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離れていても家族とつながる!コミュニケーションロボット「BOCCO」【F17C-YKI #1】

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ユカイ工学青木俊介さんのプレゼンテーションを3回シリーズでお届けします。(その1)は、家族をつなぐコミュニケーションロボット「BOCCO」の基本機能と拡張性についてお話し頂きました。BOCCOかわいいです。

ICCカンファレンス FUKUOKA 2017スタートアップ・コンテスト「カタパルト」プレゼンテーションの書き起こし記事です。是非御覧ください。

スタートアップビジネスの「エコシステム」を構築し、日本の起業家を支援するプログラム「IBM BlueHub」は「カタパルト(CATAPULT)」のオフィシャル・サポーターです。

本記事で特集しております8分間のプレゼンテーションを行う「CATAPULT(カタパルト)」のプレゼンターを募集しております。「スタートアップ」「IoT/ハードウエア」「リアルテック」「カタパルト・グランプリ」の4カテゴリーで募集しております。ぜひ募集ページをご覧ください。


【登壇者情報】
2017年2月21日・22日・23日開催
ICCカンファレンスFUKUOKA 2017
カタパルト・グランプリ
Supported by IBM BlueHub

(プレゼンター)

青木俊介
ユカイ工学株式会社
代表

2001年東京大学在学中に、チームラボ株式会社を設立、CTOに就任。その後、ピクシブ株式会社のCTOを務めたのち、ロボティクスベンチャー「ユカイ工学」を設立。ソーシャルロボット「ココナッチ」、脳波で動く猫耳「Necomimi」、フィジカルコンピューティングキット「konashi」などIoTデバイスの製品化を多く手がける。2015年7月より、家族をつなぐコミュニケーションロボット「BOCCO」を発売、2015年度グッドデザイン賞を受賞した。

家族をつなぐコミュニケーションロボット「BOCCO」の配信済み記事一覧

青木俊介 氏(以下、青木) 初めまして。私はユカイ工学という、ロボットを開発している会社の代表をしている青木と申します。

本日は家族をつなぐコミュニーケーションロボット「BOCCO」という、私どもが販売しているロボットの製品についてご紹介いたします。

まずユカイ工学についてですが、「2025年、全ての家庭にコミュニケーションロボットがある未来を創っていこう」ということで集まったメンバーが20名ほどおり、コミュニケーションとロボットに関わる製品開発を行っております。

プロダクトデザイナーから、電子エレクトロニクスのエンジニア、メカのエンジニアなどを揃え、社内で試作からデザインまで行っております。

家族をつなぐコミュニケーションロボット「BOCCO」

本日はこちらの「BOCCO」という、据え置き型のロボットとセンサがセットになっている製品をご紹介します。

現在、税別2万9千円で販売しているのですが、こちらをご紹介させていただきたいと思います。

映像をご覧ください。

▼動画の抜粋と青木さんの解説▼

このように、家に据え置きで置いていただくようなロボットです。

ロボットとセンサがセットになっており、センサに動きがあると、その情報をスマートフォンのアプリに送信してくれるという機能がございます。

スマートフォンアプリはiPhone・Android向けに無料で提供しており、そちらのアプリからこういった感じでボイスメッセージを送ったり、テキストで文字のメッセージを送ることもできます。

送られたメッセージをロボットが読み上げます。

ロボット本体は再生ボタン・録音ボタンと非常にシンプルなインターフェースになっています。

ロボット側でこの認識されたメッセージの認識ができます。

そして録音したメッセージの音声と、その音声認識した結果を文字でアプリに保存するようなかたちになっております。

共働きで鍵っ子がいるご家庭や、離れたところで一人暮らしをしているご老人、そんな方に使っていただいております。

▲動画の抜粋と青木さんの説明 終わり▲

BOCCOの基本機能と拡張性

BOCCOの機能としては、最初に、スマホのない家族と気軽にやり取りができる、ということを売りにしております。

こんなふうに「今日おやつを作っておいたよ」といったような、気軽な伝言を残すことができます。

もう一つの機能が、こちらの振動センサです。

これにより家族の帰宅がセンサで通知できます。

こちらの本体と同梱しているのですが、オプション品として3,980円で別売りもしております。

ロボットを経由して、センサの情報がこのようなかたちでスマホアプリに届きますので、「うちの子がちゃんと帰ってきたな」ということが分かります。

特に小学校1年生や2年生は、まだ通学路もあやふやだったりもするので、非常に安心です。

このほかにも、こういった鍵センサというものも、2016年10月よりオプションとして販売しております。

「鍵が空いているか閉まっているか」ということをスマホに通知してくれますので、鍵の閉め忘れがスマホで確認できて、とても安心に暮らせるとご好評いただいております。

更にBOCCOは、「myThings」という、ヤフージャパンさんが展開されているIoTサービスの公式チャンネルに登録していただいております。

▶myThngsの紹介動画

そのためBOCCOはヤフー天気の情報が無料でユーザーにお届けできるんです。

これにより毎朝決まった時間に天気予報を喋らせるだとか、最近はゲリラ豪雨のような急な雨が降る前に通知が来る機能があります。

これで「もうすぐ雨が降るよ」「洗濯物大丈夫かな?」というようなことをロボットが喋ってお知らせしてくれると、そんな使い方もできるようになっています。

ほかにもアクティビティのバンドと連動して、「今日はランニング頑張ったね」というようなことをロボットが喋ってくれる、というような使い方もできます。

ユカイ工学 青木俊介さんのプレゼンテーション動画をぜひご覧ください。

(続)

続きは 「いま大切な人との距離が、遠くなっている」 – BOCCO開発のきっかけ をご覧ください。

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編集チーム:小林 雅/榎戸 貴史/戸田 秀成/横井 一隆/立花 美幸/瀬野 はるか

【編集部コメント】

プレゼンでは触れられていませんが、家のリビングや玄関、どんなところでもマッチしそうなシンプルだけど可愛らしいデザインがBOCCOの良さの1つだと思います!(榎戸)

他にも多く記事がございますので、TOPページからぜひご覧ください。

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