21世紀の新しい雇用を生み出す「Kaizen Platform」 – INDUSTRY CO-CREATION(ICC)

21世紀の新しい雇用を生み出す「Kaizen Platform」

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21世紀の新しい雇用を生み出す「Kaizen Platform」のプレゼンテーションをぜひご覧ください。プレゼンテーションの動画も併せてご覧ください。

ICCカンファレンスでは「カタパルト」登壇企業を継続的に募集しております。スケジュールなどはぜひ募集ページをご覧ください。

登壇者情報
2016年3月24日開催
ICCカンファレンス TOKYO 2016
「カタパルト」(10分間のプレゼンテーション)
(プレゼンター)
須藤 憲司
Kaizen Platform, Inc. Co-founder & CEO
2003年に早稲田大学を卒業後、株式会社リクルートに入社、同社のマーケティング部門、新規事業開発部門を経て、アドオプティマイゼーション推進室を立 ち上げ、株式会社リクルートマーケティングパートナーズ執行役員として活躍。その後、2013年にKaizen Platform, Inc.を米国で創業。現在はサンフランシスコと東京の2拠点で事業を展開。Webサイト改善を簡単に計画・実行できるオンラインソフトウェアと、2,900名を超えるWebデザインの専門家(グロースハッカー)から改善案を集められるサービスから成るUI改善プラットフォーム「Kaizen Platform」を提供。エンジニアやデザイナーがいなくても実現出来るWebの継続的な改善が市場に受け入れられ、すでに大手企業190社、40カ国 3,000カスタマーで活用されている。

須藤 憲司氏(以下、須藤) Kaizen Platformの須藤と申します。21世紀の雇用についてお話したいと思います。

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私は前職リクルートでして、リクルートのサービスのマーケティングをやっていましたし、色んな会社のマーケティングのお手伝いをやらせてもらっていて、今Kaizenを含めると、1,500くらいのサービスの改善とかマーケティングのお手伝いをさせて頂いています。その中で分かったマーケティングの不都合な真実というお話からさせて頂ければと思っています。

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これは1顧客獲得コストの原則と僕は言っているんですけれども、どんなサービスでもマーケティング施策で、横軸が獲得顧客数ですね、要はコンバージョンの数だと思って頂いて、縦がCPAですね。

一定期間の中で、効率のいい施策を入れていって、効率の悪い施策もあるわけですけれども、ある1ヶ月で、コンバージョンの数を200から400にしたいといったら、CPAをちょっと悪化させないといけないということですね。

どんなサービスでもこのカーブって描けるんですけど、一般的な概念でいくと、モノを買うときって、たくさん買うと安くなるんですけど、ユーザーとか売上とか成長ってたくさん買うと高くなるんですね。これがすごく面白いな~と思っていまして。

要は、事業の成長スピードを早めよう、だからユーザーの獲得を増やしたい、売上増やしたいっていう風に考えていくと、2択しかなくてですね。ライフタイムバリューを上げて、CPA、獲得単価を上げるか、もしくはそもそものカーブを、コンバージョンレートを上げて、カーブを滑らかにするかの2択しかない。

両方とも、例えばライフタイムバリューを上げようとすると、メールでもプッシュ通知でも良いですし、何らかのUIを通じて、例えば会員の解約を減らすみたいことをやらないといけないし、あるいはコンバージョンレートを上げるみたいなことをやろうとすると、UIを滑らかにして、買いやすくしたり、会員登録しやすくしたりということをしないといけない。

ということで、Kaizen Platformという会社をつくりました。UIを改善して、何らかのKPIにヒットさせるということをやっております。

やり方としてですね、UIやUXを変えるようないわゆる仕組み、ツール、最近色んなツールが出ていますけど、ああいうツールを作っているのと、我々の特色としてはですね、ディレクターとかUIデザイナーとかアナリストとかコピーライターとかデザイナーとかフロントエンドエンジニアとか、そういう人たちをネットワークしてて、この人たちを要はオンライン上で派遣しているという事業をやっております。

