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2. 運営スタッフMVPに聞く「心がけたこと・学んだこと・印象に残ったこととは?」【ICC KYOTO 2019 スタッフ打ち上げ】

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ICCサミット KYOTO 2019が終了した約1ヶ月後の10月2日、運営スタッフチームの打ち上げが行われました。特別企画として、スタッフの相互投票によって選ばれたスタッフMVPによる、パネル・ディスカッションの書き起こし記事をお送りします。パート2は「心がけたこと・学んだこと・印象に残ったこととは?」をテーマに語り合います。ぜひご覧ください。

ICCサミットは「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場です。毎回200名以上が登壇し、総勢900名以上が参加する。そして参加者同士が朝から晩まで真剣に議論し、学び合うエクストリーム・カンファレンスです。 ICCパートナーズでは現在、2020年2月17日〜20日 福岡市で開催予定のICCサミット FUKUOKA 2020の運営チームスタッフを募集しています。詳細は、こちらのページをご覧ください。


【登壇者情報】
2019年10月2日
ICCサミット KYOTO 2019 スタッフ打ち上げ
パネルディスカッション
Part2. 女性編

(スピーカー)
荒木 珠里亜
会場運営チーム
F会場 統括

高木 友貴
会場運営チーム
A会場 ステージ担当

高野 葉子
スピーカー誘導チーム
スピーカー控室担当

能任 花林
会場運営チーム
D会場 司会担当

(モデレーター)
小林 雅
ICCパートナーズ
代表取締役


ICC小林 雅(以下、小林) それでは、ICCサミット KYOTYO 2019のスタッフMVPによるパネルディスカッションのPart2を開始したいと思います。

ICCサミット KYOTO 2019 スタッフ打ち上げ パネルディスカッション Part1. 男性編

Part2のテーマは「心がけたこと・学んだこと・印象に残ったこと」と3つあるのですが、話しやすいことからお願いします。

後輩の育成と熱気をどれだけキープし盛り上げるかを意識(荒木さん)

荒木 珠里亜さん(以下、荒木) F会場の統括を担当させていただきました荒木と申します。


荒木 珠里亜
会場運営チーム
F会場 統括

1994年、東京都生まれ。2017年国際基督教大学教養学部を卒業。在学中、株式会社キュービックにインターンとして入社。メディア企画やSNS運用、新規事業などを経て、採用チームの立ち上げに参画。内定者時代からインターン・新卒採用に責任者として関わる。新卒として同社に入社し、インターン・新卒・中途採用やコーポレートサイト・採用サイトの企画、研修講師、広報、事業企画など幅広い業務に携わっている。

ICCサミットは過去2回参加していて、会場を担当するのは今回が初めてでした。

1回目が受付、2回目がスピーカー控室の誘導だったので、だんだんと会場に近づいている感じだったのですが、今回は「会場をやりたいです」と最初から小林さんにお願いして、会場に配置していただきました。

これまで私は、ICCサミットの運営をサポートするとか、一緒に盛り上げるといったスタンスでやっていたのですが、今回のICCサミットの開催前に、小林さんがベテランスタッフの方々に「どういうスタンスでここに臨むのか?」を問われていました。

そこでICCが掲げる「ともに産業を創る」に対して、自分が何をできるのだろうか?を自分なりに考えて、今回は後輩の育成や会場の熱気をどれだけキープして盛り上げていくか、ということを意識してやりました。

反省点もたくさんあるのですが、(収容人数が最も少ない)F会場らしく登壇者の方との距離感を活かしたアットホームな会場にできたかなと思います。

特に最後に三輪(開人さん、e-Education スタッフ、登壇者として参加)さんがナビゲーターを務めたセッションは最高に楽しかったですね。

(会場拍手)

小林 ありがとうございます。

いきなり素晴らしい話が出てハードルが上がりましたけれども、高木さん、続いてお願いします。

マニュアルに加え、なるべく具体的にイメージして本番に臨む(高木さん)

高木 友貴さん(以下、高木) 私は今回「カタパルトをやりたいです」と小林さんにお願いして、カタパルトでプレゼンターが立つ演台を担当しました。


高木 友貴
会場運営チーム
A会場 ステージ担当

1999年生まれ。東京都出身。東京大学法学部3年に在籍中。将来は新しい事業やテクノロジーの法整備、ビジネス展開に携わる弁護士になることを志望。趣味はクラシックバレエ。ICCサミットには2018年2月の福岡から参加し4回目の参加。

