「できないことに取り組め」リディラバ安部氏が必ずインターン生に伝えること【A16-4 #13】 – 【ICC】INDUSTRY CO-CREATION

「できないことに取り組め」リディラバ安部氏が必ずインターン生に伝えること【A16-4 #13】

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「小さな一歩が社会を変える」【A16-4】セッションの書き起し記事をいよいよ公開!15回シリーズ(その13)は、「事をなすにはスキルが必要だと思うが、それを磨く際に大切なこと」という会場からの質問に登壇者が答えました。ぜひ御覧ください。

「ICCx AIESEC カンファレンス」は、NPO法人アイセック・ジャパン(AIESEC)とICCパートナーズが共同で開催した、AIESECに所属する大学生を対象としたカンファレンスです。当日は高い志を持った大学生250名が、ビジネスリーダー/社会起業家たちのパネルディスカッションと、質疑応答セッションに参加しました。

2017年も、秋頃に「ICCx AIESEC 2017」を開催する予定です。参加を希望される方は、ぜひ全国25大学のAIESECの各委員会に所属ください。

Aiesec Logo


【登壇者情報】

2016年9月13日開催
ICCx AIESEC カンファレンス 2016
Session 4
「小さな一歩が社会を変える」

(スピーカー)

安部 敏樹
リディラバ代表理事/
Ridilover代表取締役

三輪 開人
e-Education
代表理事

米良 はるか
READYFOR
代表取締役CEO

(モデレーター)

小林 雅
ICCパートナーズ
代表取締役

小さな一歩が社会を変える」の配信済み記事一覧

【前の記事】

【本編】

小林 時間が限られていますがご質問、次の方お願いします。

質問者 お話ありがとうございました。

明治大学1年の◯◯と申します。

安部さんに質問があります。

先程 安部さんは、私達学生は「スキルがないので世の中を変えられない」とおっしゃいましたが、将来スキルを身につければ世の中を変えることができるということかとは思います。

ICCxAIESEC 2016 Session 4

現在スキルがない状態の私達だからこそやるべきこと、安部さんが事業を始めた当初大切にしていたこと等があれば教えて頂きたいです。

できないことに取り組め

安部 ありがとうございます。

良い質問だと思います。

弊社のインターン参加者に必ず言うことなのですが「できないことに取り組め」ということです。

これは、自分達ができないというだけでなく、他人もできないことにどんどん取り組むということです。

今、専門性が確立していることは、誰かが代わりにできることでもあります。

代表的な例は「士業」です。

弁護士等はロボットでもできるようになると思います。一方、誰も取り組んだことのない、専門性が確立していないものにこそチャンスがあります。

リディラバであれば、社会問題をツアーやコンテンツに変えるということを行いました。これを、我々より先に取り組みしている人はいません。

一番早く専門性を作り上げることができるし、第一人者になれるということです。このような分野にどんどん取り組むことが大事です。

誰かが取り組みしていることを真似るだけでは、前任者を超えるまでに時間を費やしてしまいます。

自分の中でしっかり考え、「これは誰も取り組みしていない」、「ここには専門性がありそうだ」という分野、或いは「ここは、取り組みしている人がまだ少ない」ということに対して「専門性を自分が加えることにより、後々色々なものに転換できそうだ」という分野に集中するということをしていけば良いのではないかと思います。

そもそもスキルとは何か?

小林 そもそもスキルとは何でしょうか?

何かを達成するためのスキルなので、目標なく勉強をしていても全く意味がありません。

多くの大学生は、なんとなく経済学部や法学部に入学していると思います。

入学してみると授業がつまらないので、授業は寝て、アルバイトをして、「AIESECでも行ってみようかな」という方が多いのではないでしょうか?

目標がなければ、時間無駄だと思いませんか?

受験勉強であれば、「大学に合格する」という目標を掲げ猛勉強する訳ですが、目標がないのに学ぶということには意味がありません。

ICCxAIESEC 2016 Session 4

だからまずは目標を見つけること。

何のために生きるのか、何のために自分の時間を費やすのかを真剣に考えないと、時間の無駄でしかありません。

全てが無駄とは言いませんが、あらゆる物は有限であり、限られています。

限られた時間の中で、どんな自分になりたいのか?