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すごいポイントなのは、要はウェブPVを増やしたいとか、CPIを下げたいとか、コンバージョンレートを上げたいんだっということをやっていくのに、グロースチームみたいな人が必要なんですけど、こういう人材って採用するのが難しいんですよね。

絶対どこの会社も人が足りないという構造になっていて、これを解決したいと思ってやっています。色々やっていまして、航空券の販売を増やしたり、会員登録を増やしたり、会員の退会を減らしたり、動画の再生回数を増やしたり、アプリのダウンロードを増やしたり、本当に色んなことをやっています。

また、新製品も発表しました。是非ご覧いただければ。

導入事例をいくつか紹介したいと思います。お客様の声のダイジェスト動画もございますので是非ご覧ください。

例えば、これはガリバーさんの例ですけど、我々がやっているところって単にツールでやっているんじゃなくて、お客さんのグロースチームとクラウドソース上のグロースハッカーと呼ばれるネットワークが、一体のチームとなってコラボレーションしていくのが特徴で、なので、クイックに実施出来る体制が出来ましたっていうコメントがあります。

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これって、元々例えば自分たちのチームだけだと、例えば、A/Bテストや改善が2,3回、月に出来たらすごい良かったよねっていう状態から、例えば30回、50回とか出来るようになったっていうのが特徴です。

これは大東建託さんで、スマホのサイトの改善をいっぱいやっているんですけど、要はチームを創ることで、従来の施策とは投資対効果が100倍とは言わないけど、例えばすごく差があるよね、とかきめ細かなフォローがすごく効いていて、一緒のチームとしてやってくれるっていうのが特徴です。

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これはヤフーさんですね。質とは、人であり仕組みですと書いてありますけど、なので要は、自分たちのグロースチームと外の人たちがいかに滑らかに仕事をするかというのを追求してやっています。導入事例の動画もございますので是非ご覧ください。

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創業しておかげ様で、3年経ちまして、去年で5,000回くらいの改善をやっています。テンプレートの改善とか、色々やっています、ECスマホ、色んな改善をやっていまして。それに対して、3万ぐらいの色んな改善がドバッと出てきてテストするみたいなことをやっています。

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そんなことをやって、売上を増やしたり、退会を減らしたり、色んなことをやっているんですけど、経済効果として、今まで240億円くらいを創って来ているということです。

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実際に我々が逆に、クラウドソーシングのグロースハッカーという人たちが、どういう風な感じでお金を戻しているかという話をしたいと思うんですけど。これですね、グローバルのクラウドソーシングの時給の単価大体の散布になっていまして、500円から1,000円くらいが1番多いんですけど、このような散布の状況なんですけど、僕らは大体5,000円くらいをベンチマークに返しています。

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5,000円って結構でかくてですね、単純に時給を1日8時間かけるとかすると、年収に換算して、日本の所得分布と重ねてみると、こんな感じになっていて。青が男性の一般労働者の年収です。赤が女性の一般労働者の給与所得です。5,000円って結構良くてですね、800万から1,000万円の1,000万円前後につくような単価なんですね。

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残念ながら、僕たちって案件がめちゃくちゃたくさんあるわけじゃないので、5,000円の単価で割のいい仕事なんですけど、そんなにたくさん年収800万円の人を出せるって感じじゃないんですけど、イメージ家庭教師のバイトみたいな感じで、結構割がいいから、僕らのマーケットプレイスって、今3,000人くらいいるんですけど、要は本当に普通にどこかの会社に勤めているウェブデザイナーさんでも、僕らの仕事をちょっとやってもらう、例えば5万円や10万円という結構いいお小遣いが入ってくるということで、すごく優秀な人たちが入ってくれているというのが特徴になっています。

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この方たちは、活躍されていて、すごく優秀な方たちです、僕らは表彰とかそういうのもこだわっってやっているんですけど、本当にいいことをおっしゃっているんですよね。

情報を伝えるクライアントとユーザーの間に溝があって、それを埋める仕事をやっています、とか、ユーザーの視点に唯一なれる瞬間は初見のときで、そのときにあれ?と思ったことをとにかく解決するんだ、とおっしゃっている。わかりますかね?こういう人たちにサイト改善して欲しいですよね?このお二人は、東京じゃなくて、福岡にいらっしゃる方なんですけど。

