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ICC KYOTO 2020のスタッフ打ち上げの翌日の10月1日、ICCチームは次回、2月のICCサミット開催地、福岡へ飛びました。次回会場、初めて訪れる場所、新しい企画、新しい人たちに会って話を聞いてまいりました。その様子をレポートします。福岡から佐賀まで駆け巡った3日間の下見レポート、次の企画についても、大まかな概要をお伝えできます。ぜひご覧ください!
ICCサミットは「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場です。毎回200名以上が登壇し、総勢900名以上が参加する。そして参加者同士が朝から晩まで真剣に議論し、学び合うエクストリーム・カンファレンスです。 次回ICCサミット FUKUOKA 2021は、2021年2月15日〜2月18日 福岡市での開催を予定しております。参加登録は公式ページをご覧ください。
まだICC KYOTO 2020の熱気も冷めやらぬ10月1日、ICCチームは来年2月開催地の福岡にやってきました。ICC FUKUOKA 2021に向けて、早くもこれが2度目の下見。それには理由がありました。
コロナ禍で、今年2月までお世話になっていた福岡のメイン会場、グランドハイアット福岡が向こう3年会場をおさえていたにも関わらず、使えなくなってしまったのです。新たに会場を選定する必要に迫られ、9月半ばに一度、福岡へ下見に赴いていました。
そこで決まったのが、このヒルトン福岡シーホーク。福岡ソフトバンクホークスファンならお馴染みの、福岡 PayPayドーム隣にそびえ立つ印象的なフォルムのホテルが、次回の会場です。
下見DAY1、2は、サポートチーム統括の市川大樹さんも合流して、この会場の下見から始まりました。
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メイン会場下見:ヒルトン福岡シーホーク
このホテル、本当に広いです。どのくらい広いかというと、
イベント会場がこの写真の両脇にあるのですが、ICCサミットでいうところの、A~F会場と、スピーカー控室が、この写真に全部収まっているんです。しかもどの部屋も広いです。今までオープンなスペースに配置されていたD会場も、こじんまりしたF会場も、すべてこの写真に収まっています。
写真左手前には受付のデスクを設置して、来場者をお迎えする予定です。セッション会場もちょっと覗いてみましょう。
カタパルトを開催するA会場。座席の感覚を広げているのもあり狭く見えますが、収容人数は同じくらいで、グランドハイアットより横幅が狭く、縦幅が広くなっています。いつもは登壇者が左右に分かれて座りますが、変更する予定です。
他の会場も見てみましょう。この写真では、B、C会場はパーテーションが開いてつながっています。
E、F会場はともにこの大きさです。F会場は今までと比べて、3倍近くの広さになるんじゃないでしょうか?
この会場の広さが生んだイノベーション、スピーカー控室と、メディアチームは同じスペースになります。
奥のソファやテーブルが並んでいるところがスピーカー控室となります。真ん中の床に赤いテープが貼ってあるところは、写真撮影のチームがスタジオを設置します。つまり、次に登壇するスピーカーが集合したら、この部屋内で登壇前の撮影ができてしまうわけです。準備日もスタッフ写真やスカラシップの記念撮影も、ここでできます。
バックパネルを立てても十分な広さがある、写真スタジオ予定スペース
メイン会場以外、ホテル内の施設も下見
ヒルトン福岡シーホークのフロントを抜けると、数フロア分を吹き抜けた眺めのいい朝食やカフェスペースがありますが、ICCサミット開催中は、このカフェの一角を借りて、来場する方々の打ち合わせスペースにできるかどうかも検討しました。
ホテル内にはさまざまな飲食店が入っており、分散ランチ会場として使えないかどうかも検討しました。会席料理店や焼肉店、個室なども充実していましたが、どう活用するかは検討中です。
ホテルに1泊しましたが、窓が大きくとられた部屋は気持ちよく、海と福岡 PayPayドームが窓いっぱいに見えました。
今回のメイン会場、ヒルトン福岡シーホークには、福岡空港からはタクシーで20分(筆者は高速に乗って約30分弱、3570円でした)、博多駅からはタクシーで15分ほど、最寄りの地下鉄駅からは徒歩で約20分ほどかかるので、お荷物が多い場合はタクシーがおすすめです。
