【地球を耕す】明治43年創業の農業機械メーカー、"KOBASHI"はモノづくりの力で世界を変える!(訪問レポート) | 【ICC】INDUSTRY CO-CREATION

【地球を耕す】明治43年創業の農業機械メーカー、“KOBASHI”はモノづくりの力で世界を変える!(訪問レポート)

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2019年11月、私たちは明治43年創業の農業機械メーカー 小橋工業(KOBASHI)を訪問しました。鍬や鋤の製造・修理を手掛ける鍛冶屋から始まった小橋工業は、なぜ今テック系スタートアップの量産化支援を行うのか? 創業からの歩み、そして竣工したばかりの新型工場の様子まで、同社の取り組みを取材しました。ぜひご覧ください!

ICCサミットは「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場です。毎回200名以上が登壇し、総勢900名以上が参加する。そして参加者同士が朝から晩まで真剣に議論し、学び合うエクストリーム・カンファレンスです。 次回ICCサミット FUKUOKA 2020は、2020年2月17日〜20日 福岡市での開催を予定しております。参加登録などは公式ページをご覧ください。


2019年11月某日。京都の京セラ本社で開催された稲盛和夫さんの映像閲覧ツアーの翌朝、私たちはJR岡山駅に降り立ちました。ICCサミットの開催地である京都・福岡を中心として出張の多いICCパートナーズのメンバーですが、岡山出張ははじめてです。

約束の時間まで少し時間があったので、かつて宇喜多氏や小早川氏が城主を務めた岡山城を散策しました。

「烏城」の別名をもつ岡山城の天守閣

岡山城そばを流れる旭川。右側は日本三大庭園の一つ「後楽園」

本日の目的地は、ここ岡山に本社を置く小橋工業株式会社。小橋工業は、ICCサミット KYOTO 2017から過去5回も参加いただいている小橋正次郎さんが代表取締役を務める、明治43年(1910年)創業の農業機械メーカーです。次回ICCサミット FUKUOKA 2020でスポンサーとしてご協賛いただくこととなり、ご挨拶も兼ねて、今回の西日本出張にあわせて足を運ぶこととなりました。

JR岡山駅からタクシーで走ること30分ほどで、真っ赤な「KOBASHI」のロゴが見えてきました。

小橋工業株式会社 本社(岡山県岡山市)

社屋の前には、同じくKOBASHIカラーの作業機が並びます。写真の右側には何棟か工場が並んでいるのですが、稼働しているのかな? と思うくらい構内には静けさがありました。その理由は後ほど明らかになります。

実は、社長の小橋さんは私たちと入れ違いで東京出張中とのこと。そこで本日は、同社執行役員の山田伸之さん、東京研究所所長の中谷公紀さんにご対応をいただきました。

明治43年(1910年)創業、小橋工業はどんな会社か?

まずはじめに、小橋工業入社20年目、事業開発に携わる中谷さんに同社の主力事業やこれまでの取り組みを解説いただきました。

経営管理部 執行役員 山田伸之さん(左)、東京研究所 所長 中谷公紀さん(右)

中谷さん 「小橋工業(KOBASHI)は、ここ岡山の地に明治43年(1910年)に創業した農業機械の会社です。皆さん『備中鍬(びっちゅうぐわ)』という農具を聞いたことがあるかもしれませんが、備中や備前と呼ばれるこの辺りは昔から農業が盛んで、農具や農業機械が積極的に開発されてきた地域でもあります。

KOBASHIはその中で、鍬・鋤の製造・修理を手掛ける鍛冶屋から始まり、鍬・鋤に置き換わる鉄製の耕うん爪の量産を押し進めてきました。さらに、日本初となる大型トラクター用の耕うんローター、あぜ塗り機などの作業機の開発を通じて、農業の生産性を高めるお手伝いをしてまいりました。

KOBASHIが製造する「耕うん爪」は2,000品種にも及ぶ

現在KOBASHIが製造する耕うん爪は2,000品種にも及び、耕うん爪メーカーとしては国内トップシェア、世界でもトップクラスを誇ります。耕す土の土質や作物ごとに最適な土の耕し方とは何か。そのためには爪をどのような形状にすればよいかといったノウハウ、またその形状を実現できる製造技術が、弊社のコア技術です。

