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【体験レポート】高級ブランドバッグを月額レンタル!「ラクサス」を使って、自分にどんな変化が起こるか試してみた!

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ICCサミットのカタパルトでは、社会的に新しく、面白そうなサービス/製品を展開する企業が登壇します。そのなかでも、月額6800円(税別)で高級ブランドバッグをレンタルできる「ラクサス」の体験レポートを編集チームの浅郷がお送りします!

 


こんにちは、ICCの編集チームの浅郷です。最近は活動のレポートなどをお伝えしていますが、日常的には年2回のカンファレンスの書き起こし記事を編集しています。

登壇者の方々の討論を業務として読めることは、非常に学びが多いうえに楽しくて、それだけでも充実感いっぱいです。事業展開の舞台裏や苦労、サービスの魅力を違う側面から理解し、これもいいな、あれもすごいなと思う毎日です。

そのなかでも実際に、TLUNCHのランチやミガキイチゴを食べたりVoicyのサービスをすでに利用していますが、いつか貯金をウェルスナビで運用しようと妄想したり、ニューロスペースで睡眠をさらに深くしたいと思ったり。カタパルトには、試したくなるような事業を展開する企業がたくさん登壇してくださっています。

そんなある日、私はどうしても興味を惹かれるサービスに出会ってしまったのです……!

なぜラクサスを体験したいと思ったのか

それは高級ブランドバッグを月額で借り放題の「ラクサス」。このプレゼンテーション記事を読み、さらに「継続課金リピート型ビジネスの成功の鍵を徹底議論」のセッション、これを読んだのがダメ押しで、どうにも自分で体験してみたくなってしまいました。その理由としては……

1.本当に2か月目以降も継続したくなるのか実験してみたい

2.今までかわいいバッグを持てる機会がなかったので、試してみたい

3.ブランドバッグを持つことで、自分の中で何か変わるのか検証したい

私の信条として、経験してみないことにはわからないというのがあります。そこで早速、ラクサスを体験してみることにしました。というわけで、以下、私のラクサス体験レポートをお送りします。

※念のため、下記の意見は完全に私見であり、ICCパートナーズの意見でないことをお断りしておきます。

4月某日。早速申し込む

会社で「ラクサスやります!」と宣言をし、ゴールデンウィーク明けからブランドバッグを持つ私になる、と決めた。アプリをダウンロードし、「20秒で登録完了」という登録作業に進む。

登録情報は極めて基本的なもので、高級バッグをやりとりするためか、身分が確認できるもの(運転免許証や公共料金のお知らせなど)の写真が必要だ。アプリのなかで起動するカメラで撮影できるのだが、普段使い慣れているカメラではないので少々苦戦した。

クレジットカードの写真を撮って送るだけというのは本当にかんたん。バグが起きて変なところへ誤送信されたりしませんように…と祈りながら送る。

記念すべき1つ目のバッグは何にすべきか。アプリをダウンロードしたてのため使い慣れず、思いつくままにブランド名を入れたり、ひたすら上から下までスクロールして見続ける。

好みであろうとなかろうと、見続けずにはいられない

バッグのラインナップはハイブランドに特化していて、路面店やデパートに入っているようなブランドばかり。期待通りだ。ラグジュアリーブランドを感じたい。

ふと気がつくと、アプリを見続けてあっという間に1時間。いつのまにか「決める」という観点でなく、どんなものがあるかどうかを全部見たいという気持ちになってしまっていた。それだけ魅力的なものが並ぶ品揃えだ。

気になるバッグを見つけたら、詳細をチェックする。私が気になるのは大きさと素材だが、素材の表示はない。これはキャンバスなのか、レザーなのか、見た目ではわからないものもわかるので、それがわかれば素材から重さが想像できたりする。

バッグをいろんな角度で撮った写真や、165cmの女性が持ったときのイメージ、このバッグと合わせるおすすめのコーディネートの写真なども見られるが、その写真は拡大できない。もっと寄ってこの金具を確かめたいと思ったものもあった。

詳細ページ左下のハートマークではこのバッグをいいなと思っている人を表示している。上のシャネルのクラッチならば300人以上がいいね!を押している。加えて、何名がこのバッグを見ているなどという表示が出てきたりして、「先に借りられてしまうかも」と少し煽られる。

