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【速報】サケ造りで終わらない。男鹿のまちを醸し、日本の希望の星になる「稲とアガベ」がクラフテッド・カタパルト優勝!(ICC KYOTO 2024)

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「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場「Industry Co­-Creation(ICC)サミット KYOTO 2024」(2024年9月2日〜9月5日開催)、9月4日に「CRAFTED CATAPULT 豊かなライフスタイルの実現に向けて」 Sponsored by J.フロント リテイリングが開催されました。

第一線で活躍する審査員が注視する中、7社のものづくり企業が各7分間の熱いプレゼンテーションを繰り広げました。審査員の投票の結果、男鹿のまちを醸し日本の希望の星になる「稲とアガベ」が優勝しました!

優勝:サケ造りで終わらない。男鹿のまちを醸し、日本の希望の星になる「稲とアガベ」

2021年に秋田県男鹿市に「稲とアガベ醸造所」をオープン。新ジャンルのお酒「クラフトサケ」造りを行うとともに、レストラン「土と風」を運営。お酒を男鹿のまちに人を呼び込むメディアと捉えて、男鹿のまちを未来に残すためにまちづくりにも挑戦。2023年春、食品加工所「SANABURI FACTORY」を立ち上げ、廃棄リスクのある酒粕をマヨネーズにする加工生産をスタート。また同年8月一風堂監修レシピのラーメン店「おがや」を立ち上げる。2024年6月には宿「ひるね」を開業。半年以内にホテルや蒸留所の立ち上げを予定。地域の未来づくりのモデルケースになることを目指す。

岡住 修兵
稲とアガベ
代表取締役社長
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1988年、福岡県北九州市出身。神戸大学経営学部を卒業後、秋田県・新政酒造で酒造りを学ぶ。2021年に秋田県男鹿市に「稲とアガベ醸造所」をオープン。新ジャンルのお酒「クラフトサケ」造りを行うとともに、レストラン「土と風」を立ち上げ。2023年春、食品加工所「SANABURI FACTORY」を立ち上げ、廃棄リスクのある酒粕をマヨネーズにする加工生産をスタート。また同年8月一風堂監修レシピのラーメン店「おがや」を立ち上げる。2024年には宿「ひるね」を開業。今後はホテルや蒸留所の建設を予定しており、多くの優良な雇用を創出することを目指す。クラフトサケブリュワリー協会初代会長。

“田んぼを磨く”クラフトサケ造りから、秋田・男鹿を未来につなげる「稲とアガベ」(ICC KYOTO 2022)
【速報】新企画「SAKE AWARD」、初代優勝は秋田・男鹿のクラフトサケ醸造所「稲とアガベ」(ICC KYOTO 2023)

結果速報

ICCサミット KYOTO 2024 Session 8A 「クラフテッド・カタパルト」優勝は、男鹿のまちを醸し日本の希望の星になる「稲とアガベ」(得点: 55点)でした!

第2位は、諏訪がこれからの日本のまちづくりのモデルに。地域資源のリユースカンパニー「ReBuilding Center JAPAN」(得点: 42点)でした。

第3位は、廃棄される“泡盛粕”×AI発酵技術で、豊富なDHAと旨味を持つ藻を作るAlgaleX(得点: 30点)でした。

当日の中継映像もぜひご覧ください。

2位以下の登壇サービス・プロダクト一覧

第2位:諏訪がこれからの日本のまちづくりのモデルに。地域資源のリユースカンパニー「ReBuilding Center JAPAN」

長野県諏訪市にある地域資源のリユースカンパニーReBuilding Center JAPANは2016年設立。空き家や古材・古道具などの地域資源の循環を目指す店舗にはカフェが併設され、年間5万人の人で賑わう。2019年からエリアリノベーションに力を入れ、この5年で30軒ほどのお店が徒歩5分圏内にオープンした。2023年からは「リビセンみたいなお店やるぞスクール」を開催し、100名以上が参加。オンラインコミュニティLOCAL REUSE COLLECTIVEもスタートし、全国各地での地域資源循環をサポートしている。

