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ICC FUKUOKA 2026 スタートアップ・カタパルトに登壇した、Grand Bleu&Co. 青木 康時さんのプレゼンテーション動画【地方のそばが大ヒットおきかえ麺に進化。地方産業と承継事業の再生工場「Grand Bleu&Co.」】の文字起こし版をお届けします。ぜひご覧ください!
ICCサミットは「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場です。毎回500名以上が登壇し、1,200名以上が参加する。そして参加者同士が真剣に議論し、学び合うためのカンファレンスです。次回ICCサミット KYOTO 2026は、2026年8月31日〜9月3日 京都市での開催を予定しております。参加登録は公式ページをご覧ください。
本セッションのオフィシャルサポーターは EVeM です。
▶気候変動に打ち勝つ「次世代品種」で、グローバルで日本品質のフルーツ生産を可能にする「CULTA」がスタートアップ・カタパルト優勝!(ICC FUKUOKA 2026)
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【登壇者情報】
2026年3月2〜5日開催
ICC FUKUOKA 2026
Session 1A
STARTUP CATAPULT スタートアップの登竜門
Sponsored by EVeM
青木 康時
Grand Bleu&Co.
代表取締役 CEO
公式HP | 公式X
実業からITまで5社を起業した後、2020年よりTop YouTuberのプロモーション&SNSマーケティングやD2Cなどの数多くのビジネスを手掛けると共に、毎シーズン1000万再生を超える起業家育成リアリティショー「Nontitle」などのTVクオリティの番組制作も手掛けたYouTubeプロデューサー兼連続起業家。現在はGrand Bleu&Co.を創業し『産業を再生させるブランドカンパニー』として『LOCALO Noodle 』や『Dolce Ino』などを手掛けている。
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青木 康時さん 1年前(2025年2月)、自らプロデュースをした起業リアリティショー『Nontitle SeasonZ』 で勝利をして、僕は5回目の起業をすることになりました。

今日は、『Nontitle』でも『REAL VALUE』でもありません。
大きな夢があって、このICCのカタパルトにやってきました。
産業をユニークな手法で再生するブランドカンパニー
僕たちは、今までにない形で産業を再生するブランドカンパニーです。

とあるユニークな手法で消えゆく産業を再生させるのですが、どこが今までにない形なのでしょうか。
皆様にお配りしている、LOCALO Noodle(ロカロヌードル)とDolce Ino(ドルチェイーノ)を食べながら話を聞いてください(※) 。
▶編集注:審査員席には試食が配布されました。

安心してください。
それを全部食べても、そんなに太りません。

新潟名物「へぎそば」がルーツの本格おきかえ麺が大ヒット
それでは本題です。
今皆さんが食べているLOCALO Noodleは、新潟のへぎそばをルーツとするグルテンフリー麺です。

▶新潟名物「へぎそば」ってなぁに?普通のそばとの違いや、へぎそば店をご紹介(新潟県十日町市)
麺類市場は8,000億円あり、鍋かレンジで麺を5分ゆでたら、シェフ監修のソースを和えるだけ。
ソースを合わせても、たった300kcalで食べられる、本格おきかえ麺のブランドです。
僕は無類の麺好きではありますが、この歳になると、どうしても麺類は避けるようになっています。

でも、だからと言って代替麺やこんにゃく麺は決して美味しくないので、どうにか毎日食べても平気な麺を作りたく、全国を探して見つけたのが、ヘルシーな新潟の皇室献上品、へぎそばでした。

でも、ニッチな地方産業のそばを事業化しても、残念ながらそれほど大きな事業にはなりません。
そこで僕たちは切り口を変え、あえてそばの風味を落とし、ラーメン、パスタ、まぜそばにもなる、ローカロリーでグルテンフリーなおきかえ麺のブランドにデザインし直し、味にも徹底的にこだわった結果、LOCALO Noodleは大ヒットしました。

サブスクEC、Uber Eats、店頭配荷、飲食店コラボなど、さまざまな販路で売れており、発売5カ月で何と累計20万食を突破しました。


デリバリーのFCは既に空前の200店舗以上、ドラッグストアなどの店頭配荷は半年で5,000店舗を超えており、ローンチから10カ月で日本中に広めることができました。


美味しくてローカロリー、麺で続けるダイエット
そして、このLOCALO Noodleは、これだけ美味しいのに、普通の食事に比べるとマイナス500kcalなので、計算上、14回食べると体重が1kg落ちることになります。

1日1回食べるだけで、月に2kgも痩せます。
つまりこれは、運動要らずの食べるフィットネスと言えるでしょう。

これを美味しく食べるだけで、もしかしたら年内に皆さんも20代の頃に体型に戻れるかもしれません。
そしてこれは、全おじさんが一度は夢見たラーメンダイエットの誕生でもあるのです。
病院食アイスが、美味しくヘルシーなアイスに進化
次に、皆さんにお配りしているのは、たった50kcalで脂質が1.2gのプラントベースアイス、Dolce Inoです。

