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9月4日~6日の3日間にわたって開催されたICCサミット KYOTO 2018。その開催レポートを連続シリーズでお届けします。第2回目は、THE SODOHで行われた開催前夜のオープニング・パーティの模様をお届けします。ぜひご覧ください。
ICCサミットは「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場です。毎回200名以上が登壇し、総勢800名以上が参加する。そして参加者同士が朝から晩まで真剣に議論し、学び合うエクストリーム・カンファレンスです。次回 ICCサミット FUKUOKA 2019は2019年2月18-21日 福岡開催を予定しております。参加登録は公式ページのアップデートをご覧ください。
会場にLEXUSが登場
年に2回のICCサミット、京都で開催するからには、京都らしさを感じられる場所で、交流の場を設けたい。ICCサミットKYOTO 2018のオープニング・パーティは、横山大観と並び称される日本画の大家、竹内栖鳳のもと邸宅であった会場THE SODOHで開催された。八坂の塔が見える美しい会場で、美味しい食事と交流をお楽しみいただいたのは昨年と同じだが、今年はさまざまな趣向を凝らしたLEXUSとのコラボレーション・パーティだ。
車寄せがあるTHE SODOHのエントランスから、うっそうとした林の中の小路を登って会場へ向かう。その林が一瞬途切れ、視界が開けた場所にLEXUS LSを配置。背景には京都のランドマーク、五重塔が見える。到着された方々からは、口々に歓声が上がる。
「おお、レクサスだ!」
「車が入れるんですね」
THE SODOHの歴史の中でも、この位置に車両を入れたのは初めてのことだという。来場者が到着しはじめた6時過ぎはまだ周囲も明るいが、だんだん日が暮れてくると、背景にライトアップされた高台寺の五重塔が浮かび上がる。
次々と到着する来場者にお声がけをして、撮影タイムが始まった。
ICCサミットは、業種や歴史も異なる企業が出会い、学び、新たなCo-Creationを生み出す場であり、LEXUSのイメージのひとつには、成功者が乗る高級車、完成されたラグジュアリーブランドというイメージがある。そのギャップに率直な疑問をぶつけられる方もいた。するとそれを尋ねる前に、LEXUS関係者の方から、熱いコメントをいただいた。
「LEXUSは、年配の方がお乗りになる高級車というイメージがあるようですが、今も挑戦を続けるチャレンジャーです。新たな世界にチャレンジし続けるという点では、ICCサミットにお集まりになる企業の方々と同じで、仲間のような気持ちがあるのです」
加えて、ICCはLEXUSのコンセプトである「CRAFTED」(造りこまれた、精緻な)に共感している。交流が生まれる最高の場作りのために、1回のICCサミットを半年間かけてプランニングし、毎回チャレンジをしながら、そのときに考えうるベストの骨組みとディテールを準備している。最後にそれを体験するのは人というところも同じだ。表面的なイメージは異なるかもしれないが、その奥では共通する部分が極めて多いのである。
熱気あふれるパーティ会場へ
カンファレンスは3日間にわたる開催で、この日は開催前夜ともあって、当初は多くの動員を想定していなかった。しかし、今回のICCサミットは出席確認のときから反応が違っていた。仮に出席表明いただいた方々の8割が実際に来場したとしても、昨年の会場では入りきれない。そこで今年は例年の会場THE HIGASHIYAMAに加えて、別棟のYASAKA、PAGODAもキープ、結果大盛況となった。
SAKE Springの藤田さんより提供いただいた獺祭がふるまわれた
さまざまな種類のドリンク、前菜、サラダ、肉類から天ぷら、毎年飛ぶようにになくなるフォアグラ寿司をふくめ寿司類、そば、隠れた人気の特製カレーなど、さまざまな料理が並ぶ。料理や飲み物は毎年開催後に見直しを行い、人気のメニューを押さえつつ微調整を行っている。今回はLEXUSとのコラボレーションということがあり、上質な空間で上質な食事をお楽しみいただけるように、おもてなしの面でも「CRAFTED」の精神を大切にした。
ICCポーズで記念撮影
活気あふれる雰囲気に圧倒されながらも、ICC写真チームはパネルを持って恒例の記念撮影。なるべく交流のお邪魔にならないようにお声がけしたとのこと、下の写真はほんの一部だが、ご協力いただいた皆さま、どうもありがとうございました。
