▶平日 毎朝7時に公式LINE@で新着記事を配信しています。友達申請はこちらから!
▶ICCの動画コンテンツも充実! Youtubeチャネルの登録はこちらから!
「イノベーティブなプロダクトを生み出す開発/エンジニアリング・マネジメント」【K16-8D】セッションの書き起し記事をいよいよ公開!10回シリーズ(その1)は、モデレーターであるソラコムCTO安川さんに自己紹介頂きました。是非御覧ください。
ICCカンファレンスは新産業のトップリーダー160名以上が登壇する日本最大級のイノベーション・カンファレンスです。次回 ICCカンファレンス KYOTO 2017は2017年9月5〜7日 京都市での開催を予定しております。
▼
登壇者情報
2016年9月6日・7日開催
ICCカンファレンス KYOTO 2016「ICC SUMMIT」
Session 8D
「イノベーティブなプロダクトを生み出す開発/エンジニアリング・マネジメント」
(スピーカー)
大宮 英紀
株式会社リクルートライフスタイル
執行役員
菊池 新
株式会社ナビタイムジャパン
取締役副社長 兼 最高技術責任者
徳生 裕人
グーグル株式会社
製品開発本部長
平栗 遵宜
freee株式会社
執行役員 開発本部長
(モデレーター)
安川 健太
株式会社ソラコム
取締役CTO
▲
▶「イノベーティブなプロダクトを生み出す開発/エンジニアリング・マネジメント」配信済み記事一覧
安川 健太 氏(以下、安川) 皆様こんにちは、ソラコムの安川と申します。壇上から失礼致します。
▼
安川 健太
株式会社ソラコム
最高技術責任者
世界中のヒトとモノがつながり共鳴する社会の実現を目指し、株式会社ソラコムを共同創業。大学院時代のIPネットワークのQoSに関する研究、エリクソンリサーチでのテレコムとWebの協調やM2M/IoTに関する研究開発、AWSでのソリューションアーキテクト及び開発チームなど、これまでの経験全てを注ぎ込んでIoTプラットフォームSORACOMの開発・運用にチームと一丸となって取組んでいます。CTO of the Year 2015/TechCrunch Japan受賞
▲
本セッション、「イノベーティブなプロダクトを生み出す開発/エンジニアリング・マネジメント」ということで、既に司会者から紹介がありましたが、豪華なパネラーの皆様に来ていただきました。
それぞれの組織の違いや、エンジニアリングで気を付けられていること、考えられていること、ビジネスとエンジニアリングの関わり方、その他諸々の製品に関する悩み、ライフサイクルなどいろいろなことについて、皆さんとお話しさせていただければと思っております。
ソラコムCTO安川さんの自己紹介
簡単に自己紹介をさせていただきますと、株式会社ソラコムでCTOを務めております。
弊社はまだまだ若い会社ですので、本日のセッションでは、いろいろなプロダクトを生み出され、経験豊富な皆様から学ばせていただくつもりで、お話を聞かせていただこうと思っています。
私自身の略歴ですが、大学卒業後、交換機や基地局を作っているエリクソンという会社の研究所にしばらくいた後、前職となるアマゾン社でAmazon Web Services(AWS)のソリューションアーキテクトをしていました。
その後、創業メンバーとしてソラコム社に移ったという経緯です。
続いてソラコム社の紹介をさせていただきますと、モバイルネットワークとクラウドを融合させたIoT向け通信プラットフォームを提供している会社です。
IoT時代には、たくさんのものがネットワークにつながっていきますが、そのネットワークにつなげる部分の回線と、そこに付加価値を加えたサービスを提供しています。
アマゾンでこのようなSIMカードを買えるのですが、このSIMカードを、例えば、ホームゲートウェイ、車、家のスマートロックなどに入れていただくと、それがネットワークにつながり、いろいろなことができるようになるというプラットフォームのためのサービスです。
今回のICCカンファレンスではIoT向けスタートアップの皆様のお話もありますが、我々はどちらかというと、その裏側で皆様のお手伝いをするプラットフォームという位置付けです。
弊社のサービスでは、NTTドコモの無線ネットワークを使わせていただき、モノをネットワークにつないでいきます。
その他にも、ウェブのコンソールやAPIを用意しており、通信回線をウェブから操作できるというサービスも提供しています。
このようにコンソールを使って、お客様が多くの通信回線をまとめて管理できる仕組みを提供したり、その管理を自動化する仕組みを提供することで、IoT通信を実現するお手伝いをしております。
いろいろなサービスをスピーディに提供していくことに努めており、リリース以来、スライド上にありますように、AからGまで順番に並んだサービスを提供してまいりました。
今日は特に、こういったサービスを生み出すうえでの悩みどころを、私自身もいろいろありますので、その辺りを皆さんがどうされているのか聞いていきたいと思っております。
おかげ様で多くのお客様に弊社のサービスをご利用いただいており、今日この後もお話があるかと思いますが、リクルートライフスタイル社のAirレジでもSORACOMを実際に使っていただいております。
このように、スタートアップのお客様から大企業のお客様まで幅広くご利用いただいているサービスです。
自己紹介は以上となりますが、私はそういった意味で、本日はスタートアップの立場から、様々な経験をお持ちのパネラーの皆様にいろいろと質問させていただきたいと思います。
同じくスタートアップで大活躍されているfreeeの平栗さんもいらっしゃいますし、言わずと知れたグーグル社の徳生さんにも来ていただいています。
ナビタイムの菊池さんは、早い段階からナビゲーションサービスというアプリケーションを提供されてきた先駆けですので、そういったお話も聞ければと思っております。
そして大宮さんも、後ほどご本人からご説明があるかと思いますが、Airレジという、ありとあらゆるタブレットをPOSレジにして、場所を問わず誰でも商売ができるという非常にイノベーティブなサービスを提供されています。
皆さん、世界を変えるプロダクトを出されていますので、まずはそのお話を伺っていくところから本セッションを始めたいと思っております。
それぞれプレゼンテーションを用意していただいているかと思いますので、大宮さんから順番に自己紹介をお願い致します。
(続)
続きは リクルート「Airレジ」を統括する大宮氏の意外な経歴 をご覧ください。
https://industry-co-creation.com/management/10352
編集チーム:小林 雅/榎戸 貴史/戸田 秀成/鈴木ファストアーベント 理恵
【編集部コメント】
続編(その2)では、Airレジを統括するリクルートライフスタイル執行役員大宮さんに自己紹介頂きました。是非ご期待ください。他にも多く記事がございますので、TOPページからぜひご覧ください。
更新情報はFacebookページのフォローをお願い致します。