東野 唯史
ReBuilding Center JAPAN
代表取締役
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84年生まれ。名古屋市立大学芸術工学部卒。 2014年より空間デザインユニットmedicalaとして妻の華南子と活動開始。全国で数ヶ月ごとに仮暮らしをしながら「いい空間」をつくりつづけてきました。 2016年秋、地域資源のリユースショップReBuilding Center JAPANを長野県諏訪市に設立。ReBuild New Cultureを理念に掲げ、次の世代に繋いでいきたいモノと文化を掬いあげ、再構築し、楽しくたくましく生きていける、これからの景色をデザインしていきます。 2022年に株式会社すわエリアリノベーション社設立し、諏訪の空き家活用を進めています。 2023年には「リビセンみたいなおみせやるぞスクール」の開催をスタート。全国にリビセンみたいなお店が増えて、みんなの地域資源が循環する仕組みづくりのサポートをしています。

諏訪発、地域資源の循環によるエリアリノベーションで暮らしを豊かにする「ReBuilding Center JAPAN」(ICC FUKUOKA 2024)

第3位:廃棄される“泡盛粕”×AI発酵技術で、豊富なDHAと旨味を持つ藻を作る「AlgaleX」

株式会社AlgaleXは、廃棄される泡盛粕を栄養源に微細藻類(学名:オーランチオキトリウム)を独自のAI発酵技術で培養。このうま味とDHA豊富な藻を「うま藻」として生産・販売。これまで海産資源に依存していたDHAの供給方法を刷新し、海洋資源の保全という課題を美味しく解決することを目指している。うま藻は、植物性ながらうま味が豊富でカラスミに似た深い味わいが特徴的。ミシュラン星付きレストランからも食材としての価値を高く評価されており、新たな食の楽しみと海洋資源問題の解決を同時に目指している。

高田 大地
AlgaleX
代表取締役社長
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総合商社の在職時に、「養殖魚を増やせば天然魚は減る」という問題を解決すべく新規事業を展開。課題の本質である「DHA」の天然魚依存を解消すべく、筑波大学で藻類研究をリードしていた多田(現CTO)と2021年に株式会社AlgaleXを沖縄にて起業。  水産課題解決の第一歩目として、捨てられている泡盛の粕からうま味とDHAが豊富な藻「うま藻」の開発に成功。国内外の高級レストラン・小売を中心に着実に広げてきている。

泡盛の酒粕で藻を大量培養! 食品廃棄物から植物性タンパク質やDHAを作り出す「AlgaleX」(ICC KYOTO 2021)【文字起こし版】

こだわりの“クリエイティブとクラフト”で、「コカ・ペプシ・イヨシ」となることを目指す「伊良コーラ」

2018年に東京に誕生したクラフトコーラ専門店・専門メーカー。代表を務める「コーラ小林」の祖父「伊東良太郎」(和漢方職人)工房「伊良葯工(いよしやっこう)」の跡地(東京・下落合)にて作られており、現在では、百貨店・飲食店・高級スーパー/小売店・レジャー施設・銭湯/サウナなど様々な店舗で取り扱いがある。全国約450以上の銭湯とコラボして本格的なクラフトコーラ風呂を展開し、日本ならではのクラフトコーラ体験を提案。さらに日本酒の酒蔵とコーラ粕を米と一緒に発酵させた新たな酒を製造するなど、新たな挑戦を続けている。

小林 隆英
伊良コーラ
代表取締役
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1989年・東京生まれ。北海道大学農学部卒業。学生時代には海外放浪をしながら世界中のコーラを飲み歩いたほどの「コーラマニア」。広告代理店に入社し、イベントプランナーの傍ら、大好きなコーラ創りの探究を始める。探究の過程で100年以上前のコーラのレシピをネットで発見。さらに「日本発のコーラを創れないか」と試行錯誤するなかで、和漢方職人だった祖父「伊東良太郎」の調合技術、そして職人魂に辿り着く。祖父の残したものを「100年以上前のコーラのレシピ」に応用することで、日本発のクラフトコーラ・伊良コーラを生み出すことに成功。 広告代理店を退職し、「コーラ小林」として活動を本格化。2018年に「コカ・ペプシ・イヨシと呼ばれるような日本発の世界的なドリンク」を創るために、伊良コーラ株式会社(旧:株式会社GRAND GIFT)を設立。

天然素材のオリジナルレシピで「コカ・ペプシ・イヨシ」を目指す「伊良コーラ(いよしコーラ)」(ICC KYOTO 2022)

