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ICC KYOTO 2020 の準備情報、対策情報をお知らせします【ICC KYOTO 2020下見レポート】

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8月31日〜9月3日に開催するICCサミット KYOTO 2020。今までとは異なる企画や準備が求められる状況下にありますが、現状でお伝えできる変更事項や、ICCサミットでの感染症対策についてお知らせします。ぜひご覧ください(情報は7月25日現在のものです)。

ICCサミットは「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場です。毎回250名以上が登壇し、総勢900名以上が参加する。そして参加者同士が朝から晩まで真剣に議論し、学び合うエクストリーム・カンファレンスです。 次回ICCサミット KYOTO 2020は、2020年8月31日〜9月3日 京都市での開催を予定しております。参加登録などは公式ページをご覧ください。


今回のICCサミット KYOTO 2020では、最近の新型コロナウイルス流行に鑑みて、厚生労働省で発表されているようなガイドラインをもとに、できる限りリスクを減らす対策をとろうと考えています。6月下旬の下見時点での内容をお伝えしたいと思います。

メイン会場での対策

改装工事がほぼ終了したウェスティン都ホテル京都。1年ぶりに訪れる方は驚くかもしれません

「ともに学び、ともに産業を創る。」というスローガンのもと、数日間缶詰となり徹底討論を行うエクストリーム・カンファレンスのICCサミットですが、今回はいつも通りとはいきません。昨今の状況を踏まえて能動的に対応しつつ、この場の価値を最大化したいと考えています。

まずは会場の「密」対策。メイン会場では、セッション会場の入場者数を宴会場の最大収容人数2,000名に対して50%以下にする予定です。入場時には検温と、アルコールでの手指の消毒、マスク着用をお願いします。

メイン会場入り口付近の2箇所では検温を実施予定。この先のオフィスでのイベントで何度かトライアルさせていただき、なるべくスムーズな形で受付や会場までご案内できるよう努めたいと考えています。

窓を開けての換気が推奨されていますが、会場の換気対策についてホテルの方に確認したところ、十分な換気機能が備わっていることを、施設としてオーサライズを得ているとのことです。

また、当日もし体調が優れない場合は無理をせずに、後日のICCアーカイブスにお越しください。

運営に携わる運営スタッフ一同も、検温や消毒の対策を徹底して行います。

状況は予断を許しませんが、今だからこそ「ともに学び、ともに産業を創る。」価値を、リスクをできるだけ下げながら最大化するという意義を感じますし、これからの産業を担う皆さんを一人でも失うわけにはいきません。どうぞご理解のうえ、ご協力をお願いいたします。

密を避けるために、場外ツアーを倍増

白熱した議論を楽しみにされている方も多いと思いますが、セッション会場での「密集」を避けるために、今回は場外での企画を増やしています。

登壇者の皆様は、当日のオーディエンスが少々少なめとなりますが、後日ICCアーカイブスでの上映や、書き起こし記事を予定していますので、ぜひとも活発な議論をお願いいたします。当日別プログラムに出席していたという参加者の方々は、ぜひ映像や記事をお待ちいただければと思います。

以下は7月22日現在、予定している場外プログラム/ツアーです。

<8月31日>

・特別プログラム「本では学べない! ヒストリアンが解説する京セラ 稲盛ライブラリー見学ツアー」
・自分を見つめ直すZENリトリート(妙心寺 春光院+退蔵院)

<9月1日>

京都大学土佐研究室では、Sound of Ikebana実演を見学します

・CRAFTED TOUR 「京都大学土佐研究室アート・イノベーション体験 (Sound of Ikebana実演)プログラム」(第1回)
・CRAFTED TOUR 「比叡山延暦寺を訪れ、1200年以上続く組織を学ぶ」(第1回目)
・CRAFTED TOUR 「LEXUSで行くアマン京都」(第1回目)
・特別プログラム「無鄰菴 特別ライトアップ鑑賞」
・JAPANESE SAKE NIGHT

「JAPANESE SAKE NIGHT」の会場となる葵殿

<9月2日>

・CRAFTED TOUR 「京都大学土佐研究室アート・イノベーション体験 (Sound of Ikebana実演)プログラム」(第2回)
・CRAFTED TOUR 「比叡山延暦寺を訪れ、1200年以上続く組織を学ぶ」(第2回目)
・CRAFTED TOUR 「LEXUSで行くアマン京都」(第2回目)

比叡山延暦寺、参加予定の方はぜひ歩きやすい靴でお越しください

<9月3日>

世界に広がっていく日本の「和ばら」ファームを見学

・特別プログラム「本では学べない! ヒストリアンが解説する京セラ 稲盛ライブラリー見学ツアー」(午前/午後の部)
・特別プログラム「川上全龍による禅とセルフカルティベーション(自己修養)プログラム」
・特別プログラム「京都の文化人が大絶賛する一般非公開の名匠・植治の名庭『對龍山荘』 特別見学ツアー
・特別プログラム CRAFTED TOUR「『WABARA』のRose Farm KEIJI 見学ツアーとCRAFTEDトークイベント」

寛政3年創業の松本酒造の酒蔵見学&日本酒飲み方講座

・特別プログラム CRAFTED TOUR「『澤屋まつもと』の松本酒造の酒蔵見学ツアーと日本酒の飲み方講座」

各ツアーはほぼ満席となっています。6会場以外に、こういった場外ツアーを充実させることで、密集を避ける仕組みです。

それに加えて、メイン会場から徒歩約10分の「無鄰菴」を9月1日〜3日は終日(9:00〜21:30)貸し切っていますので、「密」が気になる方は、ぜひリフレッシュ・プレイスとしてご利用ください。ちょっとした作業もできますよ!

