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「小さな一歩が社会を変える」【A16-4】セッションの書き起し記事をいよいよ公開!15回シリーズ(その5)は、e-Education三輪さんに、自己紹介の締めくくりに会場の大学生に向けた熱いメッセージを頂きました。是非御覧ください。
「ICCx AIESEC カンファレンス」は、NPO法人アイセック・ジャパン(AIESEC)とICCパートナーズが共同で開催した、AIESECに所属する大学生を対象としたカンファレンスです。当日は高い志を持った大学生250名が、ビジネスリーダー/社会起業家たちのパネルディスカッションと、質疑応答セッションに参加しました。
2017年も、秋頃に「ICCx AIESEC 2017」を開催する予定です。参加を希望される方は、ぜひ全国25大学のAIESECの各委員会に所属ください。
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【登壇者情報】
2016年9月13日開催
ICCx AIESEC カンファレンス 2016
Session 4
「小さな一歩が社会を変える」
(スピーカー)
安部 敏樹
リディラバ代表理事/
Ridilover代表取締役
三輪 開人
e-Education
代表理事
米良 はるか
READYFOR
代表取締役CEO
(モデレーター)
小林 雅
ICCパートナーズ
代表取締役
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【前の記事】
【本編】
三輪 佐藤さんという大学生から始まった、フィリピン・カガヤンデオロでの教育支援ですが、最近では、2つの県に属する全ての学校で、私達のDVDを使って頂く環境が整いつつあります。
ここでもう一つ、嬉しいニュースがありました。
フィリピンで去年(2015年)11月にオープンハイスクールを全国に広めようという法律文章が国会で可決されました。
ITを活用した教育が国に認められた
三輪 こちらは、その法律の一部をハイライトしたものですが、「マルチメディア、コンピュータベースの教材を使って良い」ということが書いてあります。
想像して下さい。
コンピュータを使ったオープンハイスクールの取り組みを行っていたのは、全国を探しても私達の団体だけだったと思います。
この中で、どこかの国の法律を変えた事のある学生さんはいますか?
彼は、3年間色々な事を乗り越えてここまで辿り着いたのですが、「学生が、法律を変えるようになった」ということは、皆さんが知るべきAIESECの先輩方が作り上げた歴史なのではないかと思います。
現在は教育省の中にデスクを置いて頂き、彼から業務を引き継いだ津田塾大学3年生の学生が、学校の先生方と一緒にDVDを届ける活動を行っています。
佐藤さんはリクルートMPに就職
三輪 そんな彼が現在何をしているかというと、先程会場にいらっしゃったリクルートマーケティングパートナーズの山口社長からお声掛け頂き、リクルートマーケティングパートナーズで働いています。
小林 e-Educationからリクルートマーケティングパートナーズに就職する率は高いですね。
主要メンバーのほとんどが就職しているのでは?
三輪 そうですね、高確率で働いています。
リクルートマーケティングパートナーズは先程もお話があったように、途上国での教育改革を行っているので、その候補群として一生懸命働いています。
「若者の力で社会を変える」これが私の退職したきっかけであり、現在はこの事に命を懸けてみたいと考え団体の活動に打ち込んでいます。
若者の「一歩」を応援し抜く
三輪 なぜ若者は社会を変えることができるのかと考えると、最終的には一歩踏み込むスピードがものすごく速いからだと思います。
実際に県の教育委員会に突撃することも、予備校で「この国の最高の先生は誰ですか」と質問する度胸も、残念ながら大人にはありません。
皆さん、若者だから出来るプロジェクトがあります。
皆さんだからこそ出来る、大人には出来ない、迷って最後一歩を踏み込めるその一歩が社会を変えていくと信じ、私達は活動しています。
そして、私がやりたい事はたった一つです。そんな一歩を応援したいと思っています。
e-Educationでぜひ活動してみたいという方がいましたら、このセッション後お声掛け下さい。
どうも有難うございました。
小林 ありがとうございました、素晴らしい。
AIESECの話題を絡めて「小さな一歩」をお話頂きました。
新しい話題も登場し、素晴らしかったです。
(続)
編集チーム:小林 雅/榎戸 貴史/戸田 秀成/鎌田 さくら
続きは 「私自身が社会問題だった」リディラバ安部氏の非行少年時代 をご覧ください。
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【編集部コメント】
続編(その6)では、リディラバ安部さんに、非行少年だった時代から、社会課題をビジネスにする起業家となるまでの自己紹介を頂きました。安部さんの原点を是非ご期待ください。他にも多く記事がございますので、TOPページからぜひご覧ください。
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