世界一高級な栗蒸し羊羹で和菓子のイメージを変える「常陸風月堂(菓匠風月)」

世界一高級な栗蒸し羊羹「万羊羹」を製造・販売する株式会社常陸風月堂(菓匠風月)は創業1948年。76年の歴史を持つ和菓子メーカーで、茨城県日立市に拠点を置く。万羊羹は茨城県産の最高級であり全国流通0.2%の希少な栗「飯沼栗」を使用し、伝統的な製法で作られ、弊社独自の真空冷凍技術により通常2〜3日の賞味期限を1年にまで伸ばすことが出来た、日本唯一の栗蒸し羊羹である。フェアトレードを通じて栗農家の収益向上を目指し、持続可能な農業を支援する。さらに、高単価の和菓子が売れないという業界の固定観念を打破し、和菓子の価値を再認識させることを目的としている。

藤田 浩一
常陸風月堂(菓匠風月)
代表取締役社長
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茨城県日立市「常陸風月堂」3代目。専門学校、修行を経てUターン。消費者、生産者、全てが笑顔になれる「笑顔の連鎖と循環」が理念。 2019年、世界博物館会議にて日本のお菓子店で唯一参加し、世界のV I Pに和菓子の実演、体験を行う。2020年代表取締役に就任、3代目当主に。家業イノベーション・アイディアソンイノベーター。2021年、茨城県北ビジネススクール最優秀賞、1本1万円、世界一高級な栗蒸し羊羹「万羊羹」を発売しクラウドファンディングにて支援率471%達成。 2022年、和菓子業界初、台湾でのクラウドファンディング支援率597%達成。世界的パッケージアワード「pentawards」銀賞受賞。 2023年、茨城県北BCP審査員特別賞、中小企業庁主催全国アトツギ甲子園ファイナリスト。中小企業リーダーズサミット登壇、ICCフード&ドリンクアワード オーディエンス賞受賞、第1回アトツギアワード ロングターミズム賞受賞。2024年アメリカ2大フードショー「Summer Fancy Food Show NY」出展。

ティラミスブームを再び日本へ。理想のティラミスを追求する専門店「Tiramisu No.6」(RUSO)

株式会社RUSOが運営するティラミス専門店Tiramisu No.6は2023年11月にオープン。こだわりのティラミスは既製品を使用せずマスカルポーネから独自開発、上質なエスプレッソや厳選された素材を使用した他では味わえない特別なティラミスである。季節限定のフレーバーを含めた6種類のティラミスは、層が見えるようにとガラス瓶に詰めることで見た目にも美しく、17年のパティシエ経験を持つティラミシエが、1つ1つ丁寧に手作りしている。 甘さとほろ苦さの絶妙なバランス、濃厚なのに驚くほど軽く、ふわっと口の中で溶けていく超極上のティラミス体験を提供している。


中川 将
RUSO
代表取締役
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2021年、企業や経営者の想いや構想を具体化するブランディング事業「KATADORU.(象る)」を立ち上げました。多くの経営者の悩みや課題に寄り添う中で、自身も事業を起こすことを決意。2023年、「世の中に多種多様な流れを創る」をスローガンに株式会社RUSOを設立しました。現代の忙しさに追われ、人と人との繋がりが希薄になっている今だからこそ、より豊かな人間関係を築くことが重要だと考えています。そんな中、「お菓子を通して人の輪を広げたい」という想いを持つパティシエの玉木と出会い、ティラミス専門店「Tiramisu No.6」をオープン。現在、大阪の店舗やオンラインストア、ポップアップストアで冷凍ティラミスを販売しています。

冷凍熟成餃子で季節や地域、生産者のこだわりを包み伝える「ReLike」

「生を超える冷凍を」という開発コンセプトのもと、麹の力で冷凍中に旨味を引き出す技術をもとに、2024年に生まれた冷凍熟成餃子。現在は、オンラインにて数量限定で販売しており、今後は飲食店向けへ販路を拡大予定。

星 慧介
ReLike
代表取締役社長
ブランド公式HP

2016年 @cosmeを運営する株式会社アイスタイルに入社。 2018年、株式会社Spartyに入社。オーダーメイドシャンプーMEDULLA立ち上げ、 SNSマーケティングでの戦略実行×美容室卸事業の立ち上げを実施。 2021年 株式会社ReLikeを設立、過去の経験をもとに商品/事業開発を行う。 2024年 冷凍熟成餃子-ond°をローンチ。

表彰式

(終)

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編集チーム:小林 雅/谷 郁果/浅郷 浩子/小林 弘美/原口 史帆/古川 琢郎

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