せっかく借りるのならば、手堅く買うものでなく、買うのに躊躇するようなデザインのバッグを借りたい。そして新たな好みを開拓したい。ICCカラーのブルーに合う、カラフルな小さめバッグでも借りてみるかと、フェンディのバッグを借りることにした。

アプリをダウンロードしたときに、ラクサスからプレゼントで10000ポイント=1万円をもらっていた。つまり、初月無料で試せる。借りるバッグを決定すると、10,000円あったポイントがガクンと減った。月額6,800円かと思っていたが、税込みだと7,344円なので、残り2656円。来月は7344円ー2656円=4688円は自腹だ。

発送中ステータスになるとアプリ上で表示が変わるのが可愛い

出版社に通っていたころは、いつもPC、一眼レフ、ノート、初校などゲラの束、場合によっては撮影備品までを大きなリュックやトートで持ち歩いていた。雨でもOK、床に置いてもOK、軽くて持ちやすいことがバッグに求める条件だった。でも今の職場ではそこまで大きなバッグを持つ必要はない。

昔の私を知っている友人たちは、小さくてかわいいブランドバッグを持っている私を見てきっと驚くだろう。早速ゴールデンウィークに、友人たちと会う予定を入れた。

ついにバッグが到着した!

連休中の発送なので、一体いつ到着するのだろう……と考えていた。なぜなら、配送は希望時間帯しか指定できず、日にち指定ができない。もしこの日に使いたいという希望があったら、受け取りも含め時間に余裕をもって手配する必要がある。なお、月額課金だが、ラクサスから発送された日からの計算になるので、再配達に手間取ったりすると、それだけ月額料金が無駄になり、バッグを使える期間が短くなる。

平日の午前中は当然仕事なので、不在票を見て都合のいい週末を指定。そしてようやくバッグが届いた!

きれいな箱である。ゴッホの「星月夜」だ

箱からして高級感が漂う。出版業界にいたからわかるが、特色も使った印刷もきれいで、名画が描かれている箱が、単なる宅配便ではなくプレゼントが届いた気分にさせる。はやる気持ちをおさえて開けてみる。

蓋を開けると返送用の伝票が貼られた蓋が出てくる。発送伝票は箱の横についている

早速封を切って箱を開けた瞬間にわかったのは、この箱はまた返送時に再利用されるということ。蓋の重ね方を変えて、返送伝票の蓋が一番上になるようにすれば返送箱の出来上がり。ガムテープがなくても閉じられるように、シール(左上のネコのイラストが描かれているもの)が同封されている。

ラクサスが私を焦らしている。なかなかバッグに出会えない

宅配便の伝票の蓋を開くと、企業メッセージと、箱の使い方が直感的にわかるようなイラストが描かれている。これとは別に使い方についてや、ラクサスからのお知らせなどが同封されていた。

さらに開けるとついにバッグ登場。まだベールに包まれている

袋に包まれている!

バッグを取り出したところ。適度に使い込まれた感じが持ちやすそう。販売価格は約20万円

連休だったのと、私が不在だったこともあり、登録からバッグを手にするまでに1週間以上かかってしまった。しかし時間がかかったぶん、出会えた感動は大きい。想像よりきれいで、一気に気分が上がる。

使い古したリュックから、ポーチや財布をフェンディに移す。きれいなお家にお引っ越しという感じだ。荷物を軽くしたい一心で長財布を使わなくなっていたが、復活させてもいいかもしれない。

すっかり気分がよくなった私は、「フェンディとともに行く」と告げて、2駅先に住む知人宅へ赴きバッグを見せびらかした。その後約束していた別の知人に会い、フェンディを持って近所を散歩した。新しい靴を履き慣らすように、バッグを持ち慣らしたい。

他人にほめられなくても、自力でじゅうぶん気分は上がっていた。知人たちは、私のハイテンションについてこられない様子だった。

私にスタイリストができた

到着を待つ間も、私はその興奮を、友人や家族に伝えまくった。反応の多くは「それは普段の服装に合うの?」だった。「もっといい服を買いなさい」とも言われた。バッグに合わせて、ファッションの質の底上げをしろという話である。私は高いものを着なくはないが、普段はいたって庶民派である。それにブランドのバッグが合うのか?というもっともなアドバイスである。

