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ICC KYOTO 2023のセッション「AIの最新ソリューションや技術トレンドを徹底解説(シーズン5)」、全13回の⑫は、前のパートから引き続いて、Microsoft 365 Copilotについて紹介。ミーティングのメモから提案書を作成し、過去の体裁に合わせ調整、FAQまで付けたあと、なんとパワポに一発変換! さらに不在オンライン会議の要約や人に聞いていた確認事項を動画で見れる仕組みなど、驚きの機能がいっぱいです。ぜひご覧ください!
ICCサミットは「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場です。そして参加者同士が朝から晩まで真剣に学び合い、交流します。次回ICCサミット FUKUOKA 2024は、2024年2月19日〜 2月22日 福岡市での開催を予定しております。参加登録は公式ページをご覧ください。
本セッションのオフィシャルサポーターは STREET HOLDINGSです。
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【登壇者情報】
2023年9月4〜7日開催
ICC KYOTO 2023
Session 11C
AIの最新ソリューションや技術トレンドを徹底解説(シーズン5)
Supported by STREET HOLDINGS
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尾原 あと5分なので、もっと濃縮してビュンビュン教えてください。
簡単な指示だけでWordをPowerPointへ変換
西脇 はい。そして先ほどのWordのファイルからPowerPointを作ります。
WordのファイルをPowerPointに読み込ませて、PowerPointの中だけでやります。
やはり、UX/UI が変わりますね。
先ほどのWordのファイルはこれですよ、ここからスライドを作ってくれと指示を出します。
そうすると、こんな感じで作ってくれます。
尾原 しかもさっきの写真やトーンを使っていますね。
西脇 さっきのイラストを使っているわけですが、ちょっと情報が足りないなと思ったら、サステナブルな部材を使っているから、コストが安いなんてメッセージがあっただろう、あれをスライドに追加してよと指示すると、追加してくるのです。
さっきのデザインに関係しますが、4枚目のスライドを見ていただくと、4枚目のスライドはすごく 文字が多いですよね?
他とバランスが悪いので、4枚目のテキストにぴったりな画像を貼り付けるように言うと、貼り付けます。
尾原 しかもノートに指示を入れるのですね。
西脇 そうですね、アニメーションを付けてと指示すると、アニメーションになります。
欠席したオンラインミーティングの要約を受け取り
西脇 私が一番感動したのは、これなんです。
ZoomやTeamsの話ですが、マイクロソフトなのでTeamsでお話しします。
オンラインのミーティングがかぶっていて出られない時ってありますよね。
そういう時に、「欠席」ではなくて「フォロー」を選ぶんですね。
フォローを選んで欠席するのですが、ミーティングが終わったら要約が届けられます。
ここまではいいのですよ。
私は、ここまでは別に普通だなと思いました。
これは要約ですよね。
どんな資料を使って、レコーディングがあって、誰が参加して、 サマリーがあって、ノートがあって、アクションアイテム、タスクなど…
尾原 アクションアイテムも自動でやってくれるのですね。
西脇 ここまでも、まあいいと思うんです。
Copilotがミーティングへの質問に引用付きで回答
西脇 ポイントはここからです。
このミーティングに対して、聞くことができるのですよ。
例えば、このミーティングで何を話したの? このミーティングで何が決まったの? 何の決断が下されたの? 誰が賛成したの? 誰が反対したの? 彼の意見は?
尾原 はー!
西脇 今までこれらは部下に聞いていたのです。
要はデータがあるので、このデータに聞くという考え方です。
尾原 しかも引用番号が付いているから、実際言ったのが何秒で誰がどういうふうに言ったかが見えるし、多分クリックしたらその動画が見られるのでしょうね。
西脇 その通りです。
オンライン会議に途中参加でもそこまでの要約を教えてくれる
西脇 さらにこれがすごいです。
ミーティングに12分遅れて、途中参加するとします。
そうすると、ここまでの12分の要約を教えてくれます。
尾原 もうリアルタイムでキャッチアップできるということですね。
西脇 そうなんです。
今までは部長が10分ぐらい遅れて参加すると、「すいません、今部長が入ってきたので、じゃあ最初から」と言うじゃないですか(笑)。
あれがなくせます。
結構すごいなと思っています。
尾原 しかもそれぞれがどんな気持ちでいるかみたいなことを今聞いて、誰が発言していないかだとか…
西脇 こんな感じで、これは製品に組み込むということをすごく上手にやっていますね。
尾原 これは日本語でも…?
西脇 もちろん日本語でできますよ。
ただ、これ以上は規約上で言えないですが。
(続)
本セッション記事一覧
- AIの最新トレンドをマニアックに語り尽くすシーズン5!
- 工業製品の不良データを自在に生成できるデータグリッドの「Anomaly Generator」
- プロも活用する、ノーコードのウェブデザインツール「STUDIO」
- 自然言語の指示でウェブデザインができる「STUDIO AI」、世界的な反響
- 生成AIが効くのは、プロダクティビティかクリエイティビティか
- 「STUDIO AI」が目指すのは、指示の実行ではなく、願望の実現
- エクサウィザーズの企業向け生成AIサービス、どんなものがあるのか
- OpenAIが一度諦めたロボット領域への挑戦
- 詳説! マイクロソフトとOpenAIの深い関係
- メーカー、建設、金融大手が導入するChatGPTを実例紹介
- ChatGPTがラジオの台本を作成してみたら…
- ここまでできる! Wordをパワポに変換、不在オンライン会議の内容確認
- 生成AIのプラグインがマーケット化する可能性【終】
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編集チーム:小林 雅/浅郷 浩子/戸田 秀成/小林 弘美