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ICC FUKUOKA 2024 スタートアップ・カタパルトに登壇した、mento 木村 憲仁さんのプレゼンテーション動画【月額3万円で無制限、行動変化を実感できるプロのコーチングで夢中で生きる大人を増やす「mento」】の文字起こし版をお届けします。ぜひご覧ください!
ICCサミットは「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場です。そして参加者同士が朝から晩まで真剣に学び合い、交流します。次回ICCサミット KYOTO 2024は、2024年9月2日〜 9月5日 京都市での開催を予定しております。参加登録は公式ページのアップデートをお待ちください。
本セッションのオフィシャルサポーターは エッグフォワード です。
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【登壇者情報】
2024年2月19〜22日開催
ICC FUKUOKA 2024
Session 1A
STARTUP CATAPULT スタートアップの登竜門
Sponsored by エッグフォワード
木村 憲仁
mento
代表取締役
HP | X(旧Twitter)① | X(旧Twitter)②
新卒でリクルートへ入社。販促事業のプロダクトマネージャーを務め、消費者向けのサービス開発を牽引。2019年にコーチングサービスmento(メント)を立ち上げ、これまで延べ4万時間以上のコーチングセッションを提供し、日本のビジネスパーソンの成長を支援してきた。
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木村 憲仁さん こんにちは、mentoの木村です。
皆さん、コーチングを受けたことはありますか?
知っているけれど、「自分にはいらないかなぁ」と思っている人、きっといますよね。
この方、元ヤフー社長の小澤 隆生さんもそう言っていました。
先日、コーチングを受けたことがないとおっしゃっていたので、おすすめしてみたところ、「俺よりすごい奴じゃないと、教わることなくない?」と言われていました(笑)。
「だまされたと思って、試しに受けてみてください」と受けてもらったところ、「勘違いしてたわ!自分との対話を助けてくれるんだね」とのことで、百戦錬磨の小澤さんにも必要性がきちんと届いていました。
小澤さんのような経営者が受けるコーチングはたくさんありましたが、「mento」は、ミドルマネージャーをはじめとした、多くの人にそれを届けるサービスです。
月3万円からプロのビジネスコーチがつけられるオンラインサービス
改めまして、mentoです。
mentoは月3万円から、プロのビジネスコーチをつけられるオンラインサービスです。
ユーザーはまず、話したいテーマや自分の悩みを入力します。
アンケートに基づいて5人のコーチがレコメンドされ、選んだコーチとのセッションは受け放題です。
話した内容は生成AIが自動で要約するので、振り返りも簡単です。
ビジネスモデルはマッチングプラットフォーム型で、国際基準のトレーニングを受けたコーチ200名を抱えています。
企業の窓口は人事部で、コーチングを受けるのは部長や課長です。
日本を代表するようなエンタープライズ企業を中心に、幅広く導入されています。
国内外ともにコーチング市場が伸長
グローバルでは、ユニコーンサイズのスタートアップが生まれている非常にホットな領域ですが、「日本に市場はあるの?」とよく聞かれます。
実は今、市場は伸びています。
検索やSNSでの言及が大幅に増加しており、コーチングの認知は急拡大しています。
また、認知だけではなく、今、コーチングの需要と供給は実際に伸びています。
自分の課題をメタ認知し、自ら行動を変えるための支援
企業は若手の離職に悩んでいます。
人口減少により、採用競争が激化。
苦労して育てた優秀な若手が、どんどん辞めていきます。
会社を辞める若手の本音の1位は、「上司が気に入らない」という生々しい理由です。
▶転職理由と退職理由の本音ランキングBest10(リクナビNEXT)
つまり、上司たちが変わらなければ、若手の離職は止まりません。
