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ICCサミット運営チームレポート:スタッフMVPディナーでも「ともに学ぶ」。登壇者と熱量あるコミュニティづくりを議論!

【MVPディナーレポート】みなさんこんにちは。ICCコミュニティの活動を内側からお伝えする浅郷(入社して50日目)です。4月18日の夜、ICCサミット FUKUOKA 2018スタッフのMVP受賞をお祝いするディナーが開かれました。今回はその模様をレポートします。

次回 ICCサミット KYOTO 2018 の運営チームを募集しています!興味のある方は、募集ページを是非ご覧ください。


みなさんこんにちは。ICCコミュニティの活動を内側からお伝えする浅郷(入社して50日目)です。4月18日の夜、ICCサミット FUKUOKA 2018運営チーム内で選ばれたMVP受賞をお祝いするディナーが開かれました。今回はその模様をレポートします。

スタッフMVPとは何か?

このレポートを書いている4月20日で、福岡のサミットからちょうど2か月目。

ICC史上最大動員かつ最高の盛り上がりを見せた3日間、運営チームに参加したスタッフのみなさんは、それぞれ一生懸命力を尽くしたと思いますが、そのなかでも特に輝いたスタッフがいます。

それがMVP。これはどうやって決まるかというと、サミット終了後に行われるスタッフ間の投票で、3名まで投票ができます。

「ここがすごかった」「この人のこんなところを尊敬」「あの時は頼りになった」など理由を書きながら投票します。

そこで全スタッフ約80名の中から選ばれた上位9名と歴代のMVP、さらにICCサミットでたびたび登壇いただいている予防医学者の石川善樹さん、楽天の北川拓也さん、スタートアップ・カタパルトで優勝したMellowの柏谷泰行さんにもご参加いただき、ICCパートナーズの入っているビルのお隣にある赤坂四川飯店にて、素晴らしいごちそうを囲みました。

料理の鉄人、陳建一さんの麻婆豆腐が有名な店です

MVPは初参加ながら1位に輝いた北原透子さんとベテラン市川大樹さんをはじめ、西川友邦さん、金田拓也さん、渡辺敬吾さん、柘植翔太さん、鵜飼杏奈さん、小山壮士さん、福西祐樹さん、榎戸貴史さん、今井悠介さん、佐藤克唯毅さんというそうそうたるメンバー。

この日残念ながら来られなかった門馬愛佳さんも含め、このスタッフを一言で表すとズバリ、意識が高い! 仕事熱心! まじめ! 熱い! 博識! 視野が広すぎ! 問題解決力高すぎ! ICC大好き!……全然一言ではありませんが、とにかくすごいのです。

2つの円卓に分かれてディナー

こういう方々が、まさかただ「わ〜いMVP!」と、おとなしく食事を楽しむわけがありません。しかも石川さん、柏谷さん、北川さんというゲストをお迎えしているのです。

予防医学者の石川さんが登場

まず、会場に到着したのは石川さん。最近は企業に依頼されて、イノベーションが生まれる環境作りに携わられているそうです。

この日も、石川さんが監修されている、集中を深めるワークスペースJINSの「Think Lab」の話から始まりました。

Think Lab – 世界一集中できる場”を目指し、進化し続ける会員制ワークスペース

石川さんのいるところ笑いあり!

石川さん「働き方改革のご時世ですよね。いい職場環境には『笑い』がある。そのうえ『セレンディピティ(予測できない偶然の発見)』がある。自分の持ち場でも、外でもない空間……職場の喫煙所とか、縁側的な場所をなくしてしまうのは、イノベーションを生む意味ではマイナスですよ」

そういう意味では、ICCサミットという、ゆるやか&つながりのある場は、登壇者・参加者のみならず、スタッフでもイノベーションが生むには最適の場かも……?などと想像していると、

「そこで、ゾロアスター教にヒントを得た場所を作っているんです!」

▶石川さんが語るゾロアスター教の記事は、

組織の原型は古代ペルシア帝国のゾロアスター教にあり(石川善樹) 」へ。

Mellow柏谷さん、”石川善樹 流”自己紹介を学ぶ

MVPが続々到着するなか、Mellowの柏谷さんが登場しました。

▶柏谷さんがスタートアップ・カタパルトで優勝したプレゼンテーションは、Mellow「TLUNCH」はフードトラックと空きスペースをマッチングし、ランチ難民を救う(ICC FUKUOKA 2018)【動画版】からご覧ください。

日本最大級のモビリティサービス・プラットフォーム「TLUNCH 青空シェフごはん」のプレゼンで優勝した柏谷さんは、ICCのスタッフがどんな人たちなのか知りたいとのこと。少年のような瞳で、石川さんの隣に座りました。

柏谷さんに向けて、石川さんのレクチャーが始まります

「自己紹介とは何か?」

ゾロアスター教とイスラムの話が落ち着いたと見え、柏谷さんに早速切り込む石川さん。自己紹介の議論が始まっています。

「アメリカにいたとき、僕がひとしきり話したあと、“By the way(ところで)、I’m ヨシキ”と言ったら、なぜかバカ受けでした」

自己紹介がとても上手でも、仕事はいまひとつの人がいる。自己紹介が下手で、仕事はしっかりできる人もいる。

MVPのスタッフは、そのバランスがよさそうに見えますが、学ぶことにかけては人一倍貪欲で、真剣に聞き入っています。

ちなみに柏谷さんは、自己紹介を行って石川さんにOKをもらい、その様子をMVPの北原さんに動画で撮影されていました。

ICC動画担当の北原さん。ここぞという場面は逃しません。

楽天・北川さんがICCコミュニティに迫る

もうひとつのテーブルは、楽天の北川さんを囲むテーブル。ごちそうもそっちのけで、白熱議論となっていました。

▶北川さんが過去に登壇したセッション:3ヶ月後の予測が正しくできれば、経営の質は劇的に変わる(楽天・北川)

北川さんは、人事制度、意思決定、評価制度、組織についてのなど幅広いトピックについて、ICC運営チームスタッフに意見を聞いてみたいことがあるそうで、それを受けてICCの各メンバーが展開していきます。

楽天の北川さん。穏やかな外見からは信じられませんが、怒るときは徹底的に怒るそうです

運営チームスタッフとはいえ、所属はみなばらばら。

カンファレンスのときは一致団結して働きますが、普段は所属も役職もそれぞれ違います。

それでもあらゆる話がICCの話につながっていき、北川さんはICCのスタッフコミュニティについて興味津々のようです。

なぜICCの活動に夢中になるのか?

