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ICCサミット FUKUOKA 2019にスカラシップ制度を利用して参加した能任 花林さんに、運営スタッフ参加の感想と、そこで学んだことについて聞きました。スタッフレポートとしてご紹介します!
ICCサミットは「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場です。毎回200名以上が登壇し、総勢800名以上が参加する。そして参加者同士が朝から晩まで真剣に議論し、学び合うエクストリーム・カンファレンスです。次回 ICCサミット KYOTO 2019は2019年9月2日〜5日 京都市での開催を予定しております。参加登録は公式ページのアップデートをご覧ください。
ICCサミット FUKUOKA 2019にスカラシップ制度を利用して参加した能任 花林さんに、運営スタッフ参加の感想と、そこで学んだことについて聞きました。スタッフレポートとしてご紹介します!
1.ICC運営スタッフに応募したきっかけと、なぜ応募したいと思ったか教えてください。
ICCのことを最初に知ったのは、就職活動がきっかけです。応募しようと思っていた会社を調べているなかで、カタパルトの動画(ファームシップ)を見つけました。そこで動画を見て、Facebookでフォローしていたら、ボランティア募集を見つけました。大学4年の終わり頃のことです。
大学生のころからボランティア活動が好きで、海外で現地の人と社会課題解決に向けて取り組むなどの活動に、長期休みを利用して何度も参加していました。社会人になればコミュニティが会社だけになってしまい、いろいろなつながりがなくなってしまったら嫌だなと思っており、社会人にでも続けられるボランティアを探していました。
ICC小林さんとのスタッフ電話面接のときに、なぜ参加したいのかと聞かれました。私は農業や食の分野に興味があります。他の分野でも同様かと思いますが、私が農業を面白いと思うのは、いろいろな分野、会社の人と協力しなければ、お客様に安全な野菜を届けられないということです。
種を植えて収穫するまでには開発など特別な技術が必要ですし、収穫したら誰に売るのか、どうやって売るのかなど、経済的なマーケティングも必要です。野菜を普通に売って作るのではなくて、栄養面やパッケージなどでどんな付加価値をつけるのかなど、さまざまな要素が協力し合って、農業や食の分野が成り立っています。
そんな農業分野を自分の力でもっと発展させるには、自分と異なる立場、異なる職業のいろいろな人と繋がり、Co-creationする必要があると思ったのです。それが、ICCに参加したいと思った大きな理由です。ICCに参加してつながりを広げることが、農業分野における自分の夢をかなえる 方法の1つになる。そんなことを話しました。
2.今回で参加何回目ですか? 今回はどういう気持ちで臨みましたか?
3回目です。1年前が受付チームで、前回の京都が飲料チーム、今回は受付Cチームのリーダーです。入ったころからいつかリーダーをやってみたいと思っていたので、任せてもらってとてもうれしかったです。
今回は、自分の目標とするリーダー像に近づきたいと思って臨みました。初めて参加した時に、違うチームのリーダーだった鵜飼杏奈さんに、いろいろなことを教えていただいたり、自分の強みを分かってくださった上でのフィードバックをしていただいて、私もそんな立派なリーダーになりたいと思って挑みました。
また、鵜飼さんは常に笑顔ですが、何か問題が起こったときはリーダーシップを発揮して、順番に対応して私たちを引っ張ってくださいます。私はまだまだできていないですが、初めての時よりは少しだけ近づけたかなと思います。
1回目は、マニュアルを理解するのにも必死だし、周りが見えていなくて、反省していました。今回はリーダーだし、周りの状況もわかっていて、そのうえで任せていただいたので、自分プラス他のメンバーやチームと協力して解決するということはできたかなと思います。
今回はスタッフ前夜祭の司会という、すごくいい機会もいただきました。当日まで、こうやったらこうするなど、頭の中でいろいろとシミュレーションしていましたが、当日は緊張して、パーン!と全部飛んでしまいました。司会のほかに、出し物もあったので、0日目が半分くらい本番でした(笑)。
3.ICCサミットで、学んだこと、気づいたこと、深く印象に残っている出来事、エピソードなど、実際に参加したときの感想を教えてください。
今回で自分の強みがわかりました。
参加するまでは、常に笑顔でいることや、サービス精神を持ち続けることは、ボランティアやアルバイトを通して得意だと思っていました。でも初めて参加したときは、私は自分のことだけで精一杯で、自分より余裕があって、それをできる人が周りにたくさんいて、得意だと思っていたのにどうしよう!と、ものすごく焦りました。
仕事でもそうなのですが、私は苦しくても頑張るというのではなく、楽しければ自然と頑張ることができます。まずは自分が全力で楽しむようにすれば、それがお客様にも伝わるし、スタッフにも伝わると思ったので、今回は楽しむということを目標にしました。
そしてそんなふうに、自分が好きなこと・得意なことを100%出していった結果、みなさんにも褒めていただけたし、いつも笑顔で頑張っているね、花林さんを見て元気をもらいましたという声をたくさんいただきました。
自分に自信をもって、100%全力でそれを出していくことが、一番結果が出せるんだと分かったことが大きかったです。
自分の強いところや弱いところは、いろいろなコミュニティに属して、人と接しないとわからないと思います。就職活動のときも、強みや苦手なことを聞かれます。
自分の好きな人だけと好きなことだけをやっていれば、楽しかったし、結果オーライだけど、ここに来ると違います。
いろいろな業種、年齢、経験があり、登壇者や参加者の方々を含めて集まり、一つのものを作り上げるという経験の中に、自分もいるということは、自分の強みや自分がどんな人なのかを知るきっかけになるのだと分かりました。その気付きを与えてくれたICCには、とても感謝しています。
4.スタッフとして参加してよかったことを教えてください。また、どんな人にスタッフ参加をおすすめしたいですか?
