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展示スペースを一挙ご紹介!〜建築倉庫ミュージアム〜【ICC FUKUOKA 2019レポート番外編】

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ICCサミット FUKUOKA 2019では今回、展示のスペースをセッション会場にまで拡大するという取り組みにチャレンジしました。こちらのレポートでは、C会場に設置した、建築倉庫ミュージアムからの、建築模型のサテライト展示を写真とともに紹介します。ぜひご覧ください。

ICCサミットは「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場です。毎回200名以上が登壇し、総勢800名以上が参加する。そして参加者同士が朝から晩まで真剣に議論し、学び合うエクストリーム・カンファレンスです。次回 ICCサミット FUKUOKA 2019は2019年2月18日〜21日 福岡市での開催を予定しております。


ICCサミットの会場では、スポンサー企業やカタパルトに登壇する企業のプロダクトが展示されており、それも過去最大規模となった。今回はA~C会場の中にも展示が登場。それぞれの展示企業を写真とともにご紹介しよう。

『あまねくひらかれる時代の非パブリック展』建築模型が展示されたC会場

C会場は、初めての試みとして建築倉庫ミュージアムから4人の建築家による4つの模型をサテライト展示。実現に奔走いただいた、寺田倉庫の柴田可那子さんに聞いた。

柴田さん「展示の作品自体は『非パブリック』というテーマなのですが、今回のコンセプトとして、サステナブルにやりたいと思っています。展示台は、だいたい一回きりで廃棄するものなのですが、展示台かつ、配送、保管もできるような箱を特別、今回創りました。裏面にすると展示台になります。普通の白い箱に見えますが、浮いて見えるように、下部は鏡のようにしているなど、こだわっています。

展示台を説明する酒井さん。白い箱の下は台の脚ではなく、鏡面になっている。ネジを外して裏返すと模型を収納できる

建築倉庫は現在、600程度預かっているのですが、今回サテライト展示が初です。この展示台も含めて、4人のアイデアで、議論しながら創っていきました。美術館で行うようなギャラリートークも行います」

柴田さんがMCを務めたギャラリートークの模様。左は齋藤隆太郎さん、右は藤井亮介さん

齋藤隆太郎氏(DOG

展示されていた「後天性高床住居」は、実際に建築中の住居だそうで、背後にはその写真が展示されいる。隣接する住宅が高いため”後天性”で高床住居になったとか。齋藤さん曰く、模型がそのまま建つパターンは多いそうだ。

模型をさらに詳しく見るならこちら

酒井亮憲氏(bask design

展示された「80人のための礼拝堂」は、2019年冬に完成予定の小規模の礼拝堂。従来、村人が自らの共同体に建てる集会場だったという西洋のプロテスタントの伝統に則り、地域の利用者のために15年の歳月をかけて、ヒアリングとシュミレーションが現場で行われたそう。

高栄智史

建築に加えて写真撮影も行う高栄氏が展示したのは「DEAD TREE HOUSE」。建築倉庫ミュージアムのサイトから、この模型を購入することも可能だ。

模型をさらに詳しく見るならこちら

藤井亮介氏(藤井亮介建築研究所

2019年3月に竣工した木造3階建の重層長屋「駒込テラスハウス」の模型を展示。藤井氏のツイッターでは完成した住居の内部の写真なども見ることができる。

(終)

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編集チーム:小林 雅/浅郷 浩子/戸田 秀成

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