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【新】今、マインドフルネスが熱い【F17-9E #1】

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「今、マインドフルネスが熱い」【F17-9E】セッションの書き起し記事をいよいよ公開!7回シリーズ(その1)では、ご登壇の2人に自己紹介を頂いた上で、マインドフルネスとJINS MEMEの関係について語っていただきました。是非御覧ください。

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ICCサミットは新産業のトップリーダー600名以上が集結する日本最大級のイノベーション・カンファレンスです。次回 ICCサミット FUKUOKA 2018は2018年2月20日〜22日 福岡市での開催を予定しております。参加登録は公式ページをご覧ください。


【登壇者情報】
2017年2月21日・22日・23日開催
ICCカンファレンス FUKUOKA 2017
Session 9E
「今、マインドフルネスが熱い」

(スピーカー)
井上 一鷹
株式会社ジンズ(当時:株式会社ジェイアイエヌ)
JINS MEME Gr 事業開発担当

川上(全龍)隆史
宗教法人 春光院
副住職

(ナビゲーター)
小林 雅
ICCパートナーズ株式会社
代表取締役

「今、マインドフルネスが熱い」の配信済み記事一覧

小林雅氏(以下、小林) テーマは「今、マインドフルネスが熱い」ですが、今回のICCカンファレンスの特別対談は「今、○○が熱い」というので統一していて、○○に色んな言葉を入れています。

僕自身、マインドフルネスや集中力というのが非常に興味のある分野なので、こういった対談で専門の方に色々お伺いしたいと思っています。よろしくお願いします。


小林 雅
ICCパートナーズ株式会社
代表取締役

東京大学工学部卒業後、1998年に経営コンサルティング会社「アーサー・D・リトル(ジャパン)」に入社。 主に日本の大手製造業の新規事業立案のプロジェクトを担当。2001年に独立系最大級のベンチャーキャピタル「エイパックス・グロービス・パートナーズ(現在のグロービス・キャピタル・パートナーズ)に入社。 2004年同社のパートナーに29歳で就任(最年少)。2007年に独立し、ベンチャーキャピタルを共同創業し、累計150億円以上のベンチャーキャピタルファンドを立ち上げた。2001年から14年間 主にインターネット業界のベンチャー投資業務に従事し、グリー・freee・ソラコムなど多くの注目投資案件を手がけ、担当投資先のキャピタルゲイン(株式売却益)の総額は100億円を越える。

また、2004年からはインターネット業界の経営者・幹部が集まるカンファレンスNew Indusry Ledaers Summit(NILS)の立ち上げに参画。その後10年以上インターネット業界の経営者・幹部が数百名参加するカンファレンスの企画・運営を行い、インターネット産業の発展に貢献した。2016年4月にICCパートナーズ株式会社設立とともに代表取締役就任。共に産業を創るトップリーダーの集まるコミュニティ「Industry Co-­Creation(ICC)」の企画・運営を通じてイノベーションの実現に取り組む。

小林 早速簡単に自己紹介、「川上さんとは誰ですか」というところからお願いします。

登壇者の自己紹介

川上(全龍)隆史(以下、川上) よろしくお願いします。

私は春光院で副住職をやらせていただいています。


川上(全龍)隆史
宗教法人 春光院
副住職

1978年生まれ、高校卒業後に渡米、アリゾナ州立大学にて宗教学、主に宗教紛争について学ぶ。7年半の米国での生活の後、2004年に帰国。2005年より宮城県・瑞巌寺専門道場にて修行を行う。
2006年に実家である春光院に戻り、その春より英語による坐禅会を開始。2007年に同院の副住職に就任。また2008年より米日財団主催の米日リーダーシッププログラムのメンバーとしても活躍。現在では、年間約5,000から5,500人の訪日外国人に坐禅や禅哲学そしてマインドフルネスをいかに日常生活に取り込むかを脳科学や心理学を交えながら国内だけでなく海外でも指導を行う。
また米国を中心とした様々な大学とサマープログラムなどを春光院で共催。Campus for HのMYALOやJINS MEMEのZENなどのマインドフルネスアプリの監修を行なう。企業やHBS、IESE、やSloanなどのビジネススクールに「一如 (OnenessまたはInterdependency)の考え方」や「おもてなしの精神」を経営などにいかに活用するかなども指導している。
そして、2010年ごろより、LGBTの権利の支持のため、同性同士の仏式結婚式や葬儀(埋葬)などを英語と日本語で行っている。2016年、Search Inside Yourself Leadership Institute SIY Engage Porgram修了。著書「世界中のトップエリートの集う禅の教室」協力 石川善樹博士 角川書店

川上 2000年ぐらいから瞑想と科学というものがちらほら雑誌に出るような時代になりましたが、高校時代からずっと瞑想的なことはやっていました。

陸上部だったのですが、ウェイトトレーニングやパワーリフティングをやっている時の集中方法や、また集中はどういうものなのかを考えていて、集中力の重要さはそこで分かっていました。