アイスの市場は6,000億円、温暖化の影響もあり年率109%で伸びている立派な成長市場で、日本人が最も食べるスイーツもアイスです。
もともとは糖尿病患者向けに高齢の研究者が開発していた、製法特許のアイスです。

残念ながら、当初は決して美味しくない病院食でした。
承継課題で、今にも消えそうなプロダクトでした。
でもその技術に惚れて、我々は使用権を買わせていただき、パティシエと何度もレシピの改良を重ね、罪悪感のないギルティフリーなアイスに仕上げたことで、Dolce Inoはヒットしています。

病院からマスにターゲットを変えたことがきっかけで、店頭配荷は何と4,000店舗を超えました。

既に、多くのドラッグストアやコンビニへの配荷も決定し、なぜかAKBの武道館ライブでも販売していただけました。
1個わずか50kcalのギルティフリーアイス
アイスは、食べると太るのが普通ですが、50kcalであれば、10分歩けば消える量です。

通勤するだけでも消費できますし、人工甘味料不使用で、ノンミルク・ノンエッグです。
思わず5種類全部を食べたとしても、ハーゲンダッツ1個分以下のカロリーで、体にも優しい。
今食べた皆さんは、10分歩きましょう。
それで、このアイスはノーカウントになります。

ダイエットの我慢とストレスを、僕たちはできる限りなくしたいのです。
SNSで共感を集めクラウドファンディングに成功
これらの事業はSNSで共感され、ローンチ前のCAMPFIREでのクラウドファンディングは2時間で目標額を達成して、2,000万円超えでした。
▶罪悪感ゼロ!製法特許のローカロリーアイス「Dolce Ino」(CAMPFIRE)

通販番組に出れば、あっという間に8,000万円の売上が作れました。

番組年間総合ランキングも4位となりました。
プロダクトも評価され、ありがたいことに、既に初年度から数多くのアワードを受賞することができました。

2事業ともに順調で、既に単月売上1億円が見えており、5ブランドあれば計100億円を十分に超えられる見込みです。

SNSフル活用で、プロダクトにコストを集中
食品以外にも特徴的な事業を複数準備中ですが、どれも、独自の切り口で産業をデザインし直し、地方や承継課題を救うものばかりです。
再現性はありそうですが、ここで皆さんは「このモデル、本当に儲かるのか?」と思うことでしょう。

分かっています、本当に必要なのは瞬間的な競争力よりもその持続性です。
だから仕組みを変えました。
この事業で広告だけで勝ちに行くのは、やはりリスクが大きすぎます。

そして多くの人員を必要とするモデルも、固定費がかかって大変危険です。
だから僕たちは、SNSを活用するのです。
我々の事業はソーシャルでの共感を生むことで、他社に比べてマーケティングコストを50%削減することができており、採用もSNSを活用することで、ほとんど費用をかけずに実施しています。


おかげでプロダクトにコストをかけやすく、競合優位性の高い商品が作れ、今やマーケティングや採用のコストは、SNSをサボった結果の罰金であると考えるようにしています。

また、組織はパートナー企業との共同運営にして少数精鋭とすることで、売上100億円になっても20名強での運営が可能です。

全員経営者目線のプロ採用で、スタートアップの正しい在り方を再定義し、普通の会社では営業利益が10%しか出ないモデルでも、2倍の利益が出せる仕組みを構築しています。


勝ちやすい市場を選び、高品質で勝負する
優れた技術が必ずしも売れるわけではありません。

確かな技術、切り口とマーケティング戦略、そして実行力と資金力、全てが機能してヒットが生まれています。
そこにストーリーを乗せて共感を呼ぶことも独自のノウハウですが、ヒットの秘訣はニッチ産業の人口で勝負をせず、より大きなマーケットに場所を変え、高品質なもので勝負をし直すことです。
やはり大切なのは、勝ちやすい場所で戦って、優れた商品を作ることなのです。
マーケットを理解したユーザーセントリックな商品開発とSNSセントリックなブランド戦略の強みで、地方産業と承継事業の再生工場となりながら、産業の下剋上を果たすこと。

この仕組みこそが我々の持続性につながっており、今までにない形です。
地方と承継課題を救うために、仲間と続ける挑戦
僕たちなら、地方と承継事業を、日本をもっと元気にできます。
これまでの起業家人生でたくさんの失敗をしてきました。

でも、いつも周りが助けてくれました。
それは、最後までやり遂げたからです。
僕はこの仲間たちと、日本の助けになる事業を創りたいのです。

そして日本を、多くの地方産業と承継課題を救うために、もっと仲間と資金が必要です。
だから、どうか皆さんのお力を貸してください。
全ては産業の未来のために。

ありがとうございました。
(終)
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編集チーム:小林 雅/浅郷 浩子/戸田 秀成