例えば、三輪さんの様になりたいと思うのであれば、三輪さんが何をしてきたのか聞くことで「英語ができた方が良い」といったことが色々分かります。

そこから、「英語を勉強しよう」と行動に移すことができるはずです。

具体的に目標設定することが、極めて重要です。

目的と手段は行ったり来たり

安部 その通りだと思います。

補足すると、目的と手段は行ったり来たりという関係です。

アントニオ猪木さんの言葉に「行けば分かるさ1・2・3ダー!」というものがありますよね。

私は、この言葉が結構好きなのですが。

つまり、実際に行かなければ分からないこと、やり切るまで見えない世界があります。

動くということをせず、自分の世界を変えずに、「自分は何がしたいだろう?」と考えてだけいても絶対見つかることはありません。

自分のやりたいことを見つけるためにも、始めの一歩をどこに踏み出せば良いか?

その手段に取り組むうちに目標が明文化され、その目標に到達するため、さらに手段が強くなるといった繰り返しになります。

その行ったり来たりの反復についてしっかり取り組めば良いと思います。

三輪 僕も小林さんの話と重なるのですが。

AIESECには、国際協力に関心がある方が多いかと思います。

実際に参加した国際協力の現場で、「有り得ないほどの力不足を感じる」「有り得ないほど役に立たない経験をする」これらの経験を通して、始めて「自分をもっと磨かなければならない」と考えるようになると思います。

先程紹介した、税所篤快も、佐藤建明も、バングラデシュやフィリピンの現場で「自分は、おちこぼれで、役に立たない」という経験から這い上がったメンバーです。皆、最初から成功した人間ではありません。

そういった「現場」を見ていないということでしたら、正にリディラバのツアーに参加してみるのも良いかと思います。

ICCxAIESEC 2016 Session 4

小林 ありがとうございました。

残り5分です、次の方どうぞ。

質問者 上智大学1年の◯◯です。

三輪さんに質問があります。

私は、AIESECで教育系プロジェクトの活動をしているのですが、学校の先生方は、私どものような見ず知らずの学生に協力をしてくれないという印象を持っています。

三輪さんは、東京大学や京都大学、現地の先生方等、様々な方の協力を得て活動していると思います。

色々な方に協力してもらう際のポイントや、なぜそういった方々に協力して頂けるのか三輪さんなりの理由があれば教えて頂きたいです。

人を巻き込み、協力してもらうポイントとは?

小林 良い質問ですね。

三輪 そうですね。

まずは、本当に協力してもらいたいという想いを持っているかどうかです。

当時の税所篤快は、本当に恐れ知らずで、「俺に協力しないと、まずいことになりますよ!世界が!」と東京大学の先生方に言い切った点はすごかったなと思います。

でも、やはりそれだけでは周りも動きませんでした。

僕はJICAで働いていたこともあり、JICAでも過去「ICT×教育」のインパクトを測った調査がないということを訴えました。

先程のSessionでも話題となっていた(リクルートの)「ロマンとソロバン」、共感と信頼のどちらも得られるような形で先生に訴えれば、きっと動いてくれると思います。

後は1回では諦めないことが大事だと思います。

何回も何回も、「もういいよ」と言われても諦めなければ、動いてくれるのではないかと思います。

質問者 ありがとうございました。

(会場 拍手)

小林 このような内容の勉強したい場合は、「影響力の武器」という本があるので、ぜひ読んでください。

名著です。

つまり、人が動くメカニズムのようなものがあります。

それを知らずに突撃しても、良い回答を得ることは難しいです。ある先生が経済的な理由で動かないとしても、名誉のためであれば動くかもしれません。

人によって動くモチベーションが異なります。

極めてビジネス的な話ですが、それを理解したうえで、打つ手を打つということです。

「先生お願いします」と、ただ言ったところで動いてはくれません。

「先生、これに取り組むとこれだけのメリットがありますよ」ということを、「メリット」という言葉を使わずにさりげなく伝えるということが重要かと思います。

では、次の方お願いします。

(続)

編集チーム:小林 雅/榎戸 貴史/戸田 秀成/鎌田 さくら

続きは 理念や行動指針を浸透させるには? – 「ロゴ入りユニフォーム」のススメ をご覧ください。

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【編集部コメント】

続編(その14)では、「理念をメンバーにどう浸透させていけばいいか」という会場からの質問に登壇者が答えました。モデレーターのICCパートナーズ小林も答えました。是非ご期待ください。他にも多く記事がございますので、TOPページからぜひご覧ください。

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