会場で聞いた、LEXUSの印象
せっかくのこの空間のため、LEXUSへの印象を聞いてみようと何名かにお声がけしてみた。
glafitの鳴海さんは、LEXUSの展示を見た瞬間から、その興奮度合いが他の方と違っていた。
鳴海さん「自分のスマホでも写真を撮ったのは、思い入れが深いからです。フェラーリやランボルギーニはTOYOTAにはなれない。でもその逆はできるという実証が、LEXUSだと思うのです。日本にはそういうブランドができないといわれてきましたが、できると思います。
最新型のLSが凄いと思ったのは、セダンの安定のセオリーを打ち破って尖っているところ。日本車はスペックを売りにしがちですが、デザインの美しさを打ち出しているところも凄い。日本の自動車メーカーはどこも好きですが、TOYOTAにはずっと輝いていてほしい。TOYOTAの最初の車は、二輪でした。だからglafitも二輪からスタートしたのです」
フライウィール横山さん「憧れのブランドです。アメリカでのLEXUSのブランドを知っているので、世界で先にブランドを打ち立てたイメージがあります。ハイブリッドの先駆けですよね」
未生流笹岡 笹岡さん「生け花も、細かく手を入れて枝葉を落としていくものですから、”CRAFTED”というところでLEXUSとの共通点を感じています。私は生けていくほどにどんどん枝や葉が減っていくと言われますが、LEXUSがそんな引き算をしているかどうか気になります」
その他にも「そもそも仕事の関係で乗り始めたのですが、2台目を買ったときにすぐ盗まれてしまって、そのときに外車にしようかと考えたのです。でも、アフターケアも含めトータルで考えるとやはりLEXUSがいいのです。仕事の合間にオーナーズラウンジへ休憩に行ったりもします」
「1990年代に、アメリカで挑戦しようという心意気、勇気を尊敬する。有名なシャンペングラスのCMは物凄いインパクトがあった。普通ではできない挑戦だと思うし、ICCともシナジーがあり、起業家の方々に乗ってもらいたい車だと思いますね」というコメントもいただいた。
▶シャンペングラスのCM映像
その他、翌日から始まるICCサミットKYOTO 2018への意気込み、期待の声も多くいただいた。
アソビュー山野さん「今回はアクティビティ系セッションのモデレーターを務めます。ICCサミットでは分野的には人気がないと思いますが、今後生き残るために、登壇いただくみなさんとともに最高のパフォーマンスを発揮して、最高のセッションにしたいと思います!」
glafit鳴海さん「今回で参加が4回目となりますが、もともとIT周辺の企業を中心に始まったICCが成長を続け、TOYOTAやHondaなどと組み、次の領域へ行っていると思います。進化し続け、チャレンジし続けているのに、同じ場所で開催しているのはアットホーム感があっていいことだと思いますね。自分たちでイベントをするときも参考にしたいです」
和やかな交流の裏に、すでに学びの時間は始まっていた。
翌日は朝の9時15分から、参加者の注目度1位の「スタートアップ・カタパルト」が始まるため、この日は早めに閉会となった。
嵐の前の静けさだろうか、この夜の京都の空気は心地よかった。帰り道に再びLEXUSの前を通ると、試しに運転席へ座ってハンドルを握ってみたり、マッサージチェアの機能がついた後部座席に座ってみたりする方がいた。ドアを閉めると外の世界から遮断され、包まれるような個室感覚が味わえるそうだ。
次世代を担うリーダーの方々に、エクストリーム・カンファレンスの3日間を過ごしていただくICCサミットも、日常業務の場から離れ、新たな産業創造の場に身を置いていただくことを目指している。
あらためてLEXUSを眺めると、夕方は太陽を反射して艷やかな光沢を放っていた車体が、夜になるとまるで別の車のようにマットな質感になって見えることに気がつく。細部まで”CRAFTED”で、飽きのこない創りは、人に身近な車だけでなく、人が関わるプロダクトやサービスすべてが目指すところである。それが感じられる、最高のオープニング・パーティとなった。
(続)
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編集チーム:小林 雅/浅郷 浩子/戸田 秀成
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