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ICC FUKUOKA 2023のセッション「解説・雑談シリーズ テクノロジーはどこまで進化するのか?(シーズン7) 」、最終回は、ユーザーの行動変容、イノベーションを起こすのはUXであるという話からスタート。聞き応えたっぷりの雑談に、会場からは惜しみないハートマークが送られました。最後までぜひご覧ください!
ICCサミットは「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場です。そして参加者同士が朝から晩まで真剣に議論し、学び合うエクストリーム・カンファレンスです。次回ICCサミット KYOTO 2023は、2023年9月4日〜 9月7日 京都市での開催を予定しております。参加登録は公式ページをご覧ください。
本セッションのオフィシャルサポーターは エッグフォワード です。
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【登壇者情報】
2023年2月13〜16日開催
ICC FUKUOKA 2023
Session 9G
解説・雑談シリーズ 「テクノロジーはどこまで進化するのか?」(シーズン7)
Supported by エッグフォワード
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▶「解説・雑談シリーズ テクノロジーはどこまで進化するのか?(シーズン7)」の配信済み記事一覧
イノベーションはUXによって生まれるところが大きい
砂金 先ほどの検索キーワード問題(前Part参照)は、歴史をいろいろご存じの方には必要のない話ですが、キーワード検索に広告価値をつけて商品化して、「○○で検索」というテレビCMを大量に流しました。
その結果、「検索テキストボックスには文章を入れてはいけなくて、商品名を入れるんだ」というふうに、いろいろと世の中をそちらのほうに誘導してきたものの積み重ねとして、みんなのユーザー体験というか、慣れ親しんだ使い方が出来上がったんじゃないかと思います。
今度は、音声入力でもいいし、センテンス入力でもいいのですが、これを流行らせるにはどうしたらいいですかね?
尾原 みんなイノベーションがテクノロジーによって生まれると思っているけれど、実はイノベーションはUXによって生まれているところが大きいです。
結局ヤフーからGoogleに変わったのは、検索ボックスを1つにしたからですよね。
西脇 そう、あれですよ。
尾原 ですよね。多分そういう意味でChatGPTは何を問いかけてもいいんだっていう…
西脇 UIにしないといけないんですよ。だけどテキストボックスですものね。
尾原 そう。だから次のAIの魅力を引き出すシンプルなUXが何なのかということを考えたほうが、多分正解に近づくと思います。
西脇 そうか、UXでイノベーションが実は起きているんだ。
尾原 そう。UXって、だってマイナスですから。
デザインって引き算で、それしかしない。
それをしたら期待以上の答えが返ってくるというものなので。
西脇 いいですね。最後はやっぱりUXにまとまるんですね。
昔も何か話をしていて、UXがすごく大事だと。
村上 そう。そこは、まだまだできることが多い。
西脇 そうなんですよね。まだまだできることが多いんですよね。
だからUXという意味では、自分の体験もそうですね。
スマートグラスになるのかもしれないし、ヘッドセットになるかもしれないし、スマートフォンがもう少し生きながらえるのかもしれないし。全く違うものになるかもしれない。
もしかしたら、イーロン・マスクが開発しているものを、頭に埋め込もうとするかもしれない。
村上 チップをね(笑)。
▶イーロン・マスク、Neuralinkの脳チップを「自分も埋め込む」と発言(TECHNO EDGE)
西脇 今年の秋ぐらいには、尾原さんが「ちょっと埋め込んできたよ!」とか。
村上 頭から電線が伸びている可能性が高いですね。
西脇 可能性がありますよね。
尾原 だって皆さん、腕時計で心拍系をずっとつなげている人が、多分この会場には多いじゃないですか。
Oura RingとかApple Watchとか、あれだって別に入力にしてもいいわけですからね、究極的には。
西脇 そうそう。音だって取れなくはないです、身体の振動からね。
そんなふうな話になるかもしれません、もしこの雑談シリーズが続けば。
議論を終えた登壇者へ会場からの感想
西脇 今日はたくさんの方にお越しいただいて本当に有難いです。
この雑談シリーズがシーズン8になるかは、本当に皆さんのアンケートにかかっています。
尾原 ここはAIじゃないんです、皆様のご協力が必要です。
西脇 皆さん、若干の忖度をしていただきたいと思います(笑)。
これだけ続いている雑談は、実はICCでは非常に珍しいので、皆さんの心地良い空間になるためにも、皆さん、アンケートにぜひご協力をお願いしたいです。
今拍手マークが。
村上 ハートマークも来ましたよ。
西脇 リアクションボタンと感想もぜひ一言お願いします。
感想とリアクションボタンで、次のシーズンはどんなテーマ、どんなメンバーでやるのかということが。
あっ、ありがとうございます。会場からのコメント画面に、拍手とハートマークが。
こういうUXがやっぱり大事なんですよね。
村上 ぽわぽわしていますよね。
西脇 そうなんですよね。
「とても楽しかったです!!」という感想、ありがとうございます。
北川 大変嬉しいです。
西脇 コメントを読み上げるのは大事ですからね、ライバーにとって。
村上 ライバーだったんですね?(笑)
(一同笑)
西脇 「めっちゃ濃い雑談でした!」
尾原 西脇さんは、投げ銭もらっているんですよね?
