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「大人の教養シリーズ『美食』について語りつくす」(シーズン2)全9回シリーズの(その1)は、シーズン1の大反響を得て、新たな”変態美食家”が加入。特集記事のために2~3カ月間毎食鮨を食べ続けたという、サマリー山本 憲資さんに期待が高まります。ぜひご覧ください!
ICCサミットは「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場です。そして参加者同士が朝から晩まで真剣に議論し、学び合うエクストリーム・カンファレンスです。 次回ICCサミット KYOTO 2021は、2021年9月6日〜9月9日 京都市での開催を予定しております。参加登録は公式ページのアップデートをお待ちください。
本セッションは、ICCサミット FUKUOKA 2021 ダイヤモンド・スポンサーのノバセル にサポート頂きました。
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【登壇者情報】
2021年2月15〜18日開催
ICC FUKUOKA 2021
Session 12B
大人の教養シリーズ 「美食」について語りつくす(シーズン2)
Supported by ノバセル
(スピーカー)
西井 敏恭
株式会社シンクロ 代表取締役 / オイシックス・ラ・大地株式会社 執行役員CMT / GROOVE X株式会社 CMO
長谷川 誠
株式会社NTTドコモ
スマートライフ推進部 マーケティング推進担当部長/シニアプロフェッショナル
舟本 恵
JR西日本SC開発株式会社
カンパニー統括本部 開発戦略室 室長
山本 憲資
株式会社サマリー
代表取締役
(モデレーター)
榊 淳
株式会社一休
代表取締役社長
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本編
前回大反響の“美食セッション”のシーズン2
榊 淳さん(以下、榊) 本日最後のセッションに来て頂き、ありがとうございます。
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榊 淳
株式会社一休
代表取締役社長
1972年生まれ。熊本県育ち。慶応義塾大学理工学部卒業、スタンフォード大学院工学修士。1997年第一勧業銀行(現みずほ銀行)に入行し、トレーディング業務に従事。2003年ボストン・コンサルティング・グループ、2009年からアリックス・パートナーズにて戦略コンサルティング業務に携わる。2013年一休に入社し、2014年から取締役副社長兼COO、2016年2月から現職。
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本セッションはICCサミットでは珍しい「美食」のセッションです。
▶編集注:Industry Co-Creation ® (ICC) サミットは、「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場で、参加者同士が朝から晩まで真剣に議論し、学び合うためのエクストリーム・カンファレンスです。
前回は期待感ほぼゼロの中、しかも3日目の朝一の開催だったのに、なんと爆笑セッションに終わりました。
そして、セッション後の参加者アンケートの人気ランキング(※)でも第2位になりました。
▶【公開用】ICCサミット KYOTO 2020 アンケート結果 – ICCサミット KYOTO 2020 セッション評価(総合ランキング)
それでシーズン2に突入したわけです。
▶編集注:本セッションシーズン1の全文書き起こし記事は、【一挙公開】大人の教養シリーズ「美食」「美酒」について語りつくす(全9回)からご覧ください。
長谷川 誠さん(以下、長谷川) 今回は1位を狙っていますので、よろしくお願いします(笑)。
榊 このハセマコさん(長谷川さんの愛称)のトークのために我々がいますから(笑)。
西井 はい、あとはおまけです(笑)。
長谷川 そんなことはないです! 皆さんのお話を楽しみにしています(笑)。
榊 今日は、食のスーパー研究家の4名の皆さんにお集まりいただいています。
4名のスピーカーに食のこだわりを聞く
榊 本日の流れはこのように予定しています。
まずは簡単に自己紹介していただき、美食の奥深さを知り、食へのこだわり、そして会場の皆さんのこれからの生活のために、おすすめの美食について話します。
おすすめの美食はまあ、おみやげみたいなお話ですね。
