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ICCサミット FUKUOKA 2019では今回、展示のスペースをセッション会場にまで拡大するという取り組みにチャレンジしました。こちらのレポートではB会場に設置した「CRAFTED PARK」の展示を写真とともに紹介します。ぜひご覧ください。
ICCサミットは「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場です。毎回200名以上が登壇し、総勢800名以上が参加する。そして参加者同士が朝から晩まで真剣に議論し、学び合うエクストリーム・カンファレンスです。次回 ICCサミット FUKUOKA 2019は2019年2月18日〜21日 福岡市での開催を予定しております。
ICCサミットの会場では、スポンサー企業やカタパルトに登壇する企業のプロダクトが展示されており、それも過去最大規模となった。今回はA~C会場の中にも展示が登場。それぞれの展示企業を写真とともにご紹介しよう。
B会場は CRAFTED PARK
LEXUSの「CRAFTED」というブランドメッセージにちなみ、作り込まれ、使い手への想いを込めた技術や製品を展示したコーナー。バラエティ豊かなプロダクトが並んだ。
Shiftall
代表の岩佐琢磨さんがスタートアップ・カタパルトに登壇したShiftallは、クラフトビールを自動補充する冷蔵庫「DrinkuShift」を展示、紹介した。
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AROMASTIC、wena、HUIS、FES Watch
スタートアップ・カタパルトの優勝賞品として提供されたAROMASTIC、FES Watchなどは、ソニーの新規事業。デザイン性も優れており、通りがかる人の目を引いていた。
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SkyDrive
空飛ぶクルマの開発を行うSkyDriveは、リアルテック・カタパルトに代表の福澤 知浩さんが登壇。公道を走る世界最小の「空飛ぶクルマ」のモデルを展示した。
エアロセンス
ハードウェアから、測定したデータの解析までのドローン技術ソリューションを提供するエアロセンスは、ドローンの「AEROBO」を展示した。
サイト:エアロセンスより引用
ZOZOテクノロジーズ
着用してアプリのカメラで撮影すると、自分の体型を測ることができる、ZOZOスーツを配布していたのはZOZOテクノロジーズ。人気のデニムパンツも展示した。
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FABRIC TOKYO
CRAFTED カタパルトに森 雄一郎さんが登壇したFABRIC TOKYO。オーダーメードジャケットの見本を展示し、ミントタブレットを配布した。
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objcts.io (株式会社Zokei)
ビジネスパーソンにもぴったりのレザーのバックパックを展示したobjcts,io。本革ながら半永久的な防水と見た目を裏切る1kgという軽さ、PCなどデバイスの収納力にも優れたスタイリッシュなフォルムが目を引いた。
サイト:objcts,ioより引用
ライフスタイルアクセント(ファクトリエ)
こちらもCRAFTED カタパルトに登壇した山田 敏夫さん率いるライフスタイルアクセント(ファクトリエ)。プレゼンでも紹介された汚れない加工の白いジーンズや、永久交換保証のソックスを展示した。
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バタフライボード&デンソーウェーブ
本来、CRAFTED PARKのカテゴリだが、動かすときに音が出るため、ホワイエに展示されていたバタフライボードを製造するデンソーウェーブのデモ。代表の福島英彦さんに、この展示を行った意図を聞いた。
福島さん「生産することについて、世の中はまだハードルが高いと思います。僕らは手作りと、ファクトリーオートメーションの中間を狙っていて、中ロットのニーズはたくさんあると思います。
僕らもスタートアップで、クラウドファンディングで資金調達をしました。その次のフェーズでは、大手のメーカーなら大量生産できる何千万円もかかる設備を導入しますが、まだそういう段階でもないというのがあるし、お客さんの要望を叶えるために、プロダクトを改良しています。
一方で現在、注文をたくさんいただいている状況なので、数を出さなきゃいけない。そのジレンマをどう解決するかというなかで、24時間働けるロボットなのです。
スタートアップにモノづくりのこういうソリューションがあるよという提示です。お客様のニーズは変わるし、それに合わせて、プログラムを変えれば対応できます。バタフライボードも見ていただきたいのですが、生産体制というところでのチャレンジを見ていただければと思います。
今、僕らが抱えている課題は、一人の人間が職人技的に創っても、他の人ではその質を担保できない。ここの部分はロボットは確実に優れています。それにバタフライボードなら、1時間25枚くらい作れて、人の2倍早いです。そして24時間、ミスも休憩もなく働き続けられます。
出来上がったものを送るとか、パッキングは人がやったほうがまだ効率が高い。もしそれをロボットで実現するなら大掛かりな装置になります。
だから、製造のコアの部分で、人より勝っているところだけロボット化しています。また、人と共存するロボットなので、安全でないといけない。だからゆっくりではあります。隣に人がいて、パッキングや検品をします。人とロボットがどう共存するかというところでの、ひとつの形かもしれません」
(終)
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編集チーム:小林 雅/浅郷 浩子/戸田 秀成
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