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ICCサミット KYOTO 2019まで、あと2ヵ月と迫った7月1日、1泊2日で京都・大阪へ下見へ行ってきました。今回の下見の目的は、特別企画の企画と会場の確認です。CRAFTED NIGHT powered by LEXUS、会場となるBnA Alter Museumの体験、佐竹食品グループのFoods Market satake店舗の見学などを行いました。2日間の下見でお会いした人、回った場所や体験をレポートします。ぜひご覧ください。
ICCサミットは「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場です。毎回200名以上が登壇し、総勢900名以上が参加する。そして参加者同士が朝から晩まで真剣に議論し、学び合うエクストリーム・カンファレンスです。次回 ICCサミット KYOTO 2019は2019年9月3〜5日 京都開催を予定しております。参加登録は公式ページをご覧ください。
ICCサミット KYOTO 2019まで、あと2ヵ月と迫った7月1日、1泊2日で京都・大阪へ下見へ行ってきました。今回の下見の目的は、特別企画のCRAFTED NIGHT powered by LEXUSの打ち合わせと、会場となるBnA Alter Museumの体験、最終日に特別プログラムとして開催する佐竹食品グループのFoods Market satake店舗の見学など、主に今回初挑戦となる企画の確認となりました。
その合間には、カタパルトに登壇する企業の事務所を訪問したり、登壇ピッチの練習に立ち会ったり、移動経路を確認するなどのスケジュールとなりました。ICC出張名物(!?)ともいえる、食レポもあります。今回は背筋(&胃袋)が伸びるような素晴らしい経験となりました。
BnA Alter Museumの宿泊体験と、Foods Market satake訪問は別のレポートで詳しくお知らせするとして、こちらのレポートでは、1泊2日で私たちがどんな下見をしてきたかをお伝えしたいと思います。
CRAFTED NIGHT powered by LEXUSとは?
まずDAY1の最初のアポは、9月4日(水)の夜、開催予定のCRAFTED NIGHT powered by LEXUSのプログラムについて打ち合わせです。前回のCRAFTED カタパルトに登壇したBnA・田澤悠さんが手がけるBnA Alter Museumにて、人数限定のイベントを予定しています。
▶BnAは「泊まれるアート」でアーティスト・コミュニティーと世界を繋ぎ、インスピレーション経済を加速する(ICC FUKUOKA 2019)【動画版】
こちらのイベントは、京都のCRAFTEDといえばこの方、各務 亮さんをナビゲーターに、ICC登壇者の方々とLEXUS NEW TAKUMI PROJECTに参加する匠の人々、BnA Alter Museumの客室空間をクリエイトしたアーティストたちとのトークや、全室異なるインテリアのBnA Alter Museumを解説付きで巡るツアー、交流会などを予定しています。
呉服屋を改装したレストラン膳處漢ぽっちりにて各務さんと打ち合わせ
各務さんには最近関わっているお仕事や近況もお聞きしたのですが、八坂女紅場学園など、その幅広さに驚くばかり。ランチに素敵なレストランを予約いただいたうえに、近所にある小学校(旧京都市立明倫小学校)をリノベートしたレトロ感あふれるカフェにもお誘いいただきました。
福岡の大名小学校跡地「FUKUOKA growth next」に似ています
京都の老舗喫茶店、前田珈琲は京都に9店舗あります
「課題と課題を掛け合わせて問題を解決する」というのは、ICC小林が各務さんから学び、実践している手法。参加できる人数は限られますが、ICC参加者の方々と匠のアーティストたちの出会いが、どのようなコラボレーションを生むのか、どんな課題が解決されるのか、今から楽しみです!
