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ICCサミット KYOTO 2019 のプレ企画、RMSの離職率激減オンボーディング・ワークショップが始動!

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ICCサミット KYOTO 2019でリクルートマネジメントソリューションズが予定しているセッションが「離職率を激減させる採用オンボーディング・ワークショップ」。それに先立つワークショップがICCアカデミーで開催されました。その模様のレポートを、ぜひご覧ください。

ICCサミットは「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場です。毎回200名以上が登壇し、総勢900名以上が参加する。そして参加者同士が朝から晩まで真剣に議論し、学び合うエクストリーム・カンファレンスです。次回 ICCサミット KYOTO 2019は2019年9月3〜5日 京都開催を予定しております。参加登録は公式ページをご覧ください。


2019年2月のICCサミット FUKUOKAでのWORKSHOPシリーズ「急成長する組織のミッション・ビジョン・バリューの共有・浸透方法とは?」の好評を受けて、リクルートマネジメントソリューションズ(以下RMS)が次回予定しているスポンサード・セッションが、9月4日のセッション10E「離職率を激減させる採用オンボーディング・ワークショップ」。

実際に自社で離職率が激減したというその施策を、ICCサミットに参加いただく数社で先立って実践、9月のICCサミット本番で事例として共有するというセッションの企画となり、そのためのプレ・ワークショップが7月8日と12日に行われました。

多くの企業が抱える、中途採用者の定着率への悩み。参加いただいたのは、各企業2名で経営層&人事担当という組み合わせが多く、両日合わせて22社、40名でした。その模様を、8日のワークショップを中心にお伝えしていきましょう。

ICCサミット本番前のトライアルワークショップ

リクルートマネジメントソリューションズ エグゼクティブコンサルタント 天野 徹さん

RMSの天野 徹さんをモデレーターに始まったワークショップ。9月の本番で事例紹介企業として参加する、アクティブソナーの青木 康時さん、マネーフォワードの金坂 直哉さんの姿が見えます。

参加者同士のディスカッションを含むワークショップのため、出席者は4つのテーブルに分かれて座りました。各テーブルにはディスカッションをリードするRMSのスタッフのみなさんもスタンバイしています。

まずはこの実践プログラムが生まれた背景を、天野さんがRMSの事例を元に解説していきます。中途で即戦力を期待されて入ったメンバーは、バックグラウンドもスキルも、企業への期待もそれぞれ異なり、オンボーディングに至って共通の施策が打ちにくいものだといいます。

RMSでは、自社の全中途採用者の入社後1年のデータを収集して分析を行い、その結果をもとに、本人向け、上司向け、OJT担当向けの3つの施策を作って実行。その結果、離職者が大幅に減少したそうです。

カルチャーフィットや、仕事の進め方、キャリア展望や周囲と比べたときの劣等感など、中途採用者がぶつかる障害や、それによって引き起こされる症状はさまざま。しかし膨大なデータからその方向性は分類ができるそうで、天野さんはそれを「3つの壁と6つの症状」と集約して紹介しました。

中途入社者の停滞・葛藤期に直面する3つの大きな壁

その壁や症状は、自社に出ていないかどうか? 早速参加者のみなさんのディスカッションタイムです。

ディスカッションのシェアが終わると、次は実践プログラムの体験に入ります。

中途入社者の立場でプログラムを体験

実践プログラムでは、4つの学習のステップを踏んでいきます。最終的なゴールは、この4つのステップを経て、組織や仕事に対する不安や悩みを解消して適応感を上げ、定着につなげることです。

ここからは、参加者たちのワークが中心になります。自身の転職前から現在までの充実曲線を書いたり、一緒に来た社内のメンバーと相互にインタビューを行ったりして、経験や頭の中を整理して課題を浮き彫りにし、解決策を探っていきます。

その第一歩は、現在自身が感じている悩み、困りごとを言語化して整理すること。入社して今まで解決できていない悩み、戸惑い、苦労などをポストイットに具体的に記入して、6つの症状の該当する枠に張り出していき、まずは直面している現実を理解していきます。

4グループとも、最終的にたくさんのポストイットが張り出されました。経営者や人事担当でもそうなので、中途入社者の壁や悩みがさらに深いことは間違いありません。ここから2〜4番目のステップは、中途入社者の立場に立ったプログラムとなります。

中途入社の先輩にインタビューをして視野・思考を広げたり、2人一組で相手のパワーの源泉となることをインタビューで探ったり、転職前から現在までの充実度曲線を書いたりといったワークがあります。各手順にはさまざまなポイントやコツがあり、それは参加した方々へ共有されました。

配布された資料に基づき、プログラムを進めていきます

事例共有企業として参加するアクティブソナーの青木 康時さん(写真右)と大渕 清さん

こういったブレストと言語化を経て、自分で職場に戻って実践する内容をまとめていきます。アクションプランシートなど、実践の手助けになるツールも資料として配布され、このプログラム全体の運用、導入のタイミングの目安などといった事例も共有されました。

ICCサミット KYOTO 2019で事例共有する4つの企業については、本番までに社内でのワークショップなど、各施策に伴うサポートを受けることができます。今回の企画以外で、自社に導入することはもちろん可能なので、興味をお持ちの企業はRMSに別途ご相談ください。

感想を発表するマネーフォワードの金坂 直哉さん

最後にプログラム体験の感想や、自社で実践できそうなことを共有して、ICCアカデミーでのワークショップが終了しました。しっかりアウトプットを出して課題が見えたという方、明日から取り組みたいという方、みなさん充実した表情に見えました。

「ICCでは上位概念を討論するイメージでしたが、今日は実践的でした」と南さん

ワークショップ2回目も大盛況

2回目となった7月12日は、1回目のワークショップをブラッシュアップしてさらにスムースに、和やかに行われました。ICCサミット本番前にこういったワークショップを設けるのは、本番での質を上げる意味でも、告知・集客といった面からも効果があるのではないでしょうか。

事例共有企業の1つ、トレタの中村 仁さんと進藤 学さん

「スタートアップは、大企業とオンボーディングのスピード感が違います」と
事例共有企業のWAmazingの加藤 史子さん

はたしてこのオンボーディング施策によって、アクティブソナー、WAmazing、マネーフォワード、トレタの4社にどのような変化がもたらされるのか? その結果は9月4日、セッション10Eの「離職率を激減させる採用オンボーディング・ワークショップ」で明らかになります。ぜひご期待ください!

(終)

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編集チーム:小林 雅/浅郷 浩子/戸田 秀成

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