SHOWROOM前田氏が出会った衝撃の投げ銭ビジネス「YY LIVE」とは?【K16-6E #3】 – 【ICC】INDUSTRY CO-CREATION

SHOWROOM前田氏が出会った衝撃の投げ銭ビジネス「YY LIVE」とは?【K16-6E #3】

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「新規事業の立ち上げプロデューサー対談」【K16-6E】セッションの書き起し記事をいよいよ公開!9回シリーズ(その3)は、SHOWROOM前田さんに中国で同種サービスを運営する「YY」に訪問して学んだことについてお話し頂きました。是非御覧ください。

ICCカンファレンスは新産業のトップリーダー160名以上が登壇する日本最大級のイノベーション・カンファレンスです。次回 ICCカンファレンス KYOTO 2017は2017年9月5〜7日 京都市での開催を予定しております


【登壇者情報】
2016年9月6日・7日開催
ICCカンファレンス KYOTO 2016「ICC SUMMIT」
Session 6E
「新規事業の立ち上げプロデューサー対談」

(出演者)
前田 裕二
SHOWROOM株式会社
代表取締役社長

松本 龍祐
株式会社ソウゾウ
代表取締役社長

小泉 文明
株式会社メルカリ
取締役(当時)

(聞き手)
井上 真吾
ベイン・アンド・カンパニー・ジャパン
プリンシパル

坂本 達夫
AppLovin Corporation
Director Sales, Japan

【前の記事】

【本編】

SHOWROOM前田さんの処女作『人生の勝算』(幻冬舎)が出版されました!詳しくはこちら

前田 「SHOWROOM」を生むに至るきっかけの2つ目が、同種中国サービスの存在です。もともとNYで証券の仕事をやっていたのですが、2011年末に「YY」(LIVE)という会社がNASDAQに上場しました。当時はまだ時価総額5,000億円くらいだったかと思います。

その後2年くらいで1兆円くらいにタッチして、また少し下がってきたのですけれども。それでもトップラインで優に500億円は超えてくるという、とにかく収益面で爆発力のあるビジネスという印象でした。そして、その中身を見てみたら、殆どがVirtual giftsの売上、すなわち、「投げ銭」だったんですよ。広告も少しあるんですが。これは「やられたな」と思って。

そして、時は経ち、DeNAに入って一つサービスを失敗させた後に、「本気で人生かけられるビジネスを一つ立ち上げよう」と思ったタイミングで、中国でこの事業モデルと再会しました。

すぐやりたいという気持ちも当然あったのですけれども、一瞬、少し止まったのを覚えています。もしSHOWROOMをやるとしたら、自分で外でリスク取らなくて良いのかと。

「人生をかけたサービス」をどこでやるか

坂本 自分で(独立して)やりたいと?

前田 そうです。ここまで人生をかけてやりたいと思える事業なのに、環境の整っているDeNAの中でやったら、自分自身甘えてしまう、かつ、リターンも限定されるのではと。頭をよぎりました。最終的には、紆余曲折を経て、分社化に至り、その問題も部分的には解決したのですが。

前田 「SHOWROOM」モデルを本気でやろうと思ってからは、このビジネス領域における正しい問いや仮説を設定するために、ひたすらリサーチをしました。まず、先ほどの中国における投げ銭ビジネスを学ぶために、中国の競合企業を訪問して、図々しくまとわりついて質問し続けました。

坂本 乗り込んだのですね。会社の中に。

前田 はい(笑)。

坂本 「どういう風にやっているの?」みたいな。

前田 そうです。

フロアを見せてもらって。

坂本 フロアを見て参考になるのですか?

前田 かなり参考になりますよ。

ICCカンファレンス KYOTO 2016 Session 6E 「新規事業の立ち上げプロデューサー対談」

YY LIVEへの訪問で学んだこと

前田 まず、驚くほどエンジニアの数が多いです。

中国ってすごくネットのイントラがバギー(編集注:安定しない)なので、アップロードもダウンロードもなのですが、それをリアルタイムで最適化する技術のブラッシュアップに、全力を注いでいると。ダウンロード側の回線が悪い時にはそちら側の画質を下げるなど、とにかく配信面のテクノロジーが競争優位性の一つなんだ、と。

日本の僕らのものよりももっと進んでいて、すごくスムーズにアップロードできるし、ダウンロードもできるようになっているというのがすごいなと思ったのですけれども、それがこの人数のエンジニアに支えられて初めて成立している。きっちり投資してるな、と。

こういった投資感覚は、我々のサービス作りにおいても、かなり参考にしています。あと他にもたくさんあるのですが、とても長くなるのでぜひまた機会がある際に。

こういうわけで、自分の原体験と、中国サービスの存在という2つのきっかけがあって、サービスの立ち上げに至ったという経緯ですね。

松本 なるほど。面白い。

僕も立ち上げの経緯からお話していいですかね。

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(続)

続きは 女性向けサービスを開発するためオネェと呼ばれるほど深堀りした(ソウゾウ松本) をご覧ください。

編集チーム:小林 雅/榎戸 貴史/戸田 秀成/横井 一隆/城山 ゆかり

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【編集部コメント】

続編(その4)では、ソウゾウ松本さんに「メルカリ アッテ」誕生の背景や、なぜ男性でありながら女性向けサービスのUXを考えられるのかについて語っていただきました。是非ご期待ください。他にも多く記事がございますので、TOPページからぜひご覧ください。

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