山縣有朋の別荘、名勝「無鄰菴」をリフレッシュ・プレイスとして利用できます

さまざまな会場に少人数で出かける企画の感染症対策は、訪問先の会場のルールに原則従うものとしますので、ご了承ください。

加えて運営スタッフより、消毒やマスク着用などについてお願いすることもあるかもしれませんので、その際はどうぞご協力とご理解をお願いいたします。

パーティ会場の追加・分散

皆さんのCo-Creationの熱を感じる、開催前夜、THE SODOHでのオープニング・パーティ。回を重ねるごとに驚くほど多くの方にお越しいただいて、スタッフ一同気合いの入る場面なのですが、こちらも例年通りとはいきません。声を張り上げて会話するような場にはできないからです。

そこで今回、会場をもう1つ追加することとしました。THE HIGASHIYAMATHE PAGODATHE YASAKAのいつもの会場に、THE TERRACEという会場を追加します。

他の3会場からもほど近い「THE TERRACE」

ザ・テラスという名の通り、気持ちのいいテラスがあります

収容人数の偏りを避けるために、今回は受付を1つとさせていただき、到着した方から順に会場にご案内する予定です。

また、会期中のパーティは、メイン会場と、別会場に加えて、無鄰菴の夜のライトアップを予定。同時間帯に別のイベントを開催することで、人の密度を減らし、リスク軽減を図ります。

立食ビュッフェ・パーティ→着席&お弁当に

ICCサミットに過去参加された方ならば、ランチタイムやパーティでのネットワーキング、おいしいお酒や食べ物を楽しみながら、終わらないディスカッションをイメージする方も多いかもしれません。

今回は感染リスクを減らすべく、食事はランチタイム、パーティともにビュッフェ形式での取り分けではなく、着席でのお弁当形式にいたします。早速ランチのみ、試食してきました!

ちらし寿司とちりめん山椒のごはんが入った「旬菜」弁当

季節のご飯、根菜の煮物や有頭海老、焼き魚に柏餅まで入った「六角弁当」

京都といえば西京焼き。カラスガレイを白味噌に漬け込んだ「西京焼弁当」

牛肉メインのお弁当もありますよ!

味気ないお弁当ではない、できるだけおいしく、かつ京都らしいものにするために、ホテルの方とも相談して、京懐石の老舗「下鴨茶寮」の高価格帯のお弁当を試食しました。感想は……

「うまい!」

サンドイッチなどをお配りしたこともあったのですが、そのときはランチ会場の混雑緩和と、議論しながらでも食べやすいものという観点でのセレクトでした。今回は着席して食べていただくものという想定で選んでいます。

ちなみにディナータイムもお弁当形式になりますが、予算・内容ともにさらにグレードアップしたものになる予定です。食事を着席で済ませたあとは with マスクで交流、もしくはうちわをお配りしますので、それで口元をカバーしながら交流をお楽しみください。

その他の対策

いつもはセッション会場の後方にウォーターサーバーが置いてありますが、今回はこの形でのご提供ではありません。代わりにペットボトルの水を配布いたします。

会場後方のこの飲料スペースにはペットボトルを並べる予定です

また、午前と午後に提供していた軽食ビュッフェサービスも、今回は感染症対策の観点から中止とし、ゼリー飲料的なものや、飛沫の心配がない軽食のご提供などを検討しています。

参加前にお願いしたい対策・準備

できるだけの対策はするものの、現在わかっている情報の限りでは「これをすれば完全に防げる」ということはないようです。参加いただく皆さまには、こまめな手洗い・うがいなど気がついたときに心がけていただくよう、お願いいたします。

もしも京都滞在中に自覚症状が出たという場合は、会場から最も近い「専用相談窓口、帰国者・接触者相談センター」へお問い合わせください。会場内にいるときは、お近くのスタッフにお声がけください。

●京都市・京都市役所
電話075-222-3421
(平日・土日・祝日 24時間対応)

また、ぜひお手持ちのスマートフォンに、以下QRコードより新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA) のインストールと登録をお願いいたします。拡散の予防につながります。

アプリダウンロードのQRコードはこちらです。

状況は予断を許しませんが、このようなときだからこそ、予防対策をしっかりと行い、発展的な未来につながる議論の場を実現したいと考えています。とはいえ、発表される感染の発表を見ながら、現在は開催の方向で準備を進めておりますが、開催の有無はあらためてお知らせいたします。

開催が決まったときには、今まで以上の議論と学びを。ご不便をおかけする形となりますが、有事だからこそのイノベーションを。もしもご賛同いただけるようであれば、ぜひ力を合わせてCo-Creationをお願いいたします。

(終)

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編集チーム:小林 雅/浅郷 浩子/戸田 秀成

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