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ICC KYOTO 2025のセッション「ウェルビーイング経営を語り尽くす」、全7回の②は、産業医として25年のキャリアを持つ、丸井のChief Well-being Officer小島 玲子さん、日本に「ウェルネス」を広げようと情熱を燃やすhacomono蓮田 健一さんが登場。住友生命 藤本 宏樹さんは、日本がウェルビーイング先進国となり世界に発信するためのエコシステム「WE AT」を紹介します。ぜひご覧ください!
ICCサミットは「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場です。毎回500名以上が登壇し、1,200名以上が参加する。そして参加者同士が真剣に議論し、学び合うためのカンファレンスです。次回ICCサミット KYOTO 2026は、2026年8月31日〜9月3日 京都市での開催を予定しております。参加登録は公式ページのアップデートをお待ちください。
本セッションのオフィシャルサポーターは住友生命保険です。
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【登壇者情報】
ICC KYOTO 2026
Session 8B ウェルビーイング経営を語り尽くす
Sponsored by 住友生命保険
(スピーカー)
石川 善樹
公益財団法人ウェルビーイング for Planet Earth
代表理事
小島 玲子
丸井グループ
取締役上席執行役員CWO
中川 淳
PARADE
代表取締役社長
蓮田 健一
hacomono
代表取締役CEO
(モデレーター)
藤本 宏樹
住友生命保険相互会社
常務執行役員
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藤本 それでは、小島さん、よろしいでしょうか。
産業医として25年間、働いて具合が悪くなる人たちを見てきた丸井 小島さん
小島 玲子さん(以下、小島) 皆様、こんにちは、丸井グループの小島です。

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小島 玲子
丸井グループ
取締役上席執行役員CWO
医師、医学博士。大手メーカー専属産業医を約10年務めた後、2011年より丸井グループ専属産業医。14年、健康推進部(現ウェルビーイング推進部)の新設にともない部長に就任、同社の健康経営の推進役となる。19年執行役員、21年取締役CWO(Chief Well-being Officer)、23年より現職。日本で初めて、産業医として上場企業の取締役に就任。著書に『産業保健活動辞典』 (バイオコミュニケーションズ)、『職場面接ストラテジー』(同)、『夢中になれる組織の科学 働きがいのメカニズムを解き明かす』(日経BP)など。
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「働く人たちが元気になる」ことに貢献したいというのが、私のライフミッションです。
私は共働き家庭で育ち、皆さんのように今、日本を支えている生産年齢の人たちを支える医師になりたいと思い医師になったのですが、病院は基本的に高齢者の方が多いところなので、産業医になりました。
25年間産業医をしていまして、最初の10年ぐらいは、働いていて具合が悪い人を6,000人ぐらいひたすら見てきました。
そんな中で思ったのは、「なぜこんなに(多くの人が)働いて具合が悪くなってしまうのだろう」ということです。
1日8時間×週5日×何十年間も働いているのに、これが苦役だったら幸せでないのではないかと思い、働く人を元気にすることに対して、自分のバックボーンを通じて貢献したいと思って仕事をしています。
その方向性が丸井グループと一緒だったので、丸井グループの取締役Chief Well-being Officerを務めています。
今日はよろしくお願いします。
藤本 よろしくお願いします。ちなみに小島さんは、ICCサミットに初登場です。
個人的な意見ですが、丸井グループは日本で一番ウェルビーイング経営をしっかりされている会社だと思っていまして、小島さんにどうしてもお話を伺いたいと思い、今日来ていただきました。
スライドの一番下に小さく『夢中になれる組織の科学 働きがいのメカニズムを解き明かす』と書いてありますが、2025年7月に発売したばかりの本で、とても面白いので、ぜひお読みください。
それでは、蓮田さん、よろしくお願いします。
ウェルネス産業で健康課題の解決を目指すhacomono蓮田さん

