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ゼロイチの成功体験で、“未来”に気づくきっかけを!次世代キャリア教育「エナジード」(ICC KYOTO 2019)【文字起こし版】

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ICCサミット KYOTO 2019 スタートアップ・カタパルトに登壇いただいた、エナジード 氏家 光謙さんのプレゼンテーション動画【ゼロイチの成功体験で、“未来”に気づくきっかけを!次世代キャリア教育「エナジード」】の文字起こし版をお届けします。ぜひご覧ください!

ICCサミットは「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場です。毎回200名以上が登壇し、総勢900名以上が参加する。そして参加者同士が朝から晩まで真剣に議論し、学び合うエクストリーム・カンファレンスです。 次回ICCサミット FUKUOKA 2020は、2020年2月17日〜20日 福岡市での開催を予定しております。参加登録は公式ページをご覧ください。

本セッションは、ICCサミット KYOTO 2019 プレミアム・スポンサーのラクスル様、プラチナ・スポンサーの日本アイ・ビー・エム様にサポート頂きました。


【登壇者情報】
2019年9月3日〜5日開催
ICCサミット KYOTO 2019
Session 1A
STARTUP CATAPULT スタートアップの登竜門
Supported by ラクスル & 日本アイ・ビー・エム

(プレゼンター)
氏家 光謙
株式会社エナジード
代表取締役
公式HP | STARTUP DB | LinkedIn

2009年東京学芸大学卒業後、トレンダーズ株式会社に入社。戦略PRの企画営業職・新規開拓リーダーとして1,000以上の企画書を作り、多くの大手企業窓口を開拓。2012年IPOのタイミングで独立、日本に2回目の成長期をつくるために株式会社エナジードを設立。ミャンマーやバングラディシュなど新興国をまわり、人の力の根源を模索。「かっこいい大人」を増やすために新しい教育を体系化。2016年に最先端の映像技術とハイデザイン・ITを駆使した、中学・高校で学ぶことができるコンテンツ「ENAGEED」を形にし、現在200の学校と70の学習塾にて導入。教材の改版を繰り返しながら、フィリピン・ガーナ・ボリビアでも展開。2019年にWiL社より4.4億円の資金調達を実施。現在、企業向け人材育成ツール「ENAGEED for Biz」を立ち上げ大手企業を中心に導入が進んでいる。

「ICC KYOTO 2019 スタートアップ・カタパルト」の配信済み記事一覧


氏家 光謙さん 皆さん、おはようございます!

エナジードの氏家(うじけ)です。よろしくお願いします。

私たちは、中学生や高校生が「かっこいい大人になる」ことをミッションとして掲げています。

このミッションを達成するための教育コンテンツを開発して、全国の学校に提供させていただいています。

ゼロイチの経験から、自分の可能性を理解する

私たちは、中学生や高校生がやりたいこと・挑戦したいことを見つけた時に「どうせ無理」「やっても失敗する」ではなく、「やったらできる」と考えられるようになるためのコンテンツを、世界中に展開していこうと思っています。

まずは、私たちの教材を使った授業風景をご覧ください。

今までの教育にあるような「教えられた正解を暗記して、正確に答えれば評価される」といったものではありません。

自分なりの発案やアクションを評価されることで、自分の力で「ゼロから1」を生み、それが評価されることで、自分の可能性を理解していく。そんなサイクルを繰り返し続ける教育です。

サービス名は「次世代型キャリア教育 ENAGEED (エナジード)」です。

次世代型キャリア教育「ENAGEED (エナジード)」とは?

私たちは、「エナジード」の7つのコンテンツを常に改版を繰り返して、最新のものにアップデートしながら、学校や塾、企業に提供させていただいています。

例えばこちらの最新バージョンでは、ページをめくるといきなり「かっこいい大人って、どんな大人?」という問いから始まります。

エナジードでは、こういった問いへの答えを考え、そこから予想される「未来」をキャッチアップします。

これまでの歴史の中で、人々が社会に対して「もっとこうだったらいいな」「こういう違和感があるな」と考えアクションを起こしたことで、どのようにして現在の世界につながってきたのか?

