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ICC KYOTO 2023のセッション「大人の教養シリーズ「美食」について語りつくす(シーズン7)」、全8回の⑤は、シンクロ西井さんが紹介する、日本やアジアで体験できる世界のベストレストランです。そのなかでも近場のアジアのなかでも、タイのバンコクには美味しいレストランが集中しているそう。ぜひご覧ください!
ICCサミットは「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場です。そして参加者同士が朝から晩まで真剣に学び合い、交流します。次回ICCサミット FUKUOKA 2024は、2024年2月19日〜 2月22日 福岡市での開催を予定しております。参加登録公式ページをご覧ください。
本セッションのオフィシャルサポーターは ノバセル です。
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【登壇者情報】
2023年9月4〜7日開催
ICC KYOTO 2023
Session 9E
大人の教養シリーズ「美食」について語りつくす(シーズン7)
Supported by ノバセル
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▶「大人の教養シリーズ「美食」について語りつくす(シーズン7)」の配信済み記事一覧
世界を旅行してきた西井さんが推す日本のすごさ
西井 僕のコンテンツ、5分だけ話していいですか？
美食に精通している人には、今の話はめちゃくちゃ面白かったと思いますが…僕はもう少し、簡単に解説してみます。
実は、似たような話を僕も持ってきておりまして。
今日の登壇者にはサイヤ人が多いので、僕は解説しに来ただけですので…。
榊 シーズン7にして、久しぶりに、西井さんが自己紹介以外のコンテンツを。
西井 僕は普段あまり話せないので、今日は5分だけ話させてください。
榊 はい、ではよろしくお願いします。
長谷川 西井さんの話は、美食セッションにおける箸休めと言われていますから（笑）。
（一同笑）
西井 やめろ、旨味がないみたいな話は（笑）。
西井 よく言っている話ですが、僕は旅行が好きです。
旅行が食によってさらに楽しくなったので、皆さんにもどんどん旅行に行ってほしいと思っています。
僕はいつも、日本はすごいと言っていますが、ミシュランの星の獲得数の世界都市ランキングを見ても、東京、京都、大阪と、日本の都市は3つも入っています。
つまり、充実しているので、日本はすごい国だということです。
これは、旅行で行った国の食事が美味しかったかどうかの満足度ランキングです。
1位イタリア、2位ギリシャ、3位スペイン、4位日本です。
つまり、日本は食事が美味しいと海外からも思われているということで、ぜひ、日本人には分かってほしいです。
ですから、日本の食を僕らはすごく大事にすべきです。
今、日本は不景気ではありますが、みんなで旅行や食事を大事にしながら、産業を守っていかなければいけないと思っています。
5位にインドとメキシコが入っており、実はフランスはそれほど上位ではないなど、いくつか面白いポイントがあります。
検索すると出てくるので、よかったら見ていただければ。
山本 投票者はどういうセグメントですか？
西井 海外メディアで…多分、トリップアドバイザーみたいなところの評価ですね。
山本 フランスが低いのは、おそらくこれは値段がカジュアルな食事を対象にしているからではないかと思います。
西井 多分そうですね。
山本 昼が1,000～2,000円で、夜5,000円から1万円はしないくらいの…。
宮下 1位から3位の国の顔ぶれを見ると、そんな感じがしますね。
西井 多分、一般的な、観光旅行の時の食事の満足度ランキングだと思います。
でも、日本が高い位置にランクしているのは、チャンスだと思っています。
世界のベストレストラン50は有名美食家が投票
西井 宮下さんも取り上げていた「世界のベストレストラン50」は、世界の有名な美食家が投票しているものです。
1位は、ペルーのリマにある「Central」というレストランです。
2位がバルセロナ、3位がマドリードにあるレストランです。
6位もペルーですので、先ほどあった、最近は南米が強いというのはここからきています。
せっかくなので1軒ご紹介すると、1位のCentalは日本に「MAZ（マス）」として進出しています。
比較的まだ予約が取りやすいので、皆さん、わざわざペルーまで行かなくても日本で食べられると思います。
山本 この店は僕が前回紹介したのですが、知っていました（笑）？
西井 あ、はい、知っています（笑）。
（一同笑）
クリリンをいじめないでください…。
▶編集注：クリリンは、漫画『ドラゴンボール』のサイヤ人の主人公・悟空と共に戦う仲間。
ウィークリー☆キャラクター紹介！第13回目は孫悟空修業編の「クリリン」！（ドラゴンボールオフィシャルサイト）
長谷川 さすがキャズムの先にいる人は、時間軸が違いますね（笑）。
（一同笑）
榊 キャズムの「ム」と言われていましたからね（笑）。（Part.3参照）
西井 キャズムの「ム」は、会場の皆さんに説明しています（笑）。
今、アジアで強いのはバンコク
西井 そしてこちらが、先ほどのランキングのアジアだけのものです。
先日バンコクに行ったのですが、表の中で赤く網かけしてるのがバンコクでして、今、強いです。
ここにいる皆さんはバンコクやアジアに行く機会が多いのではないかと思うので…オンラインで予約できるところが多いと思います。
シンガポールも多いですね。
また、アジアで1位になった「ガガン アナンド」に行ってきました。
オーナーはインド人で、先ほど名前の挙がった「エル・ブジ」というスペインのお店での経験があるので、インド料理とエル・ブジの料理をミックスさせたようなメニューを提供しています。
実はこちらも、福岡に「GohGan（ゴウガン）」というお店があるので、バンコクに行かない人は福岡で体験できます。
宮下さんも「エル・ブジ」をきっかけに…とお話しされていましたが、映画や小説もあるので、ぜひ読んでみてください。
「エル・ブジ」出身者のお店も結構あります。
Nomaの天才シェフに密着したドキュメンタリー映画
西井 そして、Nomaです。
Nomaについての映画もあるので、ライトに見ていただくのも良いと思います。
▶映画『ノーマ、世界を変える料理』公式サイト (longride.jp)
最後に、宮下さんのLURRA°には、まさにNoma出身のシェフがいます。
京都ですし、LURRA°に行ければいいのではと思います。
私からは、海外のレストランと、その中でも日本に来ていて体験できる店を紹介しました。
ぜひ行ってみてください。
榊 ありがとうございます。今日は、ちょっと教養が深まりましたね。
山本 勉強になった。
長谷川 山本さん、勉強になったって、マイク持たずに言ってますからね（笑）。
（一同笑）
西井 えっ、この話、要らなかった（笑）？
榊 いや、本当に面白かったですよ。
西井 いや、僕は一般人である観客の皆さんに伝えているだけなんですよ。
あなたたちの話はさっきから、難しすぎるので。
長谷川 ヤムチャが武道を教えている感じですね。
▶編集注：ヤムチャは、漫画『ドラゴンボール』の登場人物。相手の強さを読者に見せつける形で負けるパターンが多く、勝利シーンは少ないとされる。（Wikipediaヤムチャ参照）
西井 （笑）やめなさい。
榊 では残り20分なので、最後にハセマコさん、美食道のシーズン7をよろしくお願いします。
（続）
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編集チーム：小林 雅／星野 由香里／小林 弘美／浅郷 浩子／戸田 秀成