そして最後に、美食の世界に物申したいことがあれば自由にお話ししましょう。
では早速、山本さんから、自己紹介をお願いします。
雑誌編集者時代に食の特集を担当、サマリー山本さん
山本 憲資さん(以下、山本) よろしくお願いいたします。
僕は前回のセッションは参加していなくて、今回加えて頂きました。
楽しみにしてきました、よろしくお願いします。
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山本 憲資
株式会社サマリー
代表取締役
1981年生まれ、神戸出身。一橋大学商学部卒業後、2004年に電通入社。2006年にコンデナスト・ジャパンに転職し、雑誌『GQ JAPAN』の編集者に。食、テクノロジー、カルチャーなど幅広い企画を手がける。その後、株式会社サマリーを設立。2011年にモノを通じてユーザーが繋がるSNSサービス『Sumally(サマリー)』をローンチ、続いて2015年にスマホ収納サービス『サマリーポケット』のサービス開始。2017年にはGoogle Play『Best of 2018』に選定されるなど幅広い層の支持を受け、年成長率300%を維持している。
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普段はサマリーという会社で、サマリーポケットという物を預かるサービスの事業を行っています。
僕はサマリーを立ち上げる前は、『GQ Japan』という雑誌の編集者をしていました。
もう10年以上前になりますが、当時「100人の行きつけ寿司屋100店」という食べ物の特集を担当していて、2~3カ月間毎食という時期もありましたね(笑)。
当時は珍しかった、わざわざ行くべき地方のレストランの特集を組むこともありましたね。
経費もたくさん使えた時代でしたし…。
榊 これは、鮨に対してマウントを取りにきていますね(笑)。
山本 いえいえ、そんなことはないです。10年前の情報ですから全然(笑)。
長谷川 鮨、教えてほしいです、本当に。
西井 敏恭さん(以下、西井) 教えてもらおう(笑)。
山本 いやいや(笑)、今日は色々教えて頂きたいと思っています。
よろしくお願いします。
榊 ありがとうございます。
山本さんは今回が初めてで、舟本さん、ハセマコさん、西井さんは前回もいらっしゃいました。
では、舟本さんよろしくお願いします。
ルクア大阪の開発を担当、JR西日本 舟本さん
舟本 恵さん(以下、舟本) JR西日本の舟本と申します。
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舟本 恵
JR西日本SC開発株式会社
カンパニー統括本部 開発戦略室 室長
1977年京都生まれ。神戸大学MBAフェロー。2000年にJR西日本入社、駅ビル型ショッピングセンター(SC)の開発・運営に従事。2013年にJR大阪駅で「LUCUA osaka」を運営するJR西日本SC開発株式会社へ出向、「JR大阪三越伊勢丹」の再生計画を担当。プロジェクトリーダーとして「ルクアイーレ」のリノベーションを推進。2015年に同社「ルクアイーレ」運営責任者、2016年に同社 業態開発室室長。「バルチカ」「ルクア フードホール」等のヒットを生み、2019年7月より現職。現在はJR西日本グループ全体のSC開発責任者を務める。中国SC開発株式会社 取締役を兼務。MBA、SC経営士。連載に「流行るお店はココが違う!」(食べログマガジン)。
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僕は、美食家というわけではないかもしれません。
駅ビルを中心にショッピングセンターの開発、運営の仕事をしています。
JR西日本グループのショッピングセンターの旗艦店である、大阪駅直結のルクア大阪という商業施設で日々仕事をしています。
ほとんどのショッピングセンターには飲食、レストランフロアがあり、ここの開発に注力しています。
広島・三宮・富山・大阪駅SCの飲食フロアを開発
舟本 現在手がけているショッピングセンターの開発案件は26ありますが、例えば大きいものでいうとこの4つです。
まず、JR広島駅の建て替えです。
広島には路面電車が通っていますが、JRの駅の2階に直通させる開発計画を担当しています。
▶JR西日本、広島駅の広場デザイン発表。2階に路面電車乗り入れ。2025年春開業予定(トラベルWatch)
その他、三宮駅、富山駅、大阪駅も担当しており、売れる飲食店の誘致をして、ショッピングセンターの飲食フロアを開発する仕事です。
榊 ここに入るレストランを決めるのが舟本さんということですか?
