トイメディカルは、世界初の"塩分吸収抑制サプリ"で健康社会をサポートする (ICC KYOTO 2018)【文字起こし版】 | 【ICC】INDUSTRY CO-CREATION

トイメディカルは、世界初の“塩分吸収抑制サプリ”で健康社会をサポートする (ICC KYOTO 2018)【文字起こし版】

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ICCサミット KYOTO 2018 リアルテック・カタパルトに登壇した、トイメディカル 竹下 英徳さんの【トイメディカルは、世界初の“塩分吸収抑制サプリ”で健康社会をサポートする】プレゼンテーションの文字起こし記事をぜひご覧ください。

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ICCサミットは「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場です。毎回200名以上が登壇し、総勢800名以上が参加する。そして参加者同士が朝から晩まで真剣に議論し、学び合うエクストリーム・カンファレンスです。次回 ICCサミット FUKUOKA 2019は2019年2月18日〜21日 福岡市での開催を予定しております。参加登録は公式ページをご覧ください。

ICCサミット KYOTO 2018のゴールド・スポンサーとして、電通様に本セッションをサポート頂きました。


【登壇者情報】
2018年9月4日・5日・6日開催
ICCサミット KYOTO 2018
Session 3A
REALTECH CATAPULT リアルテック・ベンチャーが世界を変える
Supported by 電通

(プレゼンター)
竹下 英徳
トイメディカル株式会社
代表取締役社長

1973年、熊本県生まれ。兵庫県立大学理学部卒業後、外資系製薬メーカーの営業を経て、リバテープ製薬株式会社技術開発部に入社。
医療機器、医薬品を中心に商品開発に従事する。2005年、日本初のキット消毒剤にて第三回日本ものづくり大賞九州経済産業局長賞受賞。
2013年トイメディカル株式会社設立。医療機器の開発を行いながら、2017年熊本大学と世界初の塩分吸着サプリメントを開発し、製品化する。
2017年熊本テックプラングランプリ企業賞、2017年アグリテックグランプリ吉野屋賞受賞。

「ICC KYOTO 2018 リアルテック・カタパルト」の配信済み記事一覧


竹下 英徳氏(以下、竹下) こんにちは、トイメディカル株式会社の竹下と申します。

我々は、世界で初めて「塩分の吸収を抑制するサプリメント」を開発しました。

本日はそのご紹介をいたします。

どうぞよろしくお願いします。

世界初の塩分の吸収を抑制するサプリメントですが、現在プロダクトとしては2つございます。

我々のホームページ上で販売しております「Del Salt(デルソル)」、そして全国のドラッグストア7,000店舗で既に販売させていただいております「しおナイン」、いずれも中身は同じものです。

これを食前に3粒服用していただきます。

そうしますと、食事中の塩分をそれだけで25%吸収抑制します。

さらにその価格が、定価ベースで1回わずか100円ですので、非常にリーズナブルに健康増進に役立てていただけます。

まず弊社、トイメディカルについてご説明いたします。

トイメディカルは、「To Make You Smile」という企業理念の下、我々の商品を通して誰かを笑顔にしていく商品を作っていこうという想いで、5年前に私が創った会社です。

我々の商品は、市場規模などのリサーチを一切せずに開発しています。

事業のスタートを決める基準は、「誰かが困っていて、それを解決する技術を我々が持っているかどうか」にあります。

つまり、誰かが困っていることを解決し笑顔にしてあげたい、そんな思いの商品だけを作っていこうと考え、実際に開発を行っています。

たとえば、スライド上でご覧いただいているのは人工透析の患者さんです。

人工透析の患者さんというのは、週3回の人工透析を受ける必要があります。

その際に、テープをベタベタ貼るのですが、それをはがす度に皮膚がボロボロになってしまいます。

これが非常に苦痛だという声がございます。

そこで我々は、弊社がずっと持っていたポリウレタンの薄膜技術を応用しまして、低刺激で肌に非常に優しいテープを開発致しまして、それでカテーテルを固定できるようにしました。

人工透析患者の友人が話した「本当に困っていること」

では、なぜ我々のような医療テープのメーカーがこのようなサプリメントを開発したのか。

実は私の友人が、40歳を前にして人工透析を受けることになっていまいました。

その友人に弊社のテープなどを使ってもらったのですが、「こういった商品は非常にいい、ただ我々が本当に困っているのはそういうことではない」と言われました。

実は、様々な食事制限があって、大好きなラーメンが食べられないという話でした。

「熊本ラーメンが食べられない」

なぜかというと、塩分が多すぎるからです。

どのくらい多いのかというと、日本人の平均塩分摂取量は今、1日10.5グラムだと言われております。

それに対して、厚生労働省が目安としているのが男性が8グラム、女性が7グラムです。

日本人の平均摂取量は、それに対して3割ぐらい多いということです。

さらに、透析患者さんの塩分摂取量は上限が6グラムです。

要するに、今皆さんが普段食べられている食事の半分の塩分摂取量で過ごしていかないといけないということです。

それでも多いと言われるぐらいです。

それに対して、ラーメン1杯の塩分量は7.5グラムですから、既に1杯食べるだけで超えてしまいます。

このような生活を彼らは強いられています。

では実際に、ここにいらっしゃる皆さんは、ご自身がどれくらいの塩分を摂られているかご存知ですか?

