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【開催レポート】ICCのウェブサイトを見て「何だかすごそう」と興味を持った私(浅郷)は、2月の「ICCサミット FUKUOKA 2018」にスタッフとして参加してみることに。超初心者の目で見たICCサミット FUKUOKA 2018の裏と表をレポートしたいと思います!
(その2)では、初めての目で見たICCサミット、ボランティアスタッフの仕事など、DAY1の熱気を余す所なくお伝えします。
次回 ICCサミット KYOTO 2018 の運営チームを募集しています!興味のある方は、募集ページを是非ご覧ください。
▶「ICCサミット FUKUOKA 2018 開催レポート」の配信済み記事一覧
2018年2月に通算5回目を迎えた、「ともに学び、ともに産業を創る。」をコンセプトに新たな産業を産み出すことを目的としたカンファレンス、ICCサミット。
ICCのウェブサイトを見て「何だかすごそう」と興味を持った私(浅郷)は、年に2回開催されるサミットの1つ、2月の「ICCサミット FUKUOKA 2018」にスタッフとして参加してみることに。 2月19日のプレ・イベントから、22日のサミット最終日まで、超初心者の目で見たICCサミット FUKUOKA 2018の裏と表をレポートしたいと思います!
カタパルト最初の登壇者は営農支援のスタートアップ、テラスマイルの生駒祐一さん
これから3日間、カンファレンスの日々となる。スタッフは毎朝7時半に集合し、9時半からのセッション開始に備える。ネット回線のチェック、B会場で行なわれるカタパルトの結果速報記事の準備、登壇者の写真撮影が終わったらFacebookでフォトアルバム配信の準備など、いよいよ本番の緊張感が高まってくる。
初日とあって受付は混雑を極めていたらしい。私はメディア席で準備をしていたため後で聞いただけだが、過去最大規模だったこともあり、従来の受付方法では追いつかないなかったそうだ。それを改善するための提案が、後日スタッフから次々とFacebookグループに上がっていった。
2月20日、開幕直後にトラブル発生
9時半。オープニング映像が流れ、ついにスタート。ほぼ満員となったB会場では人気プログラムのひとつ、スタートアップ・カタパルトが始まった!
8分間で、自分のビジネスと夢を精一杯プレゼンする登壇者たち。その様子をFacebookとYoutubeで中継開始と思ったら……ネット回線が落ちた!
結論としては業者がこちらの想定と違った回線配置がされていたため、ルーターの負荷が高まって落ちてしまったのだが、その状況を把握し回復するために走るスタッフ。回線が復活したのはカタパルト開始から40分を過ぎたころ。(※現在、全編の映像を配信しています!)
カタパルトで手に汗を握る
ステージ上では様々な魅力あるスタートアップが次々とプレゼンを進めていた。
審査員は30名。ベンチャーキャピタリスト、クリエイティブ・ディレクター、大手企業の取締役や執行役員など、いずれも第一線で活躍している方々ばかり。どんなに素晴らしいアイデアや事業計画を持っていたとしても、なかなかこれだけの人達に一度にアピールできる機会はない。
この結果次第では、新しい展開や飛躍のきっかけになるかもしれない。登壇者は緊張しながらもプレゼンに熱が入っている。見ている私ですら、一世一代のチャンスを迎えている様子に力が入ってしまう。最初からプレゼンがうまいわけではなく、事前に何度もリハーサルを重ねるそうである。
しかし、よくこんな様々なジャンル、かつ面白いスタートアップが集まったものだと思う。多数の応募から選ばれるそうだが「応援したくなる社会的意義のあること」「将来性があり投資したくなること」がその基準で、「応援しないと埋もれてしまう可能性がある」ことも考慮しているらしい。
審査員も「応援したい」を基準に3組を選んで投票する。全登壇企業がプレゼンテーションを終え、結果の集計中は会場に緊張が走る。集計を待つ間、審査員がプレゼンへの感想を伝える。
「どれもすごくよかった」「いくつか参画したいものがある」「冒頭でつかまれるプレゼンだと、笑顔で聞くことができますね」……プレゼンが終わり、緊張が溶けた登壇者たち。集計が終わり、再び緊張感が戻ってくる。
結果発表。12組の中で上位5組が発表された。
▶【速報】フード系スタートアップが躍動!「TLUNCH」を展開する Mellow がスタートアップ・カタパルト優勝
詳細は速報の通りだが、1位となったMellowの柏谷さんには、賞品としてOpus One(ワイン)と「Fabric Tokyo 賞」として「水の都」ブランドの特注ジャケットが贈呈された。
表彰式終了後に、壇上から降りた柏谷さんはじめ登壇者に次々と人が集まっている。プレゼンの内容で疑問点を尋ねたり、名刺交換していたり、事業連携や投資機会を議論している。後日、柏谷さんから「人生が変わるレベルで反響があった」という感想が届いた。
続いて行なわれたリアルテック・カタパルトは6名が登壇。いずれも革新的なテクノロジーのプレゼンで、20人の審査員のみならず会場に集まった人たちがワクワクしているのがわかる。
▶【速報】魚群探査機にイノベーション!「アクアサウンド」がベストプレゼンター
例えていえば、WBS(ワールドビジネスサテライト)などで面白そうと思って見るようなテクノロジーで、人に話せば「へぇ!」と言われるようなものばかり。
すでにそんな技術ができていて、実用化が進んでいるという驚き、それを開発している人達が目の前にいるという経験、そういう人達と交流が可能だというこの場は、確かに他にはないものである。
業務としては、原稿にカタパルトの結果やプレゼンの内容を盛り込み、速報記事を配信する。同時に全会場で撮られた写真データがカメラマンさんから続々と届き、メディアチームの午前中は大忙しだ。
聞きたいセッションが多すぎる
ランチは立食スタイルで、登壇者や参加者、そして私たちスタッフもしっかり食事をしながら、午前中の感想や仕事、観たいセッションについて語り合う。そういった機会は三日間を通して昼・夜のパーティーで何度もある。
スタッフの中で、憧れの起業家に三日目のランチでご挨拶できたという人がいた。参加されているゲストの方々は時間給にすると大変な方ばかりだし、福岡まで来られて参加費も払われており、その方にとっても貴重な仕事の時間でもある。そのスタッフにとっては、まさに幸運をつかんだというわけだ。
この日、カタパルト以外にも23のセッションが6会場で行なわれた。一番の盛況となったセッション「知性の核心とは何か?」が、前評判通りの大盛況だったと聞く。一方私は、様々なセッションに出入りしながら、見たいセッションが多すぎることに悩んでいた。業務もやりたい。でもいろんなセッションの様子も少しでも聞きたい。結局三日目までこの贅沢すぎる悩みは続いた。
夜は参加者のパスの色に分かれて2箇所でパーティーが開催された。
他のネットワーキングパーティーに参加したことがないので比べられないが、身の置き場に困るような雰囲気はなく、和やかながら活気がある。初日を乗り切り、スタッフたちもやや緊張が溶けていい雰囲気になっていった。
(続)
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続きは 開催レポート③:経営者の素顔とスタッフのホスピタリティ。カルチャーショックのDAY2 をご覧ください。
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編集チーム:浅郷浩子/榎戸貴史
【編集部コメント】
続編もご期待ください。他にも多く記事がございますので、TOPページからぜひご覧ください。
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