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ICC FUKUOKA 2021の下見に行ってきました!【DAY2:特別プログラム「太宰府」・美食「ホテルカルティア」編】

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ICC KYOTO 2020のスタッフ打ち上げの翌日の10月1日、ICCチームは次回、2月のICCサミット開催地、福岡へ飛びました。次回会場、初めて訪れる場所、新しい企画、新しい人たちに会って話を聞いてまいりました。その様子をレポートします。ICC KYOTO 2020の比叡山延暦寺見学ツアーに続く歴史企画、太宰府での特別プログラムについて今回はお伝えします。ぜひご覧ください!

ICCサミットは「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場です。毎回200名以上が登壇し、総勢900名以上が参加する。そして参加者同士が朝から晩まで真剣に議論し、学び合うエクストリーム・カンファレンスです。 次回ICCサミット FUKUOKA 2021は、2021年2月15日〜2月18日 福岡市での開催を予定しております。参加登録は公式ページをご覧ください。

福岡下見DAY2:太宰府天満宮〜八女へ

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下見2日目は朝9時に、歴史といえばこの方、COTENの深井 龍之介さんに合流いただいてスタート。ICC小林の運転で太宰府へ向かいました。空は快晴で、10月に入っていますが、夏のような暑さです。

「COTEN」は、ソリューションで幸せになれない現代を、歴史データベースで革新する(ICC KYOTO 2020)【文字起こし版】

例によって行動が早いICC一行。約束の時間より早く着いてしまいそうなため、カーナビで見つけた付近の施設にちょっと寄り道しました。日本遺産に指定されている「大宰府政庁跡」です。課外学習の子どもたちも大勢集まっていました。

「大宰府政庁跡」は、7世紀後半に設けられた、平安京、平城京に次ぐ、外国の窓口として機能した日本の玄関。山を背負い、今は広々とした平地のそこここに、以前あった建物の礎となった岩が残っています。

平安時代末頃には田畑となり、1950年代には宅地開発の話もあったそうですが、地下に文化財が眠っていたこともあり、調査と保存が進められたそうです。

石碑は、江戸や明治の人たちが、都があったことを忘れないために自費で建てたものだそう

ちょっと見づらいですが、過去の建物を復元した図がこの看板には描かれていました。

福岡が地元の深井さんもここを訪れたのは今回が初めてだったそうです。今回私たちは訪れませんでしたが、政庁跡の向かって左後方には令和縁の地坂本八幡宮が、政庁跡手前には太宰府展示館もありました。

特別プログラム下見/太宰府天満宮

比叡山延暦寺を訪ねるツアーが大好評だったため、今回はそれを太宰府バージョンで開催したいというのが今回の訪問の目的。社務所の真後ろにあるその名も「太宰府パーキング」に車を停めて、私たちは太宰府天満宮へ向かいました。

境内に入ってまず目を引いたのは、この前日に訪問した中村人形が制作したという、楼門を装飾している「飛竜天神ねぶた」です。太宰府といえば学問の神様。「登龍門」の故事になぞらえ、険しい龍門を登り切ることができた鯉が飛龍に化するという成功伝説を、親交のある青森県のねぶたにより表現したこの門は、受験生の験担ぎになりそうです。

一見紙風船のような風合いは、中村弘峰さんが、このねぶたをランタンアーティストの三上真輝さんとコラボレーションして制作したため。夜になるとライトアップされるそうです(現在は終了)。

「飛龍天神ねぶた」ライトアップのお知らせ(太宰府天満宮)

社務所では、日本IBM在籍時代にICCサミットに参加したことがある権禰宜 高山 博子さんと、権禰宜 秘書部長 真木 智也さんにお話を伺いました。

過去のサミットで西高辻 信宏さんには登壇いただいているのですが、改めてICC KYOTO 2020のご説明と、深井さんの参加により、参加者の間で歴史熱が高まっていることをお伝えしました。

【名言】「菅原道真公ならどう考えるか?」を自問する(太宰府天満宮・西高辻)【F17-2C #7】

深井さんは以前に太宰府天満宮の縁の地を巡るツアーに参加したことがあり、菅原道真公の直系の西高辻さんにお話を聞き、経営者として非常に学びが深い内容だったそうです。

令和のゆかりの地とされる「坂本八幡宮」や、竈門神社を訪ねるのはどうかというアイデアもいただきながら、特別プログラムの概要についてさまざまなアイデアを出し合いました。