心がけたことでいうと、前回の福岡で、ユーグレナの永田(暁彦)スカラシップに選んでいただいたこともあって、今回自分の中ではすごく準備をして臨みました。

具体的に何をしたかというと、ICCサミットの運営マニュアルの文章を読んでいるだけでは、正直簡潔すぎて分からないので、具体的なイメージを自分の中で作るということを大事にして臨みました。

スタートアップカタパルトは過去の動画が見られます。その動画を何回も見直しました。

動画に映っている部分は、もちろん登壇者の方がプレゼンをしている場面がメインですから、スタッフが動いているところは見えません。

では映っていないところの会場は全体でどうなっていて、自分は演台の担当としてここで何をしているのかということを動画を見ながら、始まりのところから何時何分には自分はこうしている、というのをマニュアルで覚えて、それを自分の頭の中でイメージして本番に臨みました。

自分で志願してカタパルトに配置していただいたことと、前回の永田さんからメッセージをいただいたこともあり、今回はやるしかないと思っていました。だからそういう準備をして臨んで、本番である程度結果が出せたかなというのが、心がけたこと、そして印象に残っていることです。

小林 素晴らしいですね。

高木 同じA会場担当の高杉さんにも、マニュアルを読んでも分からなかったところ、例えば「登壇者の機材チェックを『しっかり』する」とか、「『ちゃんと』する」と書いてあって(笑)、そこが一番重要なのですが、具体的にはどうすればいいのかわからない。

経験者の高杉さんにそういう部分を、プレイベントの時やICCサミット直前に長文のメッセージで申し訳なかったのですが、どういうことなのか質問をしました。

経験者の方からも色々事前にインプットして臨んだというのは、すごく大きかったと思います。

小林 ありがとうございます。

すごいですね。

「しっかりチェックする」と書いてあるところは、「誰かにしっかり聞く」ということです(笑)。

(会場笑)

高野さん、お願いします。

部活のマネージャーのような気持ちで活躍を見守る(高野さん)

高野 葉子さん(以下、高野) 私は2回目の参加ですが、前回参加して「運営マニュアルを読んでも一定のレベルまでしか分からない」ということが分かりました。


高野 葉子
スピーカー誘導チーム
スピーカー控室担当

1988年生まれ。千葉大学大学院工学研究科高度デザイン教育プログラム、博士前期課程修了。学生時代にはデザイナーを目指し6年間かけてUI/UXデザイン、デザインマネジメントを学ぶも卒業後は、ベンチャー・スタートアップ企業にて新規事業開発・事業推進を担当。2016年1月から株式会社グッドパッチに入社。現在は経営企画室にてデザインの力を証明するというミッションのもとPublic Relations&People Experienceグループマネージャーを務める。

小林 マニュアルは結構しっかり書いているつもりなんですが(笑)。

高野 想像はできるのですが、「しっかり」とか「ちゃんと」という部分が、このステップはなんだろうな?と想像力を膨らませる必要があったので、今回はどちらかというと、想像力ですべて察して動けるようにフラットな気持ちで参加させていただきました。

小林 ありがとうございます。

何か印象に残った出来事はありますか?

高野 印象に残った出来事は、スピーカー誘導の皆さんの一生懸命走っている姿です。

部活のマネージャーになった気持ちでした。

(会場笑)

登壇者の方をつかまえたら「よっしゃ!」となって「1点決めた!」みたいな気持ちで、3日間過ごしていてすごく楽しかったですね。

皆さん、輝いていました。

小林 ありがとうございます。

素晴らしい表現ですね。

嬉しいです。

次はスピーカー誘導の統括ということでお願いします。

▶編集注:高野さんは「ICCサミット KYOTO 2019 スタッフ打ち上げ パネルディスカッション Part1. 男性編」で、次回サミットのスピーカー誘導の統括責任者として指名を受けました。

司会として心を込めて登壇者に感謝を伝える(能任さん)

能任 花林さん(以下、能任) 今回はD会場の司会やCRAFTED NIGHTなど幅広く担当させていただきました。


能任 花林
会場運営チーム
D会場 司会担当

1995年生まれ、大阪府出身。2018年同志社大学法学部卒業。学生時代より人の命を支える農業に強い興味を持ち、国内外で農業インターンシップなどに幅広く参加。その後、農業ベンチャー ファームシップに入社し、植物工場にて1年間レタスの生産・出荷業務に携わった後、現在はマーケティングチームに所属。ICCには2年前より参加