このように作業機と耕うん爪の製造・販売が核となる事業ですが、この両方をやっている会社は国内には1社のみ、世界でも数社ほどしかありません。自社で作業機と耕うん爪を自在に設計できることで、お互いの性能を最大化できることが弊社の強みです」

「地球を耕す」の理念のもと、ベンチャーとの協業を推進

ここまで伺った内容だと、ビジネスカンファレンスであるICCサミットとはちょっと距離のある企業かも?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、そうではありません。中谷さんが続けて解説してくださいました。

中谷さん 「近年は農業就業人口の減少、耕作放棄地の増加、食の欧米化による米離れなど、農業を取り巻く状況は変わりつつあります。先行きの見えない業界構造の中、危機感を持っていた現社長(当時取締役)の小橋正次郎は、ユーグレナと共同研究を開始しました。2011年のことです。

食品分野のみならず、エネルギー分野にも広がる藻類の大きな可能性に注目していました。同時に、広大な面積を要する藻類培養に田んぼを活用できれば、耕作放棄地の有効活用・農家の収益アップにつながり、未来を切り拓くことができると強く感じていました。この思いに共感し、目指すべき道を共有できたのが、ユーグレナの出雲社長だったと聞いています。

水田に水を溜めるには、周囲の土を砕いて塗り固める『あぜ塗り』と呼ばれる工程が必要ですが、それはKOBASHIが得意とする技術です。一方のユーグレナは、ミドリムシの屋外大量培養技術を世界で初めて確立した会社です。

会議室前に飾られたKOBASHI×ユーグレナのジオラマ

どこかで見たことのある、緑色のネクタイの男性が…

ミドリムシは健康食品として注目されるほか、バイオジェット燃料としての利用が期待されています。私たちがKOBASHI×ユーグレナが目指すのは、日本中の耕作放棄地でミドリムシが培養される未来です。

ミドリムシの培養プールをコンクリートで造成するにはコストも工期もかかりますが、すでにある田んぼ活用して外周を“あぜ”で塗り固めれば、安く・早くつくることができます。農家自身が自分の田んぼでミドリムシを培養し、それが食料や燃料になるというのが、日本の農業の未来の第一歩だと考えています」

今回の取材をコーディネートいただいた、山田さんと中谷さん

中谷さん 「そして2019年、私たちは企業理念を『地球を耕す』に再定義しました。農業以外の分野への挑戦の始まりです。

最近では、千葉功太郎さん率いるDrone Fundにも参画し、「大空も耕す」をテーマにエアロネクストさんとドローン量産化に向けた共同開発を進めています。

エアロネクストは“上空150メートル”に革新と信頼をもたらし「ドローン前提社会」を実現する(ICC FUKUOKA 2019)

日本には、素晴らしいアイデアをお持ちのテック系スタートアップがたくさんいらっしゃいます。一方で、新しい技術を社会実装する際には『量産化』がハードルになることが少なくありません。そこで私たちの110年の技術力と中小企業ならではのスピード力を活かして、ハードウェア量産化に向けたお手伝いをさせていただいています。

また、大規模植物工場を手掛けるファームシップとの共同で、収穫機の開発など、植物工場の機械化に向けた研究開発も進めています。

世界最大級の植物工場を運営!ファームシップは、生産と消費がより密接になる未来をテクノロジーで追求する(ICC KYOTO 2019)

この他にも複数のベンチャー企業と協業し、“農業機械の会社”から“地球を耕す会社”に進化するべく邁進しています」

KOBASHIが誇る最新の作業機・耕うん爪を見学!

次に私たちは、社屋前に並んでいたKOBASHI一押しの主力製品を見学させていただくことに。その前に、「外は寒いので」と社員の皆さんと同じジャンパーをご貸与いただきました!出発前にエントランスでパシャリ。

KOBASHIのコスチュームと、素敵なサイネージと

そして外に出て驚いたことに、そこにはピシッと並ぶ社員の方々の姿が……。農業用トラクター自体間近で観察したことのない私たちに、KOBASHIの作業機・耕うん爪とはどのようなものか、主力製品を例にご説明いただきました。

KOBASHIの皆さま、よろしくお願いします!