そうしたストーリーから自然と「人間の可能性」を理解し、「自分の可能性」を考えられるような内容からはじまります。

自分の可能性を知ることは、「今」存在している課題の発見につながります。

課題を自分事として捉えるようになれば、その課題を解決し、よりよい世界を築くための方法を発案します。

そして、発案した方法を実際にアクションに移して、実現につなげていく力を身につけます。

わずかなインプットとともにたくさんのアウトプットを繰り返して、自分の力に変えていくコンテンツになっています。

「社会」「未来」「世界」「他者視点」と、ステージを変えながら「ゼロからイチ」を繰り返していきます。

そして「挑戦」「目的意識」を通じて、「自分が選んだ道を正解にする力」を手に入れていくコンテンツです。

制作の内製化により、洗練された動画クリエイティブを追求

今の子どもたちは、TikTokやYouTube、ゲームを通じて、ビジュアルの感受性に長けている世代です。

そういった子どもたちのイメージを広げやすくするために、クリエイティブに注力しています。

すべてのコンテンツ制作は完全に内製化しており、改版をひたすら繰り返していきながら、学校の先生や子どもたちがコンテンツの世界観に入り込めるように、日々磨き込みを行っています。

次世代教育を担う「教員」向けの育成プログラムも

このようなコンテンツを、先生方が生徒に対してしっかり自分の経験を交えて話せるようになるには、先生方のナーチャリング(育成)もとても重要です。

私たちは、先生自身が未来をキャッチアップしながら、「これからの子どもたちに対して、自分たちは何を伝えていく必要があるのか」を気づけるサポートプログラムを複数提供しています。

そうした先生向けのコンテンツを一部ご覧ください。

現在、先生方が未来をキャッチアップする機会というのは、やはり多くはありません。

先生方が未来をキャッチアップして、「これから子どもにどうなっていって欲しいのか」「教師という仕事を通じて、目の前の子どもたちがどういう気づきを得ればいいのか」を、一人ひとりが目的意識を持ち、達成するためのコンテンツになっています。

こういった授業を繰り返した結果、生徒からは次のような言葉が届いています。

先生や保護者からは、次にような言葉をいただいています。

こういった一つひとつのシーンを生み出すために、創業当初から3,000枚以上の紙を書き上げ、その組み立て直しをずっと続けていき、形にしてきました。

そこからまた3年間かけて1,000校以上の学校を回り、コンテンツの推敲を続けて今に至ります。

2021年の入試改革も追い風に、さらなる展開を目指す

文科省や経産省が教育を変えていこうとする現在の方向性と、こういったコンテンツは非常にシンクロしています。

現時点で学校は200校、塾は70塾、そして多くの企業でも導入が進んでいます。

国内だけではなく、海外でも展開しています。

海外での様子を動画でご覧ください。

子どもたちが自分たちの可能性に気づく瞬間のキラキラした表情は、世界共通で本当に素敵です。

テクノロジーの力で、新たな教育指標の確立を

エナジードのメンバーは学校関係者や教育関係者というよりかは、ビジネスのハイレイヤーなメンバーが増えてきています。

紙のテキストブックだけではなくタブレット版の普及も始まっており、そこから得たデータをもとに、偏差値以外の新しい基準の確立にも取り組んでいます。

次世代研修プログラムとして、企業にも多数展開

こうした教材は、大人にも需要があります。

受け身・指示待ちという発想ではなく、「自分から能動的に世の中に関わっていく」「発案して実行に移していく」といった発想が企業からも求められているからです。

この研修プログラムを受講した多くの社員が、毎朝「今日は何をやらされるのかな」という受け身の姿勢から、「何をやってやろうかな!」という姿勢に変化しています。

市場の拡大をクロスセルとともにつなげており、合計26兆円の市場を狙いにいっています。

「能動的に生きる考え方」が均等に普及する世界を

「教育の機会均等」という言葉を、皆さんご存じだと思います。

教育が受けられない子どもたちに対しての「教育の機会均等」は最低限の大事な考えだと思います。

私たちはさらに、都心のベンチャーで育った経験、子どもに挑戦機会を与える親元で育った経験、スポーツで信念のある監督の指導を受けた経験など、そのような特別な機会があったからこそ得られた「能動的に関わる考え方」をも機会均等化させていきたいと考えています。

「一人ひとりが自分の可能性を理解し、自らの生き方に誇りを持てる社会へ」

次世代の可能性を本気で広げる、エナジードでした。ありがとうございました。

(終)

実際のプレゼンテーション動画もぜひご覧ください!

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編集チーム:小林 雅/尾形 佳靖/戸田 秀成/小林 弘美

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