蓮田 健一さん(以下、蓮田) 皆さん、こんにちは。
株式会社hacomonoの蓮田と申します。
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蓮田 健一
hacomono
代表取締役CEO
株式会社エイトレッドの開発責任者としてX-point、AgileWorksを生みだす。2011年に震災で傾いた父の会社を継いだ後、介護事業に関わる中で、病気になる前の予防の重要性に気付きフィットネス分野に注目。2013年7月に株式会社hacomono(旧社名まちいろ)を創業。2019年3月にはウェルネス産業向けバーティカルSaaS「hacomono」をリリース。
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今日のテーマはウェルビーイングですが、会社のミッションは、「ウェルネス産業を、新次元へ。」です。
「ウェルネス」をテーマに、フィットネスクラブや運動のスクール、公共の運動施設向けのSaaSビジネスをしている会社です。
自分自身が今の会社を起業する前に、一時、潰れそうになっていた父の会社を継いで、介護の会社を経営していました。
日本で介護の会社を経営していると、普段の生活習慣にまつわる病気の患者さんや認知症の患者さんがあまりにも多いことに気づきます。
要介護度の高い方たちは、生活習慣病を併発する方も多く、かつそういうことが急に起こると、家族もなかなか対応できないことが非常に多かったです。
小さい頃から海外に行く機会が非常に多く、スポーツがもともと好きでした。
日本ではスポーツクラブに入っても結局続きませんし、気づけば“行かなければいけない”場所になりがちです。
海外ではどちらかというと、スポーツクラブに入ってカッコよくなりたい、きれいになりたい、モテたい、生き生きと過ごしたいというように、カルチャーの違いも感じます。
我々が取り組んでいることを、もう少し日本全体のカルチャーとして、一緒にウェルネスを広げていきたい、ITのプロダクトを作るというよりはそういう世の中を作りたいと、普段から「ウェルネス王に俺はなる」と言っています。
そうしたら、小林(雅)さんに声を掛けていただき、このセッションで登壇することになりました。
▶俺たちはウェルネス王になる(ken.hasuda)
藤本 (笑)
蓮田 本日はよろしくお願いします。
藤本 ありがとうございます。
個人のウェルビーイングを育むアプリをローンチ

藤本 私は住友生命保険にずっとおりまして、会社人生もあと少しということで、世の中に役立つことをやろうと思い、最近社外の活動を色々するようになっています。
そもそもなぜこのセッションをするのか背景だけお話ししますと、住友生命はWaaS(ウェルビーイング as a Service)、ウェルビーイング産業を世の中に広げていこうとして活動しています。
右側は宣伝ですが、9月に、個人のウェルビーイングを応援する「シアフル」というアプリを出します。
個人のウェルビーイングも応援していますが、B2B2E(Business to Business to Employee)と呼ばれる、いわゆる健康経営、従業員の方の健康やウェルビーイングを応援するサービスをやっていこうと、左側に書いた色々な領域でサービスをローンチしました。
ウェルビーイング経営は、もともと流行らせたいと思っていました。
今日の前身のセッション「ウェルビーイングビジネスの今後」を、石川 善樹さんとシーズン6までやってきましたが、その時にも話した通り、ウェルビーイング経営がキャズムを超えました。
▶1. 日本発、世界を目指すウェルビーイング産業のイベントで入賞した2組が登場(シーズン6より)
20%のビジネスパーソンがウェルビーイングを認知したと聞き、「きたぞ!ウェルビーイング経営」と思っていましたが、どうもウェルビーイング経営というものが、会場の方だけでなく自分自身も腹落ちせずに、もやもやとしてよく分からないなと思っています。
「ウェルビーイング経営はまだ早い?」
藤本 企業にお届けするサービスとして、従業員の妊活や不妊治療を応援するプレコンセプションケアサービスがあります。
従業員には健康問題、健康不安、特に女性では月経困難症、更年期などがありますよね。
そういうサービスを従業員が生き生きと働くためにぜひやりましょうと言うと、企業側から、「いや、うちはウェルビーイング経営はまだ早いと思っているんです」とよく言われます。
その他にも、「今は人的資本経営ですから」「健康経営ですか!?」「女性だけ応援するのは不公平になるのでだめなんです」とか。
あとよく言われるのは、「従業員の幸せは個人の問題だから、企業がやるようなことじゃないでしょ?」ですが、それはおかしいなと思っています。
従業員がウェルビーイング、それが幸せでも、健康でも、何でもいいのですが、ウェルビーイングになって生き生きと働いたら絶対に会社にプラスになるはずですが、どうもそれがまだまだ日本でも世界でもそうなってはいません。
「ウェルビーイング経営」という言葉が入るかは別として、企業が従業員のウェルビーイングを考える時代が来ないといけないのではないか、なぜこんなにもやもやとして、僕らも含めてよく分からないのかということで、このセッションを企画させていただきました。
ビデオにもありましたが、ウェルビーイングのビジネスや、ウェルビーイング経営を含めて、日本はウェルビーイングの先進国になれると思っていますので、世界に広げるために、色々な企業、大学と一緒にウェルビーイングエコシステム「WE AT」を作っています。

言葉は何でもいいのですが、企業がウェルビーイング経営みたいなことを考えるようにならないと、ウェルビーイング産業自体が育たないと思っていますので、ウェルビーイング経営について議論をして、自分も少しでもヒントを得たいなと思います。
会場からも質問をお受けしたいと思いますので、質問があれば手を挙げてください。
(続)
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編集チーム:小林 雅/星野 由香里/浅郷 浩子/戸田 秀成/小林 弘美