西脇 ウソウソ(笑)。
まもなくこれにもスクリーンに投げ銭機能が入るらしいですよ。
だからエンタープライズ系にも、会議で投げ銭が。
村上 エンタープライズ系の会議で投げ銭は、ちょっと面白いです(笑)。
北川 やっぱり名前を呼ばれるのは嬉しいですよね。
西脇 そうなんですよね、「臣さん、ありがとう」とかね。
ライバーの心意気ですね。
村上 Unipos (ユニポス) とかをやればいいんじゃないですかね(笑)。
北川 確かに。
村上 「今いいこと言った、100円!」とか。
西脇 あっ、コメントに「北川さん!」と。
村上 別に何がって言うわけではなくて「北川さん!」、嫌いか、いいかどうかは分からない(笑)。
北川 名前を呼んでくれたんですね(笑)。
村上 あっ、「尾原さん!♥」、ハートマークがついた!
(一同笑)
次回への抱負とともにシーズン7は終了
西脇 (笑)完全に雑談になっていますので、このくらいで仕切らなければいけません。
最後の3分で一言ずつ、今日の感想や次にこんな話をしたいということがあれば、砂金さんからお願いします。
砂金 今日はChatGPTの話が前半のメインでしたが、当り障りの無い話はもうChatGPTやAIでいいんですよ。
こういうオフレコを通り越して、雑談ぐらいの生々しい話は、多分人間の脳みそからしかにじみ出てきません。
そういうことの価値が高まるように、AI技術を作る側としては発展させていきたいなと改めて思った次第です。
尾原 そうですね。
これからはAIが後から整理してくれる時代になるから、どれだけノイズをたくさん出すかが大事で、ノイズを出すのは雑談が最高のフォーマットです。
北川 このタイミングで、この皆さんと話すのがすごく楽しかったです。
ありがとうございました。
次回はぜひ量子コンピュータの話をしたいので、シーズン8もぜひよろしくお願いいたします。
村上 ありがとうございました。
無所属新人でお送りしましたけれども(笑)、やっぱり垂れ流すって大事だなと思っていて、今日も雑談しましたけれども、僕は改めてもう一度国語をやり直そうと思っています。
日本語が大事だというところで、課題設定力と書き下し力を上げたいなと思っていますので、次回は量子コンピュータプラス、そこで起きる国語の進化みたいな話をできたらいいなと思っています。
西脇 ありがとうございました。
やっぱりアウトプットが大事なんですよね。
たくさんアウトプットすることが雑談ですし、私たちのアウトプットだけではなく会場の皆さんにもアウトプットしていただきたいと思って、この仕組みで皆さんからアウトプットを頂戴できました。
シーズン8を迎えるかどうかは皆さんのアンケートのアウトプット次第ですから、ぜひご協力をよろしくお願いいたします。
以上でこのセッションは終わりです。
ありがとうございました。
(終)
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編集チーム:小林 雅/小林 弘美/浅郷 浩子/戸田 秀成