そこで、ラクサスのアプリに届いていたメッセージを思い出した。

ラクサスの利用を始めたら、私専用のスタイリストが登場していたのである。スタイリストは、バッグの入荷を教えてくれたり、服装に合うバッグを提案してくれるという。早速相談してみることにした。

「アイさんこんにちは!バッグのコーディネートで相談です。職場はジーンズもOKでオフィスカジュアルです。ちなみに今日の服装はこんな感じです」

同僚に写真を撮ってもらう。具体的なイメージを伝えて、実像と落差ないものを選んでもらいたい。それをアイさんとのチャットルームに送った。

ハニワのような体型で失礼します

すると、アイさんから返事が返ってきた。ちなみに返信が届くと、登録したメールアドレスにも通知が届く。

服と合わせたコメントをもらえるのがうれしい

3つのバッグを吟味してみる。赤いLOEWEは素敵だが、色が冬っぽいから冬に借りよう。お気に入りに追加した。エルメスは大きなHのロゴが印象的な人気のバッグだが、自分の名前のイニシャルが便乗しているみたいで気恥ずかしい。セリーヌの服は好きだがこのバッグはピンとこない。私はどうやら硬い革の箱っぽい形には、惹かれないみたいだ。

選んでいくと、自分の好みを再認識する。選んでもらうなら、アイさんにもっといろいろ伝えなければいけない。

そうこうしていている間に、仕事でスタディツアーの話などが持ち上がる。せっかく選んでもらったが、どれもそう大きくないものばかり。大ぶりのカバンを借りようと路線を変更することにした。

サイトパトロールが日課に

それからというもの、大ぶりのバッグ探しが始まった。好きなブランド、好きな色、大きいけれど重くないもの、さまざまな検索軸で探していく。今シーズンのものはどれ?と調べながらやっていくと、あっという間に時間がたってしまうため、毎日時間を限定して見ることにした。ちょっとでも気になったバッグはお気に入りに追加して、あとで検討することにした。

シックな黒か、夏っぽい派手柄で揺れています

同時にレコメンド機能も利用しようと、アプリの中にある「おすすめ」を使ってみる。ゲーム感覚で好みのバッグを右、そうでないバッグを左に振り分けると、画面に出てくるカバンが私の好みに合わせてフィードされてくるようになる。

また、アプリ上で展開される、シーズンやニーズに合わせた「特集」コンテンツがあり、それも雑誌を見るような感覚で参考にした。

左がおすすめバッグレコメンド(アプリ内メニュー名は「おすすめ」)右は特集

重ねてアイさんにも聞いてみた。どんなふうにアイさんは私向けのバッグを探しているのだろう?知識をもとに?またはラクサス秘伝の検索方法があるのだろうか?

「今までラクサスでバッグを見てきて、これ良いな〜と思ったものや、ラクサスのコーデ機能をパトロールしたんです!ちょっとお返事お待たせしましたが。バッグの要望などあればお気軽にご相談してくださいね!」

私とほぼ同じ方法で探している? アイさんはもしかしてAIで、だからアイさんなのではと疑ってゴメン! レコメンドを再び3点いただいたが、友人とかぶるものもあり、再び自分でパトロールを続けた。

AIでも検索でもたどり着かないニーズ「ピンと来る」

すると、出会ってしまった……!検索やレコメンド機能ではカバーしきれない「ピンと来ちゃった」バッグ。

アイさんに伝えていたPCが入るなどの条件はまるで無視、小ぶりだけど超好みのバッグ。

スタディツアーの日はカメラも必要だけど、この日だけはリュックで行けばいい。問答無用でこれが好きだ。持ちたい。

思うに、こういうところが検索機能やレコメンドではカバーできない領域ではないだろうか。しいていえば、それまでにやっていたレコメンドゲームなどで、アプリがある程度私の好みを学習していて、普通に探すより早くこのバッグにたどり着けた可能性はある。

早速バッグを予約し、フェンディを梱包してコンビニから返送した。ラクサスにフェンディの返却が確認されなければ、新しいバッグを発送してもらえない。常に到着を確認して交換が原則だ。

この返送から新しいバッグの到着までに、数日間のタイムラグがある。私の場合は木曜の朝に返送して、日曜に受け取ったのでその間3日間。その数日間は自分のバッグを使うことになるが、魔法が解けてしまった気分だ。できるならば、夢は途切れないでほしいと思う。1日も空けたくないから、返却と同時に交換できないだろうか。素に戻るのは嫌だ。

(左)借りている最中には、バッグの状態を尋ねるメールなどが届く。こんなきれいな人がクリーニングしてくれてるんだ!(右)画像は交換中のステータス

新しいバッグが届いた。買いたいほど気に入った!