メインではD会場の司会をさせていただきました。

私は会場を担当するのも初めてでしたが、どういうポジションを次回やってみたいか聞いていただいたので、司会や他のいくつかの希望をお伝えしたところ、今回は司会をやってみようということになりました。

初めてのポジションですし、会場担当も初めてなので、他の人がどんなふうに司会をしているのか見たことがなかったため、過去のセッションの動画を見て勉強しました。

三輪さんの司会のすごく落ち着いていて的確で、しかも場をなごませるような雰囲気や、他にも例えばセッションを邪魔しないけれども、しっかり伝えることは伝えるにはどうしたらいいのかなど、色々なセッションを見て勉強しました。

1日目、2日目は正直演台に立っているだけで他の人の話が入ってこないくらい、ものすごく緊張しましたが、最後のほうは「セッションが始まります」というアナウンスひとつにしても、今から始まるというワクワク感がありました。

また登壇者の方の名前を読み上げて「よろしくお願いします」と伝える一言でも、ちゃんとしっかり登壇者の方の目を見て心を込めて「よろしくお願いします」とお伝えすることができるようになりました。

そうすると、伝えた登壇者の方からもアイコンタクトで「司会、ありがとうございます」という気持ちが私の中に伝わってきたので、それが今回すごく印象に残ったことです。

小林 ありがとうございます。

拍手をお願いします。

皆さん、参加してうれしかったことというのはありますか?

悩みに向き合い、真剣に語り合える人がいる

荒木 セッションの中ではないのですが、ICCサミットの4日間で一番印象に残っているのが、(登壇者の楽天・小林)セイチュウさんに偶然、夜に飲みに連れていっていただいたときのことです。

その時、スタッフとして参加している私の会社のインターン生が色々と悩みを相談したのですが、その話をICCスタッフの一緒に行ったみんなが黙って聞いてくれ、まっすぐ本当に彼のことを尊重しながらアドバイスをくださったセイチュウさんの言葉に深く感動しました。

それが本当に彼にとって、人生の大きなきっかけになっているのだろうと隣で見ていて強く感じたので、こういった関係性が生まれる場というのは素晴らしいと思いました。

それが一番印象に残っています。

小林 ありがとうございます。

高木さんのうれしかったことはなんでしょうか?

トラブル発生から歓喜の瞬間を分かち合う

高木 うれしかったことは、「スタートアップ・カタパルト」に登壇した、ファミワンの石川さんの動画が流れた瞬間です。

レポートにもありますが、一応何があったのか説明すると、カタパルトは舞台の右にA、左にBの2つ演台があって交互にプレゼンをしていくのですが、3番目の登壇者だった石川さんのプレゼンで、用意された動画が最初は本番で再生できませんでした。

7分間の、人生をかけた戦い「スタートアップ・カタパルト」の舞台裏と、誕生しつつあるカタパルト・コミュニティ【ICC KYOTO 2019レポート#3】

動画が流れなくてどうしようとなって、スタッフで対応したのですが流れず、とりあえず一回降壇いただいて原因究明をして、その後にもう一度リスタートしましょうという形になりました。

順番を一番最後にして、当初とは反対の右側からプレゼンをすることになったのですが、そこで準備をしているときにも動画は流れませんでした。

3回ぐらいやり直してもだめで、もう動画なしでいこうかとなった瞬間に再生できて、不安定な状態で本番に入ったのですが、本番は1回目で再生することができました。

流れた瞬間に会場から拍手が起きて、本当にその時は泣きました。

小林 その動画が泣ける動画なんですね。

“子どもを願うすべての人に” 夫婦に寄り添い、適切な妊活をサポートする「ファミワン」(ICC KYOTO 2019)【動画版】

僕がリハーサルで見ていて、こういう動画を作ったほうがいいよと石川君にアドバイスして作った感動する動画なので、これが流れないとそもそもプレゼンが成り立たないような要素でした。

そのため、初めてカタパルトの順番を変えるという決断をしました。

スタッフはマニュアルに沿って動いているので、順番が変わると結構しんどいのです。

でも「やってみるか!」ということで、やり遂げてくれたチームの皆さん、ありがとうございました。

あれは良かったですね。

(会場拍手)

高木 本当に感動しました。

小林 時間が遅れて大変でしたが、その甲斐があってよかったです。

高野さんはどうですか。

新しい挑戦に輝く仲間の姿を見る

高野 控室に3日間ずっとこもっていたのですが、最終日に私以外のスピーカー控室のメンバーが仕事で東京に戻ったので、受付から3人のメンバーにサポートに来ていただきました。