特別プログラム下見:中村人形
次にICC一行が訪問したのは、JAPANESE SAKE NIGHTや、美食セッションの登壇でおなじみの住吉酒販、庄島 健泰さんのご紹介による、博多人形を作る「中村人形」です。
住宅街の中に突如現れた、「人形」と書かれたのれんの下がった一軒家。ここが中村人形の工房のようです。四代目の中村 弘峰さんが迎えてくださいました。
パラリンピックの日本代表卓球チームをモデルに制作、一人ひとりの特徴を精緻に作り込んだ「パラヒーローズ」
人形とICC? と思うかもしれませんが、CRAFTEDで非常に面白い話が伺えたので、別途訪問レポート記事でご紹介しますね。特別プログラムとして、工房訪問ツアーを予定しています。
その後、一行はディナーまで時間があったため、大濠公園の中にある大濠テラスを訪ね、八女茶で一休み。翌日は八女を訪問する予定なので、これもリサーチの一環です。
▶八女茶がテーマの施設「大濠テラス」、大濠公園にオープン(FUKUOKA NOW)
この写真は9月下見時のものですが、大濠テラス2階では、貸し切りイベントが開催されていました。ICCサミットでも、ここで特別プログラムができたら面白いかもしれません。
大濠公園は博多っ子の心のオアシスだそうで、福岡市の中心にあって人も多いのですが、ちょうど夕暮れ時で、ゆったりとした雰囲気が流れていました。
美食企画/ディナー下見:Restaurant Sola
午後7時。私たちは志賀島などに渡る船が出る、ベイサイドプレイス博多にいました。平日のため、船を使って帰宅する人がいるくらいの、少々寂しい雰囲気。ここで9月の下見時に九州で数々のブランディングを手掛ける、マーケティングコンサルタントのクロマニヨン小栁 敏郎さんから紹介されたモダンフレンチ、「Restaurant Sola」を下見するためです。
パーティ会場の混雑緩和を考えて、次のICCサミット FUKUOKA 2021では、さまざまな美味しいレストラン、予約の取れないお店に、少人数で訪れる企画を予定しています。
テレビ番組「情熱大陸」にも取り上げられた、シェフの吉武広樹さんがパリで共同経営している「Sola」は、2012年の開店から1年3カ月でミシュラン1つ星を獲得。吉武さんは、JALのファーストクラス、ビジネスクラスの機内食の監修も務めています。
ここ「Restaurant Sola」は、「こんな寂しい場所に作らないほうがいいよ」という声を押し切って、吉武さんがフランスから帰国してオープンしたレストラン。確かに、通勤客が行き交う波止場の近くに、こんな素敵な空間があるとはうかがい知れません。
早速、いただいた10月のメニューをご紹介していきましょう。メニューには素材しか書かれておらず、お料理の説明を一品ごとに教えてもらいます。
冷たいオードブルは「オマール海老と自家製ハム」。スモークのいい香りとともに、箱の中からブリオッシュと登場
冷たいオードブルもう一品は「鮪(まぐろ)」。みょうがやれんこんなど、秋色の野菜といただきます
温かいオードブルはふわふわの「穴子」をフリットした上に、フォアグラがのせられています
デザートは3種類。煎茶堂東京の急須でハーブティーをいただきました。
▶煎茶堂東京は「シングルオリジン」で日本茶をアップデートする
どれも本当においしくて、ボリュームたっぷり。ワインのセレクトも素晴らしかったそうです。料理の感想を話し合っていると、シェフの吉武さんが出てくてくださいました。ご紹介いただいた小栁さんと吉武さんを囲んで、厨房の前でICCポーズ!
ここでの調理は薪焼きで行っているそうで、その薪は、2017年に発生した九州北部豪雨で生じた流木や倒木を使っています。現在もなお被災地を悩ませているものを、レストランを通して「幸せ」の形で還元する取り組みなのだそう。
味だけでも超がつくほど大満足なのに、こういったストーリーを聞くとさらにファンになってしまいますよね。下見DAY1はこれにて終了しました。
(続)
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編集チーム:小林 雅/浅郷 浩子/北原 透子/戸田 秀成
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