おそらくICCサミットの2日目か3日目に、これから詳細を詰めていきますが、菅原道真公の足跡をたどり、イノベーションやアートまで欲張りたいと話はふくらみました。坂本八幡宮や竈門神社も含むロングツアー、ショートツアーならばどこかにフォーカスしつつ、座学もあるというツアーに落ち着きそうです。

窓の外では、太宰府幼稚園の子どもたちが、元気いっぱいに運動会のお遊戯の練習をしていました。インバウンドの観光客が姿を消した今、太宰府はとてものどかな雰囲気です。

高山さんと真木さんに、境内もご案内いただきました。地元の学生たちでにぎわっていましたが、境内を一歩離れると静かな雰囲気です。

太宰府天満宮は現代アートとのコラボレーション『太宰府天満宮アートプログラム』でも知られています。特別プログラムでは、境内のアート作品も鑑賞する予定です。下の写真は、フランスのアーティスト、ピーター・ユイグによる「ソトタマシイ」という作品です。

写真右手に実がなっている木は、“代々続く”という意味を持つ橙(だいだい)

この人工池もアート作品で、蓮はモネの「睡蓮」に描かれた池から移植されたそうです。水の中にはウーパールーパーがいて、それは橙とともに意味があります。ぜひ、特別プログラムで訪問したときに聞いてみてくださいね。

また、今回の下見では行きませんでしたが、その後の打ち合わせで、最澄が唐へ渡る前に訪れたという「竈門神社」も特別プログラムでは合わせて見学する予定になりました。写真は昨年のものですが、今年は映画『鬼滅の刃』の大ヒットで”聖地”化しており、大人から子どもまで大賑わいだそうです。

宝満山のふもとにある「竈門神社」。太宰府からは車で移動します

竈門神社については、こちらのレポートでもお伝えしていますので、ぜひご覧ください。
【活動レポート】ICC サミット FUKUOKA 2019 太宰府・竈門神社など下見レポートPart.3(番外編)

特別プログラム検討/ホテルカルティアでランチ

太宰府天満宮の真横にある、ホテルカルティアのことが、駐車場に車を停めたときから気になっていたICC一行。ここでランチをいただくことにしました。ICC サミットKYOTOの過去のパーティ会場として使用していた川床のあるレストラン、鮒鶴系列のホテル&レストランで、古民家を改装した建物です。

太宰府天満宮を中心とした文化体験を楽しむために、天満宮の周辺には江戸・大正時代の建物をリノベートした分散型ホテルがいくつかあるそうです。

外側から見ると、古めかしい土蔵のようでちょっと怖いですが、こちらはホテル棟。

素敵なホテルの部屋を見ると、つい「この部屋、ICCサミット期間中空いてるかな?」と言いたくなってしまう最近のICC、もしかすると、もしかして、ここで夜通し歴史を語り合うCo-Creationがあるかも!? しれません。

打ち合わせの感想を話し合いながら、旅先でのランチは外さないICC出張、ホテルカルティアで今回もデザートまで美味しいランチをいただいて、ここで深井さんとはお別れです。

特別プログラム検討/八女茶の産地・星野村を訪ねて

準備がすべてといつも言っているICCですが、実際に行ってみないとわからないこともあります。前日のRestaurant Solaをご紹介いただいた小さんがブランディングを手掛けているという、八女茶の里を訪ねた午後の感想は、お茶は美味しいけれども遠い! そこで写真中心でご報告します。

お茶の味の違いを学んだ茶房 星水庵

ナビで迷いつつも、訪問の最後には、八女中央大茶園の展望台から茶畑を見下ろす、こんな景色を見ることができました。

この夜は八女市でホテル・カルティアと同じ系列の、元は酒造の建物を活用したNIPPONIA HOTEL 八女福島 商家町に宿泊しました。夕食後に少し近所を散策しましたが、レトロな町並みが素敵でしたよ。

(続)

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編集チーム:小林 雅/浅郷 浩子/北原 透子/戸田 秀成

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