まず一つ目は、2018年発売のオフセット草刈り機「コバシオフセットモアー」です。

オフセット草刈り機「コバシオフセットモアー」

先ほどの解説にもあったとおり、KOBASHIが製造販売するのはトラクターに取り付ける「作業機」の部分。上の写真の車両部分はクボタ社製のトラクターで、右手前の赤い部分がKOBASHI製の作業機(この場合、オフセットモアー)です。

トラクターとオフセットモア(草刈り機)の連結部分

この連結部分がトラクター側に近いのが本製品の特徴で、それにより高い移動安全性と飛石の飛散範囲の低減を実現しているのだとか。専用のジョイスティックで実際に操作していただきました。

ピーピーという音とともに、ゆっくりとアーム部分が伸長します

平地のみならず傾斜地でも草刈りができるように、先端部分は上方70度〜下方55度まで角度がつくのだそうです。圃場外のため実際に草刈り時の動きを見ることはできませんでしたが、逆Y字型の特徴的な爪を覗くことができました。

次に見学させていただいたのは、ユーグレナとの共同開発でも活躍中のオートあぜ塗り機「ガイア」です。

オートあぜ塗り機「ガイア」

中央の銀色の円盤部分で、土手状に土を固めます。この「ガイア」の特徴は、従来のあぜ塗り機では難しかった田んぼ四隅のコーナーまでを自動で塗れることです。圃場で動作する様子は、本レポート後半でも触れていますのでぜひご覧ください。

さらに本製品、こうした機械に不慣れな農業従事者のことを考えて、音声ガイダンスシステムも搭載されているとのこと。

高齢の農業従事者にも優しい音声ガイダンス機能

「しばらくハンドルを左いっぱいに切ります」「止める準備をします。3、2、1、ストップ」と、必要な手順をゆっくりとガイダンスしてくれます。一般的に、あぜ塗りを行うのは田植えを控えた4〜5月といいます。1年に一度の作業ゆえ、万が一使い方を忘れてしまっても難なく使えるように、という配慮がこもった機能でした。

そして次が、最もオーソドックスな作業機である土を耕すためのローター(耕うん機)です。

ローター(耕うん機)「コバシローターアース」

前方のカバーを開けると、ブーメラン状の“爪”がらせん状に複雑に並んでいる様子を見ることができます。この並びこそが、圧倒的なすき込み性能を可能にするKOBASHI独自の配列なのだそうです。

一般的に、ローターのすき込み性能(土や雑草などを深く掘り起こす性能)と必要とする馬力はトレードオフの関係にあります。一方でKOBASHIのローターでは、耕うん爪の形状、配列、耐久性を追求することにより、高いすき込み性能と低馬力の両立を可能にしています。

両面に硬質合金加工を施した超高耐久爪「匠」

そして最後が、「KOBASHIの大ヒット商品です」として紹介いただいた折りたたみ式ハロー「サイバー」です。これは、前述のロータリーで土を耕した後、実際に田植えができる状態にするために均平化する「代掻き」という作業をするものです。

折りたたみ式ハロー(代掻き機)「サイバー」

これまでの作業機に比べると非常に大きな横幅が特徴ですが、名前のとおり全自動で折りたたまれる優れもの。リモコン一つで、中央部分の横幅に収まるコンパクト性も実現しています。

ピーピーという音とともにゆっくり折りたたまれ…

コンパクトに変形!

横幅が広ければ広いほど一度に代掻きできる量が増える一方で、移動・収納に制限が生じてしまいます。そんな従来の代掻き機の課題を克服し、作業幅とコンパクト性の両立をもたらした画期的な機種だそうです。

従業員のストレス軽減に配慮した最新の工場設計

そしてついに一同は、KOBASHIの生産・組み立てラインを見学させていただいたのですが、残念ながらこちらはカメラ撮影はNGということで、その概要のみお伝えさせていただきます。

