ホームセキュリティをもっと身近にする「Secual(セキュアル)」のプレゼンテーションを2回シリーズでお届けします。(その1)は、「Secual」の窓センサーなどを使った異常検知の仕組みとサービスの価格等についてお話し頂きました。2016月9月6日・7日に開催したICCカンファレンス KYOTO 2016「カタパルト」IoT/ハードウェア特集 supported by Makuake プレゼンテーションの書き起こし記事です。
本記事で特集しております8分間のプレゼンテーションを行う「CATAPULT(カタパルト)」のプレゼンターを募集しております。「スタートアップ」「社会起業家」「IoT/ハードウエア」「リアルテック」の4カテゴリーで募集しております。ぜひ募集ページをご覧ください。
登壇者情報 2016年9月6日・7日開催 ICCカンファレンス KYOTO 2016 「ICC SUMMIT」 Session 7B CATAPULT(カタパルト) - IoT/ハードウェア特集 - Supported by Makuake (プレゼンター) 青柳 和洋 株式会社Secual CEO
プレゼンテーション動画(約8分)もぜひご覧ください。
青柳 和洋 氏 Secual(セキュアル)の青柳です。よろしくお願いします。
私たちは、「安心をもっと身近にカジュアルに」ということで、従来なかなか身近に感じることができなかったホームセキュリティを、より皆さんの身近なものにしていきたいと思い、昨年起業しました。
IoTでホームセキュリティをもっと身近にする
私たちが展開しているサービスは、非常にカジュアルなホームセキュリティのデバイスとアプリケーションです。
どのような仕組みかを説明します。
「Secual(セキュアル)」の仕組み
私たちのサービスは、設置したセンサーが窓・ドアの振動を検知し、ゲートウェイを通じてアプリや固定電話などに異常を通知するホームセキュリティのサービスを提供しています。
ボタン電池で動く、窓センサー
窓センサーに関する説明をします。
デバイスの中には3軸の加速度センサー(XYZ軸3方向の加速度を測定できるセンサー)が入っております。ボタン電池で約1年使用できます。
窓が動きましたら、窓の状況をゲートウエイに通知する仕組みです。
窓センサーは、片面がシールとなっております。シールをはがしていただいて、窓の内側から外側に向かって貼り付けていただくだけで設置ができます。
そして窓センサーの絶縁シートをはがしていただければ、すぐにゲートウエイと通信が始まり、ホームセキュリティがスタートします。
インターネットと通信する「ゲートウェイ」
データを受け取るのがゲートウエイです。
先ほどの窓センサーからのデータを受け取り、インターネットと通信をするという非常にシンプルな仕組みになっています。
「スマートフォン・アプリケーション」
こちらがそれぞれを制御するようなアプリケーションです。スマートフォンのアプリでホームセキュリティをコントロールする仕組みになっています。
警戒モードのオンとオフをスマートフォンから行うことができます。警戒モードをアプリ上からオンにして、窓の開閉を検知すると、ゲートウエイの音がなる鳴るといった仕組みです。
音が鳴るとスマートフォン上に通知が来ます。スマートフォンから音を止めたりもできます。
そしてスマートフォンの画面のなかで、どのセンサーが鳴ったとか、センサーが鳴ったときにネクスト・アクションとして何をするかが、画面の下のほうに出てくるという形になっております。
「Secual」の価格
通常のホームセキュリティのサービスは30万円くらいの初期費用がかかります。月額費用も5,000円くらいかかります。
一方、私たちは初期費用 3万円 そして月額使用料 980円からスタートできます。この月額使用料980円のなかでどんどん機能を追加していきながら、サービスとして進化していこうと考えております。
また、工事も不要ですので賃貸物件や海の家とか仮設住宅にも使って頂いております。
(続)
カジュアルなホームセキュリティ「Secual」のプロモーション動画も合わせてご覧ください
編集チーム:小林 雅/榎戸 貴史/戸田 秀成/横手 佳代子
続きは 人工知能でホームセキュリティをもっと賢く - 注目のベンチャー特集「セキュアル」(2) をご覧ください。
【編集部コメント】
本記事で特集しております8分間のプレゼンテーションを行う「CATAPULT(カタパルト)」のプレゼンターを募集しております。「スタートアップ」「社会起業家」「IoT/ハードウエア」「リアルテック」の4カテゴリーで募集しております。ぜひ募集ページをご覧ください。
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