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チャレンジャーの循環を実現させたい(READYFOR米良)【A16-4 #10】

ICCxAIESEC 2016 Session 4

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「小さな一歩が社会を変える」【A16-4】セッションの書き起し記事をいよいよ公開!15回シリーズ(その10)は、READYFOR米良さんに、READYFORの事業紹介を頂きました。想いのこもった素晴らしいプロジェクトの数々もご紹介頂きました。ぜひ御覧ください。

「ICCx AIESEC カンファレンス」は、NPO法人アイセック・ジャパン(AIESEC)とICCパートナーズが共同で開催した、AIESECに所属する大学生を対象としたカンファレンスです。当日は高い志を持った大学生250名が、ビジネスリーダー/社会起業家たちのパネルディスカッションと、質疑応答セッションに参加しました。
2017年も、秋頃に「ICCx AIESEC 2017」を開催する予定です。参加を希望される方は、ぜひ全国25大学のAIESECの各委員会に所属ください。

Aiesec Logo


【登壇者情報】

2016年9月13日開催
ICCx AIESEC カンファレンス 2016
Session 4
「小さな一歩が社会を変える」

(スピーカー)

安部 敏樹
リディラバ代表理事/
Ridilover代表取締役

三輪 開人
e-Education
代表理事

米良 はるか
READYFOR
代表取締役CEO

(モデレーター)

小林 雅
ICCパートナーズ
代表取締役

小さな一歩が社会を変える」の配信済み記事一覧

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「夢中になることがなかった」READYFOR米良氏が一歩踏み出したきっかけ【A16-4 #9】 「小さな一歩が社会を変える」【A16-4】セッションの書き起し記事をいよいよ公開!15回シリーズ(その9)は、READYFOR米良さんに、READYFORを創業するまでの自己紹介を頂きました。やりたいことがないと言う学生にも、勇気づけられるストーリーです。是非御覧ください。

【本編】

米良 私たちのREADYFORは「誰もがやりたいことを実現できる世の中を作る」ということをミッションとしています。

Readyfor Slide

「こんなことが社会にあったらいいな」とか「やってみたいな」と思ったら、絶対にその想いの炎を消さないで、その一歩を絶対に行動に移せる、そういう社会づくりをしていきたいと思って日々取り組んでいます。

5年間でクラウドファンディングの案件を5,000件程お手伝いしております。

月額2億円程度を集めるようなサイトになりました。

多くのプロジェクトは非常に社会性の高い活動なので、そういった活動にお金を流すという面で色々な方のチャレンジを応援することができたと思っています。

そもそもクラウドファンディングのマーケット自体、大きく成長しています。

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先程、リディラバ安部さんから「社会問題がビジネスになるとは思わなかった」との話がありましたが、今後は、色々なテクノロジーと産業と繋がり、社会問題を解決するようなスタートアップがどんどん出てくる時代だと思います。

弊社はファイナンスの軸で勝負をしています。誰もがやりたいことを実現できる世の中を作るということです。

今まで色々な活動をしてきました。

震災で全壊した水族館を復活させる

例えば、東日本大震災により全壊してしまった水族館を再開させるために、このカメ吉くんを疎開先から水族館まで届けるというプロジェクトに取り組み、800万円ほど資金を集めました。

震災で全壊した久慈市の水族館「もぐらんぴあ」を復活させたい!

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津波により大きな被害を受けた状況だったのです。

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参考資料:震災で全壊した久慈市の水族館「もぐらんぴあ」を復活させたい! から引用

このように復興するお手伝いをすることができました。

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参考資料:「もぐらんぴあ」 Webサイトより引用

日本人所有唯一の零戦を飛ばす

こちらは零戦を復活させ、実際に飛行させたというプロジェクトです。

第1弾!唯一日本人所有の飛行可能な零戦を日本の空で飛ばしたい

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世界文化遺産の神社で宮本亜門の奉納劇を納める

宮本亜門さんが、京都にある上賀茂神社に奉納する劇を製作する活動をお手伝いするプロジェクト。

日本初!世界文化遺産の上賀茂神社で宮本亜門の奉納劇を納めたい

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有名な方のユニークなプロジェクトにも、色々とお手伝いさせていただきました。

現在までに5,000件(2017年3月時点では約6,100件)のプロジェクトを応援してきました。

サービス自体も大きくなり、色々なメディアに取り上げて頂ける状況となりました。

「チャレンジャーの循環」を実現させたい

これが始めにお話した、パラリンピックスキーチームのために100万円を集めたキャンペーンです。

Readyfor Slide

その時、私はTechCrunchに記事を寄稿しました。

参考資料: 人が人を応援するということ。パラリンピック障害者クロスカントリースキー日本代表チームの応援

これは、大学4年生の時に寄稿した実際の記事です。

「今はあなたで次は私というように、それぞれが力を出し合って自分たちの才能を開花させていくこともできるかもしれません。」と記しました。

正にこの思いで事業をスタートさせたのですが、今もこの思いは全く変わっていません。

チャレンジをしている人を、このように沿道で応援している人達が、「次は、自分もチャレンジしたい」と思うような「チャレンジャーの循環」を実現させたいと思い、私は事業を行っています。

事業を作るということと、起業家や、経営ということは少し違った側面があり、いずれも苦労が絶えませんが、私はやはり「想い」が大事だと思っています。

どんな事業においても、皆さんや私のように、若く、経験値が少ない人間がビジネスの場で勝てる理由は、とことん「想い」だと思っています。

とにかく熱が入る事業を見つけてスタートしてほしいと思います。

ICCxAIESEC 2016 Session 4

今日はこの話がしたいと思い会場に来ました。

ありがとうございました。

小林 ありがとうございます。

(会場 拍手)

(続)

編集チーム:小林 雅/榎戸 貴史/戸田 秀成/鎌田 さくら

続きは 多くの選択肢からやりたいことを絞るには? – 社会起業家たちからのメッセージ をご覧ください。

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ICCカンファレンス KYOTO 2017 のCM動画完成しました。ぜひご覧ください!

【編集部コメント】

続編(その11)では、「多くの興味や選択肢がある中で取り組むことを選ぶ判断基準を教えてほしい」という会場からの質問に登壇者が答えました。本質的な良い質疑でした。是非ご期待ください。他にも多く記事がございますので、TOPページからぜひご覧ください。

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