舟本 はい、僕が決めることが多いです。
今日はこういう考え方で店舗誘致をしていますという代表例をご紹介したいと思っています。
山本 舟本さんは普段、西日本を飛び回っているということですか?
舟本 そうですね、東は富山から、西は下関まで。
山本 誘致は、東京の店も対象に入るのでしょうか?
舟本 はい。ただ、最近は東京から店を呼ぶことは減っています。
地元の、「おらが町」文化に支えられている飲食店に愛着を感じる人が増えているので、そういった琴線に触れるような店を誘致しています。
榊 楽しみにしています、今日はよろしくお願いいたします。
では西井さん、よろしくお願いいたします。
食べログランキング推定TOP30レベル、西井さん
西井 僕はシンクロと、オイシックス・ラ・大地と、LOVOTと、コラーニングと4つの会社で働いています。
美食と言えば、オイシックス・ラ・大地ですよね!
(一同笑)
あれ、笑われている? おかしいな(笑)。それで呼ばれたと思っているのですが(笑)。
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西井 敏恭
株式会社シンクロ 代表取締役 /
オイシックス・ラ・大地株式会社 執行役員CMT /
GROOVE X株式会社 CMO
2013年年末までドクターシーラボにてデジタルマーケティングの責任者を務めるなど、Eコマースのマーケティングを10年以上。デジタルマーケティングとの関わりは2001年に二年半世界一周の旅にて、人気サイトとなったこと。三冊の旅行記と一冊のマーケティング書籍を出版。現在はCMOサポートのサービスを展開する株式会社シンクロの代表取締役および オイシックス・ラ・大地株式会社の執行役員CMT(チーフマーケティングテクノロジスト)として国内大手からスタートアップ企業のマーケティングアドバイザーを行いながら、次世代のEC戦略を先導している。
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僕は、2021年に発表されたTabelog Awardで選ばれたお店536軒のうち、126軒に行きました。
▶The Tabelog Award 2021– 2021年の受賞店のリスト
長谷川 3桁というのは、頑張っていますね!
西井 最近はあまりアップしていないのですが、SNSで交流のある人からは、「西井さん、めちゃくちゃご飯が好きですね」と言われます。
食べログでレビューは書きませんが、行ったお店をカウントしたら結構行っていました。
126軒というと、食べログのランキングでTOP30くらいに相当します。
長谷川 食べログにレビューを書いている人の中で、30位くらいということですよね。
西井 そうです。TOP30くらいにいたのだろう、というのが驚きでした。
でも僕は、雑魚です。
長谷川 『ドラゴンボール』で言うと、地球人の中では最強(笑)。
西井 そうですね(笑)。ICCの中ではトップレベルかもしれませんが、126軒というのはまだまだ地球人のレベルです。
なので自分としては、「まあまあご飯を食べている人」だと思っています。
旅行をメインに世界の国々で食を楽しむ
西井 どちらかと言えば、本業は旅行で、世界一周を2、3回しています。
海外旅行で141カ国に訪れていて、食べログのランキングよりもむしろこちらが大事です。
▶西井さんの旅の体験談は、【一挙公開】大人の教養シリーズ 人生は旅である。旅についてアツく語ろう(全5回)をご覧ください。
旅行に行って色々な国で美味しいものを食べる、というのが僕のスタイルですので、食べログの話は全く自慢にしていません。
僕の自己紹介は以上です。
榊 はい、今日もどうぞよろしくお願いします。
では長谷川さん、お願いします。
(続)
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続きは 2.食にすべてをかける“変態美食家”ハセマコ vs. 食べる・料理する・取材する山本 憲資さん をご覧ください。
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編集チーム:小林 雅/小林 弘美/浅郷 浩子/戸田 秀成/大塚 幸
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