スタートアップ・カタパルト登壇企業を訪問
その後、私たちが向かったのは京都大学。次回、スタートアップ・カタパルトに登壇する京都大学発AIベンチャーのデータグリッドが入居する、校内のベンチャーインキュベーションセンターを訪問しました。
代表取締役社長の岡田 侑貴さんには、データグリッドの事業をはじめ、京都・関西のスタートアップをとりまく環境などについてお聞きしました。東京にいるのとでは情報格差があり、岡田さんはしばしば東京にやって来てキャッチアップしているとのことです。
ICCは関西の新たな産業創りに貢献できることはないかと考えており、今後、関西でもICCアーカイブスの上映会と討論といった場を設けたいと考えています。
データグリッドは組織拡大のため、インキュベーションセンターから歩ける場所にオフィスを借りたばかり。せっかくなのでそちらのオフィスにもお邪魔しました。
学生街をてくてく歩くこと約10分。雑居ビルの2階のオフィスです。
オフィス内では、インターンの方々も来ていて、テーブルを囲んで熱心に作業に取り組んでいました。
ソファの上には、大阪市ベンチャー企業支援プログラムの受賞パネルが無造作に置かれていました。
スタートアップ感あふれる、手張りのロゴエントランス。ここが独立出発地点として、記憶されるのでしょうか。
BnA Alter Museumに一足早く宿泊体験
データグリッドさんを後にして、一行が向かったのは、CRAFTED NIGHT powered by LEXUSの会場となるBnA Alter Museum。しかしデータグリッドからまっすぐ向かうのではなく、ICCサミット会場から移動することを想定して、ウェスティン都ホテル京都へ一度行き、そこからタクシーで河原町高辻を目指します。タクシーで約13分でした。
目的地「河原町高辻」で、ちょうど目の前に到着。中央の白いビルです
ICCパートナーズ5人で、それぞれ異なる5部屋に宿泊しました。その部屋の詳細は別レポートにてご紹介しますが、BnA Alter Museum総支配人の谷田あや子さんとは、イベント時の全体の流れやカフェのレイアウト、その夜宿泊される方のチェックインの手順などを確認しました。
イベントは、2階のカフェで各務さんをナビゲーターにファイヤーサイドチャット、1階のバーでは交流会、ホテルの方による解説つきで、少人数での客室の見学ツアーを同時進行で開催します。
ホテルの客室を見学?と思うかもしれませんが、たとえば部屋の中にこんなものがある意図を、知りたいと思いませんか? 私たちは各自が泊まる部屋をみんなで見て回りましたが、解説がなくても面白かったですよ!
ICC研修:ミシュラン二つ星の料亭へ
この夜の一行は、「質の高いものを知り、一流のおもてなしを学ぼう」という主旨のもと、なんとなんとミシュラン二つ星の店、菊乃井露菴でのディナー研修となりました。訪れたのは、四条木屋町、賑やかな通りを一本入った高瀬川沿いにある露菴店です。
和服姿の仲居さんと料理長に迎え入れられ、通されたのは静かなお座敷。床の間には季節のお花と涼しげな竹が描かれた掛け軸が飾られています。
まずは食前酒として、金の盃でお神酒をいただきました。私たちのお部屋で給仕いただいたのは、おもに2人の女性でしたが、メニューの何について質問をしても、正確に答えていただけました。
ほうじ茶までいただいて、これにてお献立終了……と思っていたところ、最後に来たのが、あんこ玉を包んだ1口サイズの寒天とお抹茶。
最後の最後まで、ミシュラン2つ星の料理はもちろん素晴らしくて、それだけで十分な体験なのですが、小林が私たち社員にこの機会を提供した理由は、上質な体験の本質を学ぶためとのこと。
賑やかな通りから一歩店に入るとまったく静かな別空間が広がり、料理長と仲居さんが迎えてくれました。ひとつひとつの心づくしの料理は、すべて旬をとらえたもので、それぞれに創意工夫がこらされていました。
派手や奇抜さはないけれども、小さな口直しでさえ手を抜かず自信のある一品であり、それが食べる人を楽しませ、驚かせ、想像力を刺激します。小林いわく「来るたびに、原点を思い出す」とのこと。料亭とICCサミット。一見直結はしなくても、本気の一流の仕事からは、学ぶことが山程ありました。
京セラのコンパでは夏でも鍋!