仕事にすでに活きているところとして、参加して良かったなと思っているのは、ICCサミットのたびに農業や食の分野で登壇されている方と顔を合わせるので、情報を教えてくださるようなつながりが出来たことです。これは、私が初参加前にICCに求めていた「幅広い立場の人たちとの繋がり」ですし、自分の手でCo-Creationを作り出す第一歩にもなっているのではと思っています。
ICC小林さんがいつも言っているように、無理をして参加することはないと思いますが、私が一緒にお仕事したいな、協力していきたいなと思う人は、自分の知らない世界を知っている人です。そういう人たちが集まるのがICCの強みであると思います。
学生でも社会人でも、ICCで共に頑張ることで自分が知らない世界を見せてくれて、相手に自分の知っていることも伝えられる。学び合ってそれを楽しめる人は、ぜひ参加していただきたいと思います。
5.ICCでの経験を、今後どのように生かしていきたいですか?
ICCでの経験は、何か特定のものに「活かせる」というよりは、今後の私の人生に物凄く大きな影響を与えてくれたものです。
私は、どんなに小さくても、人との関わりは私の人生を左右するきっかけと可能性を秘めていると思っています。ふとコンビニに入って気持ちのいい挨拶をされたらずっと印象に残りますし、友達と交わす他愛もない会話も、一言ひとことを大切にしたい。私はいつもそんなふうに人と接しています。
他方でICCでの人との出会いは、普段の人の出会いと比べると何百倍ものインパクトがあります。登壇者や参加者の方々は普段出会えないような立派な方々ですし、ボランティアの仲間も、私が手が届かないくらい素敵な人たちばかりです。
そんな人たちと関わることは、私を猛スピードで成長させてくれて、確実に、より良い「自分」を作り上げてくれていると思うのです。そして、そんな仲間たちに自分も追いつきたいと、ちょっと背伸びして頑張れる環境が、楽しくて楽しくて仕方がありません。
6.スカラシップ提供企業へのメッセージをお願いします。
半額交通費が出るなら参加してみよう、というのは、普通モチベーションがちょっと下がってしまうと思います。敷居も下がるけどやる気も下がると思うのです。
でも、ICCの場合は逆だと思います。補助をいただくことで、普段よりもっとがんばろうという気持ちになるのは、私だけでなく、みんなそうだと思います。数ある参加してくださっている企業の中で私たちを選んで投資してくださることに、とても感謝をしています。
20代の若手社会人の私達に気をかけてくださっていることへの感謝とともに、将来を担っていく私たちに投資してくださっていることも理解していますし、そのぶん頑張ろうと思えます。
次から参加されるときは、ベテランの方々もそうですが、私たちに注目していただいて、どう頑張っているかとか、動いているかというのをぜひ見ていただきたいです。そしてフィードバックをたくさん頂いて、ICCの場を私たちの手でどんどん良くしていきたいと思っています。
▶2019年9月2〜5日に開催する ICCサミット KYOTO 2019の運営スタッフを募集しています。詳細はぜひ下記リンクからご覧ください。
【新規募集】ICCサミット KYOTO 2019 運営チーム募集
ICCサミット FUKUOKA 2019では、株式会社キュービック、株式会社HAiK、株式会社ネオキャリア、株式会社セプテーニ・ホールディングスのご厚意により、学生スタッフや27歳以下の若手社会人スタッフを対象に、東京など遠方からのICCサミット参加、および東京での関連イベントへの遠方からの参加にかかる交通費・宿泊費の一部を、スカラシップとして補助いただきました。
(終)
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編集チーム:小林 雅/能任 花林/浅郷 浩子/戸田 秀成
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