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「急成長するインバウンド市場のビック・ウェーブに乗り遅れるな!」8回シリーズ(その3)は、飛躍的な成長が見込まれるインバウンドの現状や注目の「タビナカ」ついて、ベンチャーリパブリック柴田さんが説明します。ぜひ御覧ください。
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ICCカンファレンス KYOTO 2017のプラチナ・スポンサーとして、レノボ・ジャパン株式会社様に本セッションをサポート頂きました。
ICCサミットは「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場です。毎回200名以上が登壇し、総勢800名以上が参加する。そして参加者同士が朝から晩まで真剣に議論し、学び合うエクストリーム・カンファレンスです。次回 ICCサミット KYOTO 2018は2018年9月3日〜6日 京都市での開催を予定しております。参加登録は公式ページをご覧ください。
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【登壇者情報】
2017年9月5日・6日・7日開催
ICCカンファレンス KYOTO 2017 Session 6D
「急成長するインバウンド/観光/レジャー市場のビック・ウェーブに乗り遅れるな!」Supported by レノボ・ジャパン
(スピーカー)
大西 啓介
株式会社ナビタイムジャパン
代表取締役社長 兼 CEO
加藤 史子
WAmazing株式会社
代表取締役社長
篠塚 孝哉
株式会社Loco Partners
代表取締役社長
山野 智久
アソビュー株式会社
代表取締役社長
(モデレーター)
柴田 啓
株式会社ベンチャーリパブリック
代表取締役社長
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最初の記事
1.急成長するインバウンド市場のビック・ウェーブに乗り遅れるな!
1つ前の記事
2.注目ベンチャー「WAmazing」「Relux」「アソビュー」はどんな会社?
本編
柴田 本題に入る前に、どうして今日の登壇者が取り組む領域がこんなにホットなのか説明してから質問に入りたいと思います。
まずはインバウンドの観光については毎日のように新聞で報道されていますが、どれだけのものなのでしょうか。
2030年には、年間6,000万人の外国人が訪れる?
柴田 こちらのグラフは、インバウンドとアウトバウンド、つまり外国人が日本に来る旅行と日本人の海外旅行との比較です。
日本政府が2020年のオリンピックの時に4千万人と言っているのはこのようにとんでもない伸びなのです。
更に2030年には6千万人です。これは大西さんから頂いた資料にもありました。
これがどのような意味なのかを考えてみます。
2030年に本当に6千万人まで伸びるとすると、これは観光先進国であるフランスと近いレベルになります。
世界でも有数の観光立国になれる可能性があるということです。
観光産業は自動車産業よりも大きくなる
柴田 これも面白いデータで、ナビタイムさんから頂いた資料と重なるのですが、訪日観光による消費額は15兆円です。政府は2030年までに達成したいと言っています。
この「15兆円」がどういう意味かというと、自動車産業よりも大きくなるということです。
つまりそれくらい日本にとって巨大な産業になるだろうということです。
だからインバウンドがこれだけ注目されているのです。
2030年には”2億人”の中国人が海外を旅する
柴田 内訳を見たときに、一番すごいのはやはり中国です。中国は2015年の時点で、日本の人口と同じくらいの人が既に海外旅行をしています。
これは驚愕の事実です。これが2030年になると2億人になります。
この中国の需要というのは特に頭の中に入れておかなければいけないと思います。
インバウンドは今伸びていてこれから非常に伸びるだろうということでした。
「タビナカ」×スマホの市場が熱い
柴田 そしてもう1つのポイントは、Googleさんが先日出したデータで「SNS映え」に関する検索データがどんどん増えていることです。
アメリカと比べても日本が特にすごいです。
その典型が京都・嵐山にある「キモノ・フォレスト」です。
弊社の記事にもなっていますが、インスタグラムを中心にソーシャルメディアで火がついて、僕たちのようなメディアが取り上げたことにより一気に人気になりました。
これはどういうことなのでしょうか。
旅行は考え始めてから帰ってくるまでがとても長いものです。
こちらはカスタマージャーニーと呼ばれる図です。「旅行したい」と夢を見るところから、計画、企画、予約、旅行中、旅行後にシェアするところまで長いですよね。
その中で今一番注目されているのが「タビナカ」と言われるところです。
タビナカとは観光地に行ってスマホで色々な情報を探す、そのようなフェーズです。
弊社のデータによると、ゴールデンウィーク期間中や夏休みの旅行中になるとモバイルからのアクセスが高いときで8割、9割に近くになります。
また東京以外の、地方からのアクセスが非常に増えます。
これは全部この「タビナカ」です。
今ホットなこのインバウンド、それと同時にスマホ × タビナカの組み合わせ、今日登壇されている皆さんはこれをやってらっしゃると思います。
その話を今日は色々と聞かせてもらいたいと思います。
(続)
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続きは 2020年、日本に4,000万人の訪日外国人観光客が押し寄せる? をご覧ください。
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編集チーム:小林 雅/榎戸 貴史/立花 美幸/浅郷 浩子/戸田 秀成
【編集部コメント】
2020年には訪日外国人が日本の人口の三分の一、2030年には人口のほぼ半数に達するとのこと。にわかに信じがたいですが、登壇者の方々は、それを見据えたビジネスを展開されているわけで、急成長も必然から来ているのだなと感じました。(浅郷)
続編もご期待ください。他にも多く記事がございますので、TOPページからぜひご覧ください。
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