当にやってよかった。グランプリで4位では、今までの仕組みだと出番がなかったんですよね。グランプリで優勝したら、ネクストステージに出ちゃいけないとは思うけれど、負けたら何度でもチャレンジできるのはいいかなと思います。

特に高島君の場合は、前回出た時にあと半年待ったらもっと実績が出るのにと言われていたけど、出た方がいいんじゃないかみたいなことを言ってしまい残念ながら4位。その半年後に見事優勝できたというのは僕のアドバイスが間違ってたってこと。高島君のためにこの制度を作ったんだと、後付けで言いたいと思います(笑)。

やってよかったな、10周年でいい企画で、それもネクストステージから出て優勝、下剋上を果たしたってことで、非常に面白いグランプリだったんじゃないかなと思います。和田さんも含めてfindのチーム、これから日本の落とし物の文化を変えていきましょう!」

ステージ下には、findのチームが結集している。優勝を喜び合うチームで記念写真を1枚。彼ら・彼女らは、落とし物が必ず見つかる世界の実現を目指していく。

落とした側と落とし物を管理する側の双方にとって便利で、人に感謝されるささやかなサービス。実現が無理と言われ続けた、子どもの夢のような「あったらいいな」を、テクノロジーと思いやりで実装して、ビジネスのプロたちに認められ、優勝に選ばれた事業である。

本当に事業を成長させる、産業を創る力がある

まだ余韻の残るカタパルト会場では、梅川さんがインタビューに応じていた。

「僕たちのときよりも、めちゃくちゃレベルが高かったと思う。全員が覇気を持っていて、それぞれがリーダーとなる資格を持っている人たちだとすごく感じました」

冒頭のスピーチでは、「前回よりもレベルが高かった」なんて言わせないと言っていた本人が、これしか言いようがないという口調で、感想を語っている。

「高島さんとはそもそも前回のカタパルトで一緒に競っていて、そのときが4位。一緒に『BRUSHUP』セッション(※)にも出たんです。

▶︎編集注:BRUSHUPはICC FUKUOKA 2026でシーズン9、起業家が抱える事業上のリアルな悩みや壁を、経験豊富なアドバイザー陣が徹底的に掘り下げ、フィードバックし、議論を通じてブラッシュアップしていく完全オフレコの特別セッション。

そのとき、彼はすごくブラッシュアップを受けていて、途中答えられないぐらいに追い詰められていた。それがあったからこそ、この半年間の成長があった。

登壇してピッチして、そのあと批判的な目線で見られて、事業を考えて、半年間でそこまで持っていくのかという、ICCは本当に事業を成長させる、産業を創る力があるんだなと思います。

ICCサミットでは毎回最新の情報がアップデートされたり、事業も進捗しているので、それを半年に1回メンテナンスしながら軌道修正して、視座を上げることができる。自分たちの事業の成長だけでなく、産業を創るつもりで大振りできる。ホームランを打つ可能性が高まっているように思います」

ネクストステージ・カタパルトから始まったこの戦い、リハーサルの時点からどうしたら突破できるか、必ず優勝したいと口にする登壇者が非常に多かったのも印象的だった。競争の仕組みが奏功し、事業を通して社会をよくしたいという想いがこれほどまでに全体的にほとばしったカタパルト・グランプリは、近年なかったのではないだろうか。

カタパルトは、産業が、事業が世に飛び出す”発射台”として作られた装置である。その装置から本気で飛び出していこうする挑戦者たちが全力で挑む、ICCの中でも最高峰のカタパルト・グランプリ。今回だけではなく、次回もネクストステージからぜひご注目いただきたい。

(終)

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