午前中配達で指定していたが、日曜の夕方、外出から戻ると午後に配達に来たらしい不在票がドアに挟まっていた。再配達を手配すると、翌日になるという。明日は月曜日、新しいバッグを持って出勤したい。外は大雨だったが、近所の集配所まで取りに行くことにした。

今度はモネだ!女心をわかってらっしゃる

開封すると、アプリで見たときよりもさらに魅力的な実物のバッグが入っていた。気持ちが高まる。早くバッグを持って出勤したい。ちなみこのバッグは定価だと約19万円。

ラクサスからは、フェンディのかばんをきれいな状態で返却したということで、20ポイント(つまり20円分)付与のメッセージが届いていた。

そして私にどんな変化が起こったか

このように、プロセスとその心の動きを綴っていくときりがないので、そろそろまとめようと思う。

最初の目的を1つ1つ検証することにする。

1.本当に2か月目以降も継続したくなるのか実験してみたい

ラクサスを利用して、もうすぐ1か月を過ぎる。そして日々のパトロールにより、現在借りてみたいバッグが38個、私のお気に入りリストに入っている。自腹であり継続する必然性もなく、全部を借りるとも思わないが、季節によって持ちたいバッグがあるので、少なくとも冬までは継続すると思う。

2つ目のバッグは本当に気に入ってしまって、買うことを考えている。実際に使用感がよく、私の場合ラクサスは、買う前のお試しとして機能した。これから試したいバッグもその意味合いが強いものか、または買うには躊躇するけれど変身願望を叶えるもののどちらかだ。

2つ目のバッグを持って初出勤した日の写真を同僚が撮ってくれた。自分でも見たことのないような晴れ晴れとした顔だった。

バッグと合わせるためにがんばって高いヒールを履いた

ちなみにラクサスで貸しているバッグには、買い取りができるものもあるそうだ(残念ながらこのバッグは対象ではなかった)。内側のライニングがきれいな限り、外見は少しぐらい使用感があってもこなれ感があっていいのではないだろうか。そのうえ柔らかくて持ちやすい。

買うことを決めたので早速3つ目のバッグに交換、と思ったが、月額料金に含まれているのは2つ目のバッグの交換まで。3つ目からは1,000円の送料がプラスでかかる。あと数日待って次月に新しいバッグを借りたいと思う。

2.今までかわいいバッグを持てる機会がなかったので、試してみたい

この欲は大変満たされた。また、1個めのフェンディで痛感したが、やはりいいものは違う。滑らかなジッパーを開けると、バッグの内部は柔らかい革ながらしっかりと3分割されていて、偏ることなく収納できる。ハイブランドのデザイン性以上に機能性のよさにも感動した。

単純に美しいもの、いいものを持つと心も満たされる。私はバッグが届いたら早く見せたくなったので、会社へ行くのがさらに楽しくなったし、アフター5が充実している人は、自信満々でいけるかもしれないと思う。

プレゼンテーションでは「他人にほめてもらうこと」が女性脳の大きなファクターとあったが、私の場合は「気分が上がる、変わる」「好きなものを所有するハードルを大きく下げる」というのが大きく、それがラクサスの気に入ったところだ。

いきなりいいバッグを30万で買って、使い心地が悪いというのはかなりのがっかり体験だ。事実、最初に借りたフェンディの機能性はすばらしかったが、持ち手のハンドルが手にくいこまないように肉厚にできており、私は手が小さいので持ちにくさを感じた。握って持つには手に余り、腕にかけて持つと、服の袖にシワが寄る。リュックをしょってた人が何言うの、と思うかもしれないが、いいバッグを持つと突然いろんなことが気になるものなのだ。

3.ブランドバッグを持つことで、自分の中で何か変わるのか検証したい

変わったことと、変わらなかったことがある。

到着したバッグを眺め、Spotifyで音楽を聞きながら、ふと思った。私は何も持っていない。すべて借り物ではないか。
これはプレゼンテーションでもモデレーターが指摘していたことだ。これで私は満足なのか?