その3人が最終日が終わった後に、「楽しかったです。次はスピーカー控室を絶対やりたいです」と言った顔を見たときにすごくうれしかったです。

3人がチャンスをつかめたというか、何か新しいことに挑戦できたというやり甲斐にふれられたということが、お母さんみたいな話をしていますけれども、「バトンをつなぐ」ではないですが、すごくうれしかったです。

小林 いいですね。

スピーカー控室は、本当に豪華なスピーカー陣が一堂に会しますが、そこで見た景色はどうでしたか。

高野 見たことある人がたくさん来る(笑)、テレビ局ってこんな感じなのかと思いました。

(会場笑)

次から次へと皆さんカジュアルにいらっしゃって、お声掛けも結構いただきました。

お出しする飲み物を伺うのですが、結構近い距離でお話しいただくので、肌感というか温度感がすごく感じられて生っぽいICCを感じられました。

小林 いいですね。

生っぽいICCを体験したい人は控室へということですね。

高野 はい。ありがとうございます。

小林 能任さんはどうですか?

普段とは全然違う背景の人たちと出会える

能任 今すごくうれしく感じているのは、ICCに、ここにいることが私にとってすごく居心地がいいなと思っていることです。

今回司会を担当しましたが、ほかにも幅広く参加するチャンスをいただいて、前夜祭の運営や司会から、ブルーボトルコーヒーのカッピング体験の運営、CRAFTED NIGHTのお手伝い、最後の日は佐竹食品ツアーのアクティビティにも参加させていただきました。

過去最高の動員!開催前夜のオープニング・パーティ&スタッフ前夜祭【ICC KYOTO 2019レポート#2】

ICCサミット朝活! 五感を目覚めさせて自分を知る、ブルーボトルコーヒーのカッピング体験で、1日をスタート【ICC KYOTO 2019レポート】

ベストモチベーションカンパニーアワード2年連続1位、大阪の老舗スーパー・佐竹食品の梅原社長が語る「組織マネジメントの秘訣」とは?

私自身がこれまで振り返って、どういうときに一番楽しく感じているのかというと、「出会ったことがない人と一緒に初めてのことをやる」ことが一番モチベーションが高いと思っています。

だから1つの司会だけではなく、色々な人と関われるポジションをたくさんいただけたということは貴重だったなと思っています。

それを通して普段は全然違うポジションにいる方々と、その場で会って運営するということで、たくさんの方とつながることができました。

こういう場に来ても「すごく頑張っていたね」などと声をかけていただけて「ここにいて良かったな」というふうに思っています。

小林 ありがとうございます。

今回話題の「珠里亜式マネジメント」とは

小林 ではそろそろ質問タイムに移りたいと思います。

「女性編」のパネルディスカッションなので、女性に質問していただきましょうか。

スタッフの松岡さん 先ほどの「男性編」のパネルディスカッションで話題に出た、荒木珠里亜さんのマネジメントのお話をぜひお伺いしたいです。

小林 「珠里亜式マネジメント」についての質問です。

荒木 「珠里亜式マネジメント」というのか分からないですが、具体的に何をやっていたかというと、事前にメッセンジャーグループを作った時には、まず呼び名を決めました。

幸いにも私と同い年の2人と私を合わせて3人と、あと1人が2歳下で結構年が近く若いチームでした。

私以外の3人は会場担当の経験があったので、「みんなできるからみんなのことを信じているし、期待しているよ」という話を先にして、みんなで呼び名を決めました。

小林 珠里亜さんは会場の経験がないことを知っていたので、配置の段階で経験がある人をちゃんと配置しているんですよ。

かつ年齢が近い人を考えて配置しています。

荒木 ありがとうございます。

たいへんやりやすかったです。

小林 最初に会場運営のエントリーといわれるF会場からいくというようにしています。

荒木 1日目は私が司会を担当していましたが、2日目から私がずっとやっていても機会がもったいないと思ったので、他のメンバーに司会を引き継ごうと思いました。

1日目の段階で「明日から司会を誰かに引き継ぐから」と言ってよいかを小林さんに確認して、統括の皆さんからも相談して了解を得たので、内容をきちんと引き継いで2日目から任せました。

司会以外のところも回せるなと思ったので、最初から仕事を3つに分けて「これをローテーションするよ」と指示をして、1個1個事前にリハーサルをしてやってみようと言ってやりました。

