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スポンサーブースに47人の審査員が詰めかける! 初開催「ガーディアン・アワード」

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9月5日~8日の4日間にわたって開催されたICCサミット KYOTO 2022。その開催レポートを連続シリーズでお届けします。今回のテーマは、ガーディアンアワード。ICCサミット会場内でスポンサーブースを構える9つの企業を、カタパルト登壇者を中心とした47名が審査した初開催のアワード、一体どんな感じだったのでしょうか? 審査する側、される側の様子をお伝えします。ぜひご覧ください。

ICCサミットは「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場です。毎回300名以上が登壇し、総勢1,000名以上が参加する。そして参加者同士が朝から晩まで真剣に議論し、学び合うエクストリーム・カンファレンスです。 次回ICCサミット FUKUOKA 2023は、2023年2月13日〜2月16日 福岡市での開催を予定しております。参加登録は公式ページをご覧ください。


今回のICCサミットは、カタパルト8つ、アワード3つという、3日間に渡っていつもどこかで審査が行われ、入賞者が発表されているという賑やかなものになった。今回新設されたアワードの1つが、この「ガーディアン・アワード」だ。

このアワードの概要は、スタートアップの経営者たちが審査員となって、会場内に設置されたスポンサー企業のブースで5分間の説明を聞いて「素晴らしい」「サービスを利用したい」といった観点から、上位の3社に投票をするというもの。

ホワイエのガーディアン・アワード会場

ICCサミットはエクストリーム・カンファレンス。たとえお金をいただいているスポンサー企業であっても、投票で順位付けをするという競争原理を働かせることで、ただ人が来るのを待つだけでなく能動的に交流できるブースにし、ICCサミットをさらに活性化するという意図が、このガーディアン・アワードの裏にある。

初開催のため、蓋を開けてみるまでは予想がつかないところもあり、各社の温度感や理解度も違ったが、一度始まると、各社ブースはスタートアップの人たちで溢れ、ブース側もときには経営者まで出てきて自社のサービスを自らプレゼンするなど、非常な盛り上がりをみせた。

審査員にはカタパルトの登壇者も多く含まれ、スポンサー企業がプレゼンすることから、まるでカタパルトの逆バージョンといったところ。さきほどまで審査員席に座っていた企業がブースに立ち、プレゼンターたちに向かって自分たちのサービスをプレゼンする。

審査員ツアーはDAY1とDAY2の2日間に分かれ、1ブースあたり5分間で説明を聞く。ツアーが始まると、それまで会場の景色と化していたスポンサーのブースが一気に熱気を帯びる。5分たつとスタッフがブース交代の合図をし、数人の小グループに分けられた審査員たちは一斉に隣のブースへ移動する。

審査員の企業や事業の規模も違えば、必要なサービスも違う。サービス紹介のわかりやすさという観点で投票した人もいただろうし、単純にいいなと思うサービスに投票した人、、実際に導入したいという観点の人もいただろう。上場を当面想定していないところも、クラファンに出すアイテムを持っていないところもあるだろう。

しかし、話を聞いて初めてこういうサービスだと知った審査員も多かったのではないか。また興味はあっても、名前は知っていてもブースに行って話を聞くだけでは気まずいため行けない、という人にはいい機会になったのではないかと思う。

CMだけではない顧客を理解する魅力的なサービスを次々発表しているノバセルも2位に

スポンサーブース側にとっても、これから大きく飛躍しようとするスタートアップに向けてサービスをPRできる機会は貴重だ。まさにカタパルトの逆バージョンといえて、大きなエンタープライズに導入するほどのインパクトはなくても、そのポテンシャルを秘めた経営者たちと直接交流ができる。

運営スタッフも、案内や誘導をしながらブースを見学し、学ばせていただいたのだが、そこで気がついたことをそれぞれメモして集約していた。結果的に票が集まっていたブースの特徴について、次回以降アワードに参加される企業にとって役に立つ情報もあるかと思い、いくつか共有させていただきたい。

マネーフォワードのブース。マネーフォワード クラウドERPのサービスを丁寧に解説した
  • モニター画面より、審査員の顔を見て説明する。説明だけでなく質疑応答も受ける
  • 普段のプレゼン資料ではなく、展示会場に最適化した情報量にアレンジする
  • 審査員1人に説明する人が個別につくと強い。相手に合わせたプレゼンができる
  • 説明に参加していない人がブースに多数いると違和感がある。総合力が好感度の鍵
  • スタッフTシャツなど統一感があると、企業の印象が残る
会話形式で、審査員たちにサービスを紹介したM&Aクラウド。直近でなくてもポテンシャルのある経営者と話ができる

ブースのスペースは同じだが、一部はセッション会場内、一部はホワイエに設置されていた。審査員ツアーはランチタイムだったため、絶え間なく人が行き交い、ブースの担当者は声を張ってプレゼンを続けた。ブースの位置によっては、多少それでハンディが生じたかもしれない。

Asobicaは、カタパルトXに登壇した遠藤 卓さん自らロイヤル顧客と関係を築くサービス「コーラム」をプレゼン
目移りするほどさまざまなプロダクトを並べたMakuakeのブース

集まった投票用紙は最終的に47枚。審査員たちはこの投票用紙とお昼の弁当を交換となり、投票せざる者食うべからずという状況だった。

DAY2の最終セッションであるSession 10のC会場では、他のアワードも含めた表彰式が行われた。ガーディアン・アワードについては2日分の投票から順位が決まり、既報の通りUPSIDERが優勝となった。

【速報】スタートアップが利用したい企業を選ぶガーディアン・アワード、初グランプリは「UPSIDER」!(ICC KYOTO 2022)

優勝が決まって壇上に呼ばれたときのUPSIDERの皆さんは、会場にいた方々も感じられたのではと思うが、チームワークのよさが印象的。最初3人が壇上に上がったが、記念撮影でブースにいた全員で写真を撮ろうということになり、続々集まってきたメンバーがハイタッチを交わしていた。

チームワークばっちりのUPSIDERの皆さん

優勝は嬉しいものだが、なぜここまで嬉しいのか?と思ったら、今回のアワードのために多大な準備をしてくださっていたことが後日わかった。その舞台裏をnoteで公開しており、ここまでいろんなことをしていたのか!と驚かされた。どうブースを作ったら魅力的なのか、このアワードに限らずとても参考になる資料だと思うので、ぜひご覧いただきたい。

UPSIDERがICCで初スポンサーしたので、ブースの作り方をシェアする話(note)

最後に、初回ながら果敢にアワードをCo-Creationいただいた参加企業の皆さんに心からお礼を申し上げたい。スポンサーブースが活気づき、スタートアップが有益な先輩サービスを学べる企画として、次回もガーディアン・アワードは開催予定である。

(終)

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編集チーム:小林 雅/浅郷 浩子/戸田 秀成

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