しかし、不思議に豊かな気分でもある。無限に近いコレクションに対して、私はお金を払っていて、そこから1つ取り出して使用しているだけに過ぎない。これでいいというより、これもOKという世の中なのだ。世の中が変わるように、所有の価値観も変わる。

そのほかバッグが変えてくれたこととしては、バッグに見合うおしゃれを時々は楽しもうという気分になった。その逆もあって、シャツにジーンズだろうと、バッグがよければおしゃれの底上げができるとも思えた。友人からは「年齢不詳のフリーランスからOLに変わった」と言われた。

毎日さまざまなバッグを眺めていて、さまざまなことを思い出した。
学生時代から、海外のファッション雑誌を読みあさっていたこと。シーズンによってお気に入りのブランドを決めたり、デザイナーの交代で一喜一憂したこと。そういうブランドへの夢や憧れは、DCブランドブームがダサく見えたことによって消え去ってしまっていた。そんな自分を思い出した。

いいものはいいことに代わりはない。そしてそのいいものを実際に手に取れる手段を私は知ってしまった。
たとえるならば、一方的に恋い焦がれていたアイドルとつきあうなど、夢にも想像しなかったが、つきあう方法を知ってしまったような気分。
知ってしまった今となっては、なぜそこが今までつながらなかったのかという気分だ。

その他ラクサスを使ってみての感想

もし今後、改善の余地があるのならば、こんなことを期待したい。

まずは上にも書いたが、借り換えの途中のギャップ、これが解消できればと思う。また、食事に出かけるときだけの小さなバッグ、仕事用の大きなバッグというふうに、バッグには様々な用途がある。たとえば月額料金が上がっても、2つ借りるというサービスはできないだろうか。

アプリについては、見ているときに消費電力の高いアプリがありますというアラートがわりと頻繁に出た。私は時間を限って見ていたが、たとえば移動中や外出中のひまつぶしに見たい場合は、このアラートが出るとバッテリーを気にして早々にアプリを閉じてしまう。もっと軽ければもっと見るようになると思う。

そのほか、今キャンペーン中なのだろうか、持っているバッグを貸し出しませんか?というメッセージが頻繁に届いた。

人気のバッグを貸し出せば、写真の例だと年間24000円回収できるという。月間だけで62000円以上稼いだ人もいるとのこと

ラクサスには借りるだけでなく、眠らせているブランドバッグを預けることで収入を得られる仕組みがあり、預ければバッグのメンテなども行ってくれる。ラクサスの利用者層について私は無知だが、私の周辺ではブランドバッグを持っていない人が借りてみたいという人が多く、すでに持っている人はあまり興味を示さなかった。

しかしながら、貸したいという希望が殺到しており、発送されてくる箱の開封が間に合わないほどらしい。いかにアンマッチな買い物(もらい物かもしれないが)が多いことかと思う。それを再利用しようというのはいい試みだし、ラクサスで買う前に試してみれば、そういったことも減るかと思う。

また、ラクサス利用者にはお得なクーポンなどが提供されている。レストランやヘアサロン、衣料品や食品、ペットのトリミングサロンの割引クーポンなど、結構いろいろなものがある。私はもっぱらバッグしか見ていないが、女性のライフスタイル全般を応援しようというサービスの姿勢を感じられた。

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以上、長々とお届けしましたが、私のラクサス体験レポートでした! 現在もレンタル継続中、最初は満員電車に乗るたびにバッグに傷がつくのではと緊張しましたが、扱いにもだいぶ慣れてきました。

本来は質のいいノーブランドが好きというタイプなので、借りると決めたあとでも「ブランドバッグはガラじゃない」と内心思っていましたが、意外なほどすんなりと新しいサービス、新しい価値観を受け入れられたのには驚きです。これからもICCサミットで登壇される企業のサービスに、貪欲にチャレンジしていきたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします!

以上、3つ目のグッチのバッグの到着を待つ浅郷がお送りいたしました。

編集チーム:浅郷 浩子

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