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ICCサミット FUKUOKA 2019にスカラシップ制度を利用して参加した神戸大学3年生の柳林 康さんに、運営スタッフ参加の感想と、そこで学んだことについて聞きました。スタッフレポートとしてご紹介します!
ICCサミットは「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場です。毎回200名以上が登壇し、総勢800名以上が参加する。そして参加者同士が朝から晩まで真剣に議論し、学び合うエクストリーム・カンファレンスです。次回 ICCサミット KYOTO 2019は2019年9月2日〜5日 京都市での開催を予定しております。参加登録は公式ページのアップデートをご覧ください。
ICCサミット FUKUOKA 2019にスカラシップ制度を利用して参加した神戸大学3年生の柳林 康さんに、運営スタッフ参加の感想と、そこで学んだことについて聞きました。スタッフレポートとしてご紹介します!
1.ICC運営スタッフに応募したきっかけと、なぜ応募したいと思ったか教えてください。
僕は神戸大のAIESECに参加していて、ICCサミットがあるたびに、その情報がAIESECのLINEで共有されていました。AIESECの活動では、1、2年生のときは、最前線で営業や海外でインターンシップなど外での活動が多いのですが、3年生になるとバックオフィスで戦略やマネジメントを担当します。
それまでAIESECの活動で、いろんな人と出会う中でやりたいことを見つけてきたのですが、3年になると役割が変わり、同じようにはいきません。そこで新しい経験をしたいと思いました。
日本を引っ張るトップリーダーを見てみたい、関東の人と会いたい、いろいろな人と会いたいと思いました。AIESEC関連ですでに参加しているスタッフもいたこともあり、応募しました。
2.今回で参加何回目ですか? 今回はどういう気持ちで臨みましたか?
今回で2回目で、飲料チームのリーダーを務めました。スタッフ2回目ではベテランと言われるので、いろいろなことを把握しようと努めました。初参加のスタッフが安心して働けるよう、自分の不安を見せず、わからないことを聞かれたときに答えられる、また質問しやすい姿勢でいようと思いました。
自己採点だと80点ですが、もっと上を目指すなら30点です。今回は初参加の(ヤッホーブルーイングの)清水さんにとても助けていただきました。清水さんはイベントの経験が豊富で、すぐに全体を把握して、どうやったらいいのか振り返りのファシリテーションをしてくださって、作業が毎日改善、促進されていきました。
清水さんの見ていた世界が、自分は見られていない、満足できない、悔しいなと思いました。
一方、メンバーの不安によりそえるリーダーになりたい、という気持ちも芽生えました。自分はそういうところを意識するんだという気づきもありました。裏でしっかり情報収集もするのですが、戦略を考えるよりメンバーに直接働きかけるほうが、僕は気づくことが多くなります。そこで、清水さんが考えていることをメンバーに伝えようとも努めました。
人間関係を作るのは得意なので初回からチームになじめましたが、初回は自分のことで精一杯。2回目の今回は、他のチーム、カタパルトや誘導している人がどういうことをしているのかを見る余裕ができ、他の業務にも興味が出てきました。
3.ICCサミットで、学んだこと、気づいたこと、深く印象に残っている出来事、エピソードなど、実際に参加したときの感想を教えてください。
今回、本当に大きなことがありました。
スタッフ向けのパーティーにリンクアンドモチベーションの麻野 耕司さんが来てくださって、そこでお話しいただいた内容に、ビンタされたような気持ちになりました。
麻野さんは本気で、ご自身の仕事で世界を変えようとしていて、そのために自分がどうあるべきかを考えていて、自分のロールモデルを考え、直接会いにいっているそうです。すでに麻野さん自身がすごいと言われている人なのに、誰かを尊敬して、会いにまで行っているのです。
自分はまだ世界を変えようとしていない、本気で生きていないな、と思いました。
まだなりたい自分もないし、このまま生きていたら、最高の人生を生きることができないと焦りました。
あまり人の言葉を聞いて泣いたりしないのですが、本当に泣きそうになりました。聞いている間じゅう、体が前のめりになっていて「なんや、この人!」と思いました。今でもその感覚を思い出します。
まずは自分の目指すものを考えようと思いましたが、具体的なイメージには至っていません。だから今は、やりたいと思ったことを一生懸命やろうと思いました。
そこで、旅のメディアを運営している人と協力して動画作成をしたり、自分が実現したい世界観を表現できるイベントを企画したり、以前始めたスターバックスでのアルバイトにもっと本腰を入れるようにし始めました。楽しいと思うこと、今、やりたいと思うことに躊躇しないでいたい。いろんなことを経験したいと思っています。
4.スタッフとして参加してよかったことを教えてください。また、どんな人に参加をおすすめしたいですか?