北川さん「ICCのスタッフについて知りたい。自分の会社でもなく、社外の活動なのに、なぜこんなに夢中でやれるの?」

北川さんの質問に答える(写真左から)スタッフの柘植さんと佐藤さん

(スタッフ)佐藤さん「ICC運営コミュニティの面白いところは、“当てにいけない”ところ。MVPの評価にしても、スタッフのゴールは、カンファレンスが成功することしか決まっていない。それに対してこれをやっておけばOKとか、評価されるという枠がないから、自分で考えて動くしかない」

(スタッフ)市川さん「本当にそのとおり! だからみんな、人をよく見ている。今回直接知らないスタッフからも投票いただいたのですが、僕のそんなところまで見られていたんだ!と驚きます。登壇者の方もよく見ていらっしゃって、『あのスタッフをずっと見ていてすごいと思った。採用したい』ということもありました」

パフォーマンスが可視化される健全な組織

市川さん「今回、僕が見ていて印象的だったのは、若手のスタッフが精いっぱい挑戦して、失敗したことがあって、落ち込んでいたこと。

でも、気持ちよくミスが見える組織は健全だなと思います」

「人事とは、評価とか、組織とは」を語る北川さんとスタッフの榎戸さん、市川さん

北川さん「それは素晴らしいね。伸びない組織は、自分がミスしたことがわからないから」

このやりとりを補足しますと、MVP投票や開催後の改善点などのフィードバックについて、各スタッフがよかったことや悪かったことをドキュメントに書き込み、それがスタッフ全員にシェアされる仕組みになっています。

書いた人も、書かれた人もすべてわかるので勇気はいりますが、コミュニティや運営の自浄作用になっている気がします。

もっとよくしていこう、改善できるはずという愛情が見えるし、そこまで表裏なくやると、おそらくあとはよくなっていくしかないのです。

なぜスタッフはいつもICCの話をしているのか

北川さん「代表の小林さんがこの席にいなくても、スタッフはずっとICCの話ばかりしていていいなと思う。どうして小林さんの価値基準が、こんなに明確に受け入れられているのでしょう?」

食事もそっちのけで話に夢中の北川テーブル

(スタッフ)全員「それはFacebookのグループに、小林さんが毎日何十回も考えていることを投稿しているのを見ているからでは」

小林さん「ただ意識と同期しているだけなんですけどね」

北川さん「へえ! それは究極の自己開示ですね。すごい人たちが集まっているので、スタッフはどういうコミュニティになっているのだろうと思っていたのですが、勉強になりました。小林さんの熱量の高さが、みんなに伝わっているのでしょうね」

黙っていてもチーム感があります

Facebookの運営スタッフのグループでは、小林さんの考えていることから、ICCの方向性や現状、お昼食べたもの、気になっていることまでがひっきりなしに発信されています。

たまにびっくりするような内容もありますが、誰よりもICCを考え、働いていることは明らかです。

だから素直に受け入れられるし、考えていることがわからないとか、言っていることとやっていることが一致していないということがありません。

それがスタッフが離れていても齟齬なく意思統一ができる理由で、一緒に働くうえで快適だということかもしれません。

産業を創る人材をCo-Createしていきます

「今日はスタッフのみなさん一人ひとりと話していて、人間っていいなと思いました。そう思える人が集まっている場っていいなと思いました」

「人間っていいなと思いました。」とスピーチしていただいた柏谷さん

そう話してくださった柏谷さんは、ディナーがお開きになったあとの二次会にも参加。

そしてICCの活動をもっと知りたい、ということでスタッフ運営チームのFacebookグループにも参加。

登壇者では、e-Education三輪開人さん(三輪さんはなんと次回はスタッフとして参加予定)に続くグループ参加です。

ICCサミットだけでなく、その運営チームのコミュニティもますます豊かになり、進化していきます。

ICCパートナーズは、産業をともに創るサミットだけでなく、スタッフ=これからの産業を創る人材をCo-Createしていく活動にも、さらに注力していきます。

ICCの活動に興味がある、志高く刺激を受ける場に身を置きたい、仕事を通して成長したいという方、現在、次回9月に開催される ICCサミット KYOTO 2018 運営チームスタッフを募集中です。

スタッフの鵜飼さんは締めの挨拶で皆を和ませてくれました

9月開催に向けてイベントはすでに目白押し。カンファレンス以外でも、ほかでは体験できない学びの場が、次々と準備されています。

次なるMVPディナーで、中華の鉄人のごちそうが食べられる日も楽しみです。

以上、MVPディナーの現場より、浅郷がお届けしました!

(終)

▶ICCサミット 運営チームレポートは、
【保存版】ICCサミット FUKUOKA 2018 開催レポート(全4回) 
ICCサミット運営チームレポート:打ち上げで登壇者と議論した「自分の人生をどう生きるか」
 をご覧ください。

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編集チーム:浅郷 浩子

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