こちらのスライドをご覧ください。

担々麺10.9グラム、とんこつラーメン8.9グラム、昨日の夜、飲んだ後にとんこつラーメンを召し上がった方はいらっしゃいませんか?

もうそれで、既に1日分の摂取量をオーバーしています。

例えば簡単に朝食を済ませようと、コンビニでお味噌汁とツナのおにぎりを食べたとします。

これだけで3グラムです。

これを1日3回食べると9グラムですから、8グラムの上限を超えてしまいます。

我々はこういう生活をしているのです。

塩分の過剰摂取はさまざまな病を引き起こす

では、塩分の過剰摂取は何をもたらすか?

塩分の過剰摂取は高血圧を引き起こします。

そして高血圧が続くと、動脈硬化が起こります。

そして動脈硬化は慢性腎不全につながり、慢性腎不全を起こすことで人工透析が必要になります。

そして人工透析を受ける状態にまでなると、塩分の代謝が低下して、同じものを食べていてもどんどん塩分の過剰摂取になっていきます。

こういう悪いサイクルが、常に我々の体の中で起こっているわけです。

我々はこの負のサイクルを断ち切る必要があります。

この負のサイクルを断ち切るうえで、一番重要なことは何か。

それが「減塩」です。

ただし、減塩というのは難しいです。食生活はなかなか変えられないからです。

味の濃い食事に慣れている人が、「味の薄いものを食べてください」と言われたら地獄ですよ。

僕自身、薄いお味噌汁なんて飲めません。

また、減塩料理は作る側にも手間がかかってしまうという側面もあります。

外食が非常に多い人も減塩するのは難しいですよね。

塩分吸着サプリで、塩分吸収を抑えるという発想

我々が出した結論は1つです。

「塩分を体に吸収させなければいい」という結論です。

色々な文献を読んだのですが、1988年の論文(※)の中に、食物繊維の一部に塩分を吸着して便中に出す機能がある、というものを発見しました。

▶編集注:辻 啓介 他:食物繊維のナトリウム吸着能が高血圧自然発症ラットの血圧に及ぼす影響, 日本家政学会誌, 39:187-195, 1988

それをベースに熊本大学と共同研究を行い、20種類以上の安全性の確立された食物繊維をスクリーニングいたしました。

その中で最も吸着効果が高かった食物繊維にさらに2種類の成分を配合することで、非常に高い効果が出ることを発見致しました。

実際ではどのような効果があるのかご紹介していきます。

まず試験管でのin vitroの実験ですが、1%の食塩水に我々のこのパウダーを加えます。

そうしますと1分後に0.58%という数値が現れます。

42%の塩分を既に吸着したということです。

この後に我々はマウスを用いた試験も行いました。

青色の線が食塩水のみを与えたマウスです。

そして赤色の線が、我々のサプリメントを与えた後に食塩水を同様に与えたマウスです。

1時間後の血中塩分のピーク値が、半分程度の上昇幅に抑えられているのが分かると思います。

その後さらに臨床評価、すなわち人間に対する効果の評価も行いました。

赤い棒が、我々のサプリメントを飲んだもの、グレーの棒がプラセボを飲んだものです。

ご覧の通り、60分後・90分後・120分後、すべての時間において血中塩分濃度の抑制が有意です。

「美味しいものを美味しく食べられる幸せ」が当たり前の世界を

このように、非常に高いエビデンスを示しながら、塩分吸収抑制のマーケットを広げていこうと思っております。

透析患者さんは現在、国内に32万人います。

高血圧の患者さんは、1,200万人いると言われております。

そして妊娠中毒症(妊娠高血圧症候群)、これも実は塩が大きな原因なのですが、これも毎年100万人生まれています。

同様に、塩分の過剰摂取は世界中の課題です。

WHOは2025年までに塩分摂取量の30%カットを目標としております。

このように、美味しいものを美味しく食べられる幸せが当たり前である世界を、我々は実現したいと思います。

どうぞよろしくお願い致します。

(終)

実際のプレゼンテーション動画もぜひご覧ください。

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編集チーム:小林 雅/本田 隼輝/尾形 佳靖/戸田 秀成/鈴木ファストアーベント 理恵

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