KOBASHIの新型工場外観

こちらは、耕うん爪の生産を担う新型工場。ご案内いただいた瀬川さんが、この生産ラインの特徴を解説してくださいました。

瀬川さん 「こちらは、従来の古い工場を建て替えて、環境面・安全面・リスクヘッジ・生産性の全てを織り込んだ新工場として2019年2月に竣工した建屋です。

この工場では、先ほど見ていただいたローターに取り付ける『耕うん爪』を生産しています。

材料となる鋼材は6メートルにも及ぶ棒状で納品されます。それを適切な長さに切断し、約1,200℃まで加熱して鍛造を行います。鍛造では、熱した鋼材を爪状に成形するとともに、ハンマーで叩きつけることで金属組織を圧縮し、頑丈な爪をつくります。

その後、焼入れ・焼戻しと呼ばれる工程でさらに強度を高め、研磨・塗装を経て、製品として出荷されます」

瀬川さんによると、この工場建屋の設計には小橋社長のたくさんのこだわりがあるのだそうです。

1つ目は「熱」。従来のラインでは炉から発せられる熱がこもり、室内温度は40℃に達していていたのだそうです。そこでこの工場では、熱源を逃がす仕組みとして炉の上部に横からフレッシュな空気を吹き付け、天井から排気させることで工場外と同じ気温での作業を実現しているのだとか。

2つ目は「音」。建物自体が防音設計になっているほか、工場内のあちらこちらにグラスウール製の吸音ボードが設置されていました。近隣住民への配慮のほか、これも、従業員がストレスなく作業に集中できるための仕組みです。高速走行中の自動車内の騒音が70デシベルといわれる中、この工場では65デシベル以下の環境を実現しているのだそうです。

3つ目は「明るさ」。場内照明を一新し、LED照明と天窓の導入により従来の3〜4倍の明るさを実現したのがこの工場です。天候によっては、図面室と同程度の明るさになるとか。

また、各工程間の導線を整備することで生産性を倍近く高めるとともに、全てのラインをフットレス(地面から浮かせた設計)にすることで、今後の拡張自由度を高め、洪水などによる油の流出リスクをなくす工夫もなされているのだそうです。

その後、私たちは作業機の組み立てラインを見学させていただきました。計40機種134型式という多機種少量生産のための生産管理システムや人材育成のポイント、検品の仕組みなどを伺いました。

そして組み立て工場を出たところで、一同は「ではこちらの車にご乗車ください」と2台の車にお乗せいただき……

KOBASHIの作業機搭載のトラクターを試乗体験!

到着したのは、本社社屋の裏手にある広々とした圃場。いよいよお待ちかね、トラクターの運転体験です。公道での運転には特殊自動車免許が必要ですが、こちらは私有地のため免許は不要。社員さんの監督と指導のもと、一人10メートルほどずつ運転させていただきました。

まずは、KOBASHIの方によるデモンストレーションから。

トラクターの後ろに取り付けられているがKOBASHIの耕うん機です。

耕うん爪が高速回転している様子

トラクターが耕した跡は、以下の写真のように土が見事に掘り起こされているのが分かります。

耕うん前と耕うん後の土は一目瞭然

ゆっくりとUターンして戻ってくるトラクター。トラクター体験第1号となるのは、ICCパートナーズ代表の小林。

初めてのトラクター運転に意気込むICC小林

プロからしっかりとご説明いただきます

「うおお!」

トラクターの中からガッツポーズ

これまでに、自動車工場や植物工場、繊維工場などさまざまな生産現場の取材をしてきた私たちですが、トラクターの運転はもちろん初体験。

まず驚かされたのは、耕うん爪の猛烈な回転の割に、座席の振動が少ないことでした。トラクター自体の性能もあるかと思いますが、少ない馬力で効率よく土を耕せるKOBASHIの耕うん機ならではの特徴なのではないでしょうか。また、思ったほど土が飛び散らないのが印象でした。これもKOBASHIの耕うん爪だからこそなせる技。

続いて、KOBASHIのあぜ塗り機が“あぜ”をつくる様子も見学させていただきました。

圃場の周囲にあぜをつくる様子

漏斗状のドラムがガラガラガラと回転し、前方で土を削りながらドラム部分であぜを塗り固めていきます。

このあぜ塗りは田に水を張るために必須の作業ですが、昔はこれを手作業で行っていたというのだから驚愕です。手作業では1メートル進めるだけでも非常に辛い肉体労働だそうです。

