【終】食・農業ビジネスで共に成長する人材求む!【F17-4E #9】 – 【ICC】INDUSTRY CO-CREATION

【終】食・農業ビジネスで共に成長する人材求む!【F17-4E #9】

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「今、食・農業のビジネスが熱い」【F17-4E】セッションの書き起し記事をいよいよ公開!9回シリーズ(その9)は、食・農業ビジネスに求められる人材について議論しました。是非御覧ください。

ICCサミットは新産業のトップリーダー600名以上が集結する日本最大級のイノベーション・カンファレンスです。次回 ICCサミット FUKUOKA 2018は2018年2月20日〜22日 福岡市での開催を予定しております。参加登録は公式ページをご覧ください。


【登壇者情報】
2017年2月21日・22日・23日開催
ICCカンファレンス FUKUOKA 2017
Session 4E
「今、食・農業のビジネスが熱い」

(スピーカー)
栗田 紘
seak株式会社
代表取締役社長

田尾 秀一
株式会社ブレンド
代表取締役

安田 瑞希
株式会社ファームシップ
代表取締役

(ナビゲーター)
井上 真吾
ベイン・アンド・カンパニー・ジャパン
プリンシパル

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最初の記事
【新】今、食・農業の新ビジネスが熱い!【F17-4E #1】

1つ前の記事
日本の農業を変える「マイクロシップメント」の可能性とは?【F17-4E #7】

本編

井上 時間がだいぶ押してきているので、いくつかまだ聞きたいテーマが残っていますが、冒頭で議論しましょうというお話があった「人」についての話をしようと思います。

人の生産性や人件費の話題がありましたが、農業や食という領域は人材不足だと思います。

皆さまのようにインターネットやテクノロジーをきちんと理解した若い方が入っていくということは、始まってはいるものの、まだまだですよね。

そういう人に対して呼びかけるという意味も含め、どういう人材が求められているのか、こういうことが面白い等、是非最後にメッセージをいただければと思います。

栗田 僕は想い先行で農業に入っていったので、想いを強くピュアに持っている人が農業に入っていくべきだと思っています。

生産性や語学等グローバルの観点に関しては、テクノロジーが補填してくれることだと思うので、農業の経営活動やイノベーションに携わっていくという姿勢や気持ちの部分が根底にないと持続や発展は難しいと思います。

人の観点からいくと、農業が好きだったり、農業を本当はやりたいけど今はできなくて諦めかけているという人に僕等は注目していますし、そういう人に対してお声がけしている状況です。

そういう想いを持っていれば、17才の女の子であっても、40才の外国人でも僕等は問いません。

農業領域で“成長”できると思う人にきてほしい

安田 もちろん想いがある人に入ってもらえるといいと思いますが、あえて別の切り口をお話すると、多様な優秀な人間に農業に来てもらいたいという思いが根っこにあります。

私たちの会社は若い人間が集まります。

それはさっき申した最先端とかグローバルという点もありますが、私たちは「成長」という言葉をドリブンにメッセージを発信しています。

基本的には成長余力が大きい若い人間を集めていいます。

一番成長するのは20代前半だと思っているのでそこを中心に狙ってはいますが、各個人のキャリアに農業を「掛け算」した時に、成長するとイメージできる人間にどんどん農業の業界に入ってきてもらいたいです。

それはファームシップでもいいですし、他の会社や食の業界でもいいと思います。

自分のキャリアと食や農業を「掛け算」して、自分のキャリアが爆発的に伸びるイメージが湧く人はどんどん入ってきて欲しい。

そして、20代で農業をやってその後他の領域に出ていったとしても、必ず人生と食・農は関係するのです。

弊社はそのようなメッセージで人を集めています。

井上 商社みたいですね、商社のビジネスマンはどこでも通用するといったみたいに。

安田 私たちが提供するものは食や農ですが業界全体に伸びしろがあるし、ブルーオーシャンでやりたい放題なので成長の場が多くあります。

そう考えると、成長志向が強い人間に向いてると思います。

今やっと(成長志向が強い人に)向いてきたのじゃないかと思います。10年前、20年前だと成長したくても上のおじさん達に叩かれて終わるという感じだったので。

井上 先輩達が色々苦しい思いをして、今そういう雰囲気にまで持ってきていただいているということですね。

安田 本当は20代でやりたかったのですが。

なぜ今(この場にいる)80年代前半組が活躍できているのかというと、ここまで待ってやっとできるようになったというのはあると思います。

「好きなサービスを作ってそれを人に届けたい」

井上 最後に田尾さん、食という切り口なので農業とは違うかもしれませんが、お願いします。

田尾 食然り我々の事業然り、to Cサービスでは、ユーザーが実際にどのように使っているかが直接わかり、そこからフィードバックをすぐに取り入れることが出来るという点が魅力として大きいです。

我々はユーザーの意見やニーズを生産側に届けたり、反対に生産者の魅力やこだわりをユーザーに届けたりすることができるようになります。

双方にその価値が最大化される商品のパッケージ化を行います。バリューチェーンの端から端までをつなぐことができると、正直なんでもできると思います。

そういった環境を楽しめたり、ものづくりが好きだったり、体験性の設計が好きだったりする人が活躍でき、クリエイティビティを発揮できる領域だと思っています。

サービスの色の出し方や提供の仕方は店や会社によって全然違い、我々はサービスとしては「食」に取り組んでいますが、企業カルチャーとしては「自分の好きなサービスを作ってそれを人に届けたい」という想いを大切にしたいと思っています。

ユーザーの顔が見える、そして実際に満足度が高まることで結果的に事業が伸びて規模がとれていくという部分に対して、色々とできる余地があって面白いと思います。

井上 綺麗にまとめていただいてありがとうございます。

話題も聞きたいこともたくさんあったので色々聞いてしまいましたが、非常にいい対談だったと思います。

食と農業のビジネスでは、リアルにぶつかっている課題が逆にビジネスチャンスだということを御三方にお話いただき、非常に魅力が伝わる内容になったと思います。

長い時間ありがとうございました。

(終)

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編集チーム:小林 雅/榎戸 貴史/戸田 秀成/横井 一隆/立花 美幸/城山 ゆかり

【編集部コメント】

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