あとはとにかく前向きな発言しかしないということをすごく意識しました。

1度、パソコンの都合でプロジェクターがつながらず、スライドを投影できなかったことがありました。

それでみんな「すごく最悪だ…」という感じになっていたのですが、「次は絶対起きないように準備をしよう」とパソコンなどの確認を色々としました。

その次のセッションでも投影ができない方が出て、みんな「まずい…」となりましたが、「さっき準備したことがもう使えるなんてラッキーじゃない!?」というふうに言って、「今すぐテストできるじゃない!」と、準備しておいたことで次の回ではちゃんと映すことができました。

その時はうれしかったですし、みんなも「やったあ!」という感じになったので、準備をちゃんとしたというところが良かったなと思います。

小林 いいですね。

拍手をお願いします。

荒木さんは、今何歳でしたか?

荒木 先日25歳になりました。

小林 おめでとうございます。

すごいですね。

自分の25歳の時はなんだったんだろうと思います(笑)。

では、最後に一言ずつメッセージをお願いします。

みんなは1つの目的のために

能任 私が言うのもなんですが、私より若い大学生の人たちが「もっとセッションをこうしたらいいと思います」と意見を言ってきたことにすごく元気づけられました。

私も社会人2年目で、まだまだ頑張らなくてはいけないと思っていましたが、もっと下の人たちが頑張りたいと思っているということが、私にとって刺激になりました。私も皆さんと一緒になって、頑張りたいと思っています。

ありがとうございました。

小林 ありがとうございます。

高野 今日初めて知ったのですが「One for all, All for one」という言葉の意味は、ラグビー的に言うと「みんなはひとりのために」ではなく「みんなは1つの目的のために」という意味だそうです。

まさにICCのことだなと思いました。

ICCサミットは、普段全然違う仕事をしている人たちがIndustry Co-Creationというひとつの目的を、実現するために集まっている場だと思いますが、そういう場は社会で本当に少ないと思っています。

社会人を経験してしばらく経ちますけれども、そういう機会はなかなかないので毎回腕を振るって来るのですが、次もどういうプレーが自分自身できるか、皆さんとどういうプレーが一緒にできるかとても楽しみだなと思っています。福岡もよろしくお願いします。

小林 僕もこういう言葉を発したいですね。

では、高木さんお願いします。

高木 今回私は4回目で初めてのカタパルト担当で、すごく緊張する場所でしたが、一番今回が楽しかったです。

緊張していたし、色々ピンチもたくさんありましたが、ピンチだからこそ他のメンバーと一緒に乗り越えていくというその瞬間瞬間が、今終わってみればすごく楽しくて、本当に楽しめた京都だったなと思います。

次回も緊張する場面がたくさんあると思いますが、それを乗り越えてまた楽しい瞬間、楽しいICCをつくれたらいいなと思っています。

ありがとうございます。

小林 素晴らしいですね。

荒木さん、お願いします。

荒木 今回初めて会場を担当して一番感じたことは「ともに学び、ともに産業を創る」というのは、本当に登壇者同士の皆さんがその場で、どんどん産業を創っていくのだなということです。

会場の皆さんとの質問のやりとりで前のめりに取り組んでいる中で、産業が生まれていくんだなということを目の当たりにして実感しました。

密度の濃い議論ができる方の特徴を考えると、ものすごく全力で自分のビジネスに向かっていて、気になることがたくさんありすぎるからどんどん前のめりに質問するという方、答えるほうでいうと、すごく経験があって自分の今までの知見を後輩の育成のために、「ともに産業を創る」ために出し惜しみせずに全力で出してくださる方だと思います。

それはまさにスタッフもコミュニティも同じだなと思います。

新しく入った若いメンバーが「どんどん自分も活躍したい」、「自分もここにコミットしたい」という気持ちで言ってくれること、それに対して古参のメンバーが「こういうふうにやったらどうか」とか「過去はこうだったよ」ということをアドバイスしていく中で、このコミュニティがどんどん活性化されていくのかなというふうに感じました。

ぜひこれからもICCのスタッフとして盛り上げていけたらなと思います。

ありがとうございます。

小林 ありがとうございます。

素晴らしいですね。

4人に大きな拍手をお願いします。

(終)

▶本セッションの前編 1. ICC運営チーム統括スタッフに聞く「主要ポジションから見えた景色とは?」 もぜひご覧ください!

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編集チーム:小林 雅/尾形 佳靖/浅郷 浩子/戸田 秀成

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