しかし、日系大企業の管理職は40~50代が中心、20年かけて身につけたスタイルは、そう簡単には変わるものではありません。
コーチングは、自分の課題をメタ認知して自ら行動を変えるための支援です。
だから今、アンラーニングを求められる日本の管理職の需要が加速しているのです。
これは、既存のエグゼクティブコーチやスキルを教える研修ビジネスとは異なる、新しい産業なのです。
いつでもどこでも働けると人気の副業コーチ
次に、コーチの供給についてお話しします。
ここ数年、コーチの資格を取る人が急増しています。
副業を解禁する企業が増え、オンラインで働くことが当たり前になったので、会社員がスキマ時間にできる副業として、コーチの仕事は人気なのです。
コーチの仕事は、実は稼げるのです。
なんと、mentoだけで2,000万円も稼ぐコーチがいます。
いつでもどこでも働けて、人を応援しながらお金が稼げる。
そんな魅力的な職業ですから、やりたい人が増えて当然ですよね。
サービス開始から売上は38倍に成長
mentoはこの市場変化をいち早く捉え、売上は、サービスインから38倍に成長しました。
国内では、最大規模のプラットフォームです。
私たちの勝ちパターンは、「小さく入り、大きく伸ばす」です。
最近、1社で1億円を超える取引が出てきていますが、最初は300万円からスタートしました。
初年度で効果をしっかりと実感してもらえるので、翌年以降の大きな取引へと成長するのです。
利用者の約90%が行動変化を実感
では、具体的にどのような効果があるのか。
mentoの利用者のうち、なんと約90%が行動変化を実感します。
これは、通常の研修の約4倍の効果です。
この変化を、決裁者に届けます。
利用者データを集め、生成AIで効果レポートを1人ずつまとめています。
数字では割り切れない人の領域だからこそ、徹底的に情報を可視化することで顧客の信頼を得ているのです。
実際に利用された方の声を、お聞きください。
(動画内音声)
「私は、いまはダイバーシティーの仕事をしているんですけれども、当時は全然違う仕事をしていました。
初回すごく印象に残っているんですけれども、一人ひとりが本当の意味で力を発揮しきれていないかもしれないというところへの自分のこだわりが分かりまして、コーチングセッションを2回、3回と重ねていく中で、自分自身が会社の中で、この多様性のテーマを呼び掛ける一歩二歩を踏み出すことになり、パナソニックグループ全体のダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンを推進するプロジェクトに関わっています」
動画の杉山さんは、コーチングをきっかけに自分の情熱に気づき、役員を説得。
20万人を超えるパナソニックの組織風土を変える挑戦を、始めました。
コーチという存在は、彼のように自分の情熱に従って行動する人を増やし、企業を変えるリーダーシップを生み出すのです。
このコーチングのポテンシャルを日本中に届けるために、まずはエンタープライズ向けコーチング市場でNo.1を目指します。
その後、SMB(中堅・中小企業)へ広げ、マネジメント支援SaaSを投入し、ビジネスウェルビーイング領域で圧倒的No.1を目指していきます。
「夢中で生きる大人を増やす」社会変革に挑戦!
最後に、私には愛する息子が2人います。
長男はクリスマスが大好きで、夏でもサンタの衣装を毎日のように着ます。
そんな姿を見て、「自分の好きに正直でいいな、このまま大人になってほしいな」と思うのです。
でも、日本の現状はどうでしょうか。
幸福度はG7最下位、その理由は「自己決定」が不足しているからです。
▶【世界幸福度ランキング】日本の幸福度、2023年は47位に上昇 トップは6年連続の…(朝日新聞デジタル)
人は、自分の意思で決断することで、幸せを感じられるのです。
彼らが大人になる前に、自分で自分の人生を決めて、夢中で生きる人を増やしたい。
mentoが挑戦しているのは、単なるビジネスではありません。
「社会変革」なのです。
夢中をふつうにする、mentoの挑戦を応援してください。
ありがとうございました。
(終)
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編集チーム:小林 雅/浅郷 浩子/小林 弘美/正能 由佳/戸田 秀成