明けて翌朝。この日は二手に分かれて、小林・吉名・尾形は朝食をスキップして、リアルテック・カタパルトのAtomis 浅利さんを訪ねてオフィスを訪問。
ICCパートナーズのオフィスでは、日々カタパルト登壇のためのプレゼン練習が行われていますが、関東在住でない方は、頻繁に来ることができません。今回は私たちが京都に来ているため、出張プレゼン練習の機会となりました。
一方、北原と私は、BnAホテルの朝食を確認。それは別のレポートにてお伝えします。
11時からは、今回ICCサミット最終日の特別プログラムとして開催する「京セラの歴史・経営を学ぶ」の打ち合わせに、京セラコミュニケーションシステムを訪れました。余談ですが、7月1日から祗園祭が始まっており、オフィスの入っている建物の隣には、最も大きい鉾を格納してある場所がありました。
コンサルティング事業本部 教育編集部 副責任者の堀 直樹さん(右)と、
経営推進本部 事業戦略室 事業戦略1部責任者の守山 和之さん
先日、東京のICCオフィスを訪ねてくださった堀さんと守山さんには、当日の流れや講話内容、京セラコンパのメニューなどをご相談してきました。夏であろうと「コンパであればやはり」という伝統に乗っ取り、メニューは鍋に決定。参加する方はお楽しみに!
午後は、これまた最終日の特別企画、佐竹食品の店舗、Foods Market satakeを訪問です。その前にお土産を買ったり、ランチを食べて向かうことにしました。
暑い日はこれが一番! 昨年のレポートでもお伝えしていますが、おめんの薬味もりもりの冷やしうどんは、機会があればぜひ食べていただきたい一品です。
さて、お昼が終わったら、ICCサミット会場のウェスティン都ホテル京都から、Foods Market satake朝日町本店へ、電車移動のシミュレーションです。その移動の合間のわずかな時間に、知る人ぞ知る京都の日用品店、内藤商店に立ち寄れたのも、個人的にはとても嬉しかったです。
スーパーマーケットを見学
ICCサミット最終日、9月5日の午前と午後に予定している特別企画「佐竹食品グループの現場見学と組織マネジメントの秘訣を学ぶ」の会場となるのは、なんとスーパーマーケット。
ICCサミットの京都会場、ウェスティン都ホテル京都の最寄り駅は、市営地下鉄東西線の蹴上(けあげ)駅。そこから山科駅まで行き、JR東海道・山陽本線で吹田駅まで移動して、吹田駅から徒歩、というルートなのですが……。
遠い……。
一度地上に出る乗り換えあり……。
新快速を待つこと14分……。
乗車時間もなかなか長い……。
駅チカですが、歩くこと5分弱……。
やっと着きました!
蹴上駅から乗り換え2回で、駅間移動、ホーム移動もあり約1時間。予想以上に時間がかかったため、この時点で車両移動が適切と判断。ご参加いただく方々には、電車移動ではなく車で現地まで移動いただくことにしました。
その後、ICCではおなじみ「ベストモチベーションカンパニー」の経営者である、佐竹食品株式会社/株式会社U&Sの代表取締役社長、梅原 一嘉さんにお時間をいただいて、お店やオフィスを見学したり、当日の打ち合わせを行いました。
▶【一挙公開】ベストモチベーションカンパニーの経営者が語る組織づくりの秘訣とは?(全8回)
実は私たちは早めに到着して、アポより先にお店を見学していたのですが、梅原さんからお話を聞いたあとでは、(失礼ながら)「普通のスーパー」が、まったく違うお店に見えました。この日は偶然に、別オフィスで行っていた研修の模様も拝見できたのですが、こちらも非常に興味深いものでした。
梅原さん(写真左)には、セッション1本分以上のお話をうかがいました
下見見学・打ち合わせの内容については、別のレポートで詳細をお伝えしますので、どうぞお楽しみに。
その後、スタートアップ・カタパルトに登壇するヤサイバーの唐澤さんのプレゼン練習のため大阪へ向かった小林を除き、他のメンバーは解散。いつものスケジュールよりはゆるやかではありましたが、特別企画の全容も見えてきて、よりICC サミット KYOTO 2019が楽しみになってきた下見でした。以上、現場から浅郷がお送りしました。
(終)
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編集チーム:小林 雅/浅郷 浩子
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