そして、それをどう鍛えたらいいのかというと瞑想によってですが、科学的なデータが公に出ていない時代でした。

アメリカから戻ってきて修行道場に行き、帰って来た頃に英語で座禅会を始め、そこから色んな人がくるようになりましたが、特に海外の人は理論的に説明しないとだめなので、そこから色々見ていくとマインドフルネスというのが確立し始めていて、それをするようになってきたという形です。

今は色々な企業さんでマインドフルネスに関してお話するようになりました。

▶ 川上全龍さんのインタビュー記事もご覧ください。「世界中のトップエリートが集う禅の教室」誕生秘話 & 川上全龍氏が世界中のトップエリートに説く瞑想・マインドフルネスの効果

小林 ありがとうございます。

では、井上さん簡単にお願いします。

井上一鷹氏(以下、井上) JINSの井上です。よろしくお願いします。


井上 一鷹
株式会社ジンズ(登壇当時:株式会社ジェイアイエヌ)
JINS MEME Gr 事業開発担当

1983年生まれ。慶應義塾大学理工学部卒業後、戦略コンサルティングファームであるアーサー・D・リトルに入社し、大手製造業を中心とした事業戦略、技術経営戦略、人事組織戦略の立案に従事。2012年にジェイアイエヌに入社。社長室、商品企画グループマネジャー、R&D室マネジャーを経て、現在はJINS MEME Gr事業開発担当。

井上 小林さんの前職(アーサー・D・リトルジャパン、以下ADL)の10年ぐらい離れている後輩にあたり、新卒から5年間ADLでコンサルをした後にメガネのJINSに入りました。

JINSはJINS PCを中心に色んなプロダクトをイノベーションしていて、目の悪い方向けに普通の視力矯正のメガネを提供するだけではなく、メガネに色んな付加価値を提供しようとしてきました。その流れの中で、このJINS MEMEというデバイスを開発してきた張本人です。

▶JINS MEMEに関して詳しくは、【保存版】目の動きを可視化するメガネ型デバイス「JINS MEME」(全3回)をご覧ください。

マインドフルネスに関してやっていることは、JINS MEMEで目の動きと視線によって集中力を測るということ、それは生産性にも準じると思いますが、それと瞑想中のマインドフルネス自体がどれぐらい深くできているかということを定量化することが、川上さんに2年前にお会いして議論し始めたことです。

井上 体感トレーニングやランナー等スプリントするアスリートにとって、ストップウォッチがあるから10秒台を切ろうという議論が始まります。

しかし、マインドフルネスは元々が仏教から来ていることもあり、スピリチュアルに捉えてしまう。

目標やKPIをたてて、ちゃんとトレーニングしようということができにくい領域ですが、マインドの状態を測りそれをしっかり整えていく、上げていく、といったことができたらと思っています。

体重計に毎日のっている人は痩せていきますが、それと一緒でちゃんとマインドフルネスを民主化しようとすると、計測デバイスで目標を立てることが重要なんじゃないか、ということを最初に川上さんと話しておりました。

川上 ちなみに今日は(度付きの)普通のメガネですが、普段はコンタクトレンズ+JINS MEMEをつけています。今、花粉症でコンタクトを入れられないのです。

井上 度付きを来週用意します。

川上 お願いします。

小林 最初に、そもそもマインドフルネスとは何か、というのをおさらいがてらお伺いしたいと思います。

(続)

編集部よりシリーズの予告

お読み頂き、ありがとうございます。本シリーズは、以下のテーマと日程で配信されます。ぜひ毎日御覧ください!

11月13日:【新】今、マインドフルネスが熱い

11月14日:【マインドフルネス①】瞑想は注意の向け方のトレーニング

11月15日:【マインドフルネス②】リラックスしていないと人間はネガティブになる

11月16日:【マインドフルネス③】「絶対はない」という考え方がバイアスを外す

11月17日:【マインドフルネス④】集中力を鍛えるには日々の鍛錬が大切

11月20日:【マインドフルネス⑤】自分のバイアスを理解することで「無」に近づける

11月21日:【マインドフルネス<終>】生きることはしんどい。まずは深呼吸。

以上

(続)

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次の記事を読みたい方はこちら

続きは 【マインドフルネス①】瞑想は”注意の向け方”のトレーニング をご覧ください。

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編集チーム:小林 雅/榎戸 貴史/戸田 秀成/城山 ゆかり/横井 一隆/立花 美幸

【編集部コメント】

これから配信する記事では、マインドフルネスについてどんどん議論していきます。第一人者の川上さんらが語るマインドフルネス論は、その他メディアでのマインドフルネスの取り上げられ方と異なっていて興味深いです。以後の配信記事も必見!(横井)

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