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福岡PayPayドームを貸し切り! スタジアムのビジネスを学び、体感した特別な夜【ICC FUKUOKA 2021レポート】

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2月15日〜2月18日の4日間にわたって開催されたICCサミット FUKUOKA 2021。その開催レポートを連続シリーズでお届けします。今回はDAY2、2月17日の夜に福岡 PayPayドームを貸し切って行われた公式プログラム「福岡PayPayドーム ビジネス体験ツアー」の模様をお伝えします。ぜひご覧ください!

ICCサミットは「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場です。そして参加者同士が朝から晩まで真剣に議論し、学び合うエクストリーム・カンファレンスです。 次回ICCサミット KYOTO 2021は、2021年9月6日〜9月9日 京都市での開催を予定しております。参加登録は公式ページのアップデートをお待ちください。


福岡PayPayドームを貸し切り

前回から本格化しているICCサミット流・密回避の仕組み、会場外の特別プログラム。今回はランチ会場の分散化として、地元の素晴らしいレストランを訪れる企画などとともに、会場の外のプログラムも増やした。その1つで、ワン・アンド・オンリーといえる企画が、この「福岡PayPayドーム ビジネス体験ツアー」だ。

今回のメイン会場であるヒルトン福岡シーホークに泊まった方は、窓の景色にドームを毎日見ていたのではないだろうか。

福岡ソフトバンクホークスの4連覇で終わった、前回の日本シリーズの舞台となった福岡 PayPayドーム。過去のDAY2の夜はホテルを貸し切るなどした企画を行ってきたが、なんと今度は、このドームの貸し切りイベントが加わった。

普段ならコンサートやイベント、見本市で予約が埋まっている会場で、現にキャンセルとなったがICCサミット直後からはコンサートなどが予定されていた。今までなら私たちは貸し切ることなど考えず、普通に不可能だっただろう。こんな時期だからこそ実現できた企画である。

「福岡PayPayドームビジネス体験ツアー」の模様を映像でもご覧ください。

いよいよ福岡PayPayドームの中へ

この特別プログラムは、DAY2のSession 12の終了後の19時半にオープン。19時半ごろから参加者の移動が始まった。あいにくの風雪となり、移動をためらった方もいると思うのでその模様をお伝えしていきたい。

誰もいないドーム内の通路を歩き…

いよいよ球場に入ってみると……

おなじみのロゴが大画面に映し出されている! ちょっと感動!

ほぼ無人のため実際より広く感じる。このドームは満員だと4万人収容だそうである。

やがて参加者たちが次々と到着。ドームではおなじみのフードが配布された。モスバーガーやサブウェイ、フレッシュネスバーガーの、選手の名前が冠されたお気に入りメニューで、柳田選手のコラボメニューはヘルメットを模したグッズ付きだ。

軽食のギータ(柳田 悠岐選手)ちょいす お好みバーガー、甲斐 拓哉選手のたまごBLT

ユーグレナ/リアルテックファンドの永田さんの姿を見つけた。野球はお好きですか?と聞くと「僕、ホークスの大ファンですよ!」と鼻息が荒い。クラブホークス(公式ファンクラブ)の会員だそうで、出雲さんたちの姿を見つけて歓声を上げている。

ヘルメットを被ってすっかりファン気分?

ソフトバンクホークスの球場ビジネスを学ぶ

今回は「ビジネス体験ツアー」と銘打たれていることもあって、最初の30分では、ナビゲーター2人が登場。ソフトバンクホークスのドーム内の広告や、試合中の演出の紹介などが行われた。

一口に広告紹介(様々なものを合わせて3,000箇所もあるそう)といっても、ウェアのロゴや、監督の座席の近くに配置されたもの、TVカメラの角度によって浮かび上がって見えるものなど視覚的なものから、始球式の権利までさまざま。他球団に比べても幅広い商品を取り揃えているそうだ。

ナビゲーターの体操兄さんトッシーさんと、山口たかしさん

加えて、試合を盛り上げ来場者の満足度を上げるような、試合をエンターテイメントとして盛り上げるような設備、演出なども紹介された。

頭上の大きな幕のように見えるのは「スカイクリーン」という特大ビジョン

5面連動ビジョンとなっているセンター側の「ホークスビジョン」は2021年2月時で表示面積世界一

勝利の花火を体験

福岡ソフトバンクホークスの演出として有名なのが、勝利の花火。ドーム内で花火を打てるのはホークスだけで、正確にいえば打ち上げではなく、上から下げている。トリビアとしては、花火師が実際の試合のときは、試合開始前から屋根の上に上がって仕込みをし、勝利が決まるまでは降りられないそうだ。

ここまで来たら、見ないわけにはいかない。ICCサミットの無事開催を祝って、花火を上げようではないか!

暗転。遊園地のようにカラフルなライティングが期待感を煽る

花火を待つ……

真冬にドーム内で上がった花火に、大きな歓声が上がった。8発目の花火が終わると、世界一の面積のビジョンに映し出されたロゴに爆笑が起こった。これはスポンサーメニューではないのだが、これ以上ICCサミットのロゴを入れてもということで、ご快諾いただきました。ノバセルさん、ありがとうございます。

グラウンドへ降りてみた!

さて続いては、参加者お待ちかねのグラウンドへ! ここからは写真中心にお伝えしよう。

会場で真剣に議論を交わしていた姿が嘘のように、参加者たちは子どものように、グラウンドいっぱいに駆けていった。走り回る人、寝転ぶ人、記念撮影する人……この時期だけに、開放感いっぱいの場所で動き回れるのは最高の体験だ。

最初に寝そべっていたグロース・キャピタル嶺井さんにつられる人続出

真剣にスイングを続けていたBnA田澤さん

完璧なジャンプを決めるinaho菱木さん

ホークス大好きユーグレナ永田さんは、リアルテックファンドの仲間と

監督席からエールを送るICCサミット総監督

運営スタッフも記念撮影

コメントに答えてくださったセイチュウさん(写真左から2番目)。グラウンド1周最高でした

せっかくの機会だから他球場のグラウンドを一周したい、という楽天の小林セイチュウさんにお付き合いした。セイチュウさんは走りながらこう言った。

「高島市長のセッション(※)、最後まで聞きました? この状況下で開催しないという選択肢があるときに、開催するという雅(ICC小林 雅)さんをリスペクトして来たというのを聞いたときに、本当にICCのことをよく理解されていると思いました。

▶編集注:参加の理由を語る福岡市市長 髙島 宗一郎さんのコメント動画など
コロナ禍の今、街づくりをいかに推進するか? 登壇者から学ぶ、激変する社会での本質の見極め方【ICC FUKUOKA 2021レポート】

スタッフだって、今までと全然違う会場で、緊急事態宣言発令中で、それなのにいつもよりトラブルが少なかった気がするよ。細かいトラブルはあったはずなのに、目に見えてわからなかった。チームとしての仕上がりが違ったんだろうなと思ったよ」

開催の本来の目的を実現できるよう、主催側が入念に準備するのは当然ながら、スタッフの一部は週末に泊まり込みで新会場に下見に来たこと、初参加スタッフでも活躍できるように準備を重ねたことを伝えたかったが、走るだけで精一杯で口が聞けなかった。ここで改めてお伝えしておきたい。

今回のドーム貸し切り企画は、リアルイベントの価値を突き詰めたものではあるが、おそらく来年は状況が変わっていて、二度目はないかもしれない。閉塞感のある世の中で、忙しい日々を送る経営者たちに、一時のリフレッシュになったなら幸いである。

(続)

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編集チーム:小林 雅/浅郷 浩子/北原 透子/戸田 秀成

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