本当に人との出会い、予期せぬ素晴らしい出会いがありますし、気づきがあります。
ボランティアというと、利益はないけれど働かされてと思うかもしれませんが、その中で、突然の出会いや気づきがあります。経験してみないと分からない感覚だと思います。
麻野さんのほかにも、そんな出会いがありました。ペットを連れて来られるカフェを作りたいと考えていた時期があり、スタッフとして参加したら、初めてプロのバリスタと知り合うことができたのです。ブランドパークでコーヒーを提供する井野 勇輝さんです。
井野さんには親身になっていろいろ相談に乗っていただき、構想が進みました。アドバイスをいただける人としても好きなのですが、面白い人でもあり、熱い人でもあり、なんでも話したくなる人です。こういう大人になりたいなと思える人と出会えました。
参加をすすめるなら、ちゃんと仕事ができる人でしょうか。「これは自分の仕事じゃない」という人ではなく、自分から動いて貢献しようと自然にできる人、助け合える人であれば、ICCからの恩恵を得られると思います。
自分を変えたいと思っている人にも、いい経験になると思います。自分がどう変わりたいか、どうすればいいかわからない人は多いと思います。業務に集中しているうちに、大きな気づきを得られます。
麻野さんの言葉は、本当に雷に撃たれたような体験で、あとになっても思い出すことが多いです。帰りの新幹線でも、自分が得た経験を振り返っていました。
5.ICCでの経験を、今後どのように生かしていきたいですか?
やりたいことに時間と労力をかけようという、自分の人生の指針が見つかりました。自分らしさもわかりましたし、そのとおりしっかり生きていって、ゆくゆくは世界を変えられるようになりたいと思います。
6.スカラシップ提供企業への感謝のメッセージをお願いします。
いつも旅費の補助など、存分に使わせていただいています。プレイベントなどもすべて参加して、東京の人たちと仲良くなったことで、A、B、C会場の業務を手伝うことができ、ICCサミット当日の業務に役立ちました。これはスカラシップがあったおかげです。
お金があっても、節約したいのが学生です。その負担を軽くしていただき、気にせず参加できたのは、スカラシップのおかげです。
もし機会があれば、直接感謝をさせていただきたいです。プレイベントでは、つい緊張してしまって言えなかったのですが、僕らの気持ちや、直接お礼を伝えたいです。
(終)
▶2019年9月2〜5日に開催する ICCサミット KYOTO 2019の運営スタッフを募集しています。詳細はぜひ下記リンクからご覧ください。
【新規募集】ICCサミット KYOTO 2019 運営チーム募集
ICCサミット FUKUOKA 2019では、株式会社キュービック、株式会社HAiK、株式会社ネオキャリア、株式会社セプテーニ・ホールディングスのご厚意により、学生スタッフや27歳以下の若手社会人スタッフを対象に、東京など遠方からのICCサミット参加、および東京での関連イベントへの遠方からの参加にかかる交通費・宿泊費の一部を、スカラシップとして補助いただきました。
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編集チーム:小林 雅/濱田 凛/浅郷 浩子/戸田 秀成
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