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【誘導統括チーム】「わかったつもり」「やれるつもり」の自分に気づいて、明日から活かせる学びを得た(ICC FUKUOKA 2021 チーム・カタパルト)

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2021年3月23日〜24日、ICCオフィスにて、ICC FUKUOKA 2021の最後のイベント、運営スタッフ打ち上げが2回に分けて行なわれました。そこで開催された運営スタッフがチームごとに自分たちの仕事をプレゼンする「チーム・カタパルト」の書き起こし記事をお届けします。「誘導統括チーム」を代表してプレゼンを行なったのは荒木 珠里亜さんです。ICCサミットの運営を担うスタッフがどんな人たちで、どんな役割を担っていたかわかる内容です。ぜひご覧ください!

ICCサミットは「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場です。そして参加者同士が朝から晩まで真剣に議論し、学び合うエクストリーム・カンファレンスです。 次回ICCサミット KYOTO 2021は、2021年9月6日〜9月9日 京都市での開催を予定しております。参加登録は公式ページのアップデートをお待ちください。


2021年3月24日
【第二回目】ICC FUKUOKA 2021 スタッフ打上(誘導+受付+サポート)

【チーム情報】
ICCサミット FUKUOKA 2021
(スピーカー控室/写真チーム)

荒木 珠里亜、今井 悠介、坂本 達夫、澤谷 賢太、萩森 修平


▶︎実際のプレゼンテーション動画もぜひご覧ください。

本編

荒木 珠里亜さん よろしくお願いします。誘導統括チームのプレゼンを始めます。

「ICCの学びは日々に活かせていますか?」

これは、振り返りの時にマイケルさん(今井 悠介さん)に言われた言葉です。

私は今回、「心理的安全性は1人で作るものではない」という学びを得ました。

この学びを得るまでに何があったのか、荒木 珠里亜の心を開きます。

経験豊富なメンバーの中、初誘導で初統括

今回誘導統括チームは、はぎー(萩森 修平さん)、さわやん(澤谷 賢太さん)、マイケルさんという誘導経験豊富なメンバーが多かったので、私は「誘導のことは任せて、雰囲気作りに徹しよう!」と勝手に心に決めていました。

しかし、準備当日、シミュレーションをすればするほど見えてくる想定外の業務に、私は1人でどんどん焦りを覚え、「大丈夫かな…」と、心の中ですごく不安を抱えていました。

当然ながら、その準備不足が初日に出てしまいます。

ごたつくワークショップに不安がどんどん募り、次第に、こんなふうに顔がピリついていきます。

「このままではダメだ、自分がやらなければ」

焦れば焦るほど、空気はどんどん重たくなっていきます。

「心理的安全性を築き切れていない」

うまくいかないまま迎えた1日目の夜、メンバーから突然のSlackで、「正直、心理的安全性を築き切れていないと感じています」と言われてしまいました。

夜な夜な統括で反省会をしながら、今日1日で見えた想定すべきポイントの確認や、メンバーの適性を考えたアサインなど、次の日の行動を少しずつ変化させていきました。

するとどうでしょう! メンバーがどんどん輝き始めました。

福岡PaypayドームからCCN(Co-Creation Night)の導線を任せたりょうへい(佐久間 崚平さん)や、CCNのお弁当配布を任せた(林)広大など、「小さなことでも、自分で決断する環境が人を成長させる」ということを、改めて感じました。

いつしか私の不安は消えていました。

最終日、統括は特別プログラム参加などで全員不在だったのですが、Slackでこんな写真がシェアされてきました。

メンバー同士が自発的にフィードバックし合っており、私はこれを見て本当に感動しました。

これこそが心理的安全性があるチームの為せることなのだということに気づきました。

明日からの生活や仕事に「ICCの学び」を活かす

そして私たちは気づきました。

私たちはICCを成功させることに注力していて、ICC後のメンバー一人ひとりの成長に目を向けられていませんでした。

だからこそ、振り返り会は、「明日からの生活や仕事にICCの学びを活かす」という目的で実施しました。

振り返ると、私は今回、「心理的安全性」について「わかったつもり」になっていたことに気づきました。

普段の仕事では、学生インターンが多く、信じて任せることを当たり前にやっていましたが、ICCではできていませんでした。

なぜできていなかったか振り返ると、心理的安全性の前に、「不安」があったからでした。

自分の役割を勝手に狭めて、誰に何を任せるのかということを考え切れていませんでした。

準備が十分に出来ていませんでした。

やらないといけないことがたくさん見えたとき、「全部自分がやらなきゃ」と急に焦り、その焦りが周りに広がって、それが不安に繋がり、心理的安全性を損なっていました。

環境が整備されてこそ、心理的安全性が保たれます。

心理的安全性は、自分1人で作るものではなく、「お互いを知る→適材適所に配置→パフォーマンスを出す」という、この3つの要素がループして初めて成り立つものだということに気づきました。

ICCは、いつもと違うメンバーで、いつもと違うことをやる場です。

私は、やれるつもりになっていて全然できていなかったことに、気づけました。

皆さんは、どんなことに気づき、どう日々に活かしていきますか?

(終)

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編集チーム:小林 雅/小林 弘美/浅郷 浩子/戸田 秀成

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