僕たちがやっているのは、こういう方たちの実績を可視化していく。例えば、どういう業種で、どういうページで、どれぐらい実績が上がっていて、みたいなことを可視化していたり、それぞれのインダストリーで、例えば、不動産業界で、トップ10位以内に入っているデザイナーさんやエンジニアさんを全部可視化していて、この人たちをターゲティング出来るようにしていて、要はうちのチームに入ってみたいなことを依頼できるようにしていて、そんな感じのプラットフォームになっています。

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さきほど申し上げた通り、地方とか、あとは時間の制約がないんで、ママさんでいけるんじゃないかということで、デジハリさんと組んで授業を作ったり、学生もいけるよねということで、佐賀大学で授業を作って単位に入れ込んでもらえるようにするとか、そんなことを色んな会社さんと組みながら進めて来ております。

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結構いい仕事なので、エコシステムを創ろうということで、それこそお客さんの需要の掘り起こしから、実際に働く人たちの獲得まで、色んなパートナーさんを作って、エコシステムを創ろうということを取り組み始めております。

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我々が分かったことは、結局UIは新しいお店の店頭だということで、店頭だと考えるとさっきの接客もそうなんですけど、レイアウトを変えたり、チラシ作ったり、ポップ書いたり色々な仕事があるはずなんですよね。

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今これ、実際現存しているウェブサイトの数です。10億以上超えているんですけど、毎秒毎秒お店が増えているという風に考えると、これはすごいマーケットだと思っています。

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日本の中だけでも、アウトソーシングの市場は2兆円くらいあって、グローバルで見ると30兆円くらいある、と。もっともっときっと増えるんだろうなと思っています。

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我々は今、750くらいのサイトの改善をやっておりまして、そのデータがどばーんと溜まっていて、これを毎日毎日すごい量のデータを増やしています。逆に言うとそのナレッジを戻すことで、育成したり、色んなことが出来るなと思っています。

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例えば、このCodersTrustって、バングラデシュでマイクロファイナンスをしている会社なんですけど、バングラデシュでグロースハッカーを育成していて、要は月250ドル位で暮らせるので、かなりいい事業が出来る、グローバルに展開出来るんじゃないかと思っています。

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我々がやっているのは、毎日100万人くらいがこれで飯を食える時代を創れないか、ということで、21世紀の新しい発見とか知的労働というのを増やしていきたいな、ということをやっております。

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是非応援頂ければと思います。よろしくお願いします。

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(終)

プレゼンテーション終了後は第一線で活躍する経営者やベンチャーキャピタリストの方々と積極的な質疑応答が行われました。

(コメンテーター 一覧)
ANRI General Partner 佐俣 アンリ 氏
KLab株式会社 取締役副社長 COO 五十嵐 洋介 氏
株式会社グロービス・キャピタル・パートナーズ パートナー COO 今野 穣 氏
KDDI株式会社 戦略推進部長 江幡 智広 氏
コーチ・ユナイテッド株式会社 ファウンダー 有安 伸宏 氏
株式会社ドリコム 代表取締役社長 内藤 裕紀 氏
freee株式会社 代表取締役 佐々木 大輔 氏
ライフネット生命保険株式会社 代表取締役社長兼COO 岩瀬 大輔 氏
ラクスル株式会社 代表取締役 松本 恭攝 氏
YJキャピタル株式会社 COO・パートナー 堀 新一郎 氏

新しい産業をリードするトップリーダーが参加するコミュニティ型カンファレンスの特徴を最大限に活かした「カタパルト」は素晴らしい出会いの場となります。ICCカンファレンスではスタートアップのプレゼンテーションの場「カタパルト」の登壇企業を継続的に募集しております。スケジュールなどはぜひ募集ページをご覧ください。

kaizen

編集チーム:小林 雅/藤田 温乃

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ICCパートナーズ(ICC Partners Inc.)は産業を共に創る経営者・経営幹部のためのコミュニティ型カンフ ァレンス「Industry Co-Creation(ICC) カンファレンス」の企画・運営および新規事業創出・アライアンスなどのアドバイザー業務を行っています。