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初企画、福岡のプレミアム・ランチ会場に有名ステーキハウス投入!【ICC FUKUOKA 2020レポート#6】

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2月17日~20日の4日間にわたって開催されたICCサミット FUKUOKA 2020。その開催レポートを連続シリーズでお届けします。今回は、初挑戦となるレストラン「ウルフギャング・ステーキハウス」での「モチベーションクラウド・プレミアムランチ」に潜入しました。ホテルでの立食パーティとは違った光景をお楽しみください。

ICCサミットは「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場です。毎回200名以上が登壇し、総勢900名以上が参加する。そして参加者同士が朝から晩まで真剣に議論し、学び合うエクストリーム・カンファレンスです。 次回ICCサミット KYOTO 2020は、2020年8月31日〜9月3日 京都市での開催を予定しております。参加登録は公式ページをご覧ください。

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例年2月は、グランドハイアット福岡で開催されるICCサミット。一昨年からありがたいことに参加者が増加し、ランチ会場の混雑が課題になってきていた。

午前中のセッションが終了すると、議論の熱気もそのままに、参加者の方々はランチ会場へ向かう。
そこで、午前の部のセッションを一部拡大版とし、ランチ会場へ向かう時間をずらしたり、一応時間生の形を取ってみたり、一部軽食を用意して、混雑を解消しようと試みた。

しかし、誰だって一日中同じ会場では過ごしたくないもの。話の合った人と一緒に、ランチ会場へ向かうのも、滞在型カンファレンスの醍醐味だ。午後のセッション開始に戻るには、時間もそれほど余裕はない。どう解決すべきかーーーそこで、今回はレッドパス(主にスピーカー)の参加者対象に、別会場を設けることにした。

それが今回、ホテルの1階にある、ウルフギャング・ステーキハウスである。ランチの時間は「モチベーションクラウド・プレミアムランチ」貸し切り営業とした。

DAY1の初日は、入場時あまりに混雑してしまい別会場へ向かわれた方もいるとのこと、大変申し訳なく思っているが、翌日は解消されたようだ。

会場では焼きたてのステーキやシュリンプカクテル、ハンバーガー、サラダなどをお出しした。

会場内は立席および一部テーブル席もあり、参加者の方々には思い思いのスタイルで、食事と交流を楽しんでいただいた。

食事の感想はいかがだろうか? 1月にグロービス・キャピタルパートナーズとの勉強会に登壇いただいた、フォトシンス河瀬さんにうかがった。

「お肉、最高じゃないですか! ICCサミットのランチのときは、少し仕事も兼ねて、会場を抜けて食べに行くのですが、ウルフギャングだったのでちょっと行ってみようかと来ました。めちゃくちゃおいしいです」

1日目のランチは、スタートアップ・カタパルトの登壇を終えたばかり、優勝したアダコテック河邑さん、2位のMiddleField中山さん、3位のジグザグ仲里さんが「いいお肉ばっかり出てくる!」と、3人でステーキを楽しんでいただいている様子だ。

LEXUSの沖野さんは、「日本のウルフギャングのステーキは繊細で、日本人好みになっている。アメリカはもっと油で揚げたような感じで、あれはあれでいいんですよね」と、日米の違いを指摘。興味のある方は、これを参考にアメリカの店を訪れてみては?

会場にRevCommの會田さんを発見。会田さんは、前回はスタートアップ・カタパルトに登壇して4位に入賞したが、今回は入賞者に商品を提供する側となっての参加だ。登壇者ではない立場で、カタパルトを見た感想はいかがだろうか?

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「めちゃくちゃ楽しいですし、どこも売りが立っていて、すごく勉強になりました。

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登壇するよりも、審査員がどういう視点で見ているかを想像しながら見たので、今回のほうがむしろ疲れました。去年審査員の方が「めちゃくちゃ疲れるんだよ」とおっしゃっていたのが、今回よくわかりました。登壇者は終わったら、肩の荷が降ろせますから。

優勝したアダコテックの河邑さんは、ICCの理念でもある、産業をともに創ること、インダストリーインパクトが生産業に対して大きいというのにマッチしていたし、産総研の技術やテクノロジーがあるのが評価されたのではないかと思います。

河邑さんは三井で僕は三菱。商社の仲間だったので、彼がDMM.comに入る前から知っていて交流もありました。仲間がどんどん事業を始めています。今も商社やの人が起業したいんだけど、という相談もうけます。僕もCo-Createしていきたいです」

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DAY2のランチでは、前夜のパーティで、ワークショップの予告をしていた楽天大学の仲山さんを発見。朝イチのワークショップは、盛り上がっただろうか?

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「今回、参加された方は、全グループ目標を達成です。前回(上記レポート参加者)達成しなかった人が、それを聞いて悔しがっていました(笑)」

あとで聞くところによると、チームビルディングがあまりに進んだためか、ワークショップが終わるころにはメッセンジャーグループができていたチームもあったという。

CRAFTED カタパルトの登壇を終えたばかりの白糸酒造の田中さんが、住吉酒販の庄島さんと一緒にいた。

田中さん「緊張が解けると、こんなに疲れるとは……」

プレゼンからも緊張している様子は伝わってきたが、まだ緊張しているような様子で「今日はもう帰りたいです……」と小さな声で言った。議論も食欲もパワフルな登壇者たちに圧倒されているようだ。

庄島さん「いい機会だったと思うよ!」

それを笑顔で見守っていたのは、”獺祭”旭酒造の櫻井さん。田中六五のこともすでにご存知で、日本酒造りの仲間がICCサミットの中で増えたことを喜んでいる様子だ。

料理を楽しみながらも、この場で話されているのは、刺激を受けた議論のこと。関西のイベントに足繁く通ってくださる、阪急デザインシステムズの橋本さんが、興奮さめやらない面持ちで語る。

「とくに印象に残ったのは、前日のSession 5B『今 求められる経営者のリーダーシップとは何か?』です。僕自身の社長としての課題、ぼんやりしていたものが輪郭がはっきりしてきました。

それぞれタイプが違っている登壇者の方々がすごかったんです。社員と経営の信頼関係で、社員が自分たちが正しいと思うことを、躊躇なくできるようというのを実践されていて、結果も出されている。

いちいち聞かなければいけないというのは、スピードが求められている時代に合っていないし、どんどんやっていかないといけない。究極のマネジメントだと思いました。

食事もいただきました。午後も聞きたいセッションがいろいろあるので、控えめにしています(笑)」

食事の体験もよいものにしたいとデザインをしているが、そう言っていただけるのが一番うれしいことである。

2月下旬のこの時点では、福岡では新型コロナウイルスの感染者が報告されていなかった。それでも用心して参加を避けられる方もいて、ランチタイムの混雑解消にどの程度効果があったのか正確にはわからないが、食事は概ねご満足いただいた印象を受けた。

セッションやワークショップ、特別プログラムというカンファレンスの”本体”以外でも、ICCサミットは、参加いただく方のCo-Creationがより深まるような場を創りたいと考えている。ランチでも、パーティ会場でも、前回と同じ会場であっても、少しでも改善することを考えている。

(終)

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編集チーム:小林 雅/浅郷 浩子/戸田 秀成

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