頑丈なあぜが出来上がりました

ちなみに、KOBASHIに入社した社員はトラクターを運転できるように大型特殊自動車免許を取得するそうです。また、新しい製品が開発されたときは必ず、複数の土質でテスト使用をするのだとか。

圃場から眺める小橋の社屋

圃場で集合写真

農作業と聞くと何となく「刈り取り」や「収穫」のシーンを思い浮かべがちですが、すべての田畑はまず、土を耕す必要があります。日本中の農家さんが担うこうした重労働を、100年以上のモノづくりの歴史で支えるKOBASHIの思想を身を持って感じられたのは素晴らしい機会でした。

中谷さん、山田さん、そしてKOBASHIの皆さま、大変お忙しいなか本当にありがとうございました!

翌日は、東京のICCオフィスで小橋社長と打合せ!

そしてその翌日、東京に戻った私たちは、岡山でお会いすることのできなかった小橋正次郎社長と次回ICCサミット FUKUOKA 2020でのスポンサード・セッションの打合せを行いました。

小橋工業 代表取締役社長 小橋正次郎さん

ICCサミットにはこれまで計5回参加してくださっている小橋さん。そのきっかけは、ユーグレナの永田さんの紹介がきっかけだったそうです。「はじめて参加したとき、その熱量に圧倒されて『このカンファレンスは、今後もずっと参加したい』と思いました」と小橋さん。

そんなKOBASHIが次回サミットでスポンサーとしてご協賛いただくことになったのは、小橋さんの「モノづくり」への想いからでした。

小橋さん 「弊社はこれまで『農業』の領域で事業をやってきましたが、『地球を耕す』の理念にも込めたとおり、地球には解決するべき課題がまだまだたくさんあります。

小橋社長の執務室に掲げられた「地球を耕す」の題字

私たちは言ってみれば、地方で製造業を営む中小企業です。そんな私がICCサミットに参加して思ったのは、これまで自分の視座がいかに低かったかということでした。中小企業の枠にとらわれすぎていたと感じた瞬間でした。

今進めているエアロネクストとのドローン量産化のプロジェクトは、ICCサミット KYOTO 2018で展示された新型ドローンを見たのがきっかけです。その時、次世代産業用ドローンを活用して空から出来ることへ、無限の可能性を感じ、『KOBASHIが取り組むべきことだ』と直感しました。そして、ユーグレナの永田さんにエアロネクストの田路さんをお繋ぎいただき、今回のプロジェクトが実現しました。

KOBASHIには、100年以上にわたって築いてきた『モノづくり』の強みがあります。ですから今回のICCサミットへの協賛でも、農業に限らない『モノづくり』の部分でICCサミットに参加する皆さんとご一緒する機会をつくることができれば、と思っています」

その後の打合せを経て、KOBASHI協賛セッションの方向性は「量産化の壁を乗り越えろ! ハードウェア・スタートアップのモノづくりを徹底議論!」に決定。ユーグレナ/リアルテックファンドの永田さんのモデレーションのもと、KOBASHIのほかモビリティ系の大企業の視点も交えながら、技術系スタートアップのモノづくりにおける量産化の壁を議論するセッションです(詳細は、こちらの最新プログラムをご覧ください)。

ICC FUKUOKA 2019 “量産化の壁”セッションにぜひご期待ください!

◆ ◆ ◆

最後に、KOBASHIの会社紹介のパンフレットから、KOBASHIの精神が込められたミッション・ステートメントを抜粋させていただきたいと思います。

耕すこと。それは、培うこと。

培うことで、過去の伝統を継承し、新しい文化に昇華していく。

我々は、精神を耕し、文化を育む。

(中略)

耕すこと。それは、挑むこと

挑むことで、地球上のあらゆる常識を変え、未来を開拓していく

我々は、地球を耕し、未来を育む。

「自分たちは土を耕す会社ではなく、地球を耕す会社だ」と自社を再定義した瞬間から、明治43年のKOBASHIの新しい挑戦は始まりました。日本と世界の農業の未来、そしてモノづくりの未来を見据えるKOBASHIが次に耕すのは?

今後のKOBASHIの躍進にぜひご注目ください!

(終)

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編集チーム:小林 雅/尾形 佳靖/浅郷 浩子/戸田 秀成

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