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ICC KYOTO 2022 STARTUP CATAPULT スタートアップの登竜門に登壇いただいた、Mimmy 関根 謙太 さんのプレゼンテーション動画【家にいながらグローバル体験。50カ国からの双方向ライブ配信で、子供たちに未知の体験を届ける「Mimmy」】の文字起こし版をお届けします。ぜひご覧ください!
ICCサミットは「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場です。そして参加者同士が朝から晩まで真剣に議論し、学び合うエクストリーム・カンファレンスです。次回ICCサミット FUKUOKA 2023は、2023年2月13日〜2月16日 福岡市での開催を予定しております。参加登録は公式ページのアップデートをお待ちください。
本セッションは、ICCサミット KYOTO 2022 ダイヤモンド・スポンサーの ノバセル です。
▶【速報】サステナブルビジネスが隆盛!寝具の回収と再生で循環型社会を創る yuni の「susteb(サステブ)」がスタートアップ・カタパルト優勝!(ICC KYOTO 2022)
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【登壇者情報】
2022年9月5〜8日開催
ICC KYOTO 2022
Session 1A
STARTUP CATAPULT スタートアップの登竜門
Supported by ノバセル
関根 謙太
株式会社Mimmy
代表取締役社長
1985年東京都生まれ。大学卒業後、旭化成ホームズ株式会社に入社。国内営業に従事後、同社在籍中にシンガポール経営国立大学に留学。その後、海外事業部にて北米における不動産分野の新規事業立上げ、サプライヤーのM&Aを含めたサプライチェーンを一から構築する仕事に従事。合わせて国内事業も兼任し、新規事業のSCM構築を構築するプロジェクトの責任者を務める。2019年に退社後、株式会社linK&Relations(現:株式会社Mimmy)を3歳からの幼馴染と共に共同創業。2020年に企業向け語学研修“オフィス留学“をリリース。2021年には、子供向けオンライン教育サービス“Mimmyアドベンチャー“を正式リリース。
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関根 謙太さん こんにちは、株式会社Mimmyの関根です。
皆さま、最近、新しい体験はされていますか?
夏休みに、お子さんたちとどこかへお出かけされた方も多いのではないでしょうか。
置かれた環境で大きく変わる「体験機会」
ただ、最近はコロナの影響で、約8割の親が、「子供たちの体験機会が減った」と感じています。
▶[報道資料]コロナ禍における遊びやレジャーの機会損出が、子供の情緒や成長を妨げている!アソビューは子供の情緒の育みを遊びやレジャー体験を通して支援(PR TIMES)
体験機会は不平等ですよね。
その人の置かれた環境によって、大きく変わります。
子供たちには、なるべく多くの体験機会を提供したいですよね。
図鑑で見ていた憧れのカブトムシ
私は子供の頃カブトムシが大好きで、毎日裏山に行っていました。
皆さんも行きませんでしたか?
こちらは、皆様もご存知ですよね、カブトムシの王様、コーカサスオオカブトムシです。
憧れましたよね!
日本には生息していないので、私は図鑑の中でしか見たことがなかったです。
そして時代は変わりました。
こちらは、マレーシアのキャメロンハイランド在住の、虫ハンターのエニスさんです。
毎日のようにライブで、何百種類もの昆虫を見せてくれています。
子供たちは大興奮です。
このように、子供たちが未知の世界をライブで体験できるのが、Mimmyアドベンチャーです。
子供の集中力が続くよう工夫された双方向のコンテンツ
特徴は、3つあります。
コンテンツの長さは、子供の集中力がもつ10分になっていること。
地球の裏側から社会の裏側まで、子供たちにとって新しい世界をコンテンツにしていること。
そして何より、双方向でコミュニケーションがとれるようになっていること、これが大きいのです。
それでは、Mimmyの世界をご覧ください。
彼女はアメリカ在住で、普段から色々な職業について紹介してくれています(上の動画2:34部分)。
この日はfire fighterについて、彼らへのインタビュー形式で、子供たちに見せてくれています。
彼女はインドの文化を見せてくれます(上の動画2:41部分)。
扉がない電車は、日本とは全然違いますよね。
彼はインドネシアのボルネオ島から、魚や爬虫類を見せてくれます(上の動画2:52部分)。
彼女はイギリスのアーティストの卵で、一緒にお絵かきをしてくれます(上の動画2:58部分)。
このように、話したり、リアクションしたりすることで、子供たちは当事者として参加することができます。
これが子供の体験価値を、圧倒的に高めています。
ユーザーインタビューの動画です。
(動画内音声)
「面白いし学べるし、自分が(昆虫を)飼っていたときもあるので、それと比較したり、その(アドベンチャーの)後、エニスが絵を描いてくれるじゃないですか。『エニスは絵がうまい! 絵もうまいし、昆虫にも詳しいし、絶対会いたい』みたいな感じ」
「絶対会いたい」、嬉しいですよね!
ライブを届けるのは個性あふれる各国人気インスタグラマー
このように、個性あふれる人たちが、世界中から毎日コンテンツをライブで提供しているのが、Mimmyアドベンチャーです。
この方たちは、全員があるジャンルに特化した、人気インスタグラマーなのです。
アジアの昆虫ハンター、ニューヨークのプロバレリーナ、イギリスのアーティストなどに、「一緒にやらない?」とDMを送って世界中からヘッドハンティングし、子供向けにプロデュースするのが我々の仕事です。
1つのジャンルに特化した人たちなので、とにかく熱量が高いです。
だからこそ、子供たちが熱狂する学びの場になっています。
そしてコンテンツのMCを務めるのが、Mimmyちゃんです。
芸人やアナウンサーなど、喋りのプロの方がMimmyちゃんを演じ、世界との架け橋になってくれています。
公立小学校の授業や企業の社会科見学に導入
トラクションです。
単月での参加者は、5,000人を超えるようになりました。
まだまだ少ないですが、今、伸びています。
教育機関からもお声がけ頂けるようになりました。
単に英語や社会を学ぶだけではなく、世界への興味を広げているという点を評価してもらっています。
こちらは東京都の公立小学校の、授業の様子です。
利用者はどんどん増えてきています。
▶英語の授業教材としても利用可能!日野市の小学校17校で『Mimmyアドベンチャー』実施中(ドリームニュース)
そして、企業からもお声がけ頂くようになりました。
「社会科見学」コンテンツという切り口でスタートしています。
こちらは、カルビーと共催した社会科見学アドベンチャーの様子です。
(動画内音声)
「Mimmy:みんなが普段食べているじゃがいもはどの部分でしょうか? トモビーさん、タクビーさーん!
トモビー・タクビー:こんにちは!
子供:カルビーの会社で試食とかってありますか?」
身近なものがどうやって作られているのかなど、社会の仕組みを知るきっかけになっています。
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企業のCSR活動・広告採用で堅調に成長
ビジネスモデルです。
収益の柱は3本で、ユーザーからの月額課金、教育機関からの収益、そして企業からの広告収益です。
特に、協業していただける企業がどんどん増えており、一つの広告の手段として選択して頂いています。
来年(2023年)の3月まで、予定がびっしり埋まっています。
それに伴い、売上は堅調に推移していて、2028年には120万人の子供たちが参加する場にしていきます。
人のこと、社会のこと、そして世界のこと…、「Mimmyに来れば、世の中のこと全てが体験できる」、そんなプラットフォームにしていきたいと思っています。
子供たちに広く情報に接する機会を
最後に、こちらは先週実施したアドベンチャーの1つですが、どこの国からのものか分かりますか?
もう1本、昨日のコンテンツです。
ウクライナからのものです。
イメージとは、結構違ったのではないでしょうか。
先入観を持つことや価値観のすれ違いは、どうしても起こります。
だからこそ、これからの時代を担っていく世界中の子供たちには、広く世界のことを知ってもらい、体験し、自分ごととして捉えられるようになってもらいたいと、私たちは思っています。
Mimmyアドベンチャーでした。
ありがとうございました。
(終)
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編集チーム:小林 雅/小林 弘美/星野 由香里/浅郷 浩子/戸田 秀成/大塚 幸/中村 瑠李子