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3. 初登場NOT A HOTEL濱渦さんの美食愛は、旅先にまで及ぶ

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毎回全シーズンを塗り替える面白さ!「大人の教養シリーズ『美食』について語りつくす」シーズン4の書き起こし記事が到着! 全8回の(その3)は、今回初登壇のNOT A HOTEL濵渦 伸次さんがとっておきの好きな店を紹介。記事ではオフレコですが、会場では知る人ぞ知るすごいお店も紹介されました。本職のホテルにつながる、食の素晴らしい計画も語られます。ぜひご覧ください!

ICCサミットは「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場です。そして参加者同士が朝から晩まで真剣に議論し、学び合うエクストリーム・カンファレンスです。 次回ICCサミット KYOTO 2022は、2022年9月5日〜9月8日 京都市での開催を予定しております。参加登録は公式ページをご覧ください。

本セッションは、ICCサミット FUKUOKA 2022 プレミアム・スポンサーのNOT A HOTELにサポート頂きました。

NOT A HOTEL ロゴ


【登壇者情報】
2022年2月14〜17日開催
ICCサミット FUKUOKA 2022
Session 10F
大人の教養シリーズ「美食」「旅」について語りつくす(シーズン4)
Sponsored by NOT A HOTEL

(スピーカー)

西井 敏恭
株式会社シンクロ 代表取締役 / オイシックス・ラ・大地株式会社 執行役員CMT / GROOVE X株式会社 CMO

長谷川 誠
株式会社NTTドコモ
スマートライフ推進部 マーケティング推進担当部長/シニアプロフェッショナル

濵渦 伸次
NOT A HOTEL 株式会社
代表取締役CEO

山本 憲資
株式会社サマリー
代表取締役

(モデレーター)

榊 淳
株式会社一休
代表取締役社長

「大人の教養シリーズ「美食」「旅」について語りつくす(シーズン4)」の配信済み記事一覧


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最初の記事
1. 過去最大の動員! 美食を語りまくるシーズン4

1つ前の記事
2. 美食セッションの影響力か? ICC参加者の「食べ手の心技体」に変化

本編

 今日は、美食と旅について、それぞれ面白いテーマを設定していただきました。

濱渦さんから「食べログに載っていない2021年最強レストラン」、山本さんからハセマコさんへの挑戦状とも言える「個人的ベストレストラン」、西井さんから「トップシェフの名言シリーズ」、そしてハセマコさんの「美食道シーズン4」です。

濱渦さんから行きましょうか、よろしくお願いします。

ワインを知って、食も好きになる

濱渦 食べログの3,000軒を回っている方とは戦えないと思ったので、載っていない店という分野で戦おうと思い、ネタを持ってきました。

先ほど僕の経歴をご紹介しましたが、2015年にZOZOグループに入って、宇宙に行かれた方(前澤 友作さん)と出会ったことがすごく大きかったのです。

僕は宮崎出身の田舎者で何も知らなかったので、彼から色々なことを教えてもらいました。

たくさんワインについて教わり、ワインを好きになると、食も好きになるループに入りました。

ですから、ワインはたくさん飲ませてもらい、僕自身もたくさん飲んでいます。

2020年、40歳が近づいてきて、自分の体に変化が起こりました。

今のトレンドは、「コースが食えん」です。

以前はガッツリ系コースでも毎月行けていましたが、今は年1回が精一杯です。

ですから、コースでも少なめの量のところか、アラカルトで食べられるお店に行っています。

このお店は食べログにも載っていますが、ワインメゾン「Wine Maison Ropp」です。

山本 やま幸(マグロ卸)がやっている、33人限定会員制の「HIBACHI」などの姉妹店ですよね。

HIBACHI|会員同伴じゃないと行けない究極のプライベートレストラン。(GOETHE)…ナポリタンの写真など

濱渦 写真では分かりづらいですが、やま幸なので当然、マグロなどのネタは良いです。

そして最後に、ナポリタンを少量で作ってくれるのです。

山本 ナポリタンが美味しいですよね。

濱渦 はい、ナポリタンが有名です。

食べログの評価がそんなに高くないので皆さんあまり行かないのですが、店に行くと、色々な人が来ています。

物好きが結構行く店で、夜中の2時くらいまで営業しています。

 へえ~。

山本 食事だけならそこまで高くないですしね。

濱渦 ワインのラインナップもすごいです。

山本 高いワインを飲めばもちろん高くなりますが、食事自体の値段はそこまで高くないです。

濱渦 もう一つ、最近行ったのが「食卓や 古賀」です。

エクアトゥール」のオーナーに教えてもらったのですが、すごく良かったです。

おばんざい8、9品ぐらいの中から選べて、里芋なんかもあります。

山本 最初に小鉢がたくさん出てきて…。

濱渦 選んで食べて飲むスタイルです。

 山本さん、「当然行ったことあります」みたいな感じですね?

西井 さっきから、何でそんなに万能なんですか?

長谷川 山本さん、さすがですね。

濱渦さんおすすめの店を会場のみ公開

(編集注:ここから3分ほど、ほぼメディアに露出のない、濱渦さんおすすめの2店が会場の観客にのみ紹介されました。ウェブ上での掲載はオフレコとさせていただきます)

濱渦 めちゃくちゃ良いお店なので、週1で行っていますね。

毎日行っても疲れないようなお店です。

長谷川 アラカルトだからですか?

濱渦 そうですね、アラカルトだけです。

この2店舗は、2021年に衝撃を受けた店2つです。

西井 これ、今、新しい風が吹きましたね。

今までにない、とんでもないワイン方向から攻めてきましたね。

濱渦 もう、そこにしか活路を見出せなかったので、スライド(会場でのみ公開)は、昨日作りました。

もともと会社の説明を中心にしていたのですが、皆さんのスライドを見て、自分には話すことがなくなると思いました(笑)。本当は、この2店舗は紹介したくなかったのです。

西井 そうですよね。

濱渦 記事になると、怒られてしまいます。

西井 あまり表に出したらいけない店ですよね、なのに、よくぶち込んできたなあと…。

濱渦 (笑)。

長谷川 これらのお店は、食べログには、あえて非掲載にしているということですか?

濱渦 そうですね、お客さんが隠しますし、店もあまり情報を出さないです。

ふらっと行ける感じです。

長谷川 港区にありがちな、食べログ非掲載の、人気の、知る人ぞ知る。

西井 しかし、それもご存知な山本さんの万能ぶりが…。

長谷川 こういうお店も押さえているんですね。

山本 いや、でも知らない店もありましたし、ワインは本当に飲んでいないです。

億レベルなんて…(笑)。

濱渦 僕は、ご馳走になっただけですから(笑)。

濱渦さんの愛してやまない店とは?

 それでも愛してやまない店、ここはもう皆さんご存知の…。

濱渦 はい、「CHIUnE」はコースも量も、才能も本当に素晴らしいと行く度に思います。

アラカルトがあって、あの量の麻婆豆腐があって、わがままを聞いてくれるので、やはり「桃仙閣 東京」です。

融通がきかない店が多いと思うのですが、回鍋肉1皿でも作ってくれるなど、何でも聞いてくれるので、好きですね。

長谷川 濱渦さんはコースが食べられないはずなのに、食べさせる「CHIUnE」は、改めてすごいですね。

濱渦 すごいですね、圧倒的に。

 これは、麻婆豆腐に、アルマン・ルソーのジュブレ・シャンベルタンですか?

ジュヴレ・シャンベルタン – 銘醸地ブルゴーニュめぐり(ENOTECA online)

濱渦 そうです、さすがですね。

 これはすごい組み合わせですね。

濱渦 「桃仙閣」は、オーナーがワインの会社を経営しているので、やはり素晴らしいです。

山本 マウントです。「桃仙閣」という店紹介に留まらせないマウント(笑)。

旅先に欠けている完璧な食事をつくる

 (笑)そして次のスライドは、NOT A HOTELですよね?

濱渦 最後は宣伝みたいになってしまいましたが、桃仙閣の林(亮治)さんと浅草のNOT A HOTELを、「CHIUnE」の(古田)諭史くんと広尾のNOT A HOTELを、一緒につくっています。

建築以上に僕は、旅行に行くときに、いつも完璧な食事がないので、実はそこを変えようとしています。

 なるほど。NOT A HOTELで彼らの料理が出てきたら、もうまいりますよね。

濱渦 他にも良い、若いシェフもたくさんいるので、そういう人たちが活躍できる場で、良い建築と良い景色と良い料理が揃うと、真面目な話をすると、競合が参入しにくくなると思います。

(続)

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続きは 4. 食通のサマリー山本 憲資さんが選ぶ、個人的ベストレストランを一挙公開 をご覧ください。

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編集チーム:小林 雅/浅